ヒーローになりたかった   作:りりなの

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まだ本編にはいかないよ。

満開祭り3を見てこの話を入れることにしまった。

書き出すと止まらなかった。

次からは本編を書いていきます。


私のヒーロー

 幼い頃から僕はヒーローに憧れていた、テレビで見ていたその諦めない強さに憧れた。

 

 だから自分も将来はヒーローになりたいと思った。

 

「僕がお役目」

 

 両親からそう言われた大赦からお役目をして欲しいと、これは願ってもないチャンスだ。

 

「やるよ僕は勇者に!」

 

 こうして僕は勇者になった。

 

 四国を守るヒーローの第一歩になった。

 

 今はまだ自分が危ない橋に足を踏み入れたことを知らなかった。

 

 両親の複雑そうな顔の意味が分からなかった。

 

 そして僕は知り合いの女の子にそれを報告した。

 

「勇者になるんだ」

 

 隣にいる少女は小さく頷いた。

 

「でもお役目の内容を他人に言ったらダメなんだ」

 

「……それって私が聞いても良かったの」

 

 それを言われて少年はアッと言う顔をした。

 

「お役目の内容を言ってないからノーカンだよ」

 

 少年はニッコリ笑いながらそう言った。

 

「しずくは僕の夢を知っているしこんなに夢が早く実現したら誰かに言いたくなるよ! それに今、知っているのはしずくと僕だけだから二人だけの秘密だね」

 

 そう言った少年の言葉にしずくは頬を染める。

 

「うん」

 

 しずくは笑顔で頷く。

 

 それは少年が守りたいと思う一つだ。

 

 その二人だけの秘密は数日には学校の皆に知れ渡ることになるがこの時間だけはとても大切な時間だった。

 

「じゃ、帰ろう」

 

 そう言って少年はしずくの手を握って帰宅する。

 

 しずくは少年の背に憧れた。

 

 辛い時には自分の隣に居てくれた。

 

 私だけのヒーローだと思った。

 

 その数日後学校では隣のクラスの勇者の話題で盛り上がっていた。

 

 その話題は自分は知っているけれど勇者は他にも三人いることを聞いたそれも全員少年がいるクラスだった。

 

 私は他の三人の勇者を見に彼のクラスを覗きに行った。

 

 そこには自分とは真逆な性格をした少女と一緒に話していた。

 

「僕と銀に任せといてよ」

 

 そう言って少年は周りの同級生と話していた。

 

「この銀様と雪兎に任せなって」

 

 そう言って2人は腕を交差させて仲良く笑う。

 

 それを見て私は彼と彼女はこのクラスの中心なんだと思った。

 

 自分とは違う世界の住人だと思ってしまった。

 

 そうしていると二人がこちらを見てきた。

 

「どうしたのこっち来なよ」

 

 銀は笑顔でそう言う。

 

「しずくも一緒に話そう」

 

 彼も何時もの笑顔でそう言う。

 

 だから分かってしまった。

 

 この2人が勇者になれた理由が分かった。

 

 それと同時に私の彼に対する恋心はなくなってしまった。

 

 この感情は私にとっても彼にとっても邪魔になってしまう。

 

 私は彼の邪魔をしなくない。

 

 それがいけなかった。

 

 彼は亡くなってしまった。

 

 お役目の中で死んだ。

 

 その事は私の中ではとても最悪だった。

 

 だから私にこの話が来た時には二つ返事で受け答えた。

 

 このゴールデンタワーに居たら彼を殺した物が何なのかを知ることができる。

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