二次元旅行-真恋姫†無双-(完結)   作:九十

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ちょっと練習で全体視点で書いて見ました。


十五話(全体視点)

無を置いて逃げていった恋達だが、冥琳、祭、雪蓮と話し合い美羽を追撃するように決めたようだ。

呉が全軍で美羽の軍団を追いかける。

そして、呉の軍団の前に一人だけ駆け出る影がいた。

 

冥琳「呂布が一騎で駆けているのだが?」

 

雪蓮「考えがあるんでしょ?死ぬようなたまじゃないしほかっておけば良いわ!」

 

呉の軍が弓が届く距離まで、近づいたときに恋が足を止める。

そして、気を一瞬ためて方天画戟を横に振るう。

斬撃波が美羽の残り少ない兵、ほぼ全軍の上半身と下半身をずらす。

その光景を見ていた者達は、ぼーぜんとその場に立ち尽くす。

美羽の軍にいたっては何が起こったかわからず、パニックにおちる。

そして数分固まった後・・・。

 

雪蓮「ちょっと、何よあれ?」

 

冥琳「わからんが、呂布が槍を振るったら敵兵が死んだな。」

 

祭「噂以上の化け物みたいじゃな。」

 

冥琳「袁術も一緒に死んでないか?」

 

雪蓮「ま、死んでたらしょうがないけど、勘だと生きてるわね」

 

冥琳「雪蓮が言うならそうかもしれんな」

 

祭「ちょっとわしが呂布の所に行って、兵達を指示し確認してこよう」

 

そして祭が慌てて恋の下に向かうのだった。

呉でこのような事が起こっていた頃、魏では華淋が兵から報告を聞いていた。

兵の報告では、春蘭が孫策を逃がし、孫策は袁術を追っていると、そして何処からか呂布が現れ、孫策と一緒に袁術を追っていると報告が入った。

呂布の出現以外の事は、予定通りに動いていたが、なぜ呂布がこの場に現れたのかを考え、そして孫策と行動を共にしているのは何故かと思い、出来ればうちに引き込めないかと華淋が考えていたところに稟からも報告が。

 

稟「華淋さま、袁術の所に行かせておいた斥侯から連絡が入りました。孫策が袁術を裏切り、背後から攻撃を・・・。そして孫策の所に呂布が現れ一撃で袁術軍を沈めたと」

 

華淋「先の報告どおり呂布はやはり孫策の所か、一撃と言うのは?」

 

稟「その、報告によりますと、呂布が一撃横に振るったと思ったら、袁術の兵達が全軍切れていたと・・。」

 

一刀「ミホークみたいに斬撃を飛ばした・・?でたらめすぎるな」

 

華淋「そのみほーくの斬撃を飛ばすというのは?」

 

一刀「ミホークってのは剣士なんだけど、その剣士が刀を振るって、その刀の切った後がそのまま敵に飛ぶというのかな?」

 

華淋「っ、そんなことが可能なのかしら」

 

一刀「可能かどうかわからないけど、凪も拳から気弾を飛ばすし、それの刀版では?威力が違いすぎるけど・・」

 

華淋「そうね、借りを返したと思ったけど、最大の強敵を作ってしまったかもしれないわね」

 

魏にも恋の凄さが伝わっていたようだ。

当の本人の恋というと・・。

 

恋「・・・お腹すいた」

 

何事もなかったように、その場に座っていた。

座っている恋に馬が一騎駆けつけてきた、そして恋に近づき、話しかける。

 

祭「呂布殿、今のは一体?」

 

恋「・・・斬撃波」

 

祭「そういうものですか?」

 

恋「・・・コク」

 

恋とのやりとりが初めての祭には内容が良くつかめなかったが、先に美羽の確認をするために敵軍に向かう。

 

祭「詳しい話は後で聞かせてもらうとし、呂布殿は一旦本陣に行ってくだされ!わしはこのまま敵を追撃します」

 

恋「・・・わかった」

 

祭「貴様ら、何時まで呆けておる!いくぞ!残党を狩るぞ!」

 

