大妖精の大冒険   作:狸ちゅー

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まさかの2話目が投稿できた
この調子で続けていけたらいいな・・



チョロイン登場

しばらく歩くと洞窟を見つけた私はこの中に誰もいないことを確認するとこの洞窟に住もうと思い入り込んだ

「意外と広いですね」

私は洞窟の中に入りその洞窟が意外と広いことに少し驚いた

そこで私はしばらく過ごしていたが偶に妖怪さんとは別の妖怪がやってきて私を見ると襲ってくることがある

私はまず話しかけてそれでも襲ってくる妖怪は追い払うことにしている

力の使い方も覚えてきて今では大体の妖怪は簡単に追い払えるようになった

ただし妖怪さんは何故か簡単には追い払うことができず結構時間がかかってしまうそしていつものように

「今日は勘弁してやる」

といって森の中に引き返していく

正直なところ私はとても暇なので妖怪さんだったらしばらくここにいてほしいと思っている

もちろん襲ってこなければだが

食事などは必要ないみたいだが偶に食べたくなるので川で魚を捕ったり果物をとったりしている

 

また妖怪さんがやってきた

「今日こそお前を食べてやる」

そう言って私に襲い掛かろうとした

「ちょっと待ってください、少し話をしませんか」

といったら、妖怪さんは止まり

「なんだ、早く話せ俺はお前を食べたいんだよ」

私は何とか食べられたくはないので

「なぜ私を襲うんですか」

と聞くといきなり妖怪さんは笑いだした

「なんでって、お前の持っている妖力がほしいからだよ」

と言ってきたので

「なら私の妖力をあなたに分ければ私を襲うことはないんですね」

といったら妖怪さんはしばらく考え

「まあ、そうだな。もう話は終わりかそろそろいいか」

といってまた戦闘態勢に戻った

「私の力であなたに妖力を渡しますから私の話し相手になってくれませんか?」

そう言うと妖怪さんはきょとんとし、また笑い出したそしてしばらくし落ち着くと

「いいぜ、その条件なら。だが先に妖力を渡せ、それから話し相手になってやる」

私は移す程度の能力で妖怪さんに妖力を移した

「これはすげえ、ものすごい量の妖力だ」

何か興奮していたがしばらくたつと落ち着いたのか私に近づいてきて、目の前に座った

「ありがとうございます」

私がそう言うと妖怪さんは

「ふん、これは条件だからだ今日限りだ」

と言ってきたので

「なら話してくれるなら毎回妖力を移します」

私は妖力を操れるので実際のところは妖力は無限みたいなものだ

「俺の気が変わらないうちならいいぜ」

なんかちょろいなこの妖怪

私はよかったと思いながらいろいろ話をすることにした。

それで分かったことは

・妖力というものは全ての妖怪がもっている

・私は妖精というものらしい

・人は存在するらしい

他にもいろいろわかったが大まかにはこの3つだ

なにより人がいるというのはかなり嬉しかった

私は人に会いに行こうと思ったが妖怪さんが言うには

「あいつらは、人以外のやつは全て妖怪だと思っているぞ。近づいただけで攻撃されるぞ」

といってきたが、私は大丈夫だといい人が住んでいるという村に向かった

 

私は村が見える位置まで近づいた

私は歩いて門番のところまで歩いて行った

すると門番がこちらに気付き槍を向けてきた

「私は悪いものではありません」

というと、門番は余計に警戒し

「うるさい、妖怪お前らはこの世にいてはいけないんだ」

と言ってきた

「私は妖怪ではありません。妖精です」

と言うが門番はそんなことどうでもいいとばかりに

「うるさい、妖怪だろうと妖精だろうと危険なことには変わりない」

といって槍で攻撃してきた

私はその槍を避けそのまま洞窟に引き返した

「だから言っただろう、人間どもは俺らのことは厄介者にしか思っていないんだよ実際そうだからな」

といってもう話すことはないと森の中へ帰っていった

私はショックを受けていたがしばらくすると立ち直り

今度は計画を練って里に行こうと思った

私はそれから何年かに1度行ったがなかなか門番に通してもらうことはできなかった

「こっそり入るのは簡単だけどなんか負けた気がするんですよね」

と思いながら洞窟にまた引き返した

 

私はここ数百年近く人間の里にはいっていない

見たところここはかなり前の時代みたいだったから何千年かすると大丈夫だろうと思いそれまで待つことにした

暫くしているとまた妖怪が来たと思ったが、なんか落ち着いた感じの妖怪だった

「すいません、こちらに妖精がいると聞いたのですが」

といってきたので、話の出来る妖怪かなと思い私は妖怪の前に出ていった

「なんですか?」

私が聞くと妖怪はいきなり頭を下げてきた

「あなたの力を私たち弱小妖怪にかしてください」

といってきた

私は意味が分からなかったのでどういうことか詳しく聞くと

なんでも妖怪たちが人間を襲うということらしいが弱い妖怪たちは戦いたくないらしいが強いものが無理やりたたかわせようとするのでこのままでは自分たちが死んでしまうと思い抵抗するために力を貸してほしいということだった

「でも私妖精ですよ」

というと妖怪は構わないと言ってきた

「私たちはもう妖怪だとか妖精だとか言ってられませんこのままでは私たち弱い妖怪は死んでしまうのですからどうか私たちに力を貸してください」

と言ってきた

私はなんかかわいそうに思い力を貸すことにした

「分かりました、その妖怪のところに連れていってください」

 




「「チルノと大妖精の一言」」
チ「大ちゃんあたい思ったんだけど、本編まだ出てないのにここ居ていいの?」
大「多分まだ出てないことをどっかの誰かが忘れてたんだと思う・・・」

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