宏視点のネタ話の全編と、ヒカリのシリアス練習話の後編でお届けしたいと思います。
また後書きで主人公設定でも書いてますので、よければ見てやってください。
では、はじめます。
どっかそのへんの話
--宏 明日のためにその1~基礎体力~
「本日は晴天也、本日は晴天也」
皆様、いかがお過ごしでしょうか?毎度おなじみ宏です。
今日は太一さんもヒカリも居ないため、たまには1日全部を使って修行をしたいと思いマース。
毎回疲れるから嫌とか、どうせ猫にすら勝てないんだし筋トレしてもしょうがなくねー?
とか思ってたけど、今日から本気出して筋トレを日課にしたいと思います。
別に小学校でイスすら持ち上げられず、幼女共に
「なにこいつだっさーい」
的な視線で針のむしろになったとかは一切関係ない。一切関係ない。大事な(ry
まぁ、自分なりにも考えたのですよ。机ならまだしも、イス程度で生まれたての小鹿みたいになるのはぶっちゃけやばい。蹴っ飛ばせば移動させられるけど、流石にそんなガラ悪い事したくないし、やったら先生から両親に密告されて、ゲーム捨てられるとか飯抜きとかになりかねない。
準備運動を終わらせ、修行前の軽い肩慣らしとして筋トレを行う事にしたのだが・・・。まずは、自分がどのくらいの身体能力なのか調べてみた。速い話が体力測定である。
現時点での身体能力を出した方が、弱点を克服もできるからねー。
で、結果がこちらである。
ドン☆
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100m走 8秒17
シャトルラン 350回
走り幅跳び 16m
走り高跳び 3階に侵入成功
懸垂腕屈伸 0回(!?)
ハンドボール投げ 目測2m(!!?)
持久走 時間かかりすぎるため
測定不能
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若干世界記録塗り替えてるのとか、単位がおかしい物もあるけど。問題はやはり力関係である。
まさか鉄棒にぶら下がるので限界だとは思わなかったよ。20秒ぐらいぶら下がって腕から聞いた事無い音がし始めたから辞めたけど、骨とか折れてないよね?
ハンドボールが無かったからゴムボールで代用したけど、2mってなにさ。4歳だってもう少し飛ばせると思うんだけど・・・。
とりあえず弱点はやはり足以外の筋肉であろう。今度から重点的に鍛えて、イスを持ち上げられる力強い子になろうと思う。さて、ではとりあえず腕立て腹筋背筋20回から始めようか。
結論から言おう。歩けねえ。
まさか腕立て腹筋背筋三種目全てにおいて1回もできないとは思わなかったよ。つか、走るのって普通足以外の筋肉も使うよね?なんで腹筋すらできないんだろう?というより、なんで腹筋すらできないのに世界記録塗り替えてるんだろうか?
謎は深まるばかりのチート能力である。
それはそれとして、1回もできなのにムキになって長い時間挑戦し続けたせいで当たりはすっかり暗くなってしまった。しかしマッハで襲ってきた筋肉痛により、地面に倒れ伏したまま動けなかったりするのだ。
「ここで慌てるのは普通の転生者、だけど俺は訓練された転生者」
冷静に今の状況を再確認してみよう。歩ける様になる見込み、無し。八神家との連絡手段、無し。飢えと乾き、末期レベル。ふむ、詰んだか。
そんな事をやっている内に雨が降り始めた。
「寒いなぁ、冷たいなぁ。誰か助けてくれないかなぁ。」
なんだか眠くなってきたよ、パトラッシュ・・・。
とりあえず寝よう。お休みなさい。
--宏 明日のためにその2~基礎体力より技じゃね?~
退院しました。え?何があったって?結局あの後朝まで倒れてたんだけど、
①地面で寝ていたため体力消耗(流石に8月でも地面は寒かった)
②なんとか家に帰るとそこには狂乱している八神兄妹発見、見つからない様に気配消したが速攻で発見される
③即
で入院という流れにござる。
もし川で巨乳の姉ちゃんが緑髪ちびっこに説教されてなかったら逝ってたかもしれん。つか本当にあるんだね、サンズオブリバーって。
入院中天啓が下りてきた。「筋トレができないなら、足技を開発すればいいじゃない」って。
正直筋トレで入院みたいな修行は嫌です。強くなれるとしてもそんなサイヤ人みたいな修行方法じゃ命がいくつあってもたりやしないよ。
と、いうわけで筋肉は500mlのペットボトルをダンベルにするところから始めるとして、今日からは技の稽古である。
今まで練習してきた技は少ない。まともな技も、素早く相手の懐に入って顎を蹴り抜く位しかなく、ぶっちゃけこれやったら相手死ぬから使えないという難点もある。他の技は、実はただのシャイニング式ヤクザキックの「シャイニングヤクザキック改」とか、倒れた相手の脇腹に靴の先っぽを秒速16連射で蹴りぬく「真・アリキック」(外道)位しかない。しかもアリキックに至っては、大体相手が倒れる事が無いためお披露目した事が無い有様である。
そこでセネルさん達が使ってた「飛燕連脚」と「鷹爪蹴撃」をマスターしてみたい。せっかくビル3階までジャンプできるんだから、空中技ほしいしねー。
結論。なんかできた。
完全に悪ふざけだったのに、まさかできるとは思いもしなかったよ。「鷹爪蹴撃」はビル3階の高さからの蹴り攻撃、「飛燕連脚」は空中でまさかの9連続蹴りに仕上がった。できた事が嬉しくてしばらく練習していたが、ある事に気付いた。
「・・・普通の人間って、空中にいなくね?」
いや、地上から蹴り上げて行けばいいんだろうけど、流石に8回蹴り上げて9回目で蹴り落とすとか流石に死ぬでしょ。
ビル3階の高さから奇襲かけても、ぶっちゃけ避けられたら俺の足が痛くなるし、隙ありまくりでフルボッコ間違いなしである。
「結局使えないのかよ・・・。は~ぁ、やめやめ。帰ってゲームでもしよ。」
本当に、世の中こんなはずじゃ無い事ばっかりである。
てれれれってってってー!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー――――
宏はレベルが上がった!
