神と人と愉快な仲間達   作:パルモン

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明日は二度と来ない永遠に、知らない世界へと今旅立つの。輝く日大切に祈ってる もし何が起こっても

神様 もう少しだけ温もり感じたい。これが定めだと受け止めるまで。命の灯が儚く朽ちていく 夢は終わり告げて…


神様 もう少しだけ温もり感じたい

「うおぉぉぉぉ!!」

 

「ハアっ!」

 

キィイイン

 

「やあああ!」

 

キィン!

バンバン!

ドキュ!!

 

エイジスでは死闘が行われていた

 

血が飛び、肉が裂け、それでも戦い続ける神と人がいる

 

「みんな……」

 

シオは行きたくても行けない。何故ならここで博士を守るように言われているからだ

 

 

 

 

 

「諦メノ悪イヤツラガ!!」

 

ヨハネスは距離をとるとオラクルを込めた球を連続で放つ

 

 

 

「いやあああ!!」

 

「くっ!サクヤ!!」

 

「どぉわぁぁ!!」

 

「コウタ!」

 

二人が避けきれず吹き飛ばされ壁に激突、壁に凹みができる

 

 

「うっ……」

 

 

「くそっ」

 

 

ダメージは通ってるはず、だがヨハネスは倒れない

 

 

「ソーマ!」

 

「わかってる」

 

俺とソーマはチャージクラッシュを溜める

 

「サセルカ!!」

 

「ぐぅ!!」

 

「ぐわ!」

 

男神に殴られる。意識が飛びそうになるのを堪える

 

 

「ここだ!!」

 

俺とソーマに殴りかかったため今は女神一人だ

 

ユウが背後から斬りかかる

 

ザシュ!!

 

ブシィィィィ!!

 

「グハっ!!オノレ!」

 

ヨハネスはオラクルの柱を自身の周りに立てる

 

「うわぁぁぁぁ!!!」

 

オラクルに巻き込まれて体をズタズタにされるユウ

 

「ユウっ!!」

 

そのまま吹き飛ばされるユウをアリサが受け止める

 

「しっかりして!」

 

「くっ…はぁはぁ」

 

「カノン!!」

 

「はい!」

 

カノンの特大ロケット弾が放たれる

 

バコォォォォォン!!

 

が、女神に当たらず男神が庇う

 

「くっ!」

 

しかし、男神はボロボロになり血だらけになる

 

男神は女神を持ち上げカノンにめがけて投げる

 

「カノンっ!避けろぉ!」

 

が、驚異のスピードで迫る女神、そして

 

ブシィ!!

 

「あ"あ"っ!!」

 

カノンを切り裂く

 

カノンは血を噴き出しながら地面を転がる

 

 

「……!!」

 

その瞬間男神は頭上に気配を感じる

 

 

男神の真上には金色に輝くチャージクラッシュを溜めたキワムが神機を振りかぶっている

 

「大人しくしてろよぉ!」

 

「ふん!」

 

リンドウとソーマが上に気を取られている男神をクロスをするように切り裂く

 

「グオォォオ!!」

 

男神は地に叩き落される

 

そして

 

「くらっとけぇぇぇぇえ!!!」

 

ブッシャァァァァ!!!!

 

男神から大量の血が噴き出しそのまま動かなくなった

 

「キサマラ!!」

 

残されたヨハネスが三人に襲いかかる

 

「来るぞ!」

 

バンバン!

ドシュ!

バコン!

 

「グハっ!!」

 

背後からカノン、サクヤ、コウタ、アリサの銃弾が襲う

 

そしてヨハネスの周りにはキワム、ソーマ、リンドウ、ユウの四人が十字方向に神機を構えている

 

「「うおぉぉぉぉ!!」」

 

四人が一斉に迫る

 

グシャアァァァア!!

 

四方向から神機を突き刺されるヨハネス

 

「神ト同ジ私ガ……人間ニ負ケルナド…」

 

そう言って神機を引き抜かれたヨハネスは力なく倒れる

 

 

 

「はぁはぁはぁ…勝った…のか?」

 

コウタが膝をつく

 

しかし

 

ゴゴゴゴ

 

ドカァン!

 

「ぐあぁぁぁぁ!!」

 

「きゃあっ!!」

 

「うぐっ!」

 

悲鳴が全員からあがる

 

突如下から触手のようなものが突き出し全員を打ち上げる

 

「あぐっ!」

 

「ぐっ」

 

「あ"っ!!」」

 

そして地面に叩きつけられる

 

既にヨハネスとの死闘で満身創痍の全員にとってこの一撃はあまりにも重すぎた

 

 

「ノヴァ……!!」

 

ノヴァがついに特異点を奪わんと襲って来た

 

「みんな!」

 

シオが叫ぶ

 

シオに向かって触手が伸びる

 

「シオ!!…がっ!」

 

シオを助けようと立ち上がるソーマに容赦なく触手は殴る

 

シオは腕から生やした神機で触手を切り裂きソーマに駆け寄る

 

「そーま!しっかり!」

 

「クソっ……!」

 

「シオ!」

 

背後から触手で体を掴まれるシオ

 

「邪魔だぁ!」

 

キワムが触手を切り払いシオの救出に向かう

 

「シオぉ!」

 

「そーま!」

 

互いに手を伸ばす

 

その手は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

届かなかった……

 

 

 

 

 

 

 

 

「間に合え!!」

 

キワムがジャンプをし、触手を斬ろうとする

 

ボキッ!

