気が付いたら女サイヤ人に転生していた件スピンオフ! ~神々に育てられた少女の異世界生活~ 作:銅英雄
未来「ここは……?」
ゲートを潜った私は辺りを見渡した。
そこは賑わっている町、走っている……これは竜車?だとするとここは……私は確認のためにその辺の人に聞いてみた。
未来「すみません、ここは何処でしょうか?」
……なんか記憶喪失みたいになってしまったわ。答えてくれるかしら……?
通行人A「ここはルグニカ王国だよ」
未来「そうですか……。ありがとうございます」
確定……ここはリゼロの世界ね。リゼロの知識が余りないからとりあえずは情報を集めましょう。
~そして~
……めぼしい情報は得られなかったわ。ひとまず休憩にしましょうか。
???「ぶっ殺す!!」
路地裏からそんな声が聞こえた。何か情報が得られるかもしれないし行ってみましょう。
~そして~
???「せいっ!」バキッ
???「がはっ!!」
気配を消しながら路地裏に来てみるとジャージを来た男が3人組と殴り合っていた。するとあのジャージの男がナツキ・スバルということね。アニメで見た外見と一致してるし。
これは大きな情報になりそうだわ。彼がまだ死に戻りをしていないならこのあとエミリアが割り込んでくるはずだけれど、エミリアの介入まで待っていると関わるタイミングを逃しそうね。
スバル「すみません!調子乗りました!命だけはご勘弁を!!」
……などと考えていると良くない状況になっているわね。とりあえずあのトンチンカン達から彼を守る必要があるわ。……死に戻りに巻き込まれたくないし。
トン「おっ、もう1人いるじゃねぇか」
チン「よく見ると可愛いな……」
……下卑た視線をこちらに向けているわね。不愉快だわ。
カン「お嬢ちゃん、そこの男と友達かい?」
別に友達どころか知り合いですらではない(私の方は彼のことはアニメで知っている)けれど、放っておくと面倒なことになりそうだからこの3人を追い払うことにしましょう。
未来「友達どころか知り合いですらないわ。そんな男とは関わりたくないもの」
スバル「冷たっ!けどなんかキュンキュンしてきた…。美少女に罵倒されるのが快感なドMだったのか俺は!?」
未来「気持ち悪いわね……」
スバル「酷っ!!」
未来「けれどあなた達がやっていることを見過ごすわけにはいかないわ」
このままナツキ・スバルに死なれるとこっちからすれば迷惑だもの。
チン「威勢がいいな姉ちゃん」
トン「痛い目見たくなければ俺達と遊ぼうぜ!」
未来「嫌よ。剣聖ラインハルトくらいの顔面に整形してから出直すことね。尤もそれでも相手をするとは限らないけれど」
なんでこんな連中の相手をしなくちゃいけないのかしら……。
トン「て、てめぇ、剣聖ラインハルトと知り合いか!?」
ラインハルトの名前を出した途端に3人組が怯え始めたわね。剣聖の名前はこういう破落戸を追い払うのには最適ということかしら。
未来「だとしたらどうするのかしら……?」
チン「くっ……!」
トン「こうなったら……!」
???「どいたどいたーっ!!」
私と3人組の間に誰かが割り込んできだ。金髪赤眼の少女……確かフェルトといったかしら?
フェルト「なんかスゴい現場だけどゴメンな!アタシは急いでるんだ!強く生きてくれ!!」
そう言ってフェルトはかなりのスピードで走っていった。近道か知らないけれどこんなところを通らないでほしいわ。
トン「なんだかわからないけど……剣聖を呼ばれる前におまえらをボコボコにすれば問題ねぇ!!」
未来「……私と戦う気かしら?」
十数年の間ドラゴンボールの世界で、しかも大神官様のところで修行していた私と其処らの破落戸とは比べ物にならないわ。
でも私は破壊神達や大神官様や全王様のように気が……ここでいうところのマナが感じられないらしいのよね。まぁ感じることができたところであの3人組には関係ないことだけれど。
?この気は……タイミング的にエミリアね。2つ気を感じるのは恐らくパックもいるからかしら。
未来「……と言いたいところだけれどその必要はなさそうね」
トン「なんだと……?」
エミリア「そこまでよ、悪党共」
銀髪のハーフエルフ……エミリアの登場ね。
恐らく彼女は私とナツキ・スバルのことも悪党と思っているっぽいからどうにかして誤解を解くことを考えましょう。
今回はここまでです。
第1章はあと2~4話で終わらせる予定です。