気が付いたら女サイヤ人に転生していた件スピンオフ! ~神々に育てられた少女の異世界生活~ 作:銅英雄
エミリアはトンチンカン共を魔法で追い払うと今度はこちらを睨む。……やはり誤解をしているようね。
エミリア「貴方達も彼らの仲間かしら?」
未来「……何故そう思うのかはどうでもいいわ。違うと言ったら貴方は信用するのかしら?」
向こうの出方次第では実力行使も視野に入れなくてはいけないわね。
こちらとしては面倒事は避けたいのだけれど……。
スバル「待て待て待て!君はとんでもない誤解をしている!!」
エミリア「誤解……?」
スバル「そう!俺もこの子も君の敵じゃない!!」
ナツキ・スバルが私達に敵意がないことを伝えようとするもエミリア自身は半信半疑のようね……。
???『この2人は敵じゃないよ』
スバル「!?ど、何処から声が……?」
声の聞こえる方向を向くと白い猫が現れた。確かエミリアのお付きの精霊である……名前はパックだったかしら?
エミリア「本当……?パック?」
パック「うん、この2人から敵意を感じないから間違いないよ!」
スバル「ぬおっ!?何もないところから猫が!?」
いちいちオーバーリアクションね……。
~そして~
スバル「とりあえず自己紹介をしよう!俺はナツキ・スバル。天下不滅の無一文だ!!」
未来「堂々と威張りながら言うことじゃないでしょう……」ハァ
エミリア「???」
エミリアも何のことかよくわからない……みたいな顔をしているわね。一応私も名乗っておこうかしら……?ここでの名乗りの方がよさそうね。表記も訂正しておきましょう。
ミライ「次は私ね。ヒビキ・ミライよ」
スバル「!!おいおい、君もしかして……」
気付いたようね。私が貴方と同じで異世界から来た人間だということに……。
ミライ「何か聞きたいことがあるようだけれど、それは後よ」
パック「ボクはパック。ヨロシクね!」
エミリア「私は……サテラよ」
やはり偽名を名乗ったわね……。
ミライ「貴女……つまらない嘘を吐くのね?そんなに私達が信用できないかしら?」
エミリア「っ!」
まぁ会ったばかりだからしょうがないのかしら?良く言えば用心的……と言ったところね。
パック「……リア、君の負けだよ」
エミリア「パック……」
パック「ごめんね、うちの娘が」
ミライ「私は別に気にしていないわ。彼が必死で名前を知ろうとしていたようだったから」
スバル「べ、別にし、知りたくねーし!?」
男のツンデレとか誰が得をするのよ……。
エミリア「さっきはごめんなさい……。私はエミリア……ただのエミリアよ」
ミライ「自己紹介が終わったところで……聞かせてもらえないかしら?貴方達が急いでいる理由を……」
エミリア「実は……」
~少女説明中~
ミライ「成程……先程すれ違った金髪の少女にその徴章とやらを盗まれた……ということね」
スバル「ヒデーことする奴もいるんだな……」
ミライ「とりあえずその少女が向かっている所へ私達も行くとしましょうか」
エミリア「あの子が何処に行ったかわかるの!?」
ミライ「ええ、あの少女から感じる気配……ここではマナというのかしら?それを辿って行くのよ」
パック「ミライは相手のマナを探ることができるの?すごいね」
ミライ「このくらいどうってことないわ」
あの世界ではごく普通のことなのだから……。
スバル「ぐぬぬぬ……!俺にも何か異世界召喚の特典があるはず……!」
まぁ……そのうちいいことあるわよ……多分。
今回はここまでです。
次回は盗品蔵にて……。戦闘ありかも……。