祭の言葉で兵士たちがやっとぼーっとしていたのから立ち直り、返事をする。

祭の指示の下、死体の上を通り美羽が居ないか確認させたが見つからなかった。

そして、やはり本陣に戻る。

 

祭「策殿!恋術は居なかったのじゃ!」

 

雪蓮「そお、やっぱり逃げられたのね。ま、全軍と合流後城を落としに行くわ!」

 

そしてそのまま城を落とし、蓮華達とも合流でき、美羽を撃波したのだった。

美羽達がどうなったのかは雪蓮達しか知るところではなかったのだった。

そしてここに呉が再興された。そして・・城に帰り宴会の中、雪蓮に忍び寄る一人の男が。

 

無「よ!終わったみたいだね?」

 

雪蓮「あら、無事だったみたいね?今まで何処に行ってたのよ」

 

無「まあね。ちょっと楽しそうだったから遠くで見てたよ!途中からだけど」

 

雪蓮「無事で何よりだわ、その二人は?」

 

無「それより恋は?」

 

雪蓮「あっちでご飯食べてるわ」

 

無「そっか、でこの二人だっけ、とりあえずこの二人も一緒に混ぜてもらっていいかな?」

 

そういうと、抱えていた風とちんきゅーを雪蓮の前で降ろす。

 

風「始めまして、程昱です。よろしくですー。」

 

音々音「ねねは陳宮と言います!呂布殿の軍師ですぞ!」

 

無「と言う事で良いかな?」

 

雪蓮「はいはい、私は孫策伯符、ま、気軽に孫策って読んで、じゃあ付いて来て呂布の所まで案内するわ」

 

皆で恋の所に移動すると他の呉の武将もやってきて、自己紹介をし合い、皆でご飯を食べつつ雑談をしていると恋と無の話しに。

 

雪蓮「所で九十、なぜ呂布と一緒にいるのかしら?」

 

無「たまたま風達と一緒に旅してたら、目の前に恋の軍団が見えたから挨拶して、成り行きで・・。」

 

音々音「あれが挨拶と成り行きですと!?」

 

雪蓮「何をしたの?」

 

無「恋達の兵士をちょっとね」

 

恋「でも・・・あそこで無と会えてよかった」

 

無「まあ恋もこうやって言ってくれてるし、気にするなよ!ちんきゅー」

 

音々音「む、恋殿がそういうなら」

 

雪蓮「それにしても呂布強いわね、私と手合わせしてもらえないかしら?」

 

恋「・・・コク」

 

無「良いってさ!中庭に行こうか?」

 

雪蓮「ええ」

 

皆でぞろぞろと中庭に向かう。

その途中、無が恋に何かを耳打ちし恋が承諾する。

 

雪蓮「さ、始めましょう」

 

恋「・・・何処からでも」

 

雪蓮「あら?呂布武器は?」

 

恋「・・・いらない、稽古」

 

雪蓮「なめてくれるわね!後悔しても知らないから!」

 

そういうと雪蓮は南海覇王を振るう、そしてその南海覇王の剣先を恋が二本の指で挟む。

雪蓮が攻撃しては恋に挟んで止められ、それを数回繰り返し、恋が片手しか使ってないのに気付き雪蓮は諦めたようで。

 

雪蓮「はぁ、こんなに実力の差があるとは思わなかったわ」

 

恋「・・・無の方が強い」

 

恋がこんなことを言ったので、周りの視線も無に集まり、疑いの眼差しが痛い。

無も別に隠す必要もないので、やれやれという感じで見せてあげることにした。

 

無「なんか疑いの眼差しが・・痛いんだけど!しょうがない、ちょっとだけ見せてあげるよ!恋、ちょっと本気で俺に攻撃してきて、あ!斬撃波はなしね?周りの被害が酷すぎるから」

 

恋「・・・わかった」

 

そういうと恋は方天画戟を構え、無に攻撃をする。

そして先ほどの雪蓮と恋の挟んで止めるの光景が今度は恋が止められるという逆の光景で繰り広げられる。

しかし、その恋の本気で振るう速さを追える者は少なく、音だけが回りに響いた。

数分恋が一方的に無に攻撃し、そこに無の言葉が入り終わりとなった。

 

無「ま!こんなもんだよ!」

 

