ヒーローになりたかった   作:りりなの

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どうも、りりなのです。

懲りずにわすゆの二次創作に手を出しました。

前までの作風をぶち壊す恋愛小説ではないものを書かせてもらいます。

上里愛梨は生贄であると並行しながら投稿していこうと思います。

このネタを考えたのはマジェプリを久々に見たらこれだと思いその勢いのまま書かせてもらいました。

わっしー好きなんですけどねなんだかこの小説の話を考えていたら楽しくなって……(≧ω・)てへぺろ

では最初の一ページをどうぞ。


ヒーローになりたかった

 大橋の上で少年はいたるところから血を流しながら倒れている。

 

「ヒーローは諦めない」

 

 そう言いながらボロボロの体で立ち上がる。

 

 その瞳は諦めていない。

 

 1人で三体もの頂点と呼ばれている物を前にしてもまだ心は折れていない。

 

「ヒーローはどんな時だって諦めるものか!」

 

 自分が憧れている者はどんな時でもどんなに絶望的な場面でも諦めない。

 

 だから立ち向かう。

 

 自分がここで死ぬとは考えない。

 

 これを追い返して少女との約束を果たす、それが少年を動かす原動力になっている。

 

 また4人で笑いあえる日常に戻るために少年は叫ぶ。

 

「僕は、ヒーローになるんだ!」

 

 そう言って少年は頂点と呼ばれるものに挑んでいった。

 

 少年は追い返すことに成功したがその見返りに少年は命を落とした。

 

 11歳という短い人生を終えた少年の最後は笑顔だった。

 

 その笑顔は3人の少女には残酷で辛いものだった。

 

 紫の少女は自分の力のなさに嘆き。

 

 赤の少女は1人で戦わせたことに泣き。

 

 青の少女は泣いた、少年と約束していた休みの日に出かけることを少女は心から楽しみにしていた。

 

 約束していたのに彼は戻ってこない。

 

 目の前には箱に入って寝ているように目を閉じている彼、何時もの様に声をかければ起きるほどに穏やかな顔をしている。

 

 私だけは未だに現実を受け入れられなかった。

 

「今日、出かける約束してたのに」

 

 私は柩の淵を持って彼に問いかける。

 

「約束の時間過ぎてるわ」

 

 涙が溢れてくる。

 

「本当は寝てるだけなんでしょ」

 

 彼の声を聞きたい。

 

 いつもの様に微笑んでほしい。

 

「辛い時には傍にいるって言ったのに」

 

 これだけは言ってはいけないだけど自分では止められなかった。

 

「嘘つき!」

 

 言ってしまった。

 

 もし彼が起きていてこの言葉を聞いていたらどう答えただろう。

 

 困った顔をしながらヒーロー失格かなと言っていたかなでもその声も今か聞けない。

 

「……声を、聞かせてよ」

 

 絞りだして出た言葉はそれしかなかった。

 

 出かけていたら伝えようとしていたこの気持ち。

 

「好き」

 

 どんな時でも諦めずに誰よりも優しく誰よりも正義感が強い貴方が好き。

 

 だから私は赦さない。

 

 彼の命を奪ったバーテックを赦しはしない。

 

 これからのお役目が自分のエゴに書き換えられようが赦しはしない。

 

 だから私は誓うように眠る彼に口づけをする。

 

「私が全部倒すから」

 

 だから見守っていてほしい。

 

 どれだけ醜くなろうが、どんな醜態をさらそうが私は倒す。

 

 だから見届けて欲しい。

 

 貴方が止めようと私は私の目的の為にお役目をまっとうするわ。




後書きまでお読みくださいましてありがとうございます。

上里愛梨は生贄であると並行していきますと前書きで書きましたが……連載これを入れましたら4本、短編1本となります。

やべ、これ俺死ぬやつやんとなりました。

それにグラブルがそろそろ古戦場という過酷なイベントが始まる……連載できるのかな?

ここまでして書きたいって相当なドMだなと思いました。

いやぁー失踪はしないので緩やかにお待ちくださいお願いします。
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