神と人と愉快な仲間達   作:パルモン

39 / 73
遅くなりました汗

これからは少しペースを落としていきますが読んでいただいたら嬉しいです


歓迎会

俺は無事に懲罰房から解放され、シエルは血の力に目覚めた。シエルの血の力は『直感』というもので常にユーバーセンスの強化版がついているみたいな便利な力だ

 

 

 

 

そして俺たちはラケル博士の神機兵の運用実績がほしいという提案を受け極東支部に向かっている

 

 

 

「赤い雨が続くな」

 

今フライアは赤い雨の中を進んでいる

 

「あれ、なんだっけ?こくしゃ?こくしぇ?」

 

ナナの言葉にシエルが答える

 

「…黒蛛病。赤い雨に濡れることで発病するもので、黒蛛病になった者の致死率は100パーセントとされています」

 

「ぬ、濡れなきゃいいんだよな…」

 

ロミオ先輩は少しビビっている

 

「病気はやだねー、食欲なくなっちゃう」

 

 

『フライアは間もなく赤い雨を抜け極東支部に着きます』

 

フランのアナウンスがはいる

 

「意外と早くエミールさんと再会するなぁ」

 

「そうだね!またお菓子くれないかなー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極東支部 エントランス

 

コウタとカノンは書類をまとめていた

 

「そういえば、今日はブラッド?の皆さんが来るんですよね?」

 

「そうだな。それで歓迎会をするんだぜ」

 

「えぇ!そうなんですか?だったら私もお菓子作らないと!」

 

「もうラウンジは準備始めてるからカノンも行ってきなよ」

 

「はい!あ、これサカキ博士のとこに持っていかないと」

 

「そうだった…よし、さっさと持っていこう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラボ

 

コンコンっ

 

「博士ー入りますよー」

 

コウタとカノンはラボに入ると一瞬固まった。何故なら見知らぬ人たちがラボに集まっていたからだ

 

「二人ともありがとう。この人たちがブラッドだよ」

 

サカキ博士の紹介を受けてコウタは挨拶する

 

「俺は極東支部第一部隊隊長の藤木コウタです。よろしくね」

 

「あ、同じく副隊長の台場カノンと申します!」

 

カノンも遅れて挨拶する

 

「ブラッド隊長、ジュリウス・ヴィスコンティです」

 

「あー今は歓迎会の準備してるからしばらく支部の中を見て回るといいよ」

 

「ねぇねぇコウタさん」

 

「ん?」

 

「歓迎会ってもしかして私たちの?」

 

「そうだぜ!それに極東の飯は美味いぞー」

 

「やったー!」

 

「それじゃあ俺はここで失礼するね」

 

「はい、では後ほど」

 

「では私も失礼します」

 

二人はラボを出て行った

 

 

「やっぱエミールさんだけなんだね、あの独特の雰囲気があるのは」

 

「ちょっと安心した」

 

ブラッドは皆同じようなことを口にした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エントランス

 

ヒロとギルは支部内を見て回っていた

 

 

「あ!おい!もしかしてギルじゃないか?」

 

後ろから声をかけられる

 

「も、もしかして…ハルさん、ですか?」

 

ギルからハルさんと呼ばれた男は手を振りながらこちらに歩いて来た

 

「久しぶりだなぁ!グラスコー以来か?ん?お隣さんは?」

 

「ブラッドの副隊長のヒロです。ヒロ、この人は俺がグラスコーにいた頃の同じ部隊だった人だ」

 

「ブラッド副隊長の神威ヒロです。ハルさんこれからよろしくお願いします」

 

「ははっそんなに固くならなくていいぜー?そうだ!ギルにブラッドの副隊長さん、今度飲もうや」

 

「ハルさん…ヒロはまだ酒を飲める歳じゃないですよ」

 

「おおっと、そうだったか。すまんな。でも酒じゃなくてもいいから今度一緒にどうだ?」

 

「はい、喜んで」

 

すると階段の上から女性がハルさんを呼ぶ

 

「ハルさーん!先に報告しときますよー」

 

「はいよー!」

 

ハルさんは彼女に手を振り返事をする

 

「彼女はうちの精鋭メア・クレハちゃんだ。まだいろいろ頼りないが、でるとこでてるからいいかなってな」

 

ハルさんはニヤニヤしている

 

「また査問会に呼ばれますよ…」

 

「はははっそれじゃあまたな、副隊長さんよギルが何かやらかしたら俺に言ってくれよ、俺はギルの扱いはエキスパートだからな」

 

「ギルさん……」

 

そう言ってハルさんはエレベーターに向かった

 

 

 

 

それからしばらくしてブラッドはエントランスに集められた

 

「あ!コウタさん!」

 

「お、皆いるな?準備ができたからラウンジに入ってくれよ」

 

「わーい!ごちそうかなぁ」

 

ナナは料理しか頭にないようだ

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウンジ

 

「うわー!すげぇ!極東ってこんなにいっぱい人がいるんだぁ!」

 

ロミオ先輩はラウンジに入った途端に驚きの声をあげた。皆も同じくラウンジ内に目を奪われた

 

パーン!

