もし守護輝士の片割れがレギアスの弟子だったら   作:草賀魔裟斗

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オムミバスで見れば良かったのか……今更感(´・ω・`)


砂に隠されたもの

@ロンド

私はナベリウスで拾ったガラクタとおぼしき物を見つめた

「武器…ダブルセイバーかな…いやロッドの可能性も…」

あ、そうだ、こんな時こそ!

 

@ショップエリア

「ジグさーん!」

「なんだ、お主か…何か見せようとでも言うのか?わしの情熱を呼び覚ますような?」

ショップエリアでウロウロしているジグさんに話しかけた

「はい、多分、気に入るかと思いますよ」

「無駄だ、無駄無駄冷めきったわし情熱はそんじょそこらの武器…では…」

武器をすっとジグさんに見せてみた

誰だよ、キャストは表情が分かりにくいって言ったの

めっちゃ分かりやすいじゃん

めっちゃ目を輝かせてんじゃん

「なんだこれは…!無駄しかないフォルムでその実全てが噛み合っている…この形状どうやって…いや、このような物をどうやって錬成したというのだ…!」

ジグさんがこっちをばっと向いた

「お、おい…お主、これをどこで…!?」

「ナベリウス凍土の氷の中…としか」

やべぇ圧がすげぇ…圧倒されそう…流石は師匠と同年代の鍛治職人…

「氷の中…じゃと?…そんな…しかしこれは…っええい!悩むより行動じゃ!お主!この壊れた武器の一部を貸してはくれまいか?わしなら、修復できるやもしれん、心配せんでも見返りを要求したりはせん…むしろ逆じゃ、タダでとも言わん!必要ならお主の為に武器も作ろう!」

ジグさんは少し嬉しそうにその破片を見つめた

「武器の一部、それも破損状態…だのにこれほどの魅力を醸し出すその真の姿…見てみたい…わしの中で燻り続けた消えかかっていた情熱が再び燃え上がってにたのだ」

「元からそのつもりです…あと、恐らくそれは武器の一部です、それと同じような破損武器が…私の予想だとあと2つあるはず…探して持ってきます」

父さんの剣…ニレンアギトを不屈の剣と行ってくれたお礼だ…

「ふふ…ふふふ!楽しみだ、楽しみだぞ!お前さんの真の姿はどんなものなのか!わくわくが止まらぬ!」

ジグさんはそのまま、どこかへ行ってしまった

 

@ゲートエリア

「ジグさんが真の姿を修復してくれるとして…でも問題は他の部品だ…マトイから出た因子と同じ…虱潰しに惑星を回るしかないか…」

それはそうだがリリーパやアムドゥスキアは地理に知識がない…どうしたもんか…

もんもんと考えているとアーシュが後ろから顔を出してきた

「なにやってんの?ねぇさん」

「あ、アーシュか…は…!」

そうだ…その手があった!

「アーシュ!アーシュはリリーパの地理には詳しいよね?」

「え!?…う、うん、ある程度は」

「なら、頼みがあるの!これ見て」

とりあえず、アーシュにガラクタのデータを見せてみた

「なにこれ…武器?フォトンのパラメータもめちゃくちゃだし…」

「わからない…から、ちょっと調べてるの…もし、リリーパに行くことがあればこれと同じような物を見つけて持ってきて欲しいのよ」

「うん、分かった、見つけたらねぇさんの所にもってくるね」

「ありがとう、助かるよ、あ、でも見つけたら私じゃなくてジグさんに渡してね…」

アーシュは分かったと微笑んだ

 

 

アーシュは見送った…妹にまた託してしまった…はぁ…だめな姉だなぁ

「…あ、ロンド…う、つっ…」

「マトイ?どうかした?調子悪そうだけど」

マトイの顔はいつもよりも真っ白で蝋人形のようだった

「ごめん、うん…大丈夫、何だかちょっと頭が痛いだ…無理はしないよ、出来ないし」

「そっか…ならいいけど」

てか無意識にまた、この子に会いに来てる…どうも自分に絶望したり失望したりするとここに来る癖が出来た

マトイと話すと少し安心する…

それにしても頭痛…?今までなかったのにどうして…

「わざわざ、来てくれたのにごめんね、ちょっと休めば良くなると思うから…」

「そっか…お大事にね…何かあったら心配だから」

「うん、ありがと…ロンドは優しいね」

あ、そうかな…いつもなら謙遜する所だがマトイに言われると少し嬉しい…

 

