二次元旅行-真恋姫†無双-(完結)   作:九十

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十話

只今、皆で晩御飯を食べています。

そして、そろそろ一ヶ月。

昨日驚く事があったんだよね。恋が必殺技が使えるように・・・

最初の頃に比べると2倍位強くなった恋ですが、それでも十分すぎる成果だったんだけど、

2倍位から伸びが殆ど見えなくなってきたので気をイメージすれば強くなるかなと安易に考えて、

昨日恋に気の事を説明してたんだけど、まあ昨日こんなやり取りが恋とあったんだよ。

 

 

 

「恋、気ってのが体にあるんだけど、それによって素早く動けたり力が上がったりするんだけど」

「そういうのって感じことあるかな?」

 

「・・・・・・?」

 

「感じたことないのかな?それとも質問の意味がよくわからないかな?」

「まあわかりにくよいね・・・。」

 

気とか俺もよくわからないし、しょうがないよね。

壁を越えるなんかいい方法とかあるかな うーん。

 

「ちんきゅ守る時、仲間守る時・・・力がわくような事はあった」

 

「お!そうなんだ!多分それなのかな?でもイメージ付きにくいよね。」

「そういえばさ、魏の曹操って所に楽進って武将がいるんだけど、その楽進が気を飛ばして使う技で気弾ってのを使うんだ。」

「こんな感じに」

 

と言って凪が使うような気弾を恋に見せてあげたら

 

「・・・すごい」

「恋もやってみる」

 

って言って力をためて、方天画戟を縦に振るったら・・・でっかい斬撃が飛んだね。地面にでっかい亀裂もはいってるし・・。

まあ楽進レベルで出来たんだから、恋でも頑張れば使えると思ったんだけど、一発でやるとは・・。

 

「恋、すごいね!それだよ!」

「それが気だよ!ちなみに今の横向きでも出来る?」

「後打てるだけ撃ってみて」

 

「・・・わかった」

 

その後横に斬撃飛ばしたけど、あれ一撃で数千人いけるんじゃないって威力だったね。

無敵じゃんとか思ってたら、3回目の斬撃を飛ばした後に恋が立てない位疲労してたから、実践では使えても一発だね。

一発でも相手からしたら、冗談以外何者でもない威力だけどね。

 

まあそんなことが昨日あって、恋がかなり強くなりました。

愛紗、鈴々、星が相手でもこれなら片手間だぜ!

強くするだけしてなんなんだけど・・・恋が何処かで力振るうかどうかはしらないけどね。

 

風と音々音は、音々音が風のおかげでかなりレベルアップしたみたい。

どれ位知力アップしたかわかんないけど、風が吸収の良さが良く思った以上の成果みたいな事を言ってたから・・

今の音々音なら稟といい勝負できるかもね!

 

後は、ここ一ヶ月で何したかな。

皆の着てる同じ服を皆に数着作ったり・・能力で皆の用意しました! 風と音々音はびっくりしてたね。

特に風には色々聞かれました・・・まあ適当に誤魔化して、納得してないけど納得してくれたけどね!相変わらずの矛盾!

 

晩御飯も色々出して、色々聞かれたね。同じく全て適当に誤魔化したけどね!

一番のミスは刺身出した事だね・・・食べたかったんだもん。

始めは皆食べてくれなかったけど、一応説明したら食べてくれたけどね! それなりにおいしかったみたい。

 

 

 

で今日色々思い出してるのは、風が世の中の動きを探ってくれてたみたいで、麗羽が白蓮を倒したって話しが今日来たからだね。

修行も期待以上できたし、さてどうしようかな?・・・こうなったら恋が強いのも見てみたいよね。

そのためにはどこに行こうかな・・・横槍とかでも良いかもしれないけどどうせなら何処かの勢力に行きたいな。

行くとしたら、華淋か桃香か雪蓮の所だな。間違っても美羽と麗羽はないな。

魏は北郷一刀がいるから・・行かなくてもいい気がする。俺等と北郷一刀が居たら・・・結果同じだよね!

決してもしかしたら、風が食われてしまうとかそんなのを警戒してるわけじゃないからね!

