二次元旅行-真恋姫†無双-(完結)   作:九十

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十七話

 

朝から明命の訓練をしてあげているのだけど、伸びが全然少ないな。まだ一日目だし、恋みたいに初日からそこまで伸びないよね。

 

「明命、それが限界?」

 

「はぁはぁ、まだいけます!」

 

「がんばってねー!」

 

どうやって鍛えようか考えながらやっているので、とりあえずは明命の攻撃をひたすら避けて、たまにデコピンをしてるだけなんだけどね。

 

「明命遅くなってきてるよ?」

 

明命は常に全力で戦っていて、見るからに疲れがたまりスピードが落ちてきてる。

 

「あぅ・・」

 

「一回休憩しようか」

 

二人で木陰に座り、明命に飲み物を渡してあげる。

 

「ありがとうございます」

 

「朝から訓練してるんだけどさ、実はまだ明命の鍛える方針を決めてなかったり・・・」

 

「えぇー!そうなんですか?でもあれだけで、自分がどれ位足りてないか良くわかります」

 

「明命は隠密が主だから強くなる必要が他の武将よりも低いかもしれないけど、それでも戦の時は戦いが必要だからね」

 

「いえ!それでも弱くて良い何て言う理由になりませんですし、沢山鍛えてください」

 

「やる気だねー!まあ、雪蓮と互角に戦える位は強くなろうか?」

 

「孫策様とですか!?」

 

「そう!頑張ろうねー」

 

「呉で一番強い孫策様に追いつけるのかな」

 

「まあ恋に一撃入れるでもいいけど、どっちを目標にする?」

「ちなみにだけど雪蓮を倒すのと、恋に一撃を入れるだと、圧倒的に恋に一撃を入れるほうが難しいけどね!」

 

「じゃあ・・・孫策様に・・」

 

そのとき近くに来ていた雪蓮が

 

「明命!目標が低くてどうするの?せめて目の前の無に一撃をいれると言うのよ!」

 

「はぅあ!?孫策様・・がんばります!無様あなたに一撃を入れれるくらいまで鍛えてください!」

 

「えっと、それは無理だね!今の恋でさえ一撃入れれないのに・・ま!でもがんばってみなよ」

 

「あぅあぅ・・・」

 

「で、雪蓮はどうしたの?」

 

「私も一緒に鍛えてもらおうかと思ってね!」

 

南海覇王を持ってきてる時点で鍛えるというか、やる気・・殺る気まんまんだね。

 

「まあいいけどね!どうせ明命のも刃を丸めてないし!」

 

「あら、これのことかしら?無なら良いと思ってそのままで来たわ」

 

南海覇王の刃が綺麗に研いであるみたく、輝いて見える。

 

「その代わり、明命の教育方針を考えてくれよ」

 

「あなたが受けてくれたのでしょ?私はしらないわ!」

 

「じゃあとりあえず、明命をある程度強くなるまでは武将として任務に入れれないくらい鍛えちゃうけどいい?」

 

「まかせるわ。そのかわり恋を借りるわよ」

 

「それは本人に聞いてくれ」

「まあ、自国の防衛なら俺にまかせてくれ」

 

「わかったわ、じゃあとりあえず始めましょうか?」

 

「ちょっとまって、明命の教育方針を恋の時と同じにしようと思ってさ、説明だけさせて」

 

「興味あるわね」

 

「はい!おねがいします」

 

「簡単に言うと、毎日俺から明命をぎりぎり避けれるか避けれないかの速度で攻撃する、それを死ぬか死なないか程度まで毎日行う」

「すきあらば反撃してね?まあ、こんなところだよ!」

 

「結構凄いわね?つまり、どれだけ成長しても避けれるか避けれないかが続くわけね?」

 

「そうそう!だからどれだけ強くなったのが実感できないのが修行してる方の辛い所だね」

 

「は、はい!がんばります」

 

「じゃあ二人ともかかってきなよ」

 

そして日が暮れるまで二人の相手をした。訓練が終わった後は二人とも立てる元気さえなかったので、寝て起きたら全快に回復するようにじわじわ回復するようにしてあげておいた。

なんだかんだで二人を毎日の用に訓練していたある日・・というか雪蓮たまに来るんじゃなかったのか!呉はもう蓮華に任せたのか!?

大して気になっていなかったので聞いてないけどね。

でそんなある日!自分が強くなっているのに、実感がわかないらしい明命が。

 

「無様、私は強くなっているのでしょうか?」

 

「もちろんなってるよ?うーん・・・明命って思春より強かったっけ?」

 

「いえ!私は思春様には勝ったことがないですが・・」

 

「じゃあちょっと思春と勝負してみてよ」

 

「私が呼んで来てあげるわ」

 

「じゃあ雪蓮よろしく!」

 

「いえ!孫策様が行かれずとも私が行ってまえります!」

 

「あなたは今から戦うのだから体をほぐしておきなさい」

 

「あぅ、いいのでしょうか?」

 

「まあ呼んで来てくれるって言うんだし、明命は言われた通り体でもほぐしておきなよ」

 

「そういうこと!ま、行ってくるね」

 

待ってる間明命のストレッチを手伝ってあげといた。

 

「連れてきたわ」

 

「明命と勝負ということですが」

 

「雪蓮お帰り、うん!その通りだよ、ちょっと模擬戦をやって貰えるかな?」

 

「はっ!明命本気でやるぞ」

 

「はい!お願いします」

 

結果はほぼ互角だった。

 

