もし守護輝士の片割れがレギアスの弟子だったら   作:草賀魔裟斗

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オリストを散々考えた挙げ句、全没にして龍の病書いたアホです
最後の方は勢いで書いたので変ですが…気にしないでください


龍の病

レス目線

暇だ…アークスとしてこの発言はどうかとは思うけど…

でもやっぱり暇だ…ねぇさんはアーシュにべったりだし…

ナベリウスには行くなってねぇさんに言われてるし…リリーパにはゲッテムハルトがまだいるかもしれないし…

どこにも行けない…稽古でもしようかな

「レスターンさん…」

「う、うわ!?」

びっくりした!…ギリスさんかぁ…

ねぇさんを姉様と慕う女の人だ

ねぇさんに似た白髪だけどねぇさんとは違ってボブくらいの長さだ

服装はカテドラルクロースでねぇさんと違ってかなり女性的なシルエットだ

目の下には年がら年中隈がある

幸薄そうな人だけど悪い人ではないよ

何度かロンドねぇさんの事で話した事もある

「ギリスさん?どうしたんですか?」

「あのですね…姉様知りませんか…?」

「あー、アーシュがちょっと大怪我しまして…お見舞いしに…」

「え!?だ、大丈夫なんですか!?」

「大丈夫なのは大丈夫だと思うんですけどね…意識は無いです…あ、今のねぇさんはマトイさんも近づけないくらいピリピリしてますから、あんま近づかないほうがいいかもです」

 

ロンド目線

ゲッテムハルトの野郎…!!!

私の宝に手ぇ出しやがって!

ふざけやがって!!

もはや楽には殺してやらねぇ!!

頭とか心臓なんて斬ってやるもんか!!

四肢から順番にミンチにしてやる!!

「あ、あのぉ…ロンド…?」

「どうしたの…!?…マトイ」

「ひ、ひぃ!!か、顔怖いよ!?」

 

レス目線

「…そうですか…」

ギリスさんは少し残念そうに目をそらした

「何か用事でも?伝えて起きましょうか?」

「あー、いえ、姉様に頼まれていた物で…アムドゥスキアの事なんです…龍族の侵食率が高くなってるって…」

アムドゥスキア…龍族か…

…今のねぇさんでは龍族は難しいかもな

実力ならねぇさんが適任だろうけど…優しいもんなぁ…それに怒っているとはいえ、内心、ねぇさんは傷心気味だ…俺には解る、じゃないと3日で一箱もタバコを消費するわけがない

きっと、自分に嫌気が差してるんだ

「ギリスさん、良ければそのアムドゥスキアの仕事、俺にやらせてくれないかな?」

「え?…で、でも…姉様には弟妹を二度

と一人で惑星に行かせないようきつく言われてて…多分、アーシュさんの件だと思うんですけど…」

「なら、ギリスさんがついてこれば問題ないんじゃないかな?じゃ一人では無いでしょ?」

ギリスさんは納得したようすだった

ちょろすぎる…もう少し人を疑うことを覚えて貰わないと…

何はともあれ、これで晴れてアムドゥスキアに行けるわけだ…暇潰しにはなるかな…

 

@キャンプシップ内

ねぇさんの居ないキャンプシップにいると昔の事を思い出す

…俺はアーシュとは違い、ねぇさんと血のつながりはない…ギリスさんがどうかは解らないが多分、俺と同じな筈…

更に言うと俺はキャストでは無かった

種族はヒューマンだった…何故、キャストになったかというと話すと長いのだが…端的に言うと俺はねぇさんと先生に拾われた…当時の事はまるで昨日の事のように思い出せる…大雨の降るナベリウスでの出来事だった

 