雪蓮「凄いってもんじゃないわね。全部見えていたかどうかも解らないわ。さっき九十が言った斬撃波ってのが袁術軍を打った技かしら?」

 

無「お!使ったんだ?恋が方天画戟を横に振るってその後兵士が上半身と下半身に分かれた技なら斬撃波だよ!」

 

雪蓮「そうね。間違いないわ」

 

祭「それにしてもおぬしすごいのう!呂布殿は噂以上の豪傑だと言えど、おぬしの噂など聞いたこともなかったのじゃ!」

 

無「あんまり色んな事にかかわりたくなかったんだけど、風に一目惚れして旅してたら、こんな感じに」

 

雪蓮「あら、ああいう子がお好み?私みたいな人じゃだめかしら?」

 

無「はは!駄目じゃないけど、風一筋って決めてますので!」

 

雪蓮「残念ねぇ。気が変わったらいつでも来て貰ってもいいのよ?」

 

風「お兄さんいきなりこんな所で、そんなふうに言われても恥ずかしいのですよ。」

 

雪蓮「所で、これからどうするの?良かったらうちにこない?」

 

無「客将として、自国を守る限りなら手を貸すよ!」

 

雪蓮「ま、それでいいわ!敵に回られると手に負えないかもしれないからね。」

 

無「後、犬達を数十匹住まわしたいんだけどいいかな?」

 

雪蓮「犬?別に構わないわ」

 

無「よかった。恋の愛犬達でさ、恋良かったな!」

 

恋「・・・ありがとう」

 

無「俺は防衛しかやらないけど、俺以外の事は俺以外各自に聞いてね!別に俺の部下ってわけじゃないから」

 

雪蓮「あらそう?じゃあ陳宮と程昱と呂布は手を貸してくれるのかしら?」

 

風「風は別に構いませんのですよ~」

 

恋「・・・いい」

 

音々音「恋殿が良いなら、ねねも良いのですぞ!」

 

雪蓮「ありがとう、そういえば程昱は何ができるのかしら?見たところ武が出来そうな感じではないけれど?」

 

無「風は軍師だよ!しかも孫策の所の周瑜かそれ以上のね!」

 

雪蓮「言ってくれるわねと言いたい所だけど、さっきの事もあるし、九十が言うならそうなのかもね。それにしても一気に軍師が沢山増えちゃったわね、と言っても二人は客将だけど」

 

無「多くても問題はないでしょ?それだけ色んな意見が汲めるし、色んな所にもわけれるしね!ちんきゅーは常に恋と一緒で、風は出来たら城からは出さないでほしいな、守れなくなるし」

 

雪蓮「はいはい、その代わり九十は私達の稽古でもお願いしようかしら?」

 

無「それくらいなら、まあ引き受けるよ、周泰とか鍛えたいと思ってたんだ」

 

雪蓮「あら、そういえば明命が居ないわね。」

 

明命「は!ここに!」

 

雪蓮「何処行ってたのよ?」

 

明命「あぅ、先ほど九十さんが入ってくるときに不審者と捕まえようとしたら、逆に捕まってしまって・・・そのときに少し3人と自己紹介しまして、少し顔を合わせずらかったです。」

 

雪蓮「そんなことがあったのね。確かにあんな所から入ってきて不審者としか言いようがないわよね?九十?」

 

無「ごめんごめん、表からとか色々とめんどくさそうで、孫策の所に来たらなんとかなるかなって!」

 

雪蓮「はぁ、呆れた。なんとかならなかったらどうするつもりだったの?」

 

無「そのときは・・・恋も連れて逃げたよ!」

 

雪蓮「逃げられるとでも・・・逃げれそうね」

 

無「周りの被害を考えなければ使える技はあるし」

 

雪蓮「そうね、さすがに私でも呂布の斬撃波を受け止めれるかどうかなんてわからないし」

 

無「そろそろ宴会にもどらないか?何時までもここにいるってのは」

 

雪蓮「あら、つい話しこんでしまったわね。戻ってゆっくり続きを話しましょう」

 

また皆でぞろぞろと戻り色々と雑談をし、夜も暮れ、床につくのだった。

 

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