異世界都市アルカのP地区にある町 プラントタウン
そこは野菜 果物 花などの植物が栽培されている豊かな町である。
それに握りこぶしを作る謎の二人組は栽培され収穫した“空豆”を睨み付けていた。
「「空豆・・・・」」
ポンポー「よーしこれで終わりだ!」
総弩「ふぅー」
総弩はポンポーの以来で狸屋の大掃除の手伝いにやって来た。
そして最後の掃除が完了して総弩とポンポーはようやく一息をついた。
ポンポー「総弩!お疲れさん!今日は晩飯うちで食ってけよ」
総弩「え!いいんすか?」
ポンポー「大丈夫!大丈夫!うちは多い方が楽しいほうだからな♪」
総弩はワールドフォンで愛子に今晩はポンポーの家で飯食って帰るということで連絡して愛子にOKをもらった。
「「カンパーーイ!!」」
総弩はジンジャー、ポンポーはビールで乾杯をかわした。
総弩「・・・・・・・・」
総弩の周りには沢山の子供がはしゃぎ動き回っていることに困惑した。
たぬ美「うふふ、騒がしくてごめんなさい。でもこういう風に楽しいほうがいいのよ」
総弩「はあ・・・・」
ポンポー「んぐんぐんぐんぐ・・・・ブッハー!!」
ポンポーはビールを飲み上げた後に声を発した。
ポンポー「くぅーやっぱ掃除した後のビールは旨い!」
たぬ美「ふふふ」
ポンポーの飲みっぷりにたぬ美はクスッと微笑んだ。
総弩「しかし今年もいろいろあったなー」
ポンポー「ああ、来年はいい日にすこしなってくれりゃあいいけどな」
ポンポーはもう一回ビールを飲むとたぬ美が晩酌用の空豆を置く。
総弩「おっ!空豆か」
総弩は空豆をひと粒とってひと口平らげた。
総弩「くぅぅーーー!!塩が聞いててうめえ!!」
ポンポー「・・・・・・・・」
総弩「なんだよ店長、空豆なくなっちまうぜ?」
ポンポー「いや・・・・昔のことを思い出してな」
総弩「昔のこと?」
ポンポーは空豆を見てかつてバッドエンド王国にいた時期を思い出した。
ポンポー「昔・・・・空豆を恨んでいた二人がいたんだ。俺と同じバッドエンド王国の幹部候補ワラージ、スミービがいたんだ。」
総弩「ワラージ?スミービ?」
ポンポー「総弩、お前さん空豆と藁と炭火っていう物語を知ってるか?」
総弩「何それ?」
空豆と藁と炭火
婆さんが、そら豆を煮ようと鍋にたくさん入れると、1粒が鍋の外に転がって土間に落ちた。
次にお婆さんは、かまどに火を着けるためわらを一掴み取ったが、1本のわらが手から滑って土間に落ちた。
火がついて薪が燃えると、ぽんとはぜて赤く焼けた消し炭が1個飛んで土間に落ちた。
「危なく煮られるところだった」とそら豆が言った。
「僕も危なく燃やされるところだった」とわら。
「僕も、あのまま燃やされたら灰になるところだった」
と炭も言う。
ここにいたらどうなるか分からないから旅に出よう、と3人の相談がまとまり、わら・炭・そら豆は家の外に出て野原を歩いて行った。
しばらく行くと小さな川がある。
どうしよう、これでは進めない。
3人は考えたが、わらが、自分が横たわって橋になるから、君たちが渡って、向こう岸についたら僕を引き上げてくれ、と提案した。
そら豆と炭も賛成し、さっそくわらは横になって小川の両岸をつないだ。最初に炭が渡ったが、ちょうど真ん中あたりまで来た時、流れる水が怖くなって、つい立ちすくんで止まってしまった。
まだ赤く焼けた消し炭がわらの上で動かなくなったからたまらない。わらに火が燃え移り、二つに折れて水に落ちてしまった。炭もいっしょに落ち、ジュッと音を立てて沈んだ。
その様子を見ていたそら豆は、おかしくてたまらなくなり、腹を抱えて笑い転げた。
ポンポー「唯一空豆だけが生き残り、無様に川に流され空豆に大笑いされた藁と炭火はジョーカーによって救出されバッドエンド王国に住み着いた。だがプリキュアによってピエーロは消滅し誰もいなくなったバッドエンド王国に奴等の姿はどこにも見当たらなかった。」
総弩「そいつらって一体どういう性格なんだ?」
ポンポー「あいつらは空豆を見ると怒り出して手に終えないくらい力を発揮するからな・・・・今ごろ放浪してるかもな・・・・」
ポンポーは金色に泡立つビールを見て悲しそうな目をしていた。
その時、
『番組の途中ですがここでニュースです!アルカP地区プラントタウンの空豆栽培地区に謎の怪人が空豆を焼き尽くしている模様です。DWDもそれを見過ごせないため出動しています。』
総弩「何!」
ポンポー「空豆?」
総弩「店長!悪いが後にするぜ!」
