二次元旅行-真恋姫†無双-(完結)   作:九十

7 / 27
六話

 

さあ いざ 目指すは南蛮! 待ってろよ! みぃ! シャム! トラ! ミケ!

わくわくするなー なんたって俺は 猫好きだからね

猫を家でも一匹飼ってるし しかもね その猫は捨ててあった猫を拾ってきてね

最初はすごく警戒されてたけど 世話をしながら 遊んでたりしてたら

徐々に徐々に慣れていって もう今では毎日一緒に寝るくらいだからね

毎日と言っても こっちの世界にばっか来てるから 俺にとっては毎日じゃないんだけどね!

話しがずれまくったな・・

 

今回の旅は楽しいな 今まで一人旅立ったし やっぱり最低でも二人で旅はしたいよね

ぶっ飛ばされキャラとか知らないぜ

ちなみに今は皆で南蛮に向かって歩いてるんだぜ

 

「お兄さん何をにやにやしてるんですか?」

 

おっと顔に出ちまったか 

 

「いやー 風と旅できて楽しすぎて、顔がにやけっぱなしだぜ!」

 

「風もそう言ってもらえると悪い気はしませんが~」

 

「あの!私の事も忘れないで下さいね!」

 

そういえば居たね 眼鏡の方が

 

「所で兄ちゃん その腰の袋は小さいわりには色んなものが入ってるんだな」

「どうなってるんだ?」

 

く 聞かれたか・・・ これからはばれない様にちょっとは誤魔化すようにしないとな

 

「それは乙女の秘密って事で勘弁してもらえないかな?宝譿」

 

「兄ちゃん乙女って柄じゃねーだろう」

「しかも性別すら違いますね~」

 

食いついてくるな

 

「お前みたいな人形には教えてやらんー」

 

まあ腹話術といえ 別人って事になってるからな

適当に対応しとけばいいか

 

「お兄さんは風にも教えてくれないのですか?」

 

風にそう言われちゃあしょうがないな

しかし どうしようかな 何て言おう まあどうせばれてもいいし

 

「実はね 俺も記憶喪失のせいであんまり知らないんだけど」

「風ちょっと袋に手を入れてみて?」

 

「はいー」

 

 風が袋に手を入れると・・・

 

「!? どこまでも袋の中に手がはいります」

「お兄さんどういうことですか?」

 

「俺もわかんないんだけど なんか見た目と違って、どこまでも入るって感じなんだよ」

 

「ほんとうですか!? ちょっと私にも試さしてください」

 

「はい 稟ちゃんもどうぞです」

 

 風が手を抜き稟が袋に手を入れて・・・

 

「!? ほんとですね!どうなってるんでしょう?」

 

まあ二人ともびびるよね 四次元ポケットなんて

 

「ね?なんか不思議でしょ?でも結構重宝してるんだよ なんたって一杯入る!」

「でも取り上げられたりされたくないから ここだけの秘密にしてくれないかな?」

 

「うーん そうですね たしかに不思議ですが、わかりました!」

 

「風も大丈夫です~」

 

うんうん さすが二人とも俺が思ったとおりだな

胡散臭くて仕方がない袋を秘密にしといてくれるなんて

 

「さて風 それなりの日数歩いてるけど 目的地まで後どれくらいかな?」

 

「うーん そうですねー 大体今は半分ってところですかねー」

 

結構日数たったと思ったがまだ半分か・・・

このまま行くと童卓戦は間に合わないかもしれないな・・・

 

そういえば風と稟はどこで仕官するのかな いつの間にか砦の司令官だったもんな

まあベストは稟を華淋の所に置いて行って 風と二人旅行くのもいいかもしれない

見聞を広めないとね!笑

 

実際どうなるかわからないけど、まあ適当にやってればなんとなるよね!

 

しかしだな 何処の陣に行っても

華淋の所は春蘭 桂花がめんどくさそう

雪蓮の所は雪蓮 思春がめんどくさそう

桃香の所は愛紗 焔耶がめんどくさそう

あー後音々音とかもめんどそうだよな

なんだよちんきゅうきっくって 足折るぞ

まあ北郷一刀に対してだけ特に突っかかるめんどくさいキャラなのかもしれないけどね!

 

俺みたいな風一筋紳士には皆やさしいかもしれないな!

 

おっとまだ先の事なのに色々考え過ぎちゃったぜ

 

とりあえず今は風達と猫達を見に行って 猫達とどうやって遊ぶかを考えるのに集中だな


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。