XX年前…ナベリウス@森林エリア

目を覚ますと体中が痛くて自分の周りが自分の血液で真っ赤な事に気づいた

雨が目に入って痛かったけど、その比にならないくらい全身が痛かった

「…」

その時、白い髪の少女が視界に入った

少年みたいに短い髪と男性用のダボっとしたフロートエミッション(後で女性用だと解った)大切そうにニレンアギトを握りしめて俺を覗き込んでいた

その片目は火傷で覆われていた

ちなみに年はねぇさんの方が上

確か、俺が10だったからねぇさんは13くらいだと思う

「君…大丈夫?」

第一声がそれだった

「大丈夫に…見えるか?」

少女は首を横にふった

「今にも死にそうだ…今人呼んでくるね…それまで…あーでも」

俺の手をねぇさんが持ち上げるのを感じた

レスタを少し絞り出すように使った

「…ふぅ…応急処置…無いよりかはましでしょ…ちょっと待ってて」

正直あってもなくても一緒だったけど…気持ち的には少しマシになった

そのあとは意識はフェードアウトしていったけどね

 

次に目が覚めると皮膚の感覚がおかしい事に気づく

その次に自分がキャストになったことに気づいた

そのあとすぐに未来の師匠になるレギアス先生から説明を受けた

大怪我過ぎて最早、キャストにする以外、存命の方法が無かった、と

君の気持ちも聞かず手術を決行してすまない、とレギアス先生が頭を下げた

俺は確か…

「いえ、丁度、いろいろ未練があったので有難いくらいです」と答えた気がする

そのあとすぐにあの少女に出会った

少し驚いたようにこちらを見たあとため息をついた

その口には紫煙を放つ煙草があった

未成年喫煙だが…そんなに気にはならかった

「背ぇ…伸びたね」

「そうだな…倍になった気分だ」

「いいなぁ…うらやましい…半分くらい頂戴よ」

「無茶言うな…そんなに伸びたいならお前もキャストになったらどうだ?」

「……検討中……」

紫煙が放たれる寒くもないのに白い息が吐かれる

「ロンド…」

「え?」

「私の名前…」

「あー、ありがと…」

しばらく沈黙したあと、ねぇさんはこっちを睨んできた

「…なんだよ」

「そっちも名乗ってよ」

「…俺の名前…」

思い出せなかった

名前だけ忘れるなんておかしな話だが…あんだけ怪我してたんだから脳に何かしら影響があってもなんの不思議もない

当たり前かもしれないと思うくらいだ

「思い出せないの?」

「…みたいだな」

「なら私がつけてあげる」

何故、そんな話の流れになったのか

今でも正直解らない…

「無いと不便でしょ…」

「それはそうだが…なんでお前に…」

「自分でつけてもいいんだけどさ…なんか違うよ。それ…やっぱ名前は貰うものだ…うん」

「自己解決すんな…はぁ…まぁいい、ダサい名前だけは勘弁してくれよ」

「…うーん…レスターンなんてどう?」

「お前な…レスタで回復したからか?」

「うん、よく解ったね…」

ねぇさんは悪気があったわけでは無いのだろうけど…拾われたのが俺でよかったとつくづく思うよ…俺でなければ、多分、姉弟してないと思う

「馬鹿らしい…」

「確かに…」

内心、不思議がってた

なんだ、こいつってね

「…ねぇ」

「…あぁ?レスターンとは呼ばないのか?」

「あんたが了承してくれるなら呼ぶ」

「解った…なら好きに呼べ」

ロンドは紫煙を吐いた

「レスターンは兄弟とかいたの?」

「居ない…」

「そう…私には居た…火事で亡くしたけど…」

お気づきの通りこの時、ねぇさんは今と比べてかなり無口だ

それはアリーシュを失ったと勘違いしていてそれで傷心していたからだ

「そうか…」

「気の毒とか思った?」

「別に…俺もおんなじようなもんでしょ」

ねぇさんはまた、紫煙を吐いた

「あんた、いいやつだわ」

「…変な話だ、俺はお前に同情してないんだぞ」

この次の言葉で俺はねぇさんの弟になろうと決めたんだっけ

 

その時、キャンプシップが揺れた

なんだよ、人が感傷に浸ってる時に…!