総弩は急いで仮面ライダージオウに変身しアルカP地区に向かった。
ーアルカP地区プラントタウンー
?「燃えろ!燃えろーー!!」
?「空豆なんてすべて焼き尽くしてしまえ!!」
総弩「待ちやがれ!」
ジオウはジカンギレード剣モードに変え2体の怪人に斬りかかる。
だが2体の怪人はそれをかわし、ジオウとの距離を置いて着地した。
総弩「誰だ!お前ら!」
?「ふふふふ!俺は元バッドエンド王国幹部候補ワラージ!」
総弩「ワラージ!?」
?「同じく俺はスミービ!」
総弩「スミービ!」
ジオウの目の前にいるのは今さっきポンポーが話していたバッドエンド王国幹部候補の二人
藁人形のような体で右腕に釘が突き刺さった怪人ワラージ
頭、両手には火が充満したゴーレムの怪人スミービ
総弩「あんた達・・・・確か空豆と藁と炭火の物語にいたというあの・・・・」
ワラージ「そうだ俺達は憎き空豆を根絶やしにするためにここに来た!」
スミービ「俺達を笑い者にした空豆を全て焼き尽くしてやる!」
総弩「だからと言って他の野菜や果物を根絶やしにする気か!?」
ジオウは周りにあった畑や商品として売っていた空豆以外の野菜や果物を焼きつくされたことに怒りを露にする。
ワラージ「空豆は野菜!同じ野菜ならそれも同罪だ!スミービ!」
スミービ「おう!」
「「行くぞ!合体!」」
総弩「うわっ!」
ワラージとスミービが合体した姿はスミービの火がワラージの藁に燃え移っているのに燃え広がらない体になっていた。
左腕にはスミービと思う腕にはガトリングのような形となっており、右腕にはワラージと思う藁の腕に3本の釘は爪のように鋭くなっていた。
『ワラージとスミービが合体した姿、その名もワラスーミだ!!』
総弩「合体した上にネーミングセンスはイマイチだな!」
『ほざけっ!』
ドドドドドドドドド!!!!
ワラスーミのガトリングがジオウに襲いかかる。
だがジオウはいくつもの世界を駆け抜け、12年間修行してきた成果でワラスーミの攻撃をことごとく交わしていく。
ワラスーミ『だったら!』
ワラスーミは鋭い釘の爪で攻め立てようとするがジオウはジカンギレード剣でそれを防ぎきる。
総弩「ふんっ!」
バキィィーーーーン!!
ワラスーミ『なっ!?』
武装色の覇気が籠ったジカンギレードで爪を破壊した。
総弩「これで終わりだ!」
ジオウはジゲンドライバーを360°回転させた。
≪フィニッシュターーイム!≫
総弩「はあああっ!!」
ワラスーミ『くそがああああああっ!!!』
ワラスーミはやけくそで両手の武器を一斉射撃でジオウに襲いかかる。
だがジオウはジカンギレードで弾き返しワラスーミに突進してくる。
総弩「止めだあああ!!」
≪ターーーイムブレーーク!!ジカンギレード!ギリギリスラッシュっ!!≫
ワラスーミ『ぎゃああああああーー!!!!』
ジオウの必殺技によってワラスーミは爆発しワラージとスミービに別れて倒れてしまった。
ワラージ「こんな・・・・所で・・・・」
スミービ「嫌だ・・・・俺達は・・・・空豆に復讐・・・・するんだ」
ポンポー「やめてくれ!!」
ジオウとやられる寸前のワラージとスミービの前にポンポーが立ちふさがった。
ワラージ「お前・・・・ポンポー!」
スミービ「何故・・・・ここに?」
ポンポー「お前らがこの世界で暴れているのをニュースで知ったんだよ!なんでお前らがこんなことを」
ワラージ「決まってるだろ!空豆を根絶やしにするためだ!」
スミービ「我々を笑いものにした空豆を焼き尽くす!」
ポンポー「そんなことのために・・・・そんなことのためにこの町を焼き尽くしたのか?」
「「そうだ!!」」
ポンポー「!!」
2体の執念にポンポーは圧倒された。
ワラージ「俺達は最初は幸せを求むため空豆と一緒に旅をしてきた。」
スミービ「苦手な川を渡るためワラージが橋になって俺はワラージの背にのって渡ろうとした・・・・だが俺が炭火だからワラージの体に火がついてしまいワラージの体は二つに別れた!そして俺はワラージと一緒に川へまっ逆さまに落ち流れていった。」
ワラージ「最後に見た空豆の光景は忘れやしない、俺達の思いを踏みにじるかのように大笑いした姿を」
ポンポー「・・・・」
ワラージ「俺とスミービは川の流れでもう沈んでしまいそうだったところをジョーカーに助けられた。」
スミービ「そして俺達は幹部候補と呼ばれる地位をもらったがプリキュアによってピエーロ様は倒されバッドエンド王国は崩壊された」