@アリーシュ

リハビリがてらリリーパに来てみた

一人は久々だけど、やっぱりリリーパはいいや…機甲種は鬱陶しいけどね…

乾いた空気を肺一杯に吸い込んだ

よし、少し探索してみようかな…それにしてもねぇさんが私に頼まれ物…か

うへ…うへへへ…ボク頼られてるー♪

「ん、お、大丈夫かよ?相棒」

「あー、アフィンじゃん、おひさー」

「おひさーじゃねぇよ…なんか大男にぼこぼこにされたって聞いたぜ?大丈夫かよ?結構心配したんだぞ?」

「へーき、へーき、もうぴんぴんしてるよ」

「そいつはよかったよ、でそんな病み上がりがどうしたよ?こんな所で」

「ねぇさんの頼みでね…うへへ…ボク頼られちゃったよ♪」

「相棒のシスコンもそこまで行くと軽く病気だな…にしてもよ水くせぇな、そういうのは俺も誘ってくれよ!、こう見えても俺、探し物得意なんだぜ!ここで会ったのも縁だろ、俺も手伝うぜ、で何を探せばいいんだ?」

「壊れた武器なんだけど…そうだなぁ…なんか変な感じがするやつ」

「変な感じ…うーん…まぁいいや見りゃ解るだろ、物を探すときはさ体を動かすのが大切なんだぜ、何も難しい事は考えずにな…」

アフィンの目線にびくっとなった

くっそ…お見通しってわけ…

確かにマトイさんの事はボクの中でももやもや問題だ…

マトイさんがぐずりだすとねぇさんがまるで子育て初挑戦の母親が夜泣きに遭ったみたいにオロオロしだす

その姿は確かに可愛いけど…ねぇさんが恋愛の事でオロオロするのはイライラする

ねぇさんのカッコイイ頃を知ってるだけにイライラを隠せれない

「それで問題が片付くなら付き合うぜ」

「よろしく…相棒」

 

しばらく歩くと今まで見たことない入り口を見つけた

「なぁ?相棒…なんだと思う?あれ」

「…わかんない…けど…」

リリーパ族が行ったり来たりしているのが見えた

「行ってみる価値はありそう…?」

最近、リリーパで新しいエリアが見つかったと聞いた…

それだけでなくてアムドゥスキアも同様…地下発掘場だったか…行く気は無かったけどね…何かあるかもだし

「1度、戻ってクエストを受け直そう…そういうルールだったよね?」

 

@レスターン目線

ナベリウスの凍土…アムドゥスキアみたいな暑い所が好きだから寒いのは苦手だ…

こうも寒いと雪女の1人位でそうだな

「こんにちは!はい!こんにちは!」

無機質な女の人の声がしてびっくりした

なんだ!?キャスト…?

「貴方はハンター?レンジャー?フォース?」

「は、ハンターです…」

「まぁなんでもいいですかねぇ」

なんだこいつ、会話する気あるの?

大丈夫?これ、俺関わって大丈夫?

「さて、ハンターやフォースの皆さんに言わせてみれば、レンジャーは火力が足りないと良く言われますねぇ」

「は、はぁ…」

勧誘か…なんだびっくりした…

「それはその通りなんですよう、銃はですねぇ、一撃必殺とはいかなんですねぇ、でもそれがいいんですそうじゃないといけないんです」

「は。はぁ?」

「だってだって、敵は敵ですよぉ?苦しんで苦しんで苦しんで苦しんで貰わないとダメじゃないですかぁ、だからリサは銃が好きですねぇ大きな銃も小さな銃も分け隔てなく苦しめれる銃が大好きです」

…ダメだ、こいつ…早く何とかしないと…

「…ドン引きですねぇ」

当たり前だるるぉー!?

「でもリサの言ってることそんなにおかしいことですか?」

おかしいことです!(断言)

「あー、リサさん、お久しぶりです」

この声は…ギルスさん!

「あらあらあら?ギルスさんじゃないですかぁ」

「…ギルスさん、お知り合いで?」

「はい、私もリサさんも趣味があいますからね…良く一緒に試射しに行くんです」

リサって言うのか…

「ギルスさん、今日は試射ですかぁ?」

「はい、新しい銃が入りましてね…お付き合い頂けます?」

「勿論ですよぉ…ちなみにぃその銃はなんてますか?ツインマシンガン?ランチャー?アサルトライフル?」

「ツインマシンガンです、ナベリウスの敵は的にしやすくて助かります」

ダメだこりゃ…着いていけん…

ねぇさんにバレる前に帰ろう…

 