「どうしたの?ギリスさん」

「解りません…けど、アムドゥスキアには着いたみたいです」

 

アムドゥスキアの火山洞窟

その名の通り暑い惑星だ

「そういえば、二人でこの仕事はするの?」

「いえ、協力者が居ます…姉様の選んだ方ですので信用はできる筈です、私も面識があります」

ならひと安心かな

「おや…ロンド君じゃないね」

女の人の声が洞窟に響いた

「今日は、アキさん、ライトさん…えっと、ロンドさんは別件で手が放せなくて…その代わりに姉様の弟のレスターンさんが来てくれました」

ども、と軽く返事をする

「そうだったんだね…私はアキ、学者だ…で、仕事内容はロンドくんから聞いてるかい?」

「いえ…でもアムドゥスキアでの仕事なんて地質調査か、龍族の調査くらいですよね、アキさんは…身なりは綺麗だし、土もついていない…そして何よりそんな軽装では地質調査はできませんよね?だったら龍族の調査ですか…?」

「お見事だよ…流石、ロンドくんの弟だ、鋭い観察眼だね、そこまで解れば大丈夫だ、じゃ行くとしよう、諸君、こうしてる間にも私の知的好奇心がうずいて止まらないのだよ」

アキさんは先行して行ってしまった

あー、やっぱ科学者って人種は解らん

「あの、すみません、ロクな説明もなしで」

今度は気の抜けるような弱気な声が響いた、こっちはライトさんか

「普通に龍族の調査なんですが…先生は他の事も考えてるみたいで…その、前、ロンドさんと調査したときはお二人とも暴走しちゃって…手がつけられなかったんです…今回もそのようになるのが怖いですね…」

「姉がご迷惑を…」

ねぇさん…勘弁してくれよ…

あの人も何か考え出すと止まらないからなぁ…

「いえいえ、でも今回は先生一人です、いざとなったら引っ張ってでも帰りましょう」

「ですね…それがいいです」

 

しばらく火山地帯を歩く

龍族は相変わらず斬りかかってくる

あーやだやだ、この剣はダーカーを倒すためだけに使う筈だったのに…

「…レスターンくん」

「?どうしました?アキさん」

アキさんが立ち止まった

それに続いてギリスさんも立ち止まる

「…進言なんだが、ダーカーを私の指示に従って倒してくれないか?…データーというには曖昧だが…少し気になってね」

「ならレスくんじゃなくて私が」

あ、この呼称は…ギリスさんの戦闘体制だ

「ギリスくん…分かった頼むよ」

ギリスさんはくるくるとツインマシンガンを書いてんさせながらダーカーに近づいた

「ギリスさん…俺も…」

「姉御に怒られるのやだし、レスくんは見てて」

ギリスさんは典型的な二重人格者だ

愛銃のH10ミーズリTを持つと性格ががらりと変わる

ねぇさんの呼称とかも変わる…俺はレスターンさんからレスくんになる

ねぇさんは凄く変化が顕著で、姉様から姉御に昇華する…性格もかなり攻撃的になる

「♪~」

軽やかにダーカーに弾丸を撃ち込み続ける、鼻唄も聞こえるな

でもこれは…

「うわ…多い…」

ギリスさんの呟きが聞こえた

ギリスさんの周りをダーカーが取り囲んだ

ツインマシンガンはただでさえ、攻撃力が低いんだ、流石のギリスさんも危ないかもしれない…!

