波導の勇者がゆゆゆいにINしました。   作:千点数

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 番外編主人公の身長、容姿。

 氷タイプの人(14):167センチ/雪花曰く「魔王みたいな見た目」。
 ドラゴンタイプの人(13):133センチ/ただのショタ。
 格闘タイプの人(14):160センチ/中性的。
 炎タイプの人(14):142センチ/ほんのちょっぴりカッコイイ。


沖縄の海では。

 沖縄に来てから、二ヶ月半経った。

 時々棗とバーテックス相手に戦いつつも、日常を過ごしている。

 そして、今俺は。

 

 「・・・・・・暑い。マジ暑い」

 

 棗の家に住まわせてもらっている俺は、縁側でだらけていた。

 

 夏でもないのに暑い。

 海にでも行きたい・・・・・・でも、行ったら化け物・・・・・・バーテックスに即座に囲まれるしなぁ・・・・・・。

 

 「うだー、マジで暑い・・・・・・これで夏じゃないとか・・・・・・真夏よりかは遥かにマシだが・・・・・・」

 

 真夏は暫く前に過ぎた。炎タイプだったから幾分か暑さに対しては強くなったが、それでも暑すぎなくらいだった。

 

 アイス片手に、うちわを扇ぐ。

 ・・・・・・・・・・・・お、当たりだ。

 

 ・・・・・・よし、もう一本アイス貰いに行くついでに海行こう。バーテックスがどうした。俺は海で泳ぐ!暑いから!

 

 俺は意気揚々と水着とアイスの当たり棒を持って飛び出した。

 

 *

 

 「えっと?棗さん?」

 「・・・・・・何だ?」

 「何故気がついたら俺の隣にいる?」

 「夫婦が共にいるのは当たり前だと思うが・・・・・・」

 「や、その~俺達夫婦じゃ・・・・・・」

 「ん?」

 

 いや、棗さん?首をこてんと傾けるそのしぐさ可愛いと、めっちゃ可愛いと思うけど、目が深淵みたいに真っ黒で怖いっす。はい。だからその目を止めてぇええええええ!怖いからぁ!?

 

 「いえ、別に何でもないっす。はい」

 「・・・・・・では、一緒に泳ごうか」

 「準備良いな。上着の中水着かよ」

 

 棗が上着を脱ぐと、真っ白いビキニが現れた。

 褐色の肌に白が映えて、めっちゃ似合っている。

 少々見とれていると、

 

 「・・・・・・そ、そんなに見ないでくれ・・・・・・恥ずかしい」

 

 棗が顔を真っ赤にして俯いた。

 うん、可愛い(語彙力崩壊)。

 

 *

 

 「ねーねー君カッコイイね、どこから来たの?」

 「ほっぺモチモチ~気持ちいい~」

 「あ、顔赤~い。かーわいい!・・・・・・食べちゃいたい・・・・・・」

 

 えー、現在、日が傾き始めた時間帯。俺は逆ナンに遭っております。はい。

 実は俺が知らなかっただけで、バーテックスが襲って来ない、神が結界張ったビーチがあった。

 で、そこで棗と昼過ぎ迄イロイロ遊んでいたのだが、はぐれてしまって、探している内にめっちゃスタイル良い俺より二、三歳年上のお姉さん三人組に捕まって逆ナンされた。や、マジで俺にそんなんされる要素あんの?

 

 「いやぁ私達あなたみたいなのが好みなんだよね~なんかこう、筋肉があまり付いてない痩せ型でちょっと背の低いコ」

 「それでかっこよければ尚良し。つまり、あなたは私達の、ど真ん中ストライク、ってわけよ・・・・・・はあ、我慢出来そうにないかも」

 「え~い、ムニムニ」

 

 はい、要素ありましたよチクショー。

 カッコイイかどうかは知らんが、筋肉付いてない、でもデブって訳でもなくガリガリって訳でもなくこう何だろう・・・・・・普通よりもちょっと痩せてて、そして背が平均よりだいぶ下。俺は同年代の女子よりも小さいからな・・・・・・一歳年上とは言え、棗が俺より二十センチくらい(実際もっと)身長差があるとか唖然としたわ。

 

 え、ちょまってそこさわんないでくすぐったい止めてお願いします!

 

 軽く貞操の危機である。

 俺の体軽いから、お姉さん達にひょいと持ち上げられてそのままお持ち帰りされそうになった。その時・・・・・・

 

 「・・・・・・何やってるんだ?」

 

 大魔王のような覇気を纏った勇者、棗が降臨した。

 

 *

 

 「で?・・・・・・私がお前を探している時にお前は私よりも胸がデカいお姉さん達とイロイロお楽しみしていた訳か?」

 「え、いや、ちが「・・・・・・言い訳なんて聞いていない・・・・・・!」」

 

 せめて弁明くらいさせて!?

 

 え~今現在。夜、ビーチから帰って来た時。棗の家の寝室にて、布団の上で棗に押し倒されています。

 

 「お前は・・・・・・私のものだ・・・・・・!誰にも、渡さない・・・・・・!」

 

 目の光が永眠したハイライトオフな棗が真っ白ビキニにワイシャツという何ともエロい格好で独占欲全開で俺を押し倒した状態でキスしてくる。

 最初は首とか、胸板とかだったのが、唇になって、最終的に深い、舌を絡めるものになった。

 

 「はぁむ・・・・・・んちゅ・・・・・・くちゅ、んっ・・・・・・っぷは・・・・・・。

 ・・・・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・・・・もっと・・・・・・」

 

 この日、俺はハイライトが消え失せた状態の棗に愛されすぎて夜も眠れなかった。

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