グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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暑さが過ぎて雨と台風の9月 北海道頑張れ!


4話 クロスチェンジ

赤の勇者、勇光総弩は本来、変身出来るのはスピリットフィギュアをトランスギア・ネオで変身して戦うのが彼の基本スタイルである。

 

 

 

だが総弩にはもうひとつのアイテムがある。この12年間の間に師匠の黒井星奈からある物をプレゼントしたのだった。

 

 

 

それは・・・・

 

 

総弩「おもしれえもん見してやるよ」

 

 

総弩は懐からオーブリングに似たアイテム、クロスリングと二枚のカード、クロスカードを取り出した。

 

 

 

響「あれ?何だろあれ」

 

 

 

調「大きいリング・・・・」

 

 

 

翼「あれで何を・・・・」

 

 

 

 

響達は総弩のやろうとしていることは理解できずにいた。だが総弩にとってこれは第2の変身であるのだった。

 

 

 

総弩「クロスチェンジ!」

 

 

 

〔悟空・ルフィ!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「友情!努力!勝利の力!お借りします!」

 

 

〔クロスチェンジ!ジェットサイヤフォーム!〕

 

 

 

 

 

ネメシス「なんだと!」

 

 

 

響「なにあれ?」

 

 

 

 

総弩「ここからの俺は本気MAXだぜ!」

 

 

 

 

 

物陰に隠れているひかりは総弩がなぜあーなったのかよくわからなかった。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・服も髪も変わって一体どうしたんですか?」

 

 

 

ひかりの肩に乗っているチュウ兵衛はそれを自慢げに説明した。

 

 

 

チュウ兵衛「あれが心蔵の新たな力だ。あいつは基本スピリットフィギュアで変身するが、この12年間の修行の間にあるアイテムをもらったんだ。それはこれまで出会った異世界の奴等の力をカードに代えてそれをリングに入れりゃスピリットフィギュアの倍の力を引き出せんだ!」

 

 

 

ひかり「じゃあ今の勇光さんはその人達の力を使ってるんですか?」

 

 

 

チュウ兵衛「ああ、ここからはおもしれえぞ」

 

 

 

チュウ兵衛はニヤケて総弩の方を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「異世界の奴等の力を借りた姿だと・・・・」

 

 

 

メモリー「ふんったかが変わっただけで私達プリキュアが哇負けるはずないわ!行け!ブルーム!イーグレット!」

 

 

 

 

ブルームとイーグレットはメモリーの命令で総弩の顔面にダブルパンチを炸裂した。

 

 

 

バキッ!!

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

ひかりは総弩が自分の顔面を喰らって顔ごと吹っ飛ばされた。と思ったが・・・・

 

 

 

ビョーーーーーーーーーーーン

 

 

 

 

「「「「「「「ええええええええーー!!!!」」」」」」」

 

 

 

ひかりと響達は驚いた。二人のプリキュアのパンチで顔面をぶっ飛ばしたに見えたが、首ごと顔がゴムのように伸びたのだった。

 

 

 

 

 

切歌「なんでなのデスか?」

 

 

調「まるでゴムみたい・・・・」

 

 

 

 

総弩「ゴムみたいじゃない・・・・」

 

 

 

 

ビョーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

 

ブルーム「!?」

 

 

イーグレット「!?」

 

 

 

 

総弩「ふんっ!!」

 

 

 

ドゴォォーーーーン!!!

 

 

 

ブルーム「!っ」

 

 

 

イーグレット「っ!」

 

 

 

 

総弩「ゴムだからだ・・・・」

 

 

 

総弩のゴムによる反動でブルームとイーグレットに強力な頭突きを炸裂して二人は吹っ飛んだ。

 

 

 

ネメシス「なんだと!?」

 

 

 

メモリー「そんなことって・・・・」

 

 

 

 

総弩「ふんっ!」

 

 

 

総弩は悟空の力である体を浮かす舞空術を駆使してブルームとイーグレットの方に突進してきた。

 

 

 

 

総弩「ゴムゴムの舞空ガトリング!」

 

 

シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!シュッ!

 

 

 

 

 

ブルーム「!」

 

 

イーグレット「!」

 

 

 

ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!ドッ!

