二次元旅行-真恋姫†無双-(完結)   作:九十

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話しの流れ的にはできてるのですが、作者のレベルが低すぎて、表現とか調べたりしてると全然すすまない。


二十話

朝から、今日は何しようかなとぶらぶらしていると蓮華が前から歩いてきた。

 

「無殿、おはよう」

 

「おはよ、蓮華」

 

「私は先日の戦で動けなかった」

 

「そうだね、予想以上に凄かったんでしょ?恋が」

 

「ああ、そうだ。あれがもし我が軍に向かって来たと考えたら、恐怖で動けなかった」

 

「そんな深く考えないでも今は味方だし」

 

「今はな・・しかし・・」

 

「ま、恋の事は恋にしかわからないけど、今の所はとりあえず大丈夫じゃない?」

 

「もしだが、恋殿が我が軍に向かって来たとして、我が軍は勝てるのだろうか?」

 

「とりあえず、戦える武将と兵でいけばいけるかもしれないよ?」

 

「姉さまと思春、明命でも止められないのか?」

 

「わからないねー、ちょっと模擬戦でもしてもらう?」

 

「そうか、試してみれば良いのだな、では3人を呼んでくるので無殿は恋殿をお願いできるか?」

 

「了解、じゃあ中庭に集合で」

 

そう言って別れて、恋を探しにセキト達が居る小屋に向かう。

途中風も連れて行こうと、風の位置を探し、風の所に向かった、風と冥琳が話しをしていたが、割って入り、風を借りる。

 

「お兄さん何処行くのですか?」

 

「今から恋を探しに行くんだけど、セキト達の所にいるかなって向かってるの」

 

「居ると思います、恋ちゃんを見つけた後はどうしますか?」

 

「えっとね、蓮華と話してて、雪蓮と思春と明命と恋が戦ったらどうなるかってのを話してて、じゃあやってみようって事になったから」

 

「それを風にも見せるために、お兄さんは風を呼びにきたのですねー」

 

「そうそう、楽しそうでしょ?」

 

「楽しそうですが、実力を見せるために呼びにきたのかと思いました~」

 

「そう、そうだよ!楽しそうだし、実力を見たほうが良いと思ってだよ!」

 

「はいー、早く恋ちゃん呼びに行きましょうね~」

 

そして、風と恋を呼びにいき、中庭に向かった。

恋の所に行くと、音々音もいたので一緒に連れてきた・・というかついて来た。

中庭に着くとすでに4人が揃っていた。

 

「無、遅いわよ?」

 

「ごめん、ちょっと風も呼んできて、連れてきてた、しかしそっちは速いね」

 

「ちょうど探しに行ったら、三人とも中庭に居たわ」

 

「すでに目的地に居たらそりゃー速いよね」

 

「話しは聞いてるわ、私達と恋で組み手ね」

 

「そうだね!そろそろどんなものかなと、恋準備いいかな?」

 

「・・・がんばる」

 

「ということで雪連、明命、思春も準備は良い?」

 

「いつでも大丈夫よ」

 

「はいですー」

 

「はっ!」

 

そして3対1の勝負が始まった。

 

まずは思春と明命が恋に攻めるが思春と明命の攻撃を難なくかわすと思春に攻撃を入れる。

思春がどうにか鈴音で恋の攻撃を防ぐが、その一撃により吹き飛ばされる。

その隙を攻撃しようと明命が攻撃するが、恋に難なくかわされ、反撃を受ける。

明命はその反撃を避けようとするが、避けきれず腕に当たる。

 

さすがに刃は丸めてあるので、悪くても折れる程度だが・・・恋が攻撃して兵が受けたら切れそうだが、

話しがそれたが、刃で攻撃されたら、致命傷になりえる場所以外なら使わずに続行というルールが前から決めてあるので、そのルールにのっとり明命は片手が使えなくなった。

 

そして、雪蓮が一呼吸入れた恋に攻撃を仕掛ける、雪蓮の攻撃を恋が受け流しそのままの勢いで後ろに来ていた思春を切る。

思春は雪蓮の相手をしながらも此方にくると思わず一瞬反応が遅れて切られて、リタイヤだ。

思春を攻撃した瞬間の恋に雪連が絶妙なタイミングで攻撃を入れるが、ぎりぎりかわされる。

 

そして、そのかわした瞬間の恋に明命が攻撃を入れるが・・それもぎりぎりかわされ、尚且つ恋は雪連に反撃をする。

恋のその攻撃を雪蓮は南海覇王でそらすが、そらされた恋は方天画戟を力で止め、すぐさま切り返す。

しかし、雪蓮は勘でそう来るとわかったのでかわし、すぐ攻撃をする。恋はそれをかわす、かわした先を明命が攻撃しようとするが、それよりも早く恋が明命に攻撃をする。

攻撃のところに攻撃を入れられたので、明命はかわしきれずにもう一本の手も切られ、自主的にリタイヤした。

 

