二次元旅行-真恋姫†無双-(完結)   作:九十

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二十四話

とりあえず近づいたものの何も考えてない・・・。

全員殺してもいいけど、それじゃあ味気ないし、何も残らない。

とりあえず雪蓮に話しを聞きに行こうと、雪蓮の元に行く。

雪蓮の元に行き、魏の武将と兵達を片手間に相手をしてやりながら雪蓮に話せれる余裕を持たせてやる。

 

「よ!苦戦というかやられそうだねー?」

 

「無、貴方やっとやる気になったのかしら?」

 

「質問に質問とは、まあいいけど、いや別にそういうわけでもないんだけど」

 

「じゃあ何しにきたのかしら?」

 

「雪蓮達と曹操達がちんたらと長々と戦ってまだまだ勝負がつきそうじゃなくて・・・飽きちゃった」

 

「無、戦をそんな風に!しかも、貴方・・・殺されたのよ!ねねちゃんが!!」

 

「うーん、そういわれてもね」

「とりあえず、戦を終わらせようと思うんだけど?」

 

「くっ・・・もういいわ・・で、終わらせてどうするつもりなの?」

 

「新しい王を立てようかなと!」

 

「貴方が王として君臨するのかしら?」

 

「風になってもらうつもりだけど?」

 

「はぁ、結局貴方は何がしたいのかしら?」

 

「いや、特に何にも考えてないけど・・風以外には付きたくないし、だるい戦も見たくなくなったので」

 

「じゃあ、今から貴方は敵ね!」

 

そういうと、雪蓮が俺に向かって攻撃をしようとしたので、ずっと攻撃してきてる魏の武将も、もちろん雪蓮本人も気付かないスピードで攻撃し気絶させる。もちろん物理敵にだ。ただちょっと殴りすぎたみたいで全身骨折程度にはなってるかもしれない。

 

「なっ!」

 

一番びっくりした声の方を見ると・・愛紗か。

 

「関羽、どうしたんだい?そんなびっくりした声をして」

 

「貴様、今何をした?そして先ほどから私達全員の攻撃を話しながら防ぐとは、かなりの実力者だな」

 

「今のが見えないようじゃ、全然だめだぜ?」

 

「私にも、見えない速度で攻撃したのか・・?」

 

「鈴々にも、何も見えなかったのだ」

 

「うちにも・・」

 

めんどくさかったので、その場にいた、愛紗、鈴々、霞、春蘭、星を気絶させる。

あれ?何しにきたんだっけ?

あー・・・雪蓮と話しをしてーだったけど、雪蓮の方を見るが、さっきやったばっかりだし、完全に沈黙しているな・・・とりあえず次は華淋の所に行くか!

 

 

そして一瞬で華淋の元に、華淋の元には、華淋、北郷、雛里、稟、桂花が居た。

 

「な、どこから!?」

 

「よ!久しぶり、そして初めての人は、始めまして」

 

「お前はさっきの!?」

 

「あわわ」

 

「無さん・・・」

 

「あなた、誰よ?」

 

「曹操に用事があってね!というか、戦いが全然つかないから飽きちゃって、来ちゃった」

 

「私に何かようなのかしら?稟と一刀は知り合いみたいだけど、どういう人なのかしら?」

 

「俺はさっきあったんだけど、俺と同じ所から来たかもしれない」

 

「えっと、無さんは私が華淋さまに使える前に一緒に旅をしていた人です、そして・・・呂布の師匠です」

 

稟の最後の言葉に他の4人が驚愕する。

 

「ということは、呂布を取り返しに来たのかしら?」

 

「いや、さっきも言ったけど戦いにがだらだらしすぎで、飽きちゃったんだよね」

 

「飽きたですって!?私達は真剣に命を賭けて戦っているのよ!華淋さまこのような奴は・・「荀彧はうるさいからちょっと黙ってもらえるかな?」」

 

と言って、桂花を一瞬で布でぐるぐる巻きにする。

 

「な!今どうやって!?」

 

「華淋さま、この強さが無さんです・・どうあがいても止めれませんので話を聞くのが良いかと」

 

「飽きちゃって先に雪蓮の方に行ったんだけど、話しが通じなくて気絶してきたから、このまま戦えば華淋達が勝てるだろうけど、そうすると北郷が消えるかもよ?」

 

「孫策のことも驚いたけど、それより一刀が消えるってどういうこと!?」

 

「気付いてるんだろ?その前兆に」

 

「一刀が調子悪くなるのは何時だって、節目・・・確かに、私もそういうことがあるかもしれないと予想はしてたけど・・・」

 

「でなんだけど、北郷と大陸を統べるのと、どちらが大切なんだ?」

 

「・・・・・・・もちろん大陸の王になることよ」

 

「そっか、どっちでもいいんだけどさ、風を王にしてみようかなって、さっき、なんとなくで決めたんだけど俺が今から曹操達の全員を殺してなるか、曹操が諦めて降るかどっちがいい?」

 

「くっ!呂布の師匠で尚且つさっきの動きからして、呂布より強いみたいだけど・・・私達を舐めるのもいい加減にしてほしいわ!しかも、風って誰よ!」

 