 

クラッカーが鳴り響く

 

「「ようこそ!極東支部へ!」」

 

盛大に俺たちを歓迎してくれた

 

ギルはハルさんに捕まり連れていかれ

 

ナナとロミオは豪華な料理をガツガツ食べ

 

ジュリウスとシエルはコウタさんとカノンさんと話をしている

 

 

 

「おお!友よ!よく来た!」

 

「エミール!」

 

エミールと女の子が歩いて来た

 

「極東はどうだい?フライアとはまた違った趣があるだろう?」

 

「うん、いいところだな」

 

「貴方がブラッドの副隊長さん?」

 

女の子が話しかけてきた

 

「私はエリナ。エリナ・デア=フォーゲルヴァイデ。第一部隊の隊員です。私は貴方たちブラッドを…」

 

「ここは土と油が混ざったような香りがして、このアナグラで生きていると感じられる。ここにしばらくいるならば是非僕と共に任務に行かないか?成長した僕の実力を君に見せよう!もちろん、君の成長した姿も見せてくれ!」

 

「エミール!うるさい!」

 

「む、どうした、エリナよ」

 

「私が話してるでしょ!!?」

 

「そう!ここにいるのはエリナ!僕の親友エリックの妹であり、僕の妹でもあると思ってくれていいよ」

 

「誰があんたの妹よ!」

 

「あ〜!二人とも副隊長さんが困ってるでしょ?」

 

あの時ラボに来たカノンさんが来て二人を宥める

 

「ごめんなさい。副隊長さん」

 

ぺこりと頭を下げるカノンさん

 

「い、いえ大丈夫ですよ!賑やかで楽しいです」

 

『あーあーよし、おっけい!』

 

コウタさんがマイクのテストをしている

 

『皆さーんご注目!!』

 

コウタさんの言葉でステージに注目する

 

『本日は足元の悪い中、極東支部にお越しいただき、誠にありがとうございます!さっそくですが、ジュリウスさん!何か一言お願いしていいですか?』

 

「なっ」

 

ジュリウスはブラッドに助けを求める。誰一人として目を合わせようとしない

 

「お前たち……」

 

ジュリウスの目にはうっすら涙が見えた気がする

 

ジュリウスは悲しい顔をしてステージに立った

 

『ご紹介いただきました、ブラッド隊長、ジュリウス・ヴィスコンティです。極東を戦い抜いて来た先輩方に恥じぬよう、精一杯頑張らせていただきます。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します』

 

「すごーい、隊長っぽい…コウタ先輩も見習ってほしいなー」

 

「エリナうるさいよ!」

 

コウタがエリナを小声で注意する

 

『はぁい!ジュリウスさん、ありがとうございました!続きましてユノさん、お帰りなさい。ユノも何かどうぞ!」

 

「え?あ、私は…」

 

皆が拍手をするため恥ずかしそうにステージに立つ

 

『え、えっと皆さんありがとうございます。もし、良ければ私の歌を…』

 

『はーい!待ってました!実はもうピアノの用意はしています!』

 

ステージの横に置かれたピアノの椅子にユノさんが座る

 

『では!お待ちかね!ユノの生ステージです!どうぞ!』

 

 

ラウンジ内が静かになり、ユノさんが歌い始める

 

彼女の美しく透き通った声は聴くもの全てがその歌に安らぎを感じる

 

 

 

 

 

 

 

 

歌が終わると盛大な拍手が起こった

 

「ありがとうございました」

 

ユノさんは立ち上がりお辞儀する

 

『ユノさん、ありがとうございました!歓迎会はこれにて終了です!皆さんありがとうございましたー!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラッド区間

 

「いやーやっぱユノの歌は最高だなぁ…しかも生で聴けるなんて…もう俺死んでもいい……」

 

ロミオはニヤニヤが止まらない

 

 

 

アラガミの動物園なんて言われていた極東だけど、落ち着いた雰囲気があり、アナグラのみんなは明るくていい人ばかりで、予想とはまったく違った

 

みんながそれぞれの部屋に戻り自分も戻ろうとした時

 

 

「貴方がブラッドの副隊長ですか?」

 

女性に話しかけられた

 

「私はサツキ、フリーのジャーナリストで、ユノのマネージャーをしてます」

 

「神威ヒロです」

 

「ヒロさん良かったらユノと仲良くしてやってくれませんか?」

 

「え?」

 

「彼女、同年代の友達が少なくてね。いつもオッサンたちの相手をしているから、彼女とお話でもしてやってくださいな」

 

「あ、はい、わかりました」

 

「ありがとねー」

 

そう言ってサツキさんはエレベーターに戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハルさん……俺…」

 

 

ギルは自室であるアラガミのことを考えていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




少し投稿が遅れる時は活動報告に書きますので、よければ参考にしてください
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。