ブラック「はあっ!やあっ!」バキッ! ドカ!
私は美墨なぎさ、またの名を光の使者キュアブラック
私はキュアホワイトのほのかこと雪城ほのかとシャイニールミナスのひかりこと九条ひかり
私達はこの町で悪の支配者、ドツクゾーンを二度も打ち倒し世界に平和を取り戻した英雄なの!
そして私達はドツクゾーンと戦うなかで横浜でフュージョンと呼ばれる敵がいることに驚き、私たちはあらゆる町に誕生した後輩プリキュアとともにフュージョンを倒すことが出来たの。徐々に私達の後輩が誕生しどんな困難をも貫き通し、どんな悪が来ようとも私達プリキュアは最強で無敵のヒーローなんだから!!
「いけない!!」
「へ?」
突然後ろから声が聞こえ私は振り向いてみるとそれは見たこともない桃色のプリキュアだった。
でも・・・・・・なんでだろう・・・・・・この娘初めて会ったのに・・・私は・・・このプリキュアを・・・知っている。
「貴方はこれ以上プリキュアになってはいけない」
「なんで?」
「貴方がこれ以上プリキュアとして生きてしまったら・・・私がこれまでの苦労が無駄になってしまう!」
「これまでの苦労?何よそれ?どういうことなの!?」
「もし貴方がプリキュアとして戦おうとするならいずれ奴等が現れてどうにもならないことが起こってしまう!」
「どうにもならないこと?そんなの楽勝よ!私達プリキュアがいれば断然無敵よ!!」
「・・・・・・・・・そう」
その時、彼女は突然光り出して、徐々に光りに包まれていくのだった。
「・・・・・・貴方がどんなに私の忠告を否定されても私は貴方を止める権利がある・・・」
「何よ?あんた何者よ!?」
私の質問に彼女は思いがけない言葉を私に発した。
「私は・・・・・・真の光の使者・・・・・・」
「キュアライトよ・・・」
「はっ!」
今のは夢・・・・・・・・でも・・・あの夢・・・なんだろ
「なぎさ大丈夫メポ?」
「メップル・・・」
こいつはメップルこいつはもう一人ミップルと一緒に光の園から私達の世界にやって来た自称「選ばれし勇者」って言うけど実際はワガママで大食い、よく私と喧嘩する妖精だ。
でもドツクゾーンと戦うときはハートフルコミューンと呼ばれるアイテムとなって私がプリキュアに変身する頼れる相棒でもある。
「なぎさ・・・寝ているときはとても苦しがっていたメポ大丈夫メポ?」
「え?私が・・・」
私が苦しがっていた・・・あの夢を見ていたから・・・
「それよりなぎさ・・・時間は大丈夫メポ?」
「は?時間・・・・・・・・・・・・・・・えーーーーーーーーー!!!!????」
嘘!?7時きってるじゃん・・・遅刻しちゃう!?
