「あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!
おれは太一さんたちを追ってマンションを出たと思ったら、マンションの一室が爆発していた。
な、何を言ってるのかわからねーと思うが俺も何が起こったのか判らなかった・・・。頭がどうにかなりそうだった・・・。
野球ボールだとか、サッカーボールだとか、そんなちゃっちなもんじゃあ断じてねえ!
もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ・・・」
「君!そんな事いいからすぐここから逃げなさい!」
「うっせー!おっさんに俺の気持ちがわかるか!?あの爆発した部屋、多分俺の部屋だぞ!?
家なき子確定じゃねーか!」
太一さんを追って外に出たら、マンションが爆発した。瓦礫と一緒落ちてくる物体に見覚えがありすぎる。
ゲームやら服やらが落ちてきたから間違いなく俺の部屋だろう。
「ほらッ!いいからこっちに来なさい!危ないだろ!」
抵抗むなしく俺はおっさんに拉致られて非難した。誰がやったか知らないが・・・この恨み、100倍返しだッ!
「・・・ん?なんだあれ?」
俺の部屋(だったもの)から鬼みたいな悪霊が出てきた。
「なんか瓦礫と一緒にコロモンまで落ちて来てるけどなんなんだって何かチッコイ恐竜になった!?」
火を噴いたり、拳圧飛ばしたりして戦ってた。両陣営とも実力が拮抗してるみたいで、一進一退の攻防になってるみたいだ。
でもね
「何で攻撃の余波が全部俺の部屋に来るんだよ!!!
『ベビーフレイム』とか『覇王拳』とか!!!厨二臭いとかもうこの際どうでもいい!!!
とりあえずお前等俺の部屋を背にしながら戦ってんじゃねーよ!!!」
炎で俺の部屋が炎上し、拳圧で部屋ごと火を消し飛ばし、また炎上する。
「なんだ!?何か俺の部屋に恨みでもあんのか!?
あぁ!!??あれはレア物のレトロゲーム!!服が燃えながら空飛んでんじゃねーか!?
ちょ、おっさん!!!警察呼んで来い!!!いや、むしろ自衛隊呼んで来い!!!!」
「ちょっと待って、今ガチャってるとこだから」
「この状況下で何でパズ○ラ!?そんなの良いから早く警察呼べって!!!」
「何を言ってるんだこの坊主は?ガチャは命よりも重いに決まってるだろう?」
「だったら何でさっき俺を強引に避難させたようとしたの!?さっきの距離から10mも離れてねーじゃねーか!?
最後まで責任もって非難させろよ!?」
「お、ディオスktkr!!!」
「蹴り倒すぞお前!?あぁぁぁぁ!!!そんな事してる間に俺の部屋が・・・」
俺の部屋が無くなっていく。もうすでにベランダもなくなってるわ焦げまくってるわで、かまどみたいになってるよ。
・・・これ保険とか降りるのかな?賃貸だったはずだし、面倒くさい事にならなきゃいいんだけど。いや、天災みたいな
もんだし大丈夫か・・・?
「(ドゴッ)イテッ!!!ぐぅおおおおおおおおおお!!???」(ガシャン!!!)
俺の部屋から吹っ飛んできた何かが、脳天に直撃した。今日は絶対厄日だよ。フ○テレビの占いコーナーで絶対最下位だよコンチクショー。
「つか何が飛んできたんだよ、めっちゃいたかt・・・」
そこには、爺さんからもらったカメラらしきものがグシャグシャになっていた。熱で溶けて、拳圧でぺちゃんこにされて。既にレンズは無いけど、間違いない。
間違いなく、俺のカメラだ。
「よっし!ガチャ終わり!少年!早く逃げるぞ!!」
「・・・・・・・・」
「どうした少年!?急がないとあぶな(ドゴッ)げふぁ!?」
「フフフフフフ・・・上等だよ、悪霊ども。流石の宏さんもプッツンしちゃったよ」
イキテカエレルトオモウナヨ?
第6話 状況開始!→たっけてー
--side 太一
コロモンと一緒に外に出ると、ヒカリが追いかけてきた。直ぐに帰らせようとしたけど、オーガモンが来てしまった。始めは攻撃を避けられていたが、やはり成熟期、直ぐに押され始めてしまった。
「コロモーーーーン!!!!!」
「いやああああああああ!!!!」
コロモンは攻撃を受けて、吹き飛ばされた。しかし、アグモンに進化し何とか互角の勝負になる事が出来た。
「いけ!アグモン!!!!」
「負けないで!!!!」
成熟期なのに、アグモンで互角の勝負が出来ている。多分、
だけどそれでも互角、むしろアグモンが押されてきてしまっている。
「お兄ちゃん!アグモンがやられちゃう!」
「頑張れアグモン!負けるなァ!」
どちらも攻撃を避け続けて、ジリ貧な勝負になってきた。このままだと、手数でこっちが先にやられてしまう・・・。
・・・あと、なんであいつらはあの部屋を背後にして戦ってるんだろう?確かあの部屋って・・・。
「『覇王拳』!!!」
ドオオオオン!!!