「華淋さま、風とは私が無さんと出会う前から一緒に旅をしていた子です」

 

「舐めるも何も、そういうことでしょ?」

 

「そう・・」

 

怒ってるね。

 

「まってくれ!じゃあお前がくれたあの飲み物は?あれを飲んだら俺が華淋を助けれるから、消えるってことか?」

 

「そういうことだね」

 

「じゃあ今これを飲めば・・・」

 

「ああ、飲んでもいいけど、俺には意味がないよ?」

 

「くそっ!」

 

「じゃあ、こういうのはどうだろう?俺対曹操軍の武将全員、もちろん恋も手懐けれるなら参加させてもいいよ」

 

「大口言ってた割には、我が兵達も居たら勝てないって事かしら?」

 

「はぁ、殺さないようにしてあげようって言うのに・・・」

 

そう言って、その場で戦っていた呉の兵、魏の兵、そして星が連れてきた兵、この場にいるすべての兵を一瞬で気絶させる。・・・少しは殺しちゃってるかもしれないけどね。

 

「「「「「「「「な!?」」」」」」」」

 

いきなり兵士が皆倒れる光景を見て、戦場に居た武将達、そして目の前の華淋達は驚愕している。

 

「で、兵達がなんだって?」

 

「あははははは、貴方本当に規格外の武のようね。呂布の師匠ってのも、うなづけるわ」

「こんなのを見せ付けられたら、私には拒否する権利はないようね?1ヶ月後に大陸をかけて勝負しようじゃないかしら?」

 

「いいね!やる気になってくれて、あ!呉の武将達も説得して仲間にしちゃえばいいんじゃない?どうせちんきゅーのことだって誤解なんだし」

 

「そこまで、舐めたことを後悔させてあげるわ!」

 

「後ね」

 

「まだあるの?」

 

「いや、賭けをはっきりしておかないとね。俺が勝ったら劉備、雪蓮、曹操が主となって風を支えるってことでいいね?」

 

「風って子を見たこと無いけど、貴方が仕えるほどの器なのかしら?」

 

「いや、可愛いからだけど?」

 

「はぁ、貴方って何も考えてないのかしら?」

 

「考えてないからこうなるんじゃないのかなー?」

 

「・・・その風って人とは、会わせてもらえないのかしら?」

 

やれやれって感じなんだけど・・・。

 

「あ、いいよ」

 

というと一瞬で風を連れてくる。

 

「「「!?」」」

 

「おぉ!お兄さん、一言いってほしいです」

 

「ごめん、この目の前にいる曹操が会いたいって言ったから」

 

「始めまして?私は曹孟徳!貴方は?」

 

「始めましてですー、風は程昱と言いますー」

 

一瞬で連れてきた時はびっくりしてたはずなのに、この華淋の何事も無かったような対応は、風が驚いてないから、驚いて恥を出したくないのかな?

 

「そう、なぜ貴方は王になりたいのかしら?」

 

「む?なんのことですか?」

 

「あ、ごめん、さっきさ、風と喋ってたときに、もう風が王でいいんじゃね?って思ってそういう流れに」

 

「という事は、貴方自身王になりたいわけじゃないのね?」

 

「風は特に興味はないのですよー、世の中が平定して繁栄し、皆幸せに暮らせる国が作れるのならー」

 

「と言ってるけど?」

 

「良いじゃん、上が誰でも平和なら」

 

「誰でも良いなら、このまま私達に勝たせてくれるなら平和になるけど?」

 

「一刀が消えて悲しくないのか!?」

 

「・・・・・・・・・悲しくなんてないわ」

 

「もう、ややこしいな、とりあえずさっきの話でいいね!」」

 

「私達が勝ったらどうなるのかしら?」

 

「勝ったら、華淋が王で、俺も風も配下になるよ!」

 

「そう、では一ヵ月後に会いましょう。我が城に来なさい」

 

「あ、このまま一ヶ月お世話になりますー」

 

「な!?」

 

「いやー、雪蓮をやっちゃったし、あっちで住むのもめんどくさいかなーって、雛里とかとも遊びたいし」

 

「あわわわわ」

 

「はぁ、もう何でも良いわ、この兵士を片付けて、状況整理しないといけないし・・・兵達は全部倒れてるし・・・」

 

「ま、がんばってね!」

 

そして、そのまま付いて行く事に、風に色々と言われたけど・・・なんとなか説得したよ。

兵士を全部気絶させたので、結局その戦場が片付くのに2週間かかり、その2週間後から一ヶ月という話しになった。

 

 

 

そして2週間であった出来事は・・・ここからは言伝で聞いた事をまとめたのだが、

雪蓮達はというと、雪蓮以外はそこまで酷い怪我はなく、2週間の間に完全に回復した。

華淋達も特に酷い怪我などはないようなので2週間で完全回復だった。もちろん俺が気絶さしたあの5人もだ。

 

雪蓮は華淋の説得のもと、というかすでに負けということで貴方に降るわとなった。決定打は呉の領地はそのまま雪蓮に任せると言った一言なのかもしれないが。

雪蓮が降った事により、雪蓮以外の武将も手を貸すそうだ。俺が裏切った事になってるらしいが。

恋は目を覚ましてすぐにまた仇を討つと行こうとしたが、桃香とまずは話し、落ち着き、その後華淋と話して誤解が解けて、俺と戦うのも別に良いと言ったそうだ。詳しくは何を話したか知らないが結果は恋は華淋に降ったみたいだ。

 

そんな感じかな?