「ありえなーーーーい!!?メップルなんでおこさなかったのよ!?」
「メップルは何度も起こしたメポよ起きなかったなぎさが悪いメポよ」
「あーー遅刻しちゃう!遅刻しちゃう!」
「まったく本当に成長してないメポな~なぎさは」
私はメップルの言葉にカチンと来てメップルの頬をグイっと引っ張った。
「メポーーーーーーー」
「あんた・・・私をカチンとイラつかせるのはこの口かー!!」
「なぎさ!何してんの?あんた遅刻よ」
「あっはーーい!!」
私はメップルの頬を離してメップルをつかんで学校に向かった。
「はあーギリギリ遅刻しなかったけど、午前の授業居眠りしっぱなしで聞けなかった~・・・」
「もおーなぎさは・・・」
彼女は友達の雪城ほのか・・・彼女はクラス委員を担当しており科学グループに所属する学年一位の成績優秀な私の友達で彼女も私と同じプリキュアである。
ミップル「メップル~」
メップル「ミップル~」
ミップル、ほのかのパートナーでメップルと同じ光の園からやって来た「希望の姫君」いつもメップルと会うたびにいちゃついちゃって本当に熱い二人・・・
「はあー私達も・・・あともう少しで卒業か・・・」
「なぎさはどこに進学するか決めた?」
「うん、私は近くの高校に進学するんだけど、ほのかは・・・」
「私は・・・・・・」
ほのかの言葉に私の心に何かが傷んだ。
「私は・・・この町を離れて○○高校に進学するの」
「え・・・」
「その高校は寮生活になるけどお婆ちゃんからは許可をとったから・・・」
「あ・・・そうなんだ・・・そんなんだね・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
ほのかが寮生活の高校に入るんだ・・・・・・すごいな
「ねえ・・・なぎさ」
「ん?」
「私達がプリキュアになって・・ドツクゾーンと2年間戦い続けて・・・私達はどうなるんだろうね・・・」
私達はほのかの言葉に悩んだ。私達はあの時、知りあいだった頃の私達は突然、メップルとミップルがドツクゾーンと呼ばれる悪党に伝説の戦士プリキュアになって戦ってほしいと迫られ、私達は最初どういう状況なのかわからなかった。でも、ドツクゾーンがメップル達を襲っている所を見たとき、私達はメップル達を助けることに決意した時、突然、私とほのかが光に包まれた時、私達が伝説の戦士プリキュアだったことに驚き、初めて戦ったことはとてもありえなーいことだったけど、ほのかと一緒に戦っていくことでほのかを友達として認めていき、ドツクゾーンの首領、ジャアクキングを倒すことが出来た。
そして私達が3年生になってメップル達は光の園に帰っていたかと思ったけど、新たにドツクゾーンが現れてメップル達も会えて、私達はまたプリキュアになることを決意し、服も新しくなり、ドツクゾーンとの激しい戦いが再び始まった。そして、その時、現れたシャイニールミナスと呼ばれる戦士が現れた。その正体は九条ひかりという娘で私がよく行くタコcafeのアルバイトをしながら学校に通う一年生である。その正体は光の園の主、クイーンの片割れであり、ジャアクキングの最終決戦の時は、復活したクイーンとともに倒すことが出来た。その時はひかりはジャアクキングを倒した後クイーンとしてもう会えないと思ったけど、ひかりは九条ひかりとしてまた私達と一緒にいられることに喜んだ。
「私達がドツクゾーンと戦っていくなかで私達以外のプリキュアと出会うことになったりしたよね」
「ええ」
初めて出会った場所は確か横浜だったけ、あの時はザケンナーに変身したフュージョンには苦戦したっけ、あの時、私達以外のプリキュアが現れた時は驚いたな~
ふたりはプリキュアsplashstar yesプリキュア5 GO GO フレッシュプリキュア・・・そしてハートキャッチプリキュア、スイートプリキュア、スマイルプリキュア、ドキドキプリキュア、ハピネスチャージプリキュア、GO プリンセスプリキュア、魔法つかいプリキュア、キラキラ プリキュア アラモード
「ブラックホールの時は・・・衝撃だったよね」
「ええ・・・ブラックホールは全ての悪の根元・・・倒す方法はプリズムフラワーの力を使って倒すこと・・・その代わり妖精達の繋がりを断ち切らなくちゃいけなかったのよね・・・」
そう、あの時私はメップル達にはもう会えないという現実に私は泣いてしまった。メップルはワガママで・・・私に嫌みを言うやな奴だったけど、別れると知ったときとても悲しんだ。メップルは私にとってかけがえのない友達だったと私は確信した。
そして私は・・・悲しみに道溢れていたけどメップル達が突如私達の前に現れた。その理由はプリズムフラワーが再び咲き始め、妖精達の世界と私達の世界がまた繋がったことだった。
私は嬉しかった。もう会えないと思った。でも出会えた。これからはずっと一緒・・・・・・
「でも、ドツクゾーンを倒して私達は卒業して自分達の夢のために別々の学校に励んでいくのよね」
「ねえ・・・ほのか・・・私・・・プリキュアになって良かったと思う」
「え?」
「だってメップル達とであってなければ私達は知りあい同士になっていたのかもしれない・・・ほかのプリキュアのみんなだってそうだと思うよ!プリキュアの力がなかったら私達は悪いやつらに世界をメチャクチャにしていたかもしれないし、ほかのプリキュアのみんなと友達になれなかったと思うよ!私達にとってプリキュアは正義のヒーローなんだから・・・」
「ヒロインでしょ」
私の言葉にほのかはつっこまれた。
「あ!そうだほのか」
「どうしたの?なぎさ」
「実は私今日、変な夢を見たの」
「変な夢?」
「実は・・・キュアら「ドーーーーーン!!!」え?」
「何!?」
私はある爆発音が聞こえ、爆発した方向を見ると、町が火に覆われていた!?