「二人ともそこまで!うーん、そろそろ思春になら勝てると思ったんだけどな・・・思春もかなり鍛錬してる?」

 

「今は恋様に時間が空いた時に訓練してもらってます」

 

「なるほど、それでか!他に恋が訓練してる人しってる?」

 

「祭様が時折訓練してるみたいです」

 

「なるほどね!皆強くなっていくなー」

 

呉の武将だけ強さがやばくなってないか?まあいいか別に。

 

「それでも誰も恋にも無にも一撃も入れれないのは悔しいわね、恋には一撃入れれるようにはなれないかしら?」

 

「そればっかりはなんとも言えないけど、そろそろ雪蓮は恋以外の武将になら1対1で負けないと思うよ?」

 

「それは嬉しいけど、無が鍛える前の恋と比べてならどうかしら?」

 

「昔の恋の方が強いね!多分もう少し鍛えた明命と思春の二人を相手にして勝てれば、前の恋と同じ位の強さだと思うけど」

 

「けどなにかしら?」

 

「雪蓮の伸びがそこまで高くないから、昔の恋の強さ位が限界かもしれない」

 

「そう・・。恋の斬撃波みたいなのは使えないのかしら?」

 

「あれもね・・・気を武器に纏わして飛ばすって技だから頑張ればできるかもしれないけど、普段の動きで無意識に使ってるわけだからあんまり使えないと思うよ?」

「ただ、気を意識できるようになれば伸びも速いと思う。恋はその辺は自然に出来てたみたいで・・・天才だね。」

 

「気ね。がんばってみるしかないわねー」

 

「うんうん。そういえば、誰も蓮華は鍛えてあげてないの?」

 

「はっ!私が訓練しています」

 

「思春が訓練か、まあ頑張ってね」

 

呉の武将の強さはそのうち雪蓮>>明命>思春>>祭>>蓮華になりそうかな?

まあこの後の伸びとかしだいでわかんないんだけどね。恋みたいに倍さらに倍みたいに強くならないと思うし。

 

「明命?静かだけどどうしたの?」

 

「いえ!ちょっと互角に戦えると思っていなかったので、うれしくて!」

 

「そのうちこのままだと、勝てるようになるよ」

 

「明命には負けるわけには行かない!」

 

「まあ、思春も負けないように頑張ってね!」

 

訓練量が違いすぎるし、負けると思うけどね。

明命は朝から晩まで訓練という名の地獄だし、思春は時間があるときだけだしな。

 

「思春は今日は用事はあるのかな?」

 

「ありますが、急なものは無いので何かあるならやりますが?」

 

「いや、どうせなら今日は3人とも修行つけてあげるよ!」

 

「では、おねがいします!」

 

そしてそのまま3人を晩まで訓練してあげた。終わった後、訓練の酷さに思春は若干驚いていたようだが、これからの訓練の意気込みもあがっているようだ。

それからまた訓練の日々が続いた。

そんな中、桃香が華淋に攻め入ると言う話しがはいった。

 

「雪蓮、ちょっと魏と蜀の戦でも見てくるね」

 

「ちょっと、そんな気楽に見に行かれても困るんだけど?」

 

「あの二つが勝負してる間に攻められることはないでしょ?袁家の残党ごときに負けるわけもないし、連れて行くのは明命と風だけだし、恋は留守番してもらうし、いいでしょ?」

 

「もう!わかったわ!そのかわり!ちゃんと帰ってくるのよ?」

 

「明命も連れて行くし大丈夫だよ」

「ま、行ってきますー!」

 

そして風と明命を連れて旅だった。ちなみに一頭の馬(強化されてます)に三人で仲良く乗っているという・・狭いです。

なぜそうなったかと言うと、風が俺と一緒に乗るといい、一人だけ離れてると寂しいかなと馬車でも用意しようかなと思ったんだけど、「荷物もいらないですし、三人乗れないですかねー?」と風がいいだして、

「じゃあ乗ってみる?」って三人で乗ったら案外乗れたからそのままで行く事に!まあ強化馬じゃなかったらやばいと思うけどね?二人軽いから良いかもしれないけど!

そして道中。

 

「そういえば、明命は機会があれば関羽と戦ってもらうからね!」

 

「えぇ!あの関羽さんとですか?」

 

「いや、やっぱりまだ早い気がするから趙雲辺りを見つけたらやろうね!張飛でも良いけどね!」

 

「わかりました!がんばります」

 

「お兄さん、風は見てるだけですかー?」

 

「そうだね、風は見ながら一緒にご飯でも食べようよ、つまみは明命と魏と蜀がいるし、楽しめるよ」

 

「あぅあぅ、つまみですか・・」

 

「兵とか矢とか来たらどうするのですかー?」

 

「兵とか矢が来たら邪魔させないように処分するから大丈夫」

「問題は有名な武将が来たらだよ!そのときはあしらって逃げるか気絶させちゃおう」

 

「はいー」

 

「魏行くと、稟いるかもしれないけど、会っていく?」

 

「無理に会う必要はないです、そのうち戦場で会うと思いますー」

 

「そっか、ま、気軽に行こう!」

 

「所でお兄さん、なぜ明命ちゃんが戦うのは蜀の武将ばかりなのですか?」

 

「いや、なんとなく最初に関羽だしちゃったから、ついそっち方面ばっかりに・・・別に魏もいいけどね」

「魏なら夏候惇は多分まだきついから、張遼か曹操辺りとなら勝負していいよ」

 

「わかりました!」

 

そうこう話しながら魏と蜀の戦いの元に向かうのだった。

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