「ギリスさん!」

「…まぁ見てなって」

ギリスさんは弾丸を周りに無差別に撃ち込む

端からみたらまるで自棄にでもなったような行動だが放たれた弾丸はそこで滞留する、まるで時を止められたみたいに…

これはギリスさんの得意なフォトンアーツ…

「シフト…ピリオド!!」

掛け声と共に弾丸は周りのダーカーに当たり撃破する

あんなにいた、ダーカーが居なくなってしまった

「一丁あがり!……です」

ギリスさんが銃を納める

「お見事でした」

率直な感想を告げる

「…流石、ギリスくんだ…ギリスくんもレスターンくんも大した物だよ…さて、休憩にしよう、ギリスくんも少し疲れただろう」

「正直いうと疲れましたね…ただでさえ、暑いのに…私の撃ち方は妙な動きが多いから」

ギリスさんが手頃な石に座る

「では、休憩がてら、龍族の事でもしようか…昨今敵愾心が強い彼らだが昔はそうでもなかったらしい…言語の翻訳も終わってるし話の解るやつもいる筈なんだがね…」

すると一匹の龍族が入ってきた

「おや?おあつらえ向きに龍族じゃないか…君たちのような実力者が相対すると不意に襲ってくるかもしれない…まぁ、ここは私に任せたまえ」

アキさんは龍族に近づいた

「やぁ、龍族の君、私の名はアキという…良ければ少し話でもしないか?…うん、なんだ?…頭に響く声…これが龍族の声なのか」

龍族はアキさんに向けて斬りかかってきた

瞬間で間に合い龍族の刃を俺のザンバで受け止める

「Fu~危ない危ない」

「せ、先生ー!先生ー!!そんな事考えてる場合じゃないです!どうみたって友好的じゃないじゃないですか!」

「解ってるよ、現在進行形で襲われてる…すまない、レスターンくん、迷惑をかける」

「えぇ…まぁ、いいですよ、暇ですしね」

ソードは重い武器だ、ねぇさんの使うデュアルソードほどの小回りもなく、アリーシュのジェットブーツみたいに手数も多くないしギリスさんのツインマシンガンほど早くもないけど…一撃が重く痛い!

「ったぁ!」

振り回すようにソードを振るう

龍族の剣を吹き飛ばす

「とどめ!オーバーエンド!」

フォトンで巨大化した剣で切りつける

流石の龍族も力尽きて倒れてしまった

「ふぅ…一丁あがりですね」

 

また、しばらく何も会わずに黙々と火山洞窟を歩いていると何かが見える

「これは………」

それは龍族の死体だった

腹が大きく避けていて深い紫の人間の物とは形の違う臓物が見えていて

淡い紫の血液が周囲を汚している

目に輝きはなく、まさに死んでいる

アリーシュなら倒れていただろう

ギリスさんは脱落したっぽいけどね、嘔吐の声が聞こえた

「龍族の死体だったものかな…ひどいな、原型を止めてない」

「ですね…」

アキさんが龍族だった物にそっと触れる

俺も顔を覗きこんでいた

少し経っていてハエが集っているのが生々しい

「気持ち悪い……うぅ……先生よくそれ、さわれますね…うぇ…うぅ…」

あぁ、普通の反応だ

「助手を名乗るなら解りたまえ…私は生きてるものを研究するのが好きなのだ、終わったものに興味はない、ただの物さ」

その考え方には賛同出来かねないが俺も抵抗はない…なんでだかは解らないけどな

「うぅ……うぅ……」

ギリスさんはまだ苦しそうに息をしている

「ライトくん、うるさいよ、君は興味があるのか、ないのかスタンスをはっきりさせなさい、興味がないならギリスくんを介抱してあげなさい」

それには賛同だ、確かにライトさんは少しうるさい

しばらく悩んだのち、ライトさんはギリスさんの方へ向かった

 

「なるほど…」

一通り、龍族だった物を調べ終わったアキさんは口を開いた

「いや、すまないね、一人で納得してしまった」

「説明…聞かせていただけますか」

アキさんは全くもったいぶらずに単刀直入に話し出した

「簡易的だが内部臓器を調べた…間違いなくダーカーの侵食の痕跡がある」

龍族はダーカーと独自に戦ってる原生生物だ

しかしフォトンは使えない…つまり

「塵が積もって山になったんですか?」

「そういうことだろうね…不幸か幸いか…組織片は採取できた…これで研究は進むだろう…だが根本的な所は龍族と話ししないと変わらないだろうね」

それもそうだな…

[ウオオオオオオオオオオ!!]

その時、深部から巨大な龍族の声がした

その声に驚いてまた、ギリスさんが嘔吐した

 

深部では小さな龍族と巨大な龍族が対等していた

[ロガ様][静まり下さい!]

[何故暴れ][何故戦うのです]

[お答えください!][ロガ様!!]

頭に響く声…これがアキさんの言っていた龍族の声…

[ウオオオオオオオオオオ!!]

巨大な龍族は聞く耳を持たないようだ

[ぐ…ロガ様…][何故なのです…!]

