ユウキSAOにてリスタート!   作:ワンパンチマン

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プレステ4のSAO最新作やりながら気付いたら書いてました。GGOなのに!?という質問は華麗にスルーします。楽しかったからそれでいいと思う。

駄文になりますが付き合ってくれる人はいるかな?

では本編にどうぞ。


始まり

声が聞こえる....誰の声なの?

 

ボクはこの声の人を良く知ってる気がする。

 

浮遊感と目が開かないからか暗く閉ざされた中にボクはいる。そんな気がする。

 

確かボクは...アスナの胸の中で...そうだ。

 

 

ボクはあの場所で死んだんだ。はは、短い人生だったけどボク頑張って生きたなぁ...姉ちゃんに会えるかな?アスナとキリト達とスリーピング・ナイツの皆ともっと喋ったり笑ったりクエスト受けたりボス倒したり...もっとデュエルしたり.....。...嫌だ...嫌だよアスナ。まだボク生きていたい、アスナと皆ともっと話したり遊んだりしたかった。

 

『後悔しているのかい?』

 

......誰?

頭に響いてきたのは、何処か機械音のような声。

 

『君は死んだことを後悔しているのかい?』

 

知らない声。

 

「誰..?」

 

『私かい?私は...そうだね。ここでは茅場晶彦と名乗っておこうか』

 

「茅場晶彦?」

 

機械音にノイズが走ったような声で茅場晶彦は紡ぐ。

 

『君がもし生き返られるとしたら?君はどうしたい?』

 

「生き返る?...ボク生き返られるの!?」

 

衝撃的な言葉に一瞬戸惑ったが生きられる。という声にボクはすがっていた。

 

『ただし。君の事を知っている者は誰もいない。そんな世界でデスゲームのプレイヤーとしてなら生き返るチャンスをあげよう』

 

「ボクの事を...?」

 

『そうだ。スリーピング・ナイツも存在しないし誰も君の事を覚えていない、アスナ君もね』

 

「そんな...それじゃボクの生きた証は」

 

『ただし。デスゲームクリアー後、君にはプレゼントをあげよう。生きた証を再び歩いていくのも良いだろう。ただし負ければゲームオーバー。つまり“死“が待っている。君の生きた証は残せず誰の記憶にも残れないまま君という存在は消えていく』

 

ボクの生きた証が消えてしまう、姉ちゃん。この時思い浮かぶのは、優しかった姉の顔。困っていた時は何時も傍にいてくれて一緒に涙を流してくれた姉。

 

そんな姉がボクの背中を押してくれた気がした。

 

「分かった、ボクやるよ!」

 

『そうか。それでは君の武運を祈ってるよ----------』

 

声は掠れていき聞こえなくなった時、ボクはユウキとして再び非現実《ゲーム》の世界に現れた。

 

ゴーン。....鐘の音が響き渡る公園のような場所にボクは立っていた。姿を見ると紫色の髪がトレンドマークのもう一人のボクであるユウキ。腰に携えている剣は、冒険者になったばかりの装備。柄に触れてこの感覚に懐かしいなと思いを募っていると、周りから叫び声が聞こえてくる。

 

目の前にはいつの間に現れたのか巨大な人形の何か。言葉を聞くとデスゲームに巻き込まれたというものだった。事情を理解していたボクだけは取り乱すこともなく、レベルを上げるために公園から立ち去ろうとするとウィンドウに!というマークが出てきて手鏡がアイテム欄に入っていた。どうやら使わなければいけないようだ。

 

手鏡を覗きこむと光に包まれる。何故か恐怖心は無く光が収まるのを待つと手鏡には、ユウキではなく、紺野木綿季が立っていた。まさかと思い、手で顔を触れてみたり髪を触ろうとするが髪の色は紫色から茶色に変わっており長い髪の毛は短髪になっていた。

 

「ボクだ....」

 

現実世界よりも慣れ親しんだ顔は今はなく、微かに手が震えるのが分かる。ここはゲームの中。でもゲームオーバーは死に直結するデスゲーム。現実の自分を見たことで改めてその言葉の重みと現実味を肌で感じていた。

 

周りからは泣き叫ぶ声。絶望により顔を青くするもの。様々だ。そんな中で見覚えのある女の子をユウキは見付けた。

 

「あ、スナ?....」

 

すぐ近くで膝を折って俯いている女の子。自分が大好きだった姉と重ねてしまうほど大好きになった相手を間違える筈がない。

 

「.....誰?」

 

「あっ....」

 

会えたことに対しての嬉しさと興奮で忘れていたことを思い出す。今のボクはアスナと友達でもなければ知り合いですら無かった。

 

胸がいたい。急激に視野が狭まっていく、どうにか声を出そうにもアスナを見ることさえ出来ない。あんなにも会いたかった筈なのに。あんなにも一緒にいたいと思った筈なのに。

 

「あの..ごめんなさい。泣かしちゃって、何処かであったことあったっけ?」

 

アスナの声で自分が泣いている事に初めて気付いた。アスナの声はどこまでもボクの心に響き、どこまでも浸透していく。悲しさから嬉しさに、そしてまた悲しさに。まさにループだった。

 

「ううん。ごめんね、ボクの勘違いみたいだった」

 

だからここは初めて会った事にしよう。これからを始めるために。

 

「ううん、私も少し気が紛れたから。私、ゆう...アスナって言うの。貴女は?」

 

知ってるよ、なんて心で思いながら声を高くして名前をいう。

 

「ボクの名前はね!ユウキって言うんだ!これからよろしくね!アスナ!」

 

これがユウキとアスナの初めての出会いになった。少しずつズレていく歯車の先には何があるのか分かるものはまだいない。




2話目は書き終わってるのですぐ投稿。
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