これが徒然なるままに、思いつくままに書きつくせばというものか。
あやしうこそものぐるほしけれ。
我輩はボブである。偽名だ。本名はあいかわらずわからない。
ヴィランネームはネコであるのだが、まさかヴィランネームでTUT○YAの会員証を作ったりするのはどうかと思うのだ。
他のヴィランやらヒーローやらはどうしているのか、少し気になる。
原作では、主人公の担任教師は教師の時は本名で。ヒーロー活動中はヒーローネームでと使い分けていた。たぶん、運転免許や各種会員証やカードは本名の方だろう。
だが他の教師の面々はというと。ずっとヒーローネームで通していて、本名がわからない人物も多々見受けられた。
というか。ヒーローの方の名前も思い出せない、出番の少なかった方々もちらほらと。
主人公のクラスメイトの中にすら、すぐには存在が思い出せない、誰であったか少し考える必要のある人間がいる。だというのに、隣のクラスの面々であるとか、ほぼ出てこない他の教師らとかはどうなのかというと。
まあ、お察しである。
話を戻して、結論。
個人を特定できるのならば、ヒーローならばヒーローネームでも良い。と思う。
うっかりガール<少女>と名乗ってしまい、妙齢から中年を通り越し、老女になってもなお変えずに使い続けている実例がある辺り、ヒーローネームの変更は難しいと考えられる。
そこまで強固なものなら、銀行のカードくらい作れるだろう。ヒーローなのであるし。社会的な信用というものは、きっとある。
一方、ヴィランはと言うとだ。
どう考えても、大っぴらに名乗ってはいけないだろう。基本、指名手配されているようなものであるし。
そういうわけでヴィランには、ヴィランネーム以外に日常で使う、世を忍ぶ仮の姿や名前が必要なのである。
ボスのように引きこもっていて、いらない場合もまれにはあるが。
さて、そういうわけで。今日から我輩はボブである。偽名だが、そう名乗ることにした。
というのも。個性を渡すたびに結構な額のお金もらっておるのだが。いざ使おうとした段になって、ふと気付いた。
あれ? 我輩って不審人物では?
我輩の背丈はあまり伸びておらず、現在1mまであと少し。身なりはきちんとしていて、顔がネコなのでしっかと確信は持てまいが、子供ではないかと疑いは持たれてしまう。
さて。そんな子供と思われる人物が。何万円か、それ以上の買い物やらをしようとしていたとして。不審を抱かないでいられる人間は、少数派であろうか。
散歩ですら平日の昼間にしていたら「キミ学校は?」と道行く大人の人に聞かれてしまうのだ。そんな不審者が来店したなら、通報待ったなしである。
そういうわけで、久しぶりにアレである。
ボスケテ
正確には、大ボスケテ。
未来予知やら占い、もしくは頭脳強化系の個性を同時発動して、資産運用などで資金を稼ぎ。その資金とカリスマと豊富な個性で、警察や政府に手駒をたくさん作っているボスの先生。
その手駒。彼の言うところの友人の手を借りて、偽造の身分証明を作ってもらうのだ。
ついでに年齢設定は十八歳にしようと思う。ネコキャバに行きたいのだ。
うむ。ネコキャバである。
個性のある、この超人世界。各種商売や風俗にそれを生かさない手はない。商売人ならそう考える。
「誰だってそーする。俺もそーする」
とは言え、個性の表立っての使用には規制がかかっている。しかし抜け道はある。我輩と同じ、異形系もその一つ。
使用するな、と言われても、解除などできないのであるからして。
そういうわけで。傾向を絞ったり、あえて絞っていなかったりする、異形系の女の子を集めたキャバクラなどもあったりする。
それ以上のナニもアレなあたり、人間の業というものは、この世界でも深い。
そこまでの利用は、我輩は年齢一ケタである。考えてすらいない。だがら黒い人。今度はボスを巻き込まないから、なるべく早くに身分証をお願いします。
●「誰だってそーする。俺もそーする」
ジョジョの奇妙な冒険第四部より。CDを聞き終わったら、次のを入れる前に、ケースにしまう。几帳面な虹村京兆さんの言葉。