同時期、同所@ロンド

今日はやけに銃声がうるさいなぁ…

それと向こうからいやぁな打撃音もする…

「先に進むならちょっと待った方がいいわよ、ま、進みたいなら止めないけど」

「ふぇ!?」

「心配しなくてもあれしてるのもアークスよ。多分飽きてすぐ帰るから」

びっくりしたぁ…サラちゃんかぁ…

サラちゃんはマリア姉さんがお世話になってる子

良くは知らないけどマリア姉さんと関わり深いらしい

「制御って言葉知らないのかしらね、まっ私には関係ないけど…」

「ご忠告どうも…ったくどこでも暴れてんなあいつ…いつか殺す…」

「…何があったか分からないけど…ロンドとは思えない顔してるわよ…音が止んだわ、もう進んでもいいんじゃない?それじゃあね」

「ありがとーサラちゃーん」

 

しばらく宛もなく歩いてみる

「…おい、貴様!貴様だ貴様、そこ貴様!貴様、暇だから話し相手になれ」

「あー、暇だから大丈夫ですよぉ」

彼女はクラリスクレイス、六芒の1人だ

師匠と同じ三英雄に名を連ねている

陰険メガネよりは接しやすいがなんせ暑苦しい女の子だな…

「…む?会ったことがあるような…ふぅんまぁ良く覚えてないから別にどうでもいいことなんだろう」

そしてこの子、すこしおバカだ…

うん、愛嬌あるじゃん…うん…ウン…

「そうですね…で、ここに居た敵は?」

「ん?この辺にいた敵?そんなものは全部爆破した!敵はぜーんぶ爆破だ!」

やだ!何この脳筋!怖い!助けて!師匠!

「こんなせまい範囲だけでは無いぞ!私とクラリッサの前に敵などいない!全部ぜーんぶフットバス!…あまりやりすぎると疲れて眠くなるから程々の爆破に抑えてるけど!あの人が言うには私の力の見せ所はもう少し先らしいからなそれまでは慣らしだ、慣らし!…しかし楽しみだなぁ私の全力とはどのくらいなんだろうどのくらい爆破できるのだろう…」

え?この子、自分の全力を知らないの?

まぁ、かく言う私も全力なんて出したことないけど…

「自分で分からないんっスか?」

「貴様、そんなの当たり前だろう!私は全力なんて出したことないぞ!」

「まぁそッスよね…全力つったら全て力だし…全ての力だしたら死ぬし…」

「そうだ!分かってるじゃないか!そんな事を私に聞くな、おちょくっているのか?貴様…まぁいい!話はここまで!そろそろ戦いたくなったからな!1分の力で全力爆破だ!」

そう言うとクラリスちゃんは踵を返した

はぁ疲れる…

 

@レスターン

ナベリウスから逃げ帰ってきた…

フランソカさんとこでも行くか…疲れた…

「んむ?そのかっこアークスでしょ?うわー!いいなぁー!」

また、唐突に声が響いた

今度は無機質じゃないがだからこそかなりびっくりした

「あ、ごめんごめん、私、ウルクって言うんだ、昔っからアークスに憧れていたからさ、つい、過去形なのはね、ダメだったから才能がないんだってさ私、フォトンを扱う才能がないんだって」

「…」

才能がない…か…

「残念だけど、しょうがないね、アークスってシビアなとこだし、無理は言えないもん」

微妙な空気が漂う

こんな体になってから俺はアークスを辞めたいって何度も思った

ねぇさんの全身の火傷もアリーシュの骨折も…どれも辛く自分に置き換えると耐えれる気がしないものだったから

でも…それさ贅沢なのかもな…なりたくてもなれない人もいる

「…ま、私の話は別にどうでもいいのよ、それよりも気になるのは私の友達の事、あいつ、引っ込み思案で臆病なのに何をとち狂ったか急にアークスになるとか言い出してさ、そんでもって、実際に才能があって一人でアークスになっちゃったからもう大変!1人でやって行けるのかな…最近会いにも来ないし…うーん心配だなぁ…」

「そうですね…会ったらよろしく伝えて置きます」

そのウルクの友達…俺の苦手なタイプだ

分かる…本能で理解した

 

ナベリウス@ロンド

「ひ、ひぃ!…あ、な、なんだ…アークスの人か…はぁ良かった…エネミーかと思いましたよ…」

「何を失礼な!私みたいな美人なエネミーなんて居ないよ?」

ほんとに失礼なやつ…つかひ弱そうだし

ほんとにアークス?

「いやぁ…ぼく、あんまり戦うのは好きじゃなくて…ですね」

うっわマジか…アークスとしてそれはどう?

