「すまないが、君は死んでしまった。」
「はあ。そうですか。」
「………」
「………」
「うおおおおおおいいい!!突っ込めよおおおお!!!」
「いやそんなこと言われても………。」
今俺は真っ白な空間に神を名乗る男と二人だ。
何故こんなことになったのかと言うと………
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俺はいつも通りの会社の帰り道を歩いていた。
時間は10時を越え、田舎道には誰も居ない。 今目の前にある交差点だって昼にさえ車が通るのは稀だ。一応信号は有るにはあるが誰も使って居ない。よっぽどどころか神がかり的な運の良さがなければ目の前を車が通ることすらない。そう思いながら何も通る筈の無い赤になった信号の前を通る。
ドムっ
と音がして俺の体が吹き飛ぶ。どうやら悪魔的に運がなかったらしい。そんなこんなで少女を助けるでもなく極々普通に不注意で俺は死んだ筈だったのだが………
いつの間にか知らないところにいて見知らぬ男から偉そうに死亡宣告されたわけだ。
正直俺も訳がわからない。ていうか俺の不注意で死んだのに何故この人が謝罪しているのだろうか。
「あの……」
「ん?なんだ?」
「いやあの、何で、俺じぶんの不注意で死んだんですよね。」
「いや?趣味でやってた下界巡りの旅行の途中で偶然。全く偶然轢いちゃってね。いや、悪いとは思ってるんだよ。すまんね。」
「ワァオ………」
完全に謝る気すら無い。地味にダメージを受けていると急に真面目な顔になって、
「まあ、悪いと思ってるのは本当だから僕が任されてる世界に転生させてあげる。」
「いいんですか?」
「ああ。おまけに能力もつけてあげよう。」
「能力?」
「その世界ではたまに能力を持つものが生まれるのさ。君をそれにしてあげよう。」
「ありがとうございます。」
「さあ。どんな能力が良い?叶えてあげよう。」
「じゃあ……そうだ!!アイアンマンにならせてください!!」
「アイアンマン?」
「そうです。アイアンマンです。」
この間DVDでアイアンマン2を見た所だったのだ。
「エネルギー切れがなくって兵器も無限に放てるものをお願いします。」
「なんなのかよく分かんないけど取り敢えず了解したよ。」
「ありがとうございます!!」
「いってらっしゃい。」
瞬間意識がとぎれた。次に起きるときが楽しみだ。
「ふう…やっと行ったか…。アイアンマンねえ………あ、これか。ふむ。よし、構成完了。あと、おまけで不死にしといてやろう。………これで隠蔽も完了。言い訳がしやすくなった。」
「聞こえてますよ………」
「え、あ、いや、その、これは………ごめんなさいいいいい!!」
「待ちなさい!!逃がしませんよ!!!」
『う、ここは…………』
物語が、始まる。
つまらないと思いますがお願いします。