喫茶店で出会った総弩の先生と同級生いろいろと訳を話し合い、今は総弩の滞在している町のアパート、時和荘の隣のアパートで暮らすようになった。
ちなみに隣のアパートも時和荘と同じように部屋は11割なので男子と女子別れて暮らすようになった。
そして女子のいる部屋は‥‥‥
明「あーーーー暇ーーーー何にもなーーーい!!」
総弩のクラスの女子グループのリーダー桜木明は不満を叫んだ。
明「もお何なの!!外はなんか古くさいしテレビだって小っちゃいし!もおイヤ!!」
紀子「私ここ結構すきだよー!!」
紀子は畳のほうをゴロゴロと回りながらうなずいた。
友奈「‥‥‥‥」
牧「どうしたの友奈?」
友奈「うん‥‥‥ちょっと美優のことで‥‥‥」
牧「美優‥‥‥上月さん?」
友奈「うん」
藤井友奈と上月美優は幼なじみである。小学1年生の秋頃から転校してきて最初に友達になったのが美優だった。
下校の帰り道は違ってても美優と一緒に遊んだのは楽しかったらしい。
友奈「美優は勇光くんととても仲良かったからもしかしたらと思ってたんだけど‥‥」
牧「友奈‥‥‥」
紀子「そういえば勇光って変わったよねー。前はもっとうじうじしてて変な絵を描いてて!」
牧「そのことであの北沢達に目に止まって虐められてたっけ?明」
明「え?なんで私に振るの?」
牧「だって明、北沢達とつるんでたじゃん」
明「それは‥‥‥‥」
明はかつて北沢達とつるんでた。
その理由は北沢のことが好きだったらしい‥‥
でも北沢はいつも上月美優のことが好きだった。
でも上月美優は勇光のことを気にしていた。
それが気に入らなかった北沢はいつも勇光を虐めていた。
それを上月美優は勇光をかばっていた。
私は北沢に呼ばれてお前は俺のことが好きならアイツ(勇光)の大事なものを奪ってこい!と告げた。
私はアイツが描いてるノートを奪って破ってゴミに捨てた。
これで私は北沢に認められて私を好きになってくれる!
‥‥‥っと思ったのに‥‥‥
愛子「みんなーー御飯よーー!!食堂に来なさーい!!」
その時、愛子がドアを開けて大きく声を上げた。
友奈「あなたは‥‥‥勇光くんの‥‥‥」
愛子「でぇーーす♪」てへぺろ♪
総弩「その年でてへぺろはきついぞ!愛さん」
明「勇光!」
愛子のきつい紹介に後ろから総弩が現れそれを見ていた明は動揺していた。
総弩「男子は全員食堂に行ったぞ!お前らも早く来いよー」
それだけ言い残して二人は出て行った。
食堂のテーブルに入ってきた女子は男子と親戚以外に知らない人間が沢山いた。
何故か総弩に赤ん坊がいることに女子一同は驚いた。
総弩曰く親戚の子ということになっていた。
そして1日の終わりが過ぎ去る時間、
総弩は外のほうに出歩いていた。
その時、
友奈「勇光くん‥‥‥」
総弩「‥‥‥‥藤井‥‥‥さん」
後ろから藤井友奈が立っていた。
総弩「‥‥‥‥」
友奈「‥‥‥‥」
2人は黙り込んだ。
元の世界では友奈は美優とつきっきりだったから総弩にとってあまり親交がなかった。
総弩「‥‥‥‥」
友奈「‥‥こういう風に二人きりで話すこと一度もなかったね」
総弩「‥‥‥そうだな‥‥‥実際、藤井さんはよく美優と一緒にいたから‥‥‥」
お互いが苦笑いをしてる時友奈は本題に入る。
友奈「ねぇ、勇光くん‥‥」
総弩「なに?」
友奈「美優に会わなかった?」
総弩「!」
友奈の言葉に総弩は動揺する。
友奈「あの事件の後クラスの皆は離ればなれになって‥‥‥美優も‥‥‥」
総弩「‥‥‥‥」
友奈「ねえ勇光くん!美優には会ってないの?」
総弩「‥‥‥‥」
総弩はあの時を思い出す。
自分は無力でもうダメだと思ったとき‥‥‥美優は‥‥
美優『みんなに慕われる優しいヒーローになって・・・・』
総弩「いや‥‥‥会ってない‥‥」
友奈「‥‥‥‥‥そっか」
ごめん藤井さん‥‥‥俺は‥‥‥美優が俺を庇って死んだなんて‥‥‥俺は‥‥‥
いえない!
友奈「ごめんね!こんな夜中に!明日も早いから寝なくちゃっね♪おやすみ勇光くん!」
総弩「ああ‥‥おやすみ」
そう言って藤井さんは去った。
総弩は綺麗に輝く星空を眺める。
もし未来で友奈たちに真実をいわなければならない。
その時が来たとき、俺は‥‥‥‥
to be continued