神と人と愉快な仲間達   作:パルモン

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投稿ペースは落ちますがしっかり続けいきますのでこれからもよろしくお願いします


第四章〜楽園〜
彼のいる日常


キワムが月から帰って来れた理由、それは、キワムが月から自身のオラクルをアラガミ弾受け渡しと同じ原理で地球に向けて放射したこと、シオがキワムのコアの一部を所持していたこと、赤い雨、感応種が発する偏食場パルスの影響などのさまざまな影響が偶然重なり。理屈では説明できないものによってキワムが地球に降臨した。というのがサカキ博士の説明だった。一番有力な情報はキワムの神機から生まれた人格。彼が何かしらの手を加えてキワムを地球に呼んだ可能性もあるようだ

 

「博士……」

 

それを聞いたアナグラの神機使いたちは

 

「「全くわかりません」」

 

と、いうことでとりあえず帰って来たから良しということになった

 

 

 

 

エントランス

 

キワムはサカキ博士直轄の遊撃隊として原隊復帰した

 

第一部隊はエントランスに集まっていた

 

「またよろしくね、先輩!」

 

エリナは三年前からエリックとよく話していたキワムと仲が良かった

 

「おう、エリナもついに神機使いになったんだな」

 

「私だって華麗に戦えるんだから!」

 

「なんかエリック思い出すなぁ。今はクレイドルのサテライトの防衛班だって?」

 

「そう!エリックに負けないくらい強くなるから」

 

「そりゃ楽しみだな」

 

キワムはこの三年間の出来事を聞いた。アーク計画のその後、新たなる脅威の感応種、赤い雨、黒蛛病、クレイドルなどなど…

 

自分がいない間に多くのことが変わったことに彼は驚いた

 

「カノンが副隊長ねぇ…」

 

カノンはムッとする

 

「私だってちゃんとやってますよ!ね、コウタさん」

 

「そ、そうだな」

 

「コ・ウ・タ・さ・ん?」

 

「いや、すげー頼もしいよ!まじで!もう隊長任していいんじゃないかなって思うくらい!」

 

コウタは変な汗を流す

 

カノン……怖くなったな

 

「リンドウさんも結婚してお子さんまでできて」

 

「何言ってんだよキワム、もう隣に…はっ!?」

 

カノンは満面の笑みを浮かべている

 

「き、今日は俺のおごりでいいよな?」

 

「はい、そうしましょう」

 

カノン…コウタには容赦ないな

 

そしてもう一人うるさいのがいた

 

「僕はエミール!エリックから話は聞いているよ。是非、僕にキワム殿の戦術を教えていただきたい!」

 

暑苦しいなこいつ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フライア

 

ラケルは混乱していた

 

「どうして…?どうしてこんなことが…?()()()となるはずだったのに……どうしてどうしてどうして……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極東支部

 

キワムはブラッド区間に来ていた

 

いろいろと聞きたいことがあるからだ

 

「———で、俺の特殊なチャージクラッシュがお前たちブラッドが使うブラッドアーツに酷似していると」

 

キワムは自身の能力についての情報を共有していた

 

血の力を持っていない彼がどういう原理でブラッドアーツもどきを発動しているのかは結局わからなかった

 

 

 

さらに、今回の騒動で表には出ていない問題が発生した

 

 

「神機兵の失踪ね…」

 

「えぇ、一部の神機兵の反応が突如消えました。しかし、神機兵が破壊されたなら、その痕跡が残っているはずがそれらが見当たらず消えたとしか言えざるを得ない状況です」

 

シエルの説明を受け、キワムは顎を手に乗せ、思い出す素振りを見せる

 

「俺が極東支部周辺をさまよっている間に気になった点は特になかったな…いや、生きるので精一杯で周りをよく見てなかったのもあるが」

 

 

この件に関しても特に進展はなかった

 

増える問題に頭を抱えざるを得なかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所を移動してラウンジ

 

「はい!というわけで第一回、『チキチキ王様ゲーム』を開催します!」

 

「いや、何がというわけだよ。説明しろよ」

 

周りからの冷めた目線をもろともせず、司会を務めるコウタが続ける

 

「まぁまぁ、そう言わずにさ!みんなの親睦を深める意味でもこういうのは大事だと思うんだよ」

 

何故こうなったか。それは20分前に遡る

 

 

珍しくアラガミの報告がなく、非番の第一部隊とブラッドと第四部隊はラウンジでのんびりしていた

 

そこでコウタがせっかくだから何かをしようということで『王様ゲーム』という、昔、コウタとキワムが中心となってE26エリアでブームになりかけた遊びだ

 

 

「なんでもいいが、どうして俺まで参加しなきゃいけねぇんだ」

 

ソーマは不服そうに腕を組んでいる

 

「いいじゃんよ!とにかく説明するよ!」

 

そこでマイクがキワムに渡される

 

「えーとルールは簡単!まず、人数分のくじを用意する。そんで、一つだけ王様と書かれた棒と数字が書かれた棒をみんなで引いて、王様を引いた人が適当な数字を指名し、その数字を持っている人は王様の命令に絶対に従わなければならない!まさに王道!本能を揺さぶる欲求!なんとも言えない緊張感!」

 

キワムが後半から興奮してきたため、コウタがマイクを取り上げる

 

「おお!なんか面白そうじゃん!」

 

ロミオは目をキラキラさせている

 

「どんな命令でも…ふふっ」

 

カノンは下を向いて目を輝かせている

 

とりあえずみんなが参加する意思を持ったので、用意していたくじが入ったコップを持って来る

 

 

 

 

 

「さあ!己の運と欲望を賭けた戦いの始まりだ!」

 

そうして始まった王様ゲーム。これから始まる恐怖にコウタとキワム以外はまだ気づかない……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ということで次回は王様ゲーム特集です
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