HPが0上がった!
力が2下がった!
防御が10下がった!
素早さが100上がった!
ーーーーーーーーーーーーーー-‐―――――――
「なんでレベルアップでステータスさがってんの!?おかしいだろ!?」
--ヒカリ 始まりの思い
宏君と初めて会ったのは、去年の春だった。初めは「変な人」こんな印象だった。
基本的にグータラで、面倒くさがり屋で、ゲームばかりしてる人だったからね。今もだけど・・・。
最初は溢れんばかりの胡散臭さと、留まる事を知らないダメ人間っぷりと、でも同い年に見えない思慮深さから、話しかけられなかったの。
話す切欠になったのは、テレビを一人で見てる時に、コロモンのお友達?が映ってた時から話す様になったんだ。
「今度は山のてっぺんで黄昏てるのか・・・、やっぱりあの悪霊共厨二病じゃね?」
「え?なにが?」
「なにがって、今テレビに映ってるライオンみたいな悪霊だよ。悪霊の癖にコスプレしてやがるし・・・ゴーストバスターっていんのかな?」
「・・・・・・・・・宏君見えるの?」
「あぁん?あの悪霊の事?みえるけど?つか、どうせ見えるなら猫とかキャワイイ物の方が見たいけどなー」
お友達に聞いても、お母さん達に聞いても、いつも嘘をついてると思われてた私。お兄ちゃんも、2年前に一緒にコロモンが戦ってるのを応援してたはずなのに忘れてたし・・・。寂しかった。
でも、宏君は見えるって言ってくれた。初めて味方ができたような気がしたんだ。
・・・・・・・何故か悪霊って言い張ってるけどね。
それから私は宏君に話しかけ始める様になったんだけど、基本的に適当にしか返事をしないの。コロモンとの出会いを話した時だって、
「まじで?あのテロってお前と太一さんが主犯なの?ノリでテロとか怖すぎだろ、この幼女」
「違うよ!コロモンがおっきくなって、鳥みたいなのと戦ってたの!」
「コロモンっていう生物兵器なんだろ?やっぱりテロじゃねーか」
って全然話を聞いてくれなかったから、喧嘩になっちゃった。突き飛ばして、倒れた所を馬乗りになって叩いてたら、なんか動かなくなったの。
しんじゃった!?とって思って直ぐに隣の家の人に助けてもらいに行ったんだけど、家に戻ったら普通にソファーに座って麦茶飲んでたから、びっくりしちゃったよ。
宏君は味方だけど、グータラで適当な人の印象になったんだ。
でも宏君は皆に頼られる、不思議な魅力を持ってる人だった。喧嘩を止めたり、泣いてる子を面倒くさいとか言いながら面倒見てあげたりしてる、皆のお兄さんみたいな人だった。
前にお友達と外で遊んでる時に、高学年位の子達が私達を苛めてきたんだ。怖くて、何も言い出せなかった。でもいきなり。
「『さようなら、今までの僕。こんにちは、新しい私』キック!」
「☆○&%#*+!?」
「よ、よっちゃん!?」
宏君が表れて、一番大きい男の子の股間を蹴り上げていた。
「なんですかなんですか~?よってたかって幼女達を取り囲むとか、ナンパですかコノヤロー。お前等!発情期はまだはえーだろうが!」
「だ、だれだよお前!つか、よっちゃんの股間蹴り上げて何なんだよその態度は!」
「あークソガキの方だったか。おい、そこのいつも俺を辞書で殴りつけてくる幼女。とっとと別のとこで遊んできな」
「無視するんじゃねえよ!俺達より年下の癖に生意気だぞ!」
「あー、もう五月蠅いガキ共だ。いいから、とっとといけって。こいつらは俺が片づけておくからさ」
私達は直ぐにお兄ちゃんのとこに行った。
「お兄ちゃん!」
「おかえり、ヒカリ。・・・どうしたんだ?」
「宏君が!公園で大きい男の子たちに虐められてるの!」
そういうと、お兄ちゃんは私達を置いて直ぐに飛び出していった。慌てて追いかけて公園に戻ったんだけど、そこにいたのは
血が出たり、砂だらけで何故か犬のう○ちまで付いてる、ボロボロの状態で堂々と立ってる宏君だった。
「はぁはぁ・・・いい加減倒れろよお前!今なら土下座すれば許してやるぞ!」
「・・・・・・・てめえら如きに・・・下げる頭なんか・・・ねえよ。もう一度人生やり直して出直して来い」