「アークスになったのもたまたま適正があって人気があったからそうしただけで…正直、怖い事はしたくないです…どうにかなりませんかね…ならないですよね…はぁ…」

腑抜けたアークスも居たもんだ

師匠が見たら発狂してるね

「ヘンな話してすみませんでした、それじゃぼくはいきますね…」

そういい、とぼとぼと男は歩いて行った

 

地下発掘場@アリーシュ

とりあえず、クエストを受け直してアフィンと一緒に発掘場に入った

砂漠よりも静かで癒されるなぁ…

「あ、アリーシュさん、こんにちは」

「あ、フーリエさん、どうです?進捗は?」

あの事件の後、フーリエさんは変わらず接してくれてる

多分、ねぇさんがなんか言ったんだろう…それでも嬉しい…

「こっちの進捗は…まだまだって感じです…ほらあそこに…」

フーリエさんの指を指す先に1匹のリリーパ族がいた

フーリエさんは少し悔しそうに笑いながら

「たはは…面目ないです、これ以上は私からは動けないんですよね、嫌われるのが怖くて…」

気づいたら歩を進めていた

「あ。あの…あんまり近づくとその子たちが逃げちゃいます…ってあれ?」

お生憎様、私から逃げないみたいだよ

「逃げ…ないの?」

「1歩進んでみません?フーリエさん」

フーリエさんは恐る恐る1歩踏み出した

そう、歩かなきゃ進まなきゃ分からないものだってあるのさ…

私はそれをねぇさんから教わった

フーリエさんが少し進むとリリーパ族も歩みよってきた

「なんだ…そうか…そうだったんだ…怖がってたのはこの子達じゃなくて私のほうだったんですね…私やっと気づけました…」

「そうですか…良かったです、1歩進める助けが出来て」

「……アリーシュさん、ありがとうございます」

「うぉぉぉぉい!!相棒ぉぉぉぉ!!」

大声にびっくりしてリリーパ族が逃げ出した

こいつ…

「ア”フ”ィ”ン”ンンンンンン!!!!?」

「え?俺なんか間違えた…?」

「貴様に空気を読むって考えはないのかぁ!!!」

私のゲンコツが振り下ろされる音とアフィンの悲鳴がリリーパに轟いた

 

ひとしきり、フーリエさんが笑ったあと疑問を投げかけてきた

「ところでお二人はここにどのような用事で?」

「…あ、そうだった…少し探し物をですね…ねぇさんから頼みで」

「ロンドさんからの…私も手伝いましょうか?」

「助かります」

単純にフーリエさんの加入は大きい

私もリリーパの地理には詳しい方だが

地下発掘場は初めて来た場所だ

恐らく、アフィンと2人だと迷っていると思う…

そして3人でねぇさんからの頼みをこなすことになった

 

しばらく進むと見知った黒ローブを見ることになった

あれは…多分、私のアークス修業試験の時の…

「何処だ…」

何かを探してる?あの人、ねぇさんに似てる節がある…もしかして…

「相棒?どうかしたか?」

「アフィン、フーリエさん急ごう…」

「どうしてか聞いてもいいですか?」

「嫌な予感がする…ッ!」

ふと仮面のいた壁を見る

「あれは…?」

壁には何か文字らしき物が書かれていた

「フーリエさん、読める?」

「あの子達が遊びで書く文字に似ていますが…読むことはできませんね…」

何匹かのリリーパ族が集まってきた

何かを訴えたそうにフーリエに詰め寄る

「りっ!りっ!」

「もしかして…読めるの?」

リリーパ族が指を刺すようなジェスチャーをする

「こっちだって、言っています」

「言葉分かるんですか?フーリエさん」

「はい、ずっと気になってたんです…この子達の言葉、語数は同じなんですよ」

タッタッタッとリリーパ族が走って言ってしまう

「あ、待って待ってください!私たちもいきます!いますからー!」

フーリエさんもバタバタと着いて行った

「あー、いっちゃった…振り回されてんな…フーリエさん…だっけ?」

リリーパ族は狭い穴をくぐって行ってしまった

「どうするよ?相棒、あの狭い隙間は流石に…」

「ねぇ、アフィン…私ってさ薄いから行けると思うんだけど…どう?」

「行ける行けないは別にして自分で傷を抉るなよ、相棒…」

それもそうだ…さてさてどうしたもんk…

うっわ!なになになに!?敵襲!?

急な爆破音に混乱したけど敵襲ではないっぽい…フーリエさん?