ワラージ「だが俺達の恨みは忘れない憎い空豆を全て根絶やしにして」
スミービ「ひと粒残らず焼き尽くすってな!!」
ワラージとスミービの強烈なインパクトそして執念にはよほど強い意思が固まっていることにポンポーはもう言い返すことができない。
その時、
総弩「お前らこれを見ろ!」
「「?」」
ポンポー「総弩?」
総弩が見せたのはひと粒の空豆
総弩「この縫い目・・・・何か分かるか?」
「「どういうことだ」」
総弩「あの絵本には続きがあってな、よく聞け!」
空豆は藁と炭火にあまりに笑い過ぎたものだから、とうとう腹が破裂してしまった。
そこへ1人の仕立て屋が通りかかった。
仕立て屋は親切な人だったので、そら豆の敗れた腹を糸で縫い合わせて助けてやった。けれども、たまたま黒糸しか持っていなかったので、黒糸を使った。それ以来、そら豆には黒い縫い目が付くようになったそうである。
総弩「そして空豆は二度と笑わなくなったそうだ。多分お前らのことを笑ってしまったことをひどく自分をうらんだようだ。」
スミービ「そんなこと信用出来るか!!」
ポンポー「ワラージ!スミービ!実は俺はバッドエンド王国崩壊後、一時メルヘンランドに行ったことがあるんだよ」
「「なんだと!」」
ポンポー「俺は幹部候補仲間として仲間だった空豆の真意を聞いたんだ。そしたら」
空豆「僕は目の前で二人の一生懸命な姿を見て笑ってしまった・・・・僕のこの傷は二人を笑ってしまった戒めとして残ることになった。だから僕はもう一回二人に会ってちゃんと謝りたい!3人一緒じゃなきゃいやなんだ!!」
ワラージ「空豆がそんなことを・・・・」
スミービ「信じられん・・・・」
ポンポー「今からでもまだ間に合う空豆はお前らの帰りを待っている!だから帰ってこい!」
ポンポーの言葉にワラージとスミービは力が抜け落ちたかのように膝を落とす。
ワラージ「俺達は戻っていいのか?」
ポンポー「ああ!」
スミービ「また旅をしてもいいのか?」
ポンポー「勿論だ!」
「「俺達は・・・・」」
二人が答えを言おうとしたその時、
?「茶番は終わりだ!」
総弩「え?」
ワラージとスミービの後ろから次元ホールが出現し現れたのは紫のスーツにネジのようなディティールが目立つアーマーが特徴。右肩はドラゴンの頭部のような形状をしている。
そして最大の特徴は彼の持っている剣と同じような角がある。
?「消えろっ!!」
ズバッ!バシュッ!
「「ぎゃああああああーー!!!!」」
謎の剣士の斬撃によって二人は消滅した。
ポンポー「ワラージ!スミービ!」
総弩「お前っ!!」
総弩はジオウに変身して襲いかかった。
ガキンッ!ガキンッ!ガキンッ!
総弩「何故二人を斬った。」
?「あれは赤の勇者、君をおびき寄せるための囮さ!お陰でいいデータが取れた。だからもう容済みとして処分した。それだけだ!」
総弩「貴様ああああああああああっ!!!!」
ジオウは怒りで思いっきりジカンギレードを振り回したがそれを剣で簡単に振り払い距離をとった。
?「また会おう!ストライクウィッチーズの世界でね」
総弩「ストライクウィッチーズ?」
?「それこそが俺達が決着するのに等しい・・・・」
総弩「待て!お前は誰だ!」
?「我が名はカリバー!仮面ライダーカリバー」
総弩「カリバー・・・・」
それだけを残しカリバーは次元ホールに吸い込むように入っていった。
事件を終え
ポンポーは自宅に戻った時七輪を用意して炭と藁を一緒に火をつけて空豆を焼いた。
パク
ポンポー「・・・・」むぐむぐ
焼いた空豆を食べた後・・・・ポンポーは泣いた。
ひな「失礼します。黒井司令」
星奈「よく来たな・・・・」
ひな「先程のプラントタウンの件は赤の勇者によって怪我人はすこしですが死者はなく無事解決されました」
星奈「そうか・・・・ご苦労」
ひな「司令・・・・それは」
ひなが目に止まったのはクリスタル形状のアタッシュケースであった。
星奈「私もまだ詳しくは知らないが・・・・これはどうやら戦隊にまつわるアイテムだそうだ」
ひな「戦隊にまつわるアイテム・・・・?」
星奈「そう・・・・」
星奈が取り出したのはメダル
それはアカレンジャーのように似た白い戦士
そこに45と書かれていた。
to be continued
牙虎「来年も・・・・」
ルフィ「よ」
トリコ「ろ」
闘士マン「し」
クロ「く」
あすか「お」
お茶子「ね」
金田「が」
てつし「い」
ジャイアン「し」
綾人「ま」
総弩「す」
『来年も宜しくーーーーーー!!!!!』