リタイヤの理由を聞くと、両手が使えないなら雪蓮の足手まといになってしまうということだった。

残った雪蓮は、明命と思春が居なくなって周りを気にしなくてよくなった恋に、押されに押されやられた・・。

そして終了となった。

 

終わった恋のもとに音々音がかけていく。

戦った後のわりには雪蓮達は疲労の色は見えない。恋ももちろん疲労の色は見えない。

つまり差が結構あるから、皆疲れる前に勝負がきまったってことか?

 

「結果恋の勝ちだね!」

 

「そうね、私としては一騎打ちしたいのだけど、実力がまだまだ足りないみたいだわね」

 

「そのせいか、雪蓮すぐ攻めなかったよね?雪蓮が一番最初に接近戦を行き、明命と思春が隙を突いて攻撃していけばもっといけると思うんだけど、三人の中では雪蓮が一番強いんだし」

 

「次はそうしてみるわ」

 

「明命、思春、怪我はしてない?」

 

「大丈夫です!ちょっと痺れてる程度です」

 

「はっ!大丈夫です」

 

「蓮華はどうだった?」

 

「勝てなかったか・・・」

 

「まあそんな落ち込まなくても、皆大丈夫そうならお昼食べてからもう一回やってみる?」

 

「いいわね、それじゃあお昼にしてから、また中庭に集合だわね」

 

「お兄さん、風は所々見えなかったので、後で説明してもらって良いですか?」

 

「うん、ご飯食べながらでも説明するよ」

 

「俺達は町にでもご飯食べに行って来るけど、皆はどうする?」

 

「じゃあ私も一緒に行こうかしら?」

 

「・・・恋も」

 

「恋殿が行くなら、ねねもですぞー」

 

「姉さまちょっとお話しが・・」

 

「無、蓮華が話しあるみたいだから私達は別で食べるわ」

 

「了解ー、じゃまた後で」

 

そして別れ、ご飯を食べに行く。

 

「そういえば小蓮に聞いたんだけど、最近美味しいお店ができたみたいなんだけど、行ってみる?」

 

「いいですよ~」

 

「・・・うん」

 

「あのお店ですかー!ねねも聞きましたぞ!少し高いけど凄く美味しいらしいですぞ」

 

「じゃあ、そこに行こうか」

 

そして皆でお店に行く、ザ 中華って感じの店だね。

これこそが中華みたいな?まさしく中華みたいな?そんな感じだね。

お店に入ると、恋の要望でとりあえず店の品を一通り頼む。

その一通りで恋以外の皆はお腹一杯になったのだが、恋だけは気に入った品を追加して食べている。

 

「とても美味しかったですー」

 

「ねねはお腹いっぱいです」

 

「美味しかったねー!よかったね!恋は今からが本番だけどね!」

 

「もきゅもきゅ」

 

恋はまだ、めっちゃ食べてるよ。しかし、恋が食べるの見ると和むな・・・・・・・。

はっ!ぼーっとしてたよ。そろそろ風に説明するか。

 

「そういえば風どこが見えなかった?」

 

「恋ちゃんの動きが特に見えませんでした、後、雪蓮さんの攻撃もたまに見えなくなります」

 

「なるほどね」

 

風になるべくわかりやすいように、こう動いてこうなってこうだったんだよ等々説明してあげた。

 

「なるほどですー。やはり恋ちゃんが凄すぎますね~」

 

「雪蓮もかなり凄いけどね?明命と思春で防戦一方だった武将達と互角に勝負できると思うよ」

 

「雪蓮さんでそれほどですかー」

 

「それだけ恋が強いってことだねー」

 

「策がいらないほどの強さですね、でも風の策があれば、多分恋ちゃんをとめれます~秘密ですが~」

 

「ねねは恋殿の役に立ちたいのですがー」

 

「あっちこっちで攻められたら流石に恋だけだと止めれないからそのうち役に立てるよ!それまで頑張って勉強しておきなよ」

 

「うー、はいですぞー」

 

「・・・お腹いっぱい」

 

「そんなに食べて恋大丈夫なの?」

 

「・・・大丈夫」

 

恋が食べ終わった事により、ごちそうさまになり、お店にお金を払い、中庭に戻った。

中庭に戻るとまだ雪蓮達は戻ってないようだったので、恋が草の上にゴロンと横になったので、恋の周りに皆で仲良く寝ころがり・・いつの間にか寝てしまっていた。

後から聞いたのだが、雪蓮達は戻って来たら俺達が皆で仲良く寝てるのを見て、一緒に横になって寝たそうだ。

通りで起きたときに皆が回りにいたんだね。あと雪蓮達以外にも、セキト達と野良猫?もいつの間にか集まってたみたいで凄い光景でしたよ。

とりあえず皆を起こして、続きをやるか聞いたんだけど、日が落ちてきていたので、明日の朝やろうという話しになった。

 

 

 

そして翌日!

