フライア
ロビー
「この前それ言ってたよねー」
俺とナナはロビーの椅子に座り話していた
「任務を何だと思ってるのかな」
「んー私もわからないね」
「これから隊長の二つ名はこれだね」
「「ピクニック隊長」」
エレベーターから帽子を被ったおしゃれを意識したような服装の男性が降りて来た
「ん?あれ?もしかして噂の新人さん?」
「初めまして!私ナナです!」
「ヒロといいます」
「おー!俺はロミオっていうんだ お前たちの先輩だ!」
「よろしくお願いします 先輩!」
そう言われた先輩は嬉しそうな笑みを浮かべる
「先輩……いい響き!よし!先輩がなんでも教えてやるからなんでも聞いていいぞ!」
先輩は俺たちの正面に座り腕を組んでいる
「じゃあ、爪も牙も持たない人間がなぜ生き残れたんですか?」
「え?」
「あ!それ隊長が言ってt…ん!?」
ナナの口を抑える
「へ、へぇーいい質問だね…そ、それはだな……」
「共闘し、連携し、助け合う戦略と戦術、意思こそが俺たち人類に与えられた最大で最強の武器なんだ。覚えておいてくれ」
先輩ではなく俺が答えた
「は、はい!」
先輩が返事をする
「あれ?なんか立場逆t……ん!?」
ナナの口を抑える
「では、もう一つ質問」
「くっ……!」
「ブラッドってなんですか?」
「ほ、ほう なかなか良い質問だね。えーと…ラケル博士がブラッドを創立して…血の力ってのがあって…」
そこで先輩は何かを思い出したように
「そ、そう!血の力に目覚めると必殺技が使えるんだよ!!」
「知ってます」
「oh my god」
「発言いいですね」
「う、うちの隊長なんて凄いんだせ?どんなアラガミが来たってズバーン!ドバーン!ってやっつけちまうんだからな!」
「疾風の太刀ですよね?知ってます」
「ねぇねぇ」
ナナがちょんちょんと肩を叩く
「ん?」
「少しはロミオ先輩に気取らせてあげようよ」
「あ、そーだね」
するとロミオ先輩は立ち上がり
「HAHAHAHA!用事を思い出したからまたな!」
そう言ってフラフラと立ち去った
先輩なんかごめんなさい
翌日、俺とナナはロミオ先輩とピクニック隊長の四人で任務に出た
嘆きの平原
「今回は小型種が多数存在しフライアの進行を妨害している。速やかに排除するぞ」
「「了解!」」
ピクニック隊長の指示で戦場に出る
コクーンメイルが8、9…10体いる
「うげーめっちゃいるじゃん!」
ロミオ先輩は距離を取り銃で攻撃する
「俺が行く!」
ピクニック隊長が先陣を切りブラッドアーツを発動。5体を一瞬で斬り伏せ、俺たちをバースト状態にする
「はっ!」
俺はコクーンメイルの集団から四方八方に撃たれるオラクル弾をステップでかわし、距離を詰めていく
「ここだ!」
斬りかかろうとした時
「体から針を出すぞ!」
「っ!」
ピクニック隊長の指示で俺はジャンプをして、針を避ける。そしてそのまま回転斬りで倒す
「はぁあああ!」
ナナはブーストを点火しオラクル弾を避けつつ次々に叩き潰す
「いい感じ!」
3体倒し一度ブーストを止めるナナ
「俺だって!」
ロミオ先輩がステップからの振り落としでコクーンメイルを頭から叩き斬る
「よっしゃ!」
全てを倒し一息つく
「手応えが足りないね!」
「ロミオ先輩いい動きでしたね」
「戻ったらおでんパン食べよー」
「ふっまるで……」
そこで俺とナナとロミオ先輩は隊長を見る
「ピクニックだな」
「ほんとにピクニック言うんだな」
「でしょー?」
「だからピクニック隊長なんですよ」
「お前たちどうした?」
「「なんでもないです」」
「そうか…帰ろうか」
少し寂しそうにピクニック隊長は言った
極東支部
「はぁ〜」
「コウタ先輩、カノン先輩どうしたんですか?」
ラウンジの奥で突っ伏しているカノンを見て少し離れた席でコウタに質問するエリナ
「あーまぁあれだよ、随分とキワムチャージができてないから補充したいんだよ、きっと」
「連絡とかしてないんですか?」
「やっぱ直接会わないとチャージできないんじゃないか?」
「恋って複雑ですね」
「おっエリナも大人になったな」
「えっ?そ、そうですか?」
少し頬を染め照れるエリナ
するとシオがカノンの隣に座る
「かのんー?どうしたの?」
「え?えっとぉ…」
「やっぱりさみしい?」
「……うん」
シオちゃんは分かっているみたいだ
「しおもさみしいよ」
シオちゃんは椅子を近づけ私の体にひっつく
「でも、どんなにはなれててもきっとつながっているよ。あのひからヒトのココロがなんとなくわかった きがするから」
「そうですね…しっかりしないと!」
カノンは自分のほっぺをペシっと叩きシオを抱き寄せる
「ありがとう、シオちゃん。元気出たよ」
「うん!あ、かのん」
「はい?……わぁっ!?」
シオちゃんは私の胸を触る
「どっどうしたんですか?」
「かのんはほかのヒトよりぷにぷにしてるーどうしてー?」
カノンは真っ赤になる
エリナはとっさにコウタの視界を遮る
「どうしたんだ?エリナ?」
「もし先輩が今目の前の光景を見たらなんかいろいろヤバそうだから」
「シオちゃん!ここでそういうのは言ったらダメです!」
周りの視線を感じる
どんどん顔が熱くなる。とりあえずここから逃げよう
カノンの部屋
「ごめんなさい…しお えらくなかったな…」
シオちゃんは反省しているようだ
「い、いえシオちゃんが元気づけようとしてくれたのは嬉しいですよ」
「しおは あまりないもんな…」
シオちゃんは自分の胸を触り呟く
そういうのを見ると元々アラガミであったのが嘘のようだった。キワムの体を捕食した日から彼女はみるみる人間らしさが出てきた。口調は相変わらずだけど誰も彼女がアラガミなんて疑わないほど彼女は成長した
「シオちゃんはシオちゃんでとても可愛いですよ?私なんてまだドジ踏んだり、抜けていたりでダメダメですから」
「へへへ…でもきわむはそういうとこも すきだっていってたよ」
「なっ!?」
それからいろいろ話した
シオちゃんとキワムとの思い出話をしていると心が安らぐ感じがした
やばいネタが思い浮かばない
これから投稿スピードが落ちるかもしれませんが頑張ります