「あぁ!?アグモンが!?」
やっぱり、アグモンのほうが不利みたいだ。また吹き飛ばされてしまった。そして、オーガモンはアグモンにトドメを刺そうと
また必殺技を出そうとしていた。
「アグモン!進化d」
「『覇王拳』!!!」
まずい!間に合わない!!!!このままじゃ!!!!
「「アグモーーーーーン!!!!」」
「ドーン!!!!」ドゴォ!!!
トドメを刺そうとしたオーガモンが突然吹き飛んだ。いや、蹴り飛ばされた。
「宏!?何してるんだ!?逃げろ!!!」
「宏君早く逃げて!?」
だが、宏は逃げようとしない、それどころか
「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
笑っていた。・・・どうしたんだ?
「お前ら・・・よってたかって俺の部屋を消し飛ばしやがって・・・。なんだ?俺の部屋になんか恨みでもあるんですかコノヤロー!?」
・・・そうか、さっきのあの部屋って宏の部屋だったのか。通りで見覚えがある瓦礫が落ちてくると思ったよ。
「なんなんだよ!?朝起きたら幼女に殺されそうになって、怪獣は出るわ冷蔵庫は壊れるわ!?挙句の果てには俺の部屋なくなってんじゃねーか!?なんなんだよこの仕打ちは!?おまけに幼馴染の二人はやっぱりテロってんじゃねーか!?」
やばい、宏が本気でキレてる。あそこまで怒るのは『あの時』以来見てないぞ・・・。
「とりあえず・・・往生せいやああああああ!!!」
--side 宏
とりあえず悪霊を蹴り飛ばしてみたが、中々いい感じに吹っ飛んだなぁ。
だけど、相手も中々タフな様で直ぐに体制を立て直してこちに突っ込んできた。
「とりあえず、避ける!」
どんなしょぼい攻撃でも俺にとっては効果抜群になる。女子の攻撃さえ耐えられない俺に、あんな棍棒やら拳圧みたいな技食らった日にゃ、たぶん消し飛ぶだろう。
では、あの憎い悪霊をぶっ飛ばすにはどうすればいいのか?
それは
「隙を見せた瞬間、全力で蹴りをに叩き込むッ!|殺さ≪やら≫れる前に|殺す≪やる≫!!!」
相手の攻撃を避けて避けて避けまくる!
「パリィパリィパリィってなぁ!!おら!!食らえや!
一つ!二つ!三つ!四つ!五つ!」
まず鬼の悪霊の懐に潜り込み、下から蹴り上げる!!!
「ぶっ飛べ!打ち上げ式木の葉連弾!」
古道具屋で靴を買って以来、さらに人外な動きができる様になった。ただ、流石に瞬身の術みたいな動きはできないから、
『木の葉連弾』はできなかった。まぁ叩きつけようが、打ち上げて自由落下しようが、どっちにしろ一般人は死んじゃうからあんま練習しなかったんだけどね。だけど今回は相手も人外だし、遠慮なくブッパさせてもらおう。
さぁ早く落ちておいで、そこから地面に向かって叩き落とすんだからさ(ゲス顔)
「うぉ!?何!?あのワームホール!?」
落ちてくるのを待ってると、上空にワームホール的なナニかが広がっていた。つーか、
「あの悪霊逃げやがった!?」
打ち上げた鬼は、そのままワームホールに吸い込まれていった。畜生!まだ恨み晴らしきってないのに!
「オ・ノーレ!!逃がすかァ!!」
鬼を追ってジャンプしてみたけど、流石に届かない。何とも後味の悪い幕引きになってしまった。
やり場の無いこの憤りを感じつつも、着地体制に入ろうとした。
けどここで、異変に気が付いた。
「・・・ん?身体落ちて行かないんだけど?つか上がってない!?なんで!?ちょ、待ってよ!?なんで俺まで吸い込まれんのさ!?」
「宏!?大丈夫か!?」
「太一さんヘルプ!ヘルプミー!なんか上に引っ張られてんの!」
浮かび上がっていた瓦礫を足場にして、地面に向かってジャンプしてみたけどやっぱり戻れない。それどころか吸い込まれるスピードが上がってないこれ!?
「まってまってまってえええええ!俺パジャマなんだけど!?せめて服くらい着させtあ、全部燃えたんだった」
吸引力アップ(俺だけ)
「絶対神様俺の事きらいだろ!?へるーーーーーーーーぷ!!!!!!!」
「宏ィィィィィ!!!!!」「宏くうううううん!!!!!」
「・・・・・・・ここ、どこよ?」
吸い込まれて、目が覚めると森みたいな場所にきていた。
「誰か・・・ボスケテ・・・」
本当に今日は厄日だよ。
とりあえず主人公をデジモンワールドにぶち込みました。
理由?ノリです(ドーン)