昨日みたいに、やりあったんだけど、結果は恋の勝ちだった。

雪蓮が最初から休みなしに、攻めに攻めまくって、ちょっとでも雪蓮に攻撃を入れようとしたり、恋が雪蓮の攻撃を避けて隙が一瞬でもできると明命と思春でその隙を攻撃するというのを繰り返して戦っていた。

朝からやって勝負は昼まで続いたのだが、雪蓮が体力を消耗して、ほんの少しスピードが落ちた所で恋に切られ、そこから総崩れとなった。

 

その後、お昼を食べてから祭を入れてやったところ、結果は恋の勝ちだったが・・・辛勝だった。弓が混ざると流石にやりにくかったみたいだ。

祭の弓が凄かったせいもあるんだけどね。

 

なんだかんだで、恋が辛勝だったのが良かったのか、勝てる希望が見えたのかわからないが、蓮華はちょっと落ち着いたようだった。

 

 

 

そして、それから1ヶ月。

魏が蜀に攻め、落とした。

魏を倒すには今が好機なので動きたいと冥琳達軍師は思い、今こそ魏を滅ぼすチャンスと言わんばかりに雪蓮に言っていたのだが、呉は蜀からの要請が来なければ特に動かないでおこうと雪蓮が決めたので動かなかった。

 

そして、報告によると、

蜀からは同盟を組んでくれないかと、ぼろぼろになっていた翠と死にそうな雛里が来たのだが、同盟を言いに来たときには、すでに魏が蜀を滅ぼした後だった。

魏は兵数を50万用意し、破竹の勢いで攻めてきたようだ。

驚く事に魏は更に20万の兵を蜀から呉に、通達などが出来ない用に色んな所に敷いてあったらしく、それで翠達が手遅れになった理由のようだ。

翠の話しによると、何処から向かおうとしても魏の兵たちによる確認があり、日数が立ってきて、悠長に安全にいけない事を知り、無理やり通るしか方法がなくなり、無理やり通ろうとしたのだが、連れてきた兵たちは皆死に、命からがら雛里と翠だけが来れたようだ。

 

ここまで報告で聞いたのだが、その話を聞いて雛里の元に向かってみたら、布団に寝かされ、腕などに包帯が巻かれており血が滲んでいる状態の雛里を見た、

もう手当てが終わった後のようで、部屋には医者が一人いただけだった。

医者の話では、もしかしたらこのまま目を覚まさないかもしれない、この数日死なずに生きれたら可能性があると言っていたので、かなりの重症のようだった。

敵じゃなくて、尚且つこんな子が死なれるのは嫌だったので、こっそり雛里を全快に回復して、すぐ起きたら面倒かなと眠らせておいた。もちろん物理的にじゃなくて魔法的に眠らせておいた。

 

その後翠と話そうかなと探しに言ったら、まだ雪蓮達と話していたので、まあいいかと諦め、恋達と遊びその日は暮れいった。

 

 

次の日の朝、翠がすごく大きな声で叫んでいたのが聞こえた、声の方に向かって行くと途中明命と会い挨拶をする。

 

「なんか凄い叫び声が聞こえたけど、何言ってるんだろ?」

 

「わかりません、私も今聞こえたので確認をしに行く所です」

 

到着して、入ると医者が包帯を変えてる途中のようで、固まっていた。翠は雛里の服を脱がして傷がないのを確認して、抱きついていた。

どうやら傷がなくなっていたのを医者がびっくりして固まり、翠がそれを聞いて雛里の服を脱がして確認したが、本当に傷がなくなっていたので、うれしくて抱きついて叫んでいたようだ。

その事に安心して俺は部屋を後にしたが、明命はわかってないので翠に話しかけていたが、翠はそれどころじゃないみたいで、明命の問いかけが聞こえてないようだった。

 

・・・・雛里は裸だったけど、翠が抱きついていたので全然見えてませんよ! あ、雛里の事しっかり見てなかった、起きてたのか、寝てたのか、まあどっちでもいいか。

 

 

さて、これから皆どう動いて行くかな?楽しみだ。

 

 

 


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