一人目の戦士を見つけ出すことに成功した総弩達、そのことを報告しにディファレントタワーにて星奈達に報告した。
総弩「クリスタルを回収そして一人目の戦士の暴を仲間にすることが出来ました」
星奈「よし!ひとまず任務ご苦労!次の戦士がわかったら至急連絡しに来るから今日は解散」
総弩「ありがとうございます!」
総弩達は無事報告し、一時の休息をとることになった。
だが一人、覇龍哉だけ立ち止まっていた。
覇龍哉「‥‥‥‥‥‥」
それは彼があのジョーカーと接触したことである。
大会主催者グラースの部屋で対峙していた覇龍哉とジョーカー
覇龍哉「ジョーカー‥‥‥確かお前はれいかたちスマイルプリキュアによってピエーロと共に消滅したんじゃなかったのか?」
覇龍哉は不機嫌そうにジョーカーに質問するがジョーカーは余裕そうに不適な笑いを放つ。
ジョーカー「ふふふ♪リュウドラさん、私にはいざという時の保険を用意してましたからね」
覇龍哉「保険?」
ジョーカー「そうです。」
ジョーカーは右手を出し一冊の本を出現させた。
それは覇龍哉も知っているものであった。
覇龍哉「それはプリキュアの書!?それは星奈が保管していたはずじゃ?」
ジョーカー「確かに本物はあなた方DWDと呼ばれる組織に保管されてるようですが‥‥これは私があの本と同じものをコピーしたものですよ♪」
覇龍哉「コピーだと?」
ジョーカー「そうです‥‥‥私はスマイルプリキュアの最後の戦いが来る前に本物のプリキュアの書にバッドエナジーを加えてコピーを作らせました。そして私が敗れ去った時、密かに隠していたコピーのほうに宿ったバッドエナジーの力によって蘇ったのですよ」
ジョーカーは得意げに説明をした。
覇龍哉「てめえ‥‥‥この世界で一体何を企んでやがる。」
覇龍哉はジョーカーを睨み戦闘態勢を取る。
だがジョーカーは
ジョーカー「別に何もしませんよ‥‥