グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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14 森部碧の目的

 

 

 

1回戦、火円暴が強敵ディランを打ち倒し見事2回戦進出し、次々と2回戦まで勝ち上がっていった。

 

回戦

 

 

 

 

 

火円暴VSディラン ジュラシック

 

 勝者 火円暴

 

2回戦

 

 

 

ウィン キャットVSカメレオン植田

 

 勝者 ウィン キャット

 

3回戦

 

 

 

 

 

ジャッキーホエールVSストーン ジョニー

 

 勝者 ジャッキーホエール

 

 

 

4回戦

 

 

 

マシンモーガンVS吉田

 

 

勝者 吉田

 

 

5回戦

 

 

 

ボクサー ダイナマイト甲VS御宅田兄弟

 

 

 

 

 

勝者 御宅田兄弟

 

 

 

 

 

そして最後の組

 

 

 

 

総弩vs森部碧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「さていくか・・・」

 

 

 

 

俺はクロスリングを手に取り控室を出ていった。

 

 

 

 

 

そして

 

 

 

 

ワアアアアアアアアア!!!!

 

 

会場の外から一斉に観客の歓声が響いた。

 

 

 

 

 

 

ひかり「勇光さあーん!!」

 

 

 

直江「負けんじゃねーぞ!!」

 

 

ひかりや直江も総弩を応援する。

 

 

 

 

 

実況『それでは第6回戦!勇光総弩対森部碧の試合を行います』

 

 

 

 

 

森部碧「・・・・」

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

森部碧・・・・彼女はなにか妙に総弩を睨んでいるが、殺気は別の方向を向いてるような気がすると覇龍哉は思った。

 

 

 

その頃、6回戦が始まる寸前、グラースは森部碧について気にかかった。

 

 

グラース「森部・・・・森部・・・・・・おいあの小娘の戸籍を調べろ」

 

 

 

 

「はっ!」

 

 

 

グラースの指示によって森部碧のデータを調べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

レフリー「では両者構えて!」

 

 

 

 

総弩と碧は戦闘体制に構える。

 

 

 

 

 

始めッ!!

 

 

 

 

 

 

 

レフリーの合図で試合が開始された。

 

 

 

総弩もすかさずクロスリングでクロスチェンジしようとしたその時、

 

 

 

 

 

総弩「え?」

 

 

 

 

 

 

 

 

カアンッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドサッ

 

 

 

 

 

 

 

 

覇龍哉「クロスリングが場外に!?」

 

 

 

 

なんと森部碧は総弩の近くまで接近し、上段蹴りで総弩のクロスリングを場外まで吹き飛ばした。

 

 

 

 

 

総弩「うおっ!?」

 

そのまま森部碧は容赦なく総弩に蹴り技で叩こうとするが総弩はかわして一端を距離を置く。

 

 

 

 

 

総弩(まさかリングを場外まで飛ばすとはな・・・厄介だぜ)

 

 

 

森部碧「これであなたは力を使えない!ここで一気に叩く!」

 

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

 

 

実況『あーーー森部選手の猛ラッシュが勇光選手を襲う!これは苦戦を強いる。』

 

 

 

 

森部碧の拳と蹴りの猛ラッシュが次々に総弩の体に当たっていく。

 

 

 

 

森部碧「はああっ!!」

 

総弩「!!」

 

そして森部碧の決め技の強力な飛び蹴りが総弩の胸に突き刺さる。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!!」

 

 

直江「勇光!?」

 

 

 

 

2人が叫ぶなか勇光自身は、

 

 

 

 

森部碧「?」

 

 

 

総弩「凄い格闘センスだな。だが・・・」

 

 

 

 

森部碧「!!」

 

 

 

総弩「この程度で俺を倒せると思うなよ!!」

 

 

 

 

総弩の胸が鉛のように固くなってることに気づく森部碧

 

 

 

 

 

総弩は森部碧の決め技がかかる直前、武装色の覇気によって防いだのであった。

 

ガシッ!!

 

 

森部碧「!?」

 

 

 

総弩「はああっ!!」

 

そして総弩は森部碧の胸ぐらをつかみ上げ、1本背負いを決めた。

 

 

そして

 

 

総弩「ふんっ!」

 

 

森部碧「ああっ!?」

 

 

 

そして総弩は彼女の左腕をつかみ上げ、間接技のサブミッションで彼女を固定した。

 

 

 

総弩「これで終わりだ!諦めてギブアップしたらどうだ?」

 

 

 

森部碧「・・・・・だ・・・」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

森部碧「いやだ!私は・・・・諦めたくない!あいつを・・・あいつを・・・」

 

 

 

 

 

 

 

お爺ちゃんを殺した・・・サン・グラースを殺すために!!

 

 

 

総弩「!?」

 

 

彼女の顔を見るとそれは怒りと悲しみが入り交じった顔であった。

 

 

その時、

 

 

シュウゥゥゥーーーーー

 

 

 

急に周りが煙幕にはられ、周りが見えなくなった。

 

 

実況『おーーーっと!!どうしたことだあああ!!急に煙幕が出現したぞおおおお!!』

 

 

その時、

 

 

 

森部碧「誰!?いやあっ!!」

 

 

 

 

 

総弩「おい!どうした?」

 

 

 

 

周りが見えない煙幕の中で森部碧の声が聞こえた。

 

 

 

その時、急に煙幕が晴れてたっていたのは総弩だけであった。

 

 

 

 

 

 

実況『ななな・・・なんということだあああ!!煙幕が晴れてたっていたのは勇光選手ただ一人!!!!肝心の森部選手はどこにいったあああああああ!!!』

 

 

 

解説「うーーん・・・逃げたのでしょうかね?ドロンっと」

 

 

 

実況『ドロンと?アホかっ!!』

 

 

 

解説者のボケに実況はつっこむ。

 

 

 

 

 

実況『えーーーーこの結果、勇光選手と森部選手の試合の結果、勇光選手の不戦勝という形になります!よって勝者』

 

 

 

 

『勇光選手!!』

 

 

 

 

 

 

 

『わあああああああーーー!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

勝利を手にし歓声が響き上がる中、総弩自身はこの試合に疑問が浮かんだ。

 

 

 

 

 

総弩(あの時・・・森部以外に人影があった・・・あれは・・・一体)

 

 

 

 

 

待て!次回

 


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