「り、龍族同士が争ってる…?ケンカですか…?」

あー、ライトさんは一般論を良く言ってくれる…だけどそうじゃなさそうだ

「その筋も否定しないが声を聞く限り違うと思うよ…さて」

アキさんが一歩進んだ

「説得は無駄だよ、龍族の君…ダーカーの侵食を受けて正気で居られる筈がない」

小さな龍族はこちらに気付き嫌悪を目を向けた

[…アークスか]

[今、お前達に構ってる暇はない!][去れ!]

「ほ、ほら!仰る通り帰りましょうよ!危ないですよ!」

「ライトさん、ごめん。少しの間だけ、黙ってて…」

アキさんの隣に立つ…あの龍族はまだ間に合うかもしれない…多分、アキさんも同じ考えだろう

「龍族の君…そうはいうが君は目の前の、あれをどうするつもりだい?」

とたんに小さな龍族は弱々しく話した

[ヒ族のロガ様は…][我らが標]

[だが……][同族を侵す]

[著しい][掟の侵犯]

[掟を破りしもの]

[悉くカッシーナのもとへ]

「カッシーナ…?」

「龍族に伝わる伝説の地獄龍の事だ…つまり殺すということか…なるほどなるほど」

龍族が今度は擬深な目でアキさんと俺をにらんだ

[賢しいアークス][何を考えている]

「任せろといってんだよ、生きてるものを見捨てるなんてもったいないことできるもんか…レスターンくん」

「解ってます…まだ。間に合いますね」

一種の賭けだがやるしかない!

まずは弱らせないと

「少々痛いのは我慢してよ、ロガさん!」

ソードで切りぬいたがさすがは龍族の標…硬い…!

その時、火のブレスを吐かれた

「アチチ…アツ!…あー、キャストでよかった~」

皮膚で受けてたらねぇさんもびっくりな大火傷だ

笑えない

 

攻防は二時間ほど続いた

そろそろ暴れ疲れていたか…?

「アキさん!」

「あぁ、潮時だ!」

俺はロガの背中に乗ってフォトンを流し込んだ

ロガはしばらく苦しんだのちに

[……ぐ][これは…]

と口?を開いた

[ロガ様!]

[正気に戻られましたか…!]

「賭けでしたね…うまく行きました」

「そうだね…龍族の丈夫な体を誇りたまえ、処置が早かったのも良かったと見える」

[賢しいアークス][何をした]

龍族の目線に含んだ負の感情が少し緩んだ気がした

「簡単な話だよ、龍族。内部にいた、ダーカー組織をフォトンが滅した…まぁ大半はレスターンくんのおかげなんだけどね…切り傷はいかんともしがたいな…でも、龍族は治癒も早い、時が勝手に癒すだろう」

[アークスの…力なのか]

少し安堵の色が見えた

「おっと。龍族の君、まだ、安心するのは早いぞ、これはただの始まりだ、これからこんな風になる龍族は増えてくるぞ」

[………我らに][何を求める]

アキさんは少し表情を緩めて優しくこういった

「話をさせてほしい…龍族とアークスの間に必要なのは…対話だ」

[………][我が名は][ヒのエン]

[話を聞こう][アークス]

「私はアキ、こっちは助手のライト…そして」

「レスターンと…ギリスです」

エンはこっちを向いた

そこに負の感情はほぼない

[………レスターン]

[無礼を詫びる][そして][感謝を]

[ロガ様を][救いし力]

[その恩を][決して忘れない]

そういわれて悪く思う奴はいないな

なんだ…龍族って素直ないい奴らじゃん

ちょっと誤解してたかも…

 

ロンド目線

「……」

この仕事…レスに渡して良かったかもね…

「また一歩進んだね…あの拾った頃とは大違いさ」

少しうつむいて懐かしい記憶を呼び起こす

「やっぱ、レスは良いやつだよ…だって…」

 

「同情や悲しみを」

「他人の苦しみを」

「心の底から嫌ってるんだもんね」




本当はオリストでギリスさんは初登場の予定でした(´・ω・`)
今度こそはオリスト書けたらいいんですけどね…
さもなくばオーザやパディエンティアの登場がいつまでもできない…(´・ω・`)
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