その2週間で俺はとりあえず何もしてないけど、たまに武将が挑んで来たりしたのを軽くあしらったり、風が華淋の仕事を手伝ってあげるのを邪魔して、風と遊んだり・・・風が華淋に話しかけて、華淋も人手もないし手伝ってもらったようだ。

後は雛里をからかったり、してたね!

 

 

そして華淋の軍に付いて行き城で部屋も一室貸してくれた、なんか対応がいいねー。さすが華淋、器がでかいですな。

その次の日からは凄い光景だったよ。

なんたって、軍師以外の全武将(雪蓮は怪我のため見てた)が一緒に訓練してたからね。

 

一日その光景を眺めていたんだけど、実践じゃないので完全にその強さが正しいとは言わないけど、見てた感じ、強さ的にはこんな感じだったかな?

 

遠距離系が得意な、紫苑、秋蘭、祭、桔梗は除くけど、

 

恋、明命、思春、は飛びぬけて強いね。

でそこからは結構僅差になったり、同格とかになったり、してくるけど、春蘭、霞、愛紗、華淋、鈴々、星、翠、季衣、流琉、凪、ここまではかなりの使い手だね。後、魏の武将がレベルが高いね、恋に負けてから修練してたんだろうね。

でここからは強いけど、上との差があるね、蓮華、北郷、蒲公英、焔耶、真桜、沙和、白蓮って所かな。同じ魏でも、真桜と沙和は全然修練しなかったんだろうね・・・。

 

思った事は・・・北郷一刀が強いんだけど・・。

うん・・なんだろうね、もっと雑魚キャラだと思ってたのに、中途半端に強いと強くなって欲しいよね。

 

ということで北郷にだけ毎日夜に・・・いや夜だと華淋とか他の武将とかと色々してたので、毎朝種入りおにぎりを食べさした。

最初は俺が敵でそんなもの食えるかみたいな感じだったけど、これを食えと脅し食べさしたら、食べた瞬間から自分の何かが変わったのがわかったみたいで、お礼を言ってきた。

 

それから毎日俺は訓練とかなんて覗かずに、風と遊んだり、雛里をからかったり、してたんだけど、雛里と風と一緒に居た時に、二人が訓練を今日は見に行くと言っていたので、二人ともが同じ用事なら付いて行こうと思って付いて行って、久しぶりに訓練光景を見たんだけど・・結構レベルが上がってるね。

 

特に上がってるのが、まあ・・言うまでも無いけど北郷だね。

で北郷以外だと、春蘭、霞、愛紗、華淋、鈴々、星、翠、がかなり上がってて、季衣、流琉、凪、は訓練最初の愛紗クラスにはなってるね。

蓮華、蒲公英、焔耶はかなりの使い手クラスには上がってきたけど、真桜、沙和、白蓮は・・かなりの使い手クラスまで後一歩かな?

 

あ、北郷は恋クラスに上がってるね。

さすが種をあれだけ食べれば、あがるね。

何の種かって言うと・・・その種を食べると、力、素早さ、防御力が上がるって言う、すばらしい種だよ。

正確名称はちからの種、すばやさの種、まもりの種って言うんだけど、それを毎日毎日、食べさしたかいがあったね。

 

二人で連携技とか考えてるみたいで、二人で色々やってたんだけど、見た瞬間は、あの二人だけレベルが違いすぎると思ったね。

気になった技は、恋が個人サイズの小さい斬撃波を連続で飛ばす、それに続いて北郷がも連続波を飛ばす、

そして、二人とも連続波に隠れながら接近し、攻撃を繰り返すっていう技

もう一個が、一人が接近戦を攻撃して、もう一人が小さい斬撃波を連続で撃ってのコンボ、あのスピードで近距離と遠距離やられると普通はもう避けきれないですねー。

 

ただ両方とも、二人だからできるだけで、他の武将が居たらやれないよね、皆で組み合わせて考えないといけないと思うんだけどなー。

ま、恋と連携できてるだけも凄いのかもしれないけどね。

 

そんなこんなで一ヶ月が経った。

 

周りの被害を考え荒野でやることになった。

 

 

俺の前には全部将が揃っており、軍師等戦えない人は離れて観戦している。

そして何故か周りには凄い数の兵士が居ます・・・・俺の攻撃は当てないけど、恋と北郷の攻撃とか当たったらしらないよ?

 

風には一応、英雄の薬を飲んどいてもらった。

前のは、北郷専用に出したけど、今回のは普通にオリジナルで風用に出したから効果は同じさ。

 

 

そして、戦いが始まろうとしていた。


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