 

「がっ!」

 

横腹に激痛を感じ地面に叩きつけられる

 

 

シオはノヴァに取り込まれる

 

「シオぉ!」

 

ノヴァの女神像の顔にある額が黄色く光りだす

 

 

「まずい!終末捕食が始まるぞ!」

 

サカキ博士が叫ぶがみんなは重傷で動けない

 

 

「母さん……ノゾミ…ごめん…約束守れなかった」

 

コウタの言葉に下を向いてしまう

 

一人を除いて

 

 

 

その一人がフラフラと立ち上がる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「諦めてんじゃねぇぇぇええ!!!」

 

 

声の主はキワムだった

 

みんなはキワムを見る

 

「まだ!終わってねぇぇ!!」

 

足に、手に、力を込める

 

 

「神機を握れぇ!前を見ろぉぉぉ!!」

 

 

膝をつき重い体を持ち上げる

 

キワムは思いっきり息を吸う

 

そして叫んだ

 

 

「生きることから逃げるなぁぁぁぁああ!!!」

 

 

「「うおぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!」」

 

ゴットイーター達は立ち上がる友を世界を救うため

 

キワムが指示を出す

 

 

「俺がノヴァからシオを引き抜く!みんなは援護頼む!」

 

 

キワム、ソーマ、リンドウ、ユウが走り出す。その周りに迫る触手をアリサ、カノン、コウタ、サクヤで撃退する

 

 

「もう少し!」

 

「ここは俺が!三人は突っ込んで!」

 

ユウの言葉に頷きノヴァに向かってジャンプする

 

 

「横は任せろ!」

 

ソーマとリンドウが斬り払う

 

そして、ついに

 

「捕らえたぁ!」

 

キワムはシオを引き抜く

 

「キィィィィィイイイ!!!!」

 

耳がどうかなりそうな悲鳴を上げるノヴァ

 

 

 

 

 

ブシャァァァァァ!!

 

 

シオを引き離す

 

 

 

「ソーマ!」

 

下にいるソーマに投げ渡す

 

「シオ!」

 

シオはピクリとも動かない、コアを抜かれたのだ

 

 

「シオを返してもらうぜ!」

 

右手が奥にあるコアを掴む

 

 

「おおおおぉぉぉぉぉぉおおおお!!!」

 

 

ブシィィィィ!!!

 

「よっしゃ!!」

 

青く光るコアを抜き出す

 

触手が襲いかかる

 

バンバン!

 

後方の四人の援護で触手を退ける

 

しかし、一本残っていた

 

「このっ!!」

 

神機は下に落としたため体を回転させ避ける

 

ドッ!

 

 

 

 

 

 

 

ソーマの横にキワムが降りる

 

ブシィィィィ!!

 

 

キワムの背中から血が噴き出す

 

 

「お前っ!」

 

ソーマが唖然とする

 

「気にすんな!シオをこっちに!」

 

ソーマは我に帰りシオをキワムの前に寝かせる

 

「戻って来い!!シオ!!!」

 

キワムが右手に持ったコアをシオの胸に押し込むとキワムの全身が青く光りだした

 

シオも次第に青く光る

 

「お前!何を!?」

 

そして

 

 

 

 

 

 

「そーま…きわむ……」

 

「シオ!」

 

シオは目を覚ました

 

 

「キワム!後ろ!!」

 

ガツッ!

 

ソーマは触手に捕まり動けない

 

「くそっ!キワム避けろ!」

 

コアを抜かれたノヴァは最後の力を振り絞り触手でキワムの背を貫く

 

ドツっ!

 

 

「あ……あ……」

 

「シオ……後のことは頼む…」

 

 

カノンがキワムのもとについた時にはもう遅かった

 

 

彼の背から青く光るコアが抜き出される

 

キワムは糸が切れた人形のように倒れ動かなくなった

 

 

 

「キワム……?」

 

 

 

 

キワムから特異点を抜いたノヴァは再び動き出した

 

 

「嘘……だろ…」

 

リンドウすら今起こったことを理解しきれていない

 

 

「いや……いやぁぁぁぁぁ!!」

 

抜け殻のようになったキワムを抱きしめ泣き叫ぶカノン

 

 

 

人が神に負けた瞬間だった

 

 

 

 




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