我輩は○○である   作:far

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文章の途中の「、」を「。」にしすぎ。という指摘を誤字報告の方でいただきましたが、ゆったりと話しているのを表現しているつもりなので、そう受けとってください。
これは、あくまで… 表現っ そう。表現の一つっ… そう… 受け取ってもらいたいっ…!


以前ここで推した 明治の向こう が妙に戦闘が熱い。いいぞもっとやれ。
うちで一番熱かった時……恐竜復活の記者会見で、先生にオイシイとこ取られて、そこはオレでもいいだろと、いきどおってた時?


我輩は「反省中です」

 我輩は「反省中です」という札を首からかけられて、正座中である。

 ヒーロー見習いが、国会議事堂で大暴れ。

 逃走には成功したし、現場では政治家の方々も許してくれていたのだが。やはりアウトであったらしい。

 それが仮にバラエティ風味であったとしても。テロにつながってしまうやもしれぬ行為は、ご法度だった。

 

 許してくれた政治家の方々は、洗脳した時に、そういう風に思考を誘導しておいたという真っ黒な事実もあるが。それは発覚しておらぬので、セーフである。

 

 そういうわけで現在。ウワバミさんによる説教のあと、自宅謹慎中なのである。されど。

 

 小人 閑居して 不善を成す

 

 我輩にヒマを与えてはならぬ。なぜなら、ろくなことを考えないからだ。

 と、いうわけで。今回考えたのは、政治家の方々を洗脳した時。ついでに後催眠をかけておいたのを、どうしようか。ということである。

 

 ハッカーが、他者のコンピュータに侵入、書き換えなどを行った際。再び侵入しやすいように、自分用の裏口を作っておくことが多い。これをバックドアと言うらしい。

 そこで我輩も、もののついでに政治家たちにそれを作っておいたわけであるが。特に深い考えや、具体的な計画などはなかった。単に、なんとなくである。

 しかし、せっかくなので。このヒマな時間をつぶすために、何か考えてみようと思う。

 

 前回は、警察官も個性を使えるようになったら良いな。というところから始まった。

 

 その結末は海パン刑事であったが、それはもういい。

 葛飾区に眉毛のつながった警官が居ないか探したが、居なかったのでいいのだ。

 

 今回は、ヒーロー側に何かを付け足してみようと思う。

 

 だがヒーローそのものは、ヒーロー飽和時代とも言われるほど、数が足りている。足りすぎて、余ったヒーローがヴィランに転職した事件すらあったらしい。

 経営能力も持っている一部のヒーローは、他のヒーローをサイドキックと呼ばれる助手に雇って、会社として活動している。

 

 前回少しだけ話した飯田少年。彼の兄はインゲニウムを名乗るヒーローであり、サイドキックを何十人も雇っている、はずだ。我輩の記憶が正しければ。

 それでもなお余ったヒーローや、戦闘力や判断力など、なにかが足らずにヒーローになれなかった。あるいはなっても続けられなかった、道を見失った者たち。

 彼らの一部だけでも、何とかならないだろうか?

 

 我輩もヒーロー資格試験に落ち続ければ、他人事ではなくなる。

 そういう人たちも、サイドキックではない助手。アシスタントやスタッフとして雇えるように、規制緩和を呼びかけてみてはどうだろうか。

 コスチュームの使用禁止やら、単独での戦闘禁止。色々と制限は必要になるだろうが、アリだと思うのだ。

 

 ワイプシのマンダレイ先輩の個性は、テレパス。有用な個性だが、直接戦闘には使えないし、独りでの活動ならば価値は激減する。

 もし彼女が一人法師であったならば。そんな可能性も、あったのではなかろうか。

 

 ヒーロー育成校である雄英高校に、経営科がある以上。事務所の事務仕事や各種手続き、広報や法務をやってくれる経営スタッフはすでにいると思う。

 なのでそれに付け加える形での、新たなるサポートスタッフという位置付けならば、この案も通る見込みはある。

 

 よし。同時に、世間からの後押しとして、前世の知識からアメリカンなコウモリ男をパク、もとい、有効活用させてもらうとしよう。

 無個性の少年が、目の前でヴィランに両親を殺され、悪を憎むようになる。そして成長した彼は、表では両親のあとを継いだ富豪として。裏では鍛えぬいた体に、コウモリを模したコスチュームをまとい。特殊な装備と専用の改造車や個人用飛行機で移動し、独自にヴィランを狩るヴィジランテになるのだ。

 

 ヴィジランテとは、法整備が追いつかなかった、ヒーロー制度がまだ影も形も無かったころ。それでも人々を害するヴィランを何とかしようと、立ち上がった人々だ。

 ただ法整備が追いついていなかった、ということは。法の裏付けなしで、独自の正義感だけで、独断で犯罪者と思った者を、主に暴力でシバいた人たちということでもある。

 ヒーロー制度ができて久しい昨今。ほぼ絶滅状態ではあるが、少数は生き残っているらしい。詳しくはジャンプ+でネット連載中のヴィジランテにて。

 

 コウモリ男だけではなく、サイドキックとしてロビ○も出演させよう。女性キャラも必要なので、こうもり少女も入れるか。

 彼らを最初はサイドキック未満くらいの扱いで、成長させていけばいいだろう。

 とはいえ、連載するだけのネタはない。ここは一発、映画でも作るとしよう。カネはあるのだ。先生に個性を売った代金なので、表に出せず。使い方に困っているカネが。

 匿名のスポンサーとして、企画持ち込みで、どこかの製作会社に依頼してみるとしよう。

 

 しかし、政治家を洗脳すると、なにかと便利であるのだな。

 いちいち居場所を調べて、襲撃しても他にバレないように、好機が来るまで待って。と、そんなふうに、ひとりひとりコツコツやるのが面倒なので、国会のあとに襲撃なぞしたのだが。

 これなら今後も、こつこつと増やすべきであろうか。

 うむ。やはり犯罪は、バレないようにこっそりと暗躍するのが良いのであるな。今回は、派手にやりすぎた。

 

 よし。反省した。

 

 これでちゃんと反省していたかと、帰ってきたウワバミさんに聞かれても、胸を張って答えられるのである。

 

 

 




アメコミ系は危険かもしれないので、解説をパスします。
一応大丈夫だと判定は出ていますが、念のため。
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