何!?もしかしてドツクゾーン!?それともフュージョン?
「なぎささん!ほのかさん!」
「ひかり!」
屋上からひかりとポルンが現れた。
「なぎさ!」
「変身するよ!」
私達はメップル達が変わったハートフルコミューンにクイーンのカードをスキャンし、私とほのかは腕をあげて変身の合言葉をかけた。
「「デュアル!オーロラ!ウェ「駄目!!」え?」?」
私達の前に現れたのは、私の夢に現れたキュアライトとかいう謎のプリキュアである。
「やめなさい!ブラック!これは罠よ!」
「罠?」
「これはあなた達プリキュアを誘うための罠よ!ジェネラルプリキュアがあなた達の力を奪うための」
「ジェネラルプリキュア?何よそれ?」
「貴方が変身すればプリキュウスが貴方を迎えに来てしまう!?私はそれを忠告しにきたの!!」
「何よ!!ジェネラルプリキュアだのプリキュウスだのそんなのサクッとやっつければすむ話でしょ!?」
私とキュアライトの言い争いをしているときほのかとひかりは唖然していた。
「な・・・なぎさ」
「誰と・・・話しているんですか?」
「ほのかもひかりも見えないの!?」
「いいえ」
「私も・・・はい」
え・・・なんで
「メップルもミップルも」
「ごめんメポ・・・なぎさ誰と話してるメポ?」
「え?」
「ミップル達も何も見えないミポ」
なんで・・・見えてるのは・・・私だけ?
「ともかく、今変身すれば貴方は取り返しのつかないことをしてしまう!だから・・・」
「うるさーーーーーーーーーーい!!!!」
「・・・・・・っ」
「今、私達が動かなきゃ・・・だれがあいつを止めるのよ!!ほのか!ひかり!行くよ」
「え・・・ええ」
「は・・・はい」
私はキュアライトの言葉を無視して変身した。
「デュアル!オーロラ!ウェーーブ!!」
パアアアアア
「駄目えええええええ!!!」
「ルミナス!シャイニングストリーム!!」
「光の使者!キュアブラック!」
「光の使者キュアホワイト!」
「「ふたりはプリキュア!!」」
「光のこころと光の意志・・・総てを一つに摩るために・・・」
「二人とも行くよ!!」
「ええ」
「はい」
この時、後にこの戦いを“プリキュア七日間戦争”と呼ばれ、私達の世界が一瞬で荒野の焼野原のような世界になるとは私には思いもしなかった。
私は知らなかった。私が何故キュアブラックの力を得ているのか?
私の家族は本当の家族じゃなかったこと・・・
そして私達が戦っていた敵の目的は私達を強くさせることだったこと・・・
そして、私の本当の母親は・・・・・・・・・
プリキュウスど呼ばれる・・・世界最大の・・・敵だったことを
「早く来い・・・我が愛しの娘よ・・・」
次は青い猫型ロボットの序章です。