 

 

 

 

ドゴォォーーーーン!!!

 

 

空中で突進してからのゴムゴムのガトリングでブルームとイーグレットを吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネメシス「あのプリキュアを圧倒する能力、このままだと危ういな・・・・メモリー!」

 

 

 

 

メモリー「は・・・・はい」

 

 

 

ネメシス「あれをやるぞ!」

 

 

 

メモリー「あれって・・・・あっ」

 

 

 

ネメシスの言葉にメモリーは思いだし、そのまま、今でも倒れそうなブルームとイーグレットに近づいてきた。

 

 

 

 

ネメシス「力あるものよ・・・・今こそ真の実力を解放しろ!」

 

 

 

メモリー「そしてこの世界を支配しろ!!」

 

 

 

 

ネメシスとメモリーは右腕から黒いオーラを纏った手をブルームとイーグレットの方に近づいた。

 

 

 

 

「「今こそ覚醒せよ!プリキュア・ウェイク!!」」

 

 

 

ガキン!

 

 

ガキン!

 

 

 

 

ブルーム「!!」

 

 

イーグレット「!!」

 

 

その時、ブルームとイーグレットの体が少女とは程遠い体、いわば怪物そのものに成り変わっていく。

 

 

 

 

 

ひかり「あれって・・・・」

 

 

 

チュウ兵衛「プリキュアが怪物になりやがったか」

 

 

 

 

 

響「なにあれ・・・・」

 

 

 

ひかりやチュウ兵衛、それに響達装者たちもジェネラルプリキュアによって変えられたふたりのプリキュアのなれの果てを見て呆気にとらわれていた。

 

 

 

 

ブルームは大型の猪に似た生物と成り、牙は闘牛士のように鋭くなっている。

 

 

イーグレットはモチーフはしらさぎのはずなのに大昔に生存していた大型の鷲、アルゲンタヴィスに似た大型の怪鳥に変貌した。

 

 

 

 

ブルームボア「ブルルルルル!!」

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クアアアアア!!」

 

 

 

 

ひかり「女の子があんな怪物に・・・・」

 

 

チュウ兵衛「あれがあいつらのなれの果てさ、あいつらはこれまで悪の軍団と戦い壊滅させてきた・・・・が、それはあくまで本当の悪を復活させるためのごっこ遊びだったんだよ!!」

 

 

 

ひかり「え!」

 

 

チュウ兵衛「そしてあいつらは本当の悪が復活したため全ての異世界を自分達のものにしようと考える怪物になっちまったんだ・・・・お前らが戦っているネウロイなんざ只の雑魚だ!」

 

 

 

ひかり「それじゃあ勇光さんはあんな怪物に勝てるんですか?」

 

 

 

チュウ兵衛「わからねえ・・・・だが、あいつは12年間修行してきたから、あいつらと互角以上の力を持っている・・・・信じようぜ!心蔵を!」

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・」

 

 

 

何もできないひかりは2体の巨大な怪物と対峙する勇光を見て祈るしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

ブルームボア「ブルルルルル!!!」

 

 

総弩「・・・・・・・・」

 

 

 

アルゲンタイーグレット「クアアアアア!!」

 

 

 

ブルームボアはパワータイプ・・・・猪に似た怪物で突進してきたらあの牙に突き刺されたら人溜まりもない。そしてイーグレットが変貌した、あの大型の鷲型の怪鳥、空中戦を得意として、足の爪は刃物ように鋭い掴んだら切り裂かれそうだ。

 

 

 

 

総弩「次はこれで行くか」

 

 

 

そして総弩はクロスリングともう二枚のカードを出しそれをリングにスキャンした。

 

 

 

〔コロッケ!・ロボまる!クロスオーバー!〕

 

 

 

総弩「熱き力と拳!お借りします!」

 

 

〔クロスチェンジ!ファイヤーバーグフォーム!〕

 

 

 

 

to be continued






次回 火の力と翼の力がブルームボアとアルゲンタイーグレットを圧倒する。



そして勇光総弩は新たなる戦いへと挑む!



「新たなる力」



ぶっちぎるぜ!!

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