「このやろー!しんじゃえ!!」
さっき宏君に股間を蹴り上げられた男の子が、棒で殴りかかっていた。だけど当たる前に、お兄ちゃんが殴り飛ばしてた。
「宏になにしてんだ!お前等!」
あんなに怒ってるお兄ちゃんは、初めて見たかもしれない。すごく怖かった。
しばらく、お兄ちゃんが一方的に殴ってると
「太一さん、やりすぎです。俺とあの時約束しましたよね?もう忘れたんですか?」
宏君が止めに入った。なんで・・・?どうして止められるの?さっきまで虐められてたじゃない。
「でも!こいつらはお前に!」
「でもも、しかしも案山子もありません。ほれ、お前等とっとと逃げな」
「「「「う、うわーん!」」」」
宏君はそのまま、私達とお兄ちゃんを置いて帰ろうとしていた。
「まって!宏君!」
「あん?何かよう?体中痛いからとっとと帰りたいんだけど。宏さん死んじゃうよ?」
「なんで何時も自分が怪我してまで皆を助けるの!?今だってボロボロじゃない!」
宏君は女の子に負けるくらい喧嘩が弱い。でも、何故かいつも自分から喧嘩を止めにいくんだ。
「んー?理由?別にねえよ」
「ちゃんと答えて!!」
「はぁ、面倒くさいなぁ。強いていうなら、自分のためじゃね?見捨てるのは目覚め悪いしな。ま、とりあえず帰るわー」
「ま、待って!宏君!・・・・・・行っちゃった・・・。」
「ねぇねぇ、宏君ってやっぱかっこいいよね!」
「うんうん!いつもはダメダメだけど、皆を守ってくれるもんね!」
次の日、学校では昨日の噂がすごい勢いで広まっていた。当の本人は机で寝てるけど。
「兄貴!昨日はお勤めご苦労様です!」
「そいつらは俺たち1年生男子連合で始末して置くんで安心してください!」
宏君、やっぱりすごい人気だ・・・。でもなんだろう?なんか少しムカムカしてくる・・・?
「「「「「兄貴!!!!兄貴!!!!!!」」」」」
「「「「「「「宏くん!あの・・・・!」」」」」」」」
「あーーーーー!!!お前等うっせえええええええ!!!!寝られねえだろうが!!!」
「教室で騒ぐんじゃない!宏!」
「どう考えても俺のせいじゃねえだろうが!?昨日で疲れてるから寝たいんだよ!!!おめえら静かにしてろ!!!!!」
主人公設定
Fate風能力
クラス:ゲーマー
真名:堀口 宏
マスター:八神 光(頭が上がらない)
性別:男
身長:140cm
体重:32kg
筋力:-EX(脚力:A)
耐久:G-
敏捷:B~Ex+
魔力:-
幸運:C
宝具:-(Ex)
クラススキル
ゲーマーの鏡:A
殆どデバッカーレベルでの作業を行っても苦にならない
保有スキル
気配遮断:Ex
気配を遮断し、そこにいるのに見えていないと錯覚してしまう能力
ただし、八神兄妹には効かない
神速(偽)
眼にも止まらない速さで相手に近づいて蹴り飛ばす技。
早さが足りない!:Ex
脚力以外の筋肉を鍛えると、全て栄養が足に行ってしまうほぼ呪いな能力。
宝具
????????:Ex
?????????????????
性格:
グータラ・テキトー
だけどお人好しで困ってる人を見ると、つい助けてしまう
好きなもの:
ゲーム、寝ること、強いもの苛め
嫌いなもの:
筋が通らないこと。弱いもの苛め
評価:
お台場小学校男子連合
「兄貴!一生ついて行きます!」
「あぁん?ホイホイチャーハン?」
お台場小学校女子アンケート
「いつもはダメダメだけど、真面目な時の顔がすごくかっこいい」
「宏君ハァハァ」
「宏くん、うふふ」
ヒカリさん
「宏君、後でお話があるから逃げちゃだめだよ?」
「俺が何をした!?」
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如何でしたでしょうか?
次話からはデジモン無印スタートしますが、合間合間に今回みたいな間話を入れたいと思っています。
あと、作品はごちゃまぜにする予定では有りますが、あくまでも間話、もしくは外伝かデジモンネタが無くなったあたりでぶっこんで行きたいと思っています。
・・・・・・・主人公をバイオとか危ない世界に入れて虐めてみたいなぁ