グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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この話をすこし変更します。


12話 12人決定

 

 

 

「「「「「うおおおおおおおお!!!!」」」」」

 

 

 

 

 

試合開始のゴングが鳴り響き、選手達は一斉に互いの相手のバトルを開始した。

 

 

 

観客席で見ているひかりと直江も興奮していた。

 

 

ひかり「うわああ!みんな一斉に戦い始めましたよ!管野さん!」

 

 

直江「ああ!こんなことなら俺も参加すりゃよかったぜ!」

 

 

 

覇龍哉(・・・・れいか)

 

 

 

覇龍哉はこのバトルロワイヤル以外にも恋人であるれいかことキュアビューティーのことを考えていた。

 

 

 

『消えなさい リュウドラ』

 

 

 

あの一言が頭によぎりもうバトルを見るという暇もなかった。

 

 

 

『おおーーーっと脱落者10名!出ました!挑戦者はアメリカの恐竜レスラー!ディラン ジュラシック選手!』

 

 

 

 

ディラン「おおおおおおお!!」

 

 

 

『おーーーっと今度は15名脱落!そこにいるのはタイの風の闘王 ウィン キャット選手』

 

 

 

『わああああああ!!』

 

 

 

次々と代表選手が勝ち残り観客はもう興奮で収まりきれなかった。

 

 

 

 

 

そして総弩は、

 

 

 

「きええええええ!!!」

 

 

 

 

総弩「よっ!ほっ!ほっ!」

 

 

総弩はマーシャルアーツの選手との戦いが始まった。

 

 

 

総弩「なかなか鋭いパンチだが・・・俺の敵じゃない!」

 

 

 

「きえっ?」

 

 

 

総弩「そらよっ!」

 

「きえええええええ!!??」

パンチとキックの攻防に総弩は苦戦しつつあると思いきや一瞬だけ口をにやけさせパンチを出した瞬間にアッパーで吹き飛ばした。

 

 

 

 

「おぉーーーっと一般参加者で出場した勇光選手、アッパーで相手を吹き飛ばしたああああ

!!!」

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

その時、総弩の視線で見つめているのはこの大会でめったに見ない女性の選手である。

 

 

 

?「・・・・・」

 

 

女性選手は立ち止まり3人の男達がじりじりと詰め寄る。

 

 

 

「へへへ女とはな」

 

 

 

「お嬢ちゃん!ここは子供が入っていい場所じゃないんだよ~~~」

 

 

 

「さっさとギブアップしな!とはいっても下はまっ逆さまで死ぬかもしれないね♪」

 

 

 

「『はははははははははははははははははははは!!』」

 

 

3人の男達が大笑いしたその時、少女は3人の男達を指で挑発する。

 

 

 

?「ご心配なく私はあなた方より強いから」

 

 

「なにぃぃーーー!・・・」

 

 

 

少女の挑発に3人の内の男が少女詰め寄る。

 

 

 

「てめえ・・・・俺たちにはな生まれた時から選ばれたシュロムがあるんだよ!お嬢ちゃんはどんな力か知らねえけどとっとと早く出ていきな。」

 

 

?「あら?やる気!だったらかかってきなさい!」

 

 

 

「「「どうなっても知らねーぞ!!」」」

 

 

三人の男は一斉に彼女に襲いかかるが彼女は力強く足を踏み高くジャンプした。

 

 

そして三人の内の男の顔が彼女の内ももに挟まれた。

 

?「はああああああっ!!!」

 

 

「うわあああああああ!!」

 

 

ゴンッ!!

 

「ぐえっ!」

 

 

「ぐぼっ!」

 

立っている状態の相手に跳び付き、相手の頭を両脚で挟み込み、下半身の力や自身の体が旋回する勢いで両脚を使って相手を投げ飛ばす技 コルバタことヘッドシザースを炸裂させた。

 

 

『おおーー!!可憐な美少女の足技によって大の男3人がノックアウトしたああ!!』

 

 

観客は大盛り上がりで歓声した。

 

 

 

?「・・・・・」

 

 

総弩「?」

 

 

一瞬だった彼女の目が曇ったような気がしていたが気のせいだろうか?

 

 

 

 

「うおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

突然後ろから大男が総弩に打撃を振り落とそうとするが、

 

 

 

 

?「おらあああああああああ!!!」

 

 

 

 

「ぐおおおおおお!!?」

 

 

 

突然隣方向から拳が大男の頬に炸裂させ吹っ飛んでいった。

 

 

 

 

 

?「おいおい!ここで余所見してると負けになるぜ!」

 

 

大男をぶっ飛ばした男が総弩に向けてニカッと笑った。

 

 

 

 

総弩「ああ!ごめん!助けてくれてありがとな!」

 

 

 

?「気にすんなって!あっ俺の名は火円暴!お前の名は?」

 

 

総弩「俺は総弩!勇光総弩だ!」

 

 

暴「総弩か!なかなか強そうな奴だな!気に入ったぜ!」

 

 

暴が総弩に握手しようとするが後ろから二人の敵が不意打ちを仕掛けてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「はあっ!」

 

 

暴「うおらっ!」

 

 

バキッ!!

 

 

 

ドゴッ!!

 

 

二人の蹴りと拳によって返り討ちにされた。

 

 

 

そして

 

 

試合終了ーー!!!

 

 

カンカンカンカン!!

 

 

どうやら100人の選手から12人の選手が生き残った。

 

 

『それでは生き残った12選手のトーナメント発表はくじ引きで行います。』

 

 

 

 

司会者はくじの入った箱に手を入れて選手達の書かれた紙を見てトーナメントに書かれる。

 

 

『では発表します!トーナメントの形式はこれです!』

 

 

 

1回戦

 

 

火円暴VSディラン ジュラシック

 

2回戦

 

ウィン キャットVSカメレオン植田

 

3回戦

 

 

ジャッキーホエールVSストーン ジョニー

 

 

4回戦

 

マシンモーガンVS吉田

 

 

5回戦

 

ボクサー ダイナマイト甲VS御宅田兄弟

 

 

6回戦

 

 

森部碧VS勇光総弩

 

 

 

 

『以上の結果となります。トーナメントは一時間後に開催されますので選手一同は体力を温存に励んでください。』

 

 

 

 

総弩「森部碧・・・あの娘か」

 

 

 

森部碧 3人の大男を軽く蹴散らした女の子

 

 

 

彼女の瞳にうつるのは、

 

 

優勝者サン・グラースであった。

 

 

 

 

 

 

 

to be continued

 

 




そろそろクリスマスとお正月の特別編やろうと考えています。その前にレッドファイヤー編を終わらせなければ




次回「シュロム解放!レッドファイヤー」



こいつあ、すごいぜっ!!

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