モンハンワールドのような世界に転生?したようです 作:クルコイ
総司令が私に何があったのか聞いてきますが、覚えているのは頭に強い衝撃が与えられ、記憶を失っていたことだけなのですが…
「先ほど私が話した通り、頭におそらくはじけクルミが頭に落ちてきて記憶を失っていたのです。その後、気が付けば古代樹の森で迷子になっていたのです。」
総司令たちが複雑な表情で悩んでいる。
「はぁ~皆さん、心配してもらえるのは有難いのですが、私は気にしていません。この通り記憶は戻っているのですから。それより、私をハンターズギルドに送るという話はどうなったのですか?」
総司令は思い出したように、
「あ、あぁ、そのことなんだがハンターズギルドに戻ってもらうということは一度保留にし、船長にうちの調査員数名をハンターズギルドに送り、今現在進んでいる調査の報告、そして、ミューラ殿の生存を伝える。おそらくギルドから本人かどうか確認するためこの新大陸に派遣されるだろう。その際、ミューラ殿を知っている者がいれば、ともに新大陸に来てもらおうと思っている。」
「なるほど。………そういうことであれば、タンジアの港にいる闘技場の受付嬢の子を連れてきてもらえれば~………さ、さすがに受付嬢はダメですよね?」
「そうだな。」
総司令にもすごいあきれた顔で見られてしまってので別の人物を言ってみることに、
「ろ、ロックラックの妙に派手な服を着ていて、色付きの眼鏡(サングラス)をかけている商人とかなら知り合いとして来てくれるはずです。ミューラという名前を出してもあまり覚えていないかもしれないと思うので、私がその人からもらったこのお揃いの色付き眼鏡を見せれば来てくれると思います。」
そう言って私は色付き眼鏡を取り出し、総司令に渡す。
「では、この眼鏡は今回向かう調査員に渡しておく。」
「わかりました。それで、私はこれからどうすればいいのでしょうか?」
「ミューラ殿には調査を手伝ってもらおうと思う。ただし、ハンターとしての活動はハンターズギルドからミューラ殿が本人であるということが証明できれば、この新大陸でハンターとしての活動をしてもらおうと思っている。」
「そうですか。わかりました。私がミューラだということが証明できるまでの間は何をすればいいのですか?流石に何もせずただ待つというのは退屈ですので。」
私がそういうと、
「そういうことなら僕のところで働いてみないか?」
現れたのは若い竜人族の男性だった。
…ゲーム内で見たことのある人だ。
確か…
私が考えているうちに、総司令が彼の紹介を始めそうになっていたので、考え事は終了。
「彼はこの調査拠点アステラで植生研究所の所長を務めている。」
「よろしく。で、働いてみる気はないかい?結構楽しいよ。」
「そうですね………では、待っている間は植生研究所のほうで働かせてもらいます。」
「そういうと思ったよ。」
私、無職から脱却。
「では、これから派遣する調査員を決めなければならない。私はこれで失礼する。」
総司令は行くと、ほかのメンバーも自分たちがいた場所に戻っていく。
「じゃあ、早速行こうか。」
「はい。」
私は植生研究所の所長についていく。
植生研究所の所長って言う名前は長いからしょくさんと呼ぼう。(私の中で)
「あの、失礼ですが植生研究所ではどのようなことをされているのですか?」
「そうだねぇ。この新大陸に生息している植物などの栽培とかをしているね。後は古代樹の成長を見守っているって感じかな。古代樹がもっと成長すれば植物の生産がはかどるのに…」
「そうですか。植生研究所で働くのはいいのですが、私は何をすれば…」
「そうだね………君は僕たちが知らないような新大陸に生息している植物を知っているんじゃないかな?それを教えてもらえればいいかな。後は僕の研究、主に古代樹の成長についてなんだが、成長を観察し、どのように成長したのか紙にまとめてもらえるかな。」
「了解です。今からしますか?」
「いや、君は今日来たんでしょ?それもアンジャナフを討伐寸前まで追い詰めたって聞いたよ。そんな疲れている君を酷使するほど非情じゃないよ。今日は休んだらいいよ。」
「では、遠慮せず休ませてもらいます。」
「仕事は明日の日が昇りかけるくらいの時間だからちゃんと起きてね。」
………しょくさんは行ってしまいましたか。
しっかり休めと言われても、私、マイハウスありません。
「はぁ~総司令と交渉しましょうか。」
総司令のもとに向かうと、なにやら主人公ちゃんと受付嬢が総司令と話しているではありませんか。
あ、総司令がどこかに行きます。
追いかけましょうか。
「総司令、一つお願いがあるのですが。」
「ミューラ殿か。願いとは?」
「泊る場所を与えてもらえませんか?」
総司令は忘れていたという顔をし、
「そうだった。なら、五期団の推薦組が滞在している場所がある。そこで寝泊まりするといい。場所はリフトがある隣の船だ。」
「ありがとうございます。」
私は主人公ちゃんたちが住むであろうマイハウスに向かうことになったのだった。