「さてと、ちょっと落ち着いたところで改めて、僕は大国主命今の日本の原型を作ったものだ。」
「俺は長谷場クリストファー=純祟。人間を愛しすぎた男だよ。」
「よとしく純祟君。」
「早速で悪いんだが一ついいか?」
「ん?別に構わないけど?」
「なぜ俺なんかを?」
「んー君ってさ天皇ってどう言う家系か知ってる?そしてどう言う役目を担っているか。」
「すまん正直話が突飛すぎてついていけない」
「そこまで突飛な話じゃ無いよ。天皇家は天照大御神様の直系、つまりは現人神だ。そしてその役目は我らが主神、天照大御神様に日本の人々の日々の幸福、安全を願い祈る事。つまり、彼らは神でありながらにして巫女。そして、彼らは私欲、個人的な願いをする事は禁じられている。今回、君は世界を救った英雄であり、そして日本の血筋を引くものだった上に君の母君は我々の友人仏陀の徒で死ぬまでの間人として詰める徳を全て積んでいたそうだ。そこまでを考慮した結果今代の天皇の願いである君の救済を行う事にした。」
「救済といっても何をするんだ?元々からして人に救いを与える神話ではないだろう?」
「まぁね。だから選択肢は2つ。」
「それは?」
「一つ、高天原にご招待。絶世の美女に最高の料理と最高の酒でのおもてなし付き。」
「高天原には興味があるし、美女に惹かれるものがないわけでは無いが。生の多くを戦場で過ごした俺には恐れ多過ぎる。」
「ならもう一つ。旅をしてみないか?仏陀君所の3000世界みたいなものなんだけど、ありとあらゆる世界を巡って様々な時代を生きてみない?」
「そちらにするよ。そちらの方が性に合っている。」
「よかった。ならそう伝えないとね。それと僕たち日本神話、八百万の神、仏教から聖書以外の宗教を代表して贈り物がある。」
「いいのか?」
「いいんだよ。君はそこまでのことを成したんだ。世界を救う事はできないけど僕たちの信徒を救ってくれたお礼さ。受け取らないのは逆に無礼だぜ。」
「それは困るな。ならば、ありがたく頂戴しよう。」
「まぁ、全ては我らが主神の三柱に会ってからだね。」
「お礼もその時にするとしよう。」
「礼に礼などいらないよ。君は黙って受け取って笑顔でありがとうって言えばいい。それが一番の返礼さ。」
「そうか。ならば、そうするとしよう。笑顔を浮かべるのは久方ぶりだからぎこちなくても許してくれ。」
「大丈夫さ。今君が浮かべてる顔を今度は天照大御神様の前で浮かべるだけでいい。」
日本神話の社までの間俺は大国主と様々のことについて語り合った。