「あ、あ、あ、あんた!何やってんだよ!おい!」

「発破です」

「そーじゃねぇよ!んなの見りゃ分かるってぇの!なんでンなことしてるだって聞いてんだよ!」

「そうだよ!キャストとはいえ、怪我したらどうするのさ!」

「相棒甘い!もっときつく言えよ!てかそう言う問題でもねぇよ!」

「でもこうしないと通れないじゃないですか…ほらもう通れますよ、ここ…あ。居ました!待って!待ってくださいよ!」

フーリエさんは走っていってしまった

「おうよ、アフィン!フーリエさんほっといたらどこで怪我するか分かったもんじゃない!」

「だからそういうもんじゃねぇだろって!あー、俺、もう疲れた…」

 

しばらく進むと大きなドームがあった

その中にフーリエさんとリリーパ族が見えた

リリーパ族は何やら嬉しそうにしている

「フーリエさん、待って…私、体力ないの…」

「相棒、へばるの早いなぁ…」

吐きそう…おえ、吐きそう!

「あはは、嬉しそう、あれは見て分かりますね、この先にあるものを見せたいみたいです」

ふと上を見上げる

すると地震が起こった

「っとお!ななっ!なんだ!?」

巨大な機甲種が出てきた

リリーパ族がフーリエさんに近づく

「奥?守る?機械?なるほどあれはさしずめ守護者って、とこでしょうか」

「ゲキトツロボッツ!ゲキトツロボッツだ!エグゼイドロボットアクションゲーマーLv3だァ!!」

「何意味わかんない事言ってんだよ!相棒!それどころじゃねぇって」

「守護者ってことは無理に奥に行かなきゃ襲って来ないかもしれませんけど…」

……

「二人とも下がってて…ねぇさんから頼まれたのは私…ボクの頼みに二人を突き合わす訳には行かないよ」

ジェットブーツに足を通すこの位の敵…ボク1人でも余裕だってぇの!

「…そうはいきません…アリーシュさんにはいっぱいお世話なりました!微力ながら、私にも協力させてください!」

リリーパ族がフーリエさんに近づく

「危ないから離れててね、いいって言うまで出てきちゃダメだよ」

リリーパ族は頷くとドームから出ていった

「さぁて行きますよ!」

守護者は突っ込んできたがそれを各個人で回避した

「おっけぇ…フーリエさんとアフィンもいるし負けるきしないわ!」

何発か蹴りを入れる

流石は巨大機甲種…ビクともしない

「相棒!」

巨大な爪で地面に叩きつけられた

いったぁい…口内に血が滲む

「アリーシュさん!」

「大丈夫…何?さっきので全力ってわけ?」

顔面に蹴りをぶつけ空中に飛び上がりかかと落とし

その衝撃からから熱発散用であろうルーターが開く

今だ!

「フーリエさん!アフィン!」

2人の攻撃がルーターに集中する

しばらくすると熱暴走を起こして機甲種は爆発した

「大丈夫ですか?アリーシュさん」

「余裕、余裕…ゲッテムの拳に比べたら蚊に刺された程度よ」

「…そうですか…ふぅそれにしてもあっさり終わりましたね…ん?あの子達は…」

リリーパ族が何かを示しているようだ

「瓦礫の中を示しているのか?でも潜り込む隙間も無さそうだけど」

フーリエさんが顔を輝かせて瓦礫の方へと向かう

「いや何も言ってねぇって!待って!なんでもう発破の準備整ってんの!?」

「怪我にだけは気をつけてねぇ…」

「だからそうじゃねぇだろって!」

「私。自分にできることは精一杯頑張るって決めたので♪」

フーリエさんが朗らかな笑顔を見せた

「実直なキャストらしい意見だけど絶対に頑張る方向間違ってるからなぁ!?」

発破が完了した

「ぺっ…ぺっ!うー、口に入ったー」

「フーリエさん…元気だなぁ…」

フーリエさんが瓦礫をよく見る

「うん、爆破崩落規模、想定内っと…はい、これで綺麗になりました!さぁ何があるんでしょうか?」

なにか結晶の様なものが現れた

あ、もしかしなくてもこれだ…

「相棒これ…お前の…」

「そうだね…」

手を伸ばす、すると武器の一部が現れた

「綺麗……これは私たち…ううん、アリーシュさんに見せたかったものなの?」

「しっかし、リリーパ族はなんで、これの在処を知ってたんだ?」

確かに疑問だ、ずっとあったわけでは無いだろうし…

リリーパ族はフーリエさんに話しかけた

「えっと…大事、物…預ける…すみません、詳細まではちょっと…」

「ま、そうだよなー、むしろここまで案内してくれただけで十分って感じだ…何はともあれ、相棒の探しは見つかったしな…これで良しとしようぜ」

「そうだね…うん」

武器の一部を日に当ててみた

キラキラと輝いてまるで宝石の様だった

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