東方鉄男録   作:角張った円

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文化祭の練習忙しい忙しい。


ポッシブルだけでもワード的にはアウトなんですかね?

俺達は今国の前に居る。何度見ても城壁が死ぬほどでかい。て言うか迂闊に近寄ると冗談でなく死ぬ。

実際、「報復だ!!!」とか叫んで走っていった奴は簡単に消し飛んだ。

しかし俺は今人間の車の中に人間に着て貰って居る。

着るときに

 

「そんな!!畏れ多いです!」

 

としきりに遠慮してきたが何だったんだろうか。どうやら彼らの中では妖怪は既に悪ではなくなっているらしい。

まあ、少人数とはいえ意識を変えられたのなら嬉しい限りだが。

とにかくそれなりな権力を持っている誰かに取り次いで直訴せねば。何て思っていると

 

「そろそろです!」

 

と声がした。どうやら考え事のせいで呼び掛けに気付かなかったようだ。いかんいかん。気を引き締めないと。最悪潜入みたいな形になると思うし。早速準備として意識以外は出力を抑え、半分スリープモードの様になる。目など、照明類を片っ端から消していく。まあ、リアクターだけは抑えても結局光るのでどうしようも無いんだけれど。

さてと、それじゃあ早速。

ミッション開始!!!

 

 

 

 

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「何者だ!!止まれ!!」

 

「妖怪の殲滅の任務を承けました、カント中隊であります!!!」

 

「そこの赤いのはなんだ!!」

 

「新型のパワードスーツであります!!!」

 

「む、そうだったか。疑って悪かったな。じゃあ、証明書と検査を受けて中に入れ。」

 

「ご苦労様であります!!!」

 

「ご苦労。よく頑張ったな。」

 

 

 

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あれ?すげえ簡単に通れた。予想してたのと全然違う。もっと…もっとこう…紙一重な感じが欲しい…っ!確かに。確かに早く終わらせた方がいいっていうのも分かってる。けどさぁ。仕方ないじゃん。ゴーストでプロトコルなミッションみたらもうさぁ。

畜生……………………………さあ!!切り替えて、切り替えて参りましょう!!まずミッションは置いといて目的を果たさねば。俺が一人で嘆いている間にもう都市の中には入っているようだし。

………そういえば考えていなかったがそのそれなりに偉い人をリサーチしていない。どうしよう。………と、とりあえずはこいつらの家に行こう。そうしよう。

 

『こ、この中の誰かの家にこれから向かわせてくれ。』

 

「そうですね。じゃあ今貴方を着てる*****の家に向かいましょう。」

 

『分かった。』

 

今はじめて聞いたが名前が発音からして俺には理解できない。というか機械が発音できない音だ。

 

『今更だがお前達の名前は分かりにくいな。』

 

「そうですか?僕達にとっては普通なんですけどねえ。」

 

『何が普通なものか。俺には発音できん。』

 

「え!?そうなんですか!?」

 

『ああ。どうやっても**ぅご*ぎって感じになる。』

 

「意外ですねぇ。*****ぐらい誰でも発音出来そうな物ですけど。」

 

「もう着きましたよ。いつまで話してんですか。」

 

失礼な。名前は大切じゃあないか。と思いながら車から降りる。話しに夢中になっていたせいで気付かなかったが、住宅街のようで何軒も家が建っている。家のデザインもそれぞれ違うようだが隣の家は結構豪華な気がする。対してこちらの家は…………まあ、軍に勤めているとはいえ安月給なのだろう。敢えて深く追及はしないものとする。

 

「さあ。粗末な家ですが入ってください。」

 

『といっても入るのは君だがな。』

 

なんだかんだ言って俺も慣れてしまったのだろう。誰かが中に居ると言うのは意外と違和感が凄い。さっさと脱いでもらうことにしよう。

 

 

 

 

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『とりあえずこれからどうしよう。』

 

偉い人の情報が無いので潜入したのはいいが行動が起こせないのだ。手当たり次第に、というわけにも行かないしなぁ。

 

「今戻りましたー。」

 

情報集めに行かせてたのが戻ってきたようだ。

 

「意外な情報ゲットしてきましたー。」

 

『お。なんだなんだ。』

 

「国のお偉いさんが昨日から隣に引っ越して来てます。」

 

…………………………………………………………………はっ!

危ない危ない。意識が飛びそうなったよ。ご都合主義?気にするな!答えは意外と近くにありましたパターンだ。さて、そうと決まれば早く挨拶にいかねば。

 

 

 

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ピンポーン ピンポーン ピンポーン ピンポンピンポンピンポン ピンポピンポピピピピピピピピ

 

「五月蝿いわねっ!!!そんなに押さなくても聞こえてるわよっ!!!」

 

と、かなり美人な女性が出て来たが構わず話し掛ける。

 

『今日はー。この度妖怪代表として話しをさせていただきにきました。』

 

「………………は?」

 

この時確かに、時は止まったと思った。




後二話ほどで終わる予定です。
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