なんだかんだで一人で勝手に考えて決めようとしてるけど皆の意見を聞いたほうがいいな。

 

「ということでどうですか?」

 

「いつもどおり料理がおいしいぜ!」

「宝譿も認めるおいしさですー。」

 

「この卵のがすごくおいしいですぞ!」

 

ああそれはオムライスね!前もだしたんだけど・・・

 

「・・・おいしい」

 

恋は相変わらずのいい食べっぷりだね!目の前の食べ物がどんどん減っていくよ。

そして、もきゅもきゅしてて可愛いな。

 

「今日も満足してくれて皆ありがとう!って違うんだよね!」

「そろそろ修行もきりがついたし、世の中も動き出したみたいだから、何処かに付くっていうのもいいかなって」

「あ!ちなみに旗上げとかはしないから!面倒だし!」

 

「むぅ、風が言おうと思った事を断られました。」

 

「ここでこのまま暮らすってのは駄目なのですー?」

 

音々音何を言っているんだ、これからの為に風に勉強してもらってレベルアップしたのに!

 

「それはなしで!」

「このままだとお金も無くなっちゃうし、生活できなくなっちゃうよ!」

「後、せっかくここに天下の恋とその相方ちんきゅーそして風がいるんだし、俺達が手伝って乱世を終わらせようよ?」

 

お金の事は内緒だよ、と風にアイコンタクト送る・・・わかってくれたよな。

 

「ってことでどこに行ってみようか考えてるんだけど、それで皆の意見を聞きたいんだ!」

 

「そうですねー、今だと袁紹さん、袁術さん、曹操さん、劉備さんの順に勢力が強まってますね。」

「袁紹さんと袁術さんの所は兵数は多いですが、兵が他の方に比べ練度が低いですし、指揮をしてるのがあの方達なのでお勧めはしませんですが~」

「袁術さんの所の客将として居る孫策さんの兵は練度が高いですが、動きがちょっと気になります。何か企んでいるようです。」

「それを踏まえた上で考えるなら、お勧めは曹操さん、劉備さん、孫策さん、袁紹さん、袁術さんの順番ですかね?」

「曹操さんは天の御遣いと言う方が、いるみたいです。」

「劉備さんは甘い人だそうです。」

「孫策さんはそろそろ袁術さんから離脱か何かをするとおもいます。」

「袁紹さんは派手な事が好きな人です。」

「袁術さんは蜂蜜水ばっかり飲んでいる、お子様です。」

「こんな感じだと思いますが、風としては袁紹さんと袁術さん以外ならどこでもいいかと思います。」

「劉備さんの所の甘い考えでこの先通用するかどうかってのは、気になるところではありますが~。」

「お兄さんが行きたい所に行けば良いと思います。風はついていきますよ~。」

 

「なるほど、大体俺の読みと同じ具合だな。」

「ちんきゅーと恋はどう思う?」

 

「ねねと呂布殿はどこに行っても歓迎されないと思うのですー!」

「童卓軍として戦ってたのですぞ!」

 

そういえばそうだったね

 

「でも、曹操と劉備と孫策の所なら大丈夫だよ。」

「袁紹が皆を集めた時に、曹操と孫策は各自で洛陽に斥侯だして調べて童卓が噂通りじゃないって知ってる。」

「劉備の所は甘いと言う話だから、大丈夫。」

「それに抜きにしても、曹操、孫策、劉備の所なら呂布って言う武将を迎えたいと思うけどね。」

 

「そうなのですか!?」

「わかっていて反童卓連合に参加するなんて、酷いのですぞ!」

 

「まあその辺はしょうがないと思うよ。」

「とりあえず、大丈夫だと考えてちんきゅーと恋は何処がいいと思う?」

 

「ねねは恋どのに付いていきますぞー!」

 

「・・・無と同じ」

 

「俺が決定したら皆付いてきてくれる感じになっちゃってるよね!?」

「相談する意味が・・・特にちんきゅーと恋。」

 

「俺の考えは今の所、離脱すると考えての孫策か曹操の所、もしくは劉備だね。」

「とりあえず今日は考えて貰ってさ、明日晩御飯の時に俺の意見で決定とかじゃなくて教えてね。」

「まあ今日はそんなところで食後のおやつでも食べてくつろいでよ。」

「俺はちょっと用事があるから、一人で出てくるね。遅くても明日の晩御飯には戻るから!」

「恋も明日からは訓練なしだから、好きなことしててね。訓練してもいいけど、斬撃飛ばすのは使っても2回までだからね!」

「後!訓練なしと言っても、サボりすぎて実力を落とすなんて真似だけはやめてね!じゃあまた明日!」

 

矢継ぎ早に言い残して、一人宿から外に、そして向かうは稟の所!

一応うてる手だけは打っておかないとね!

しかし、ホントに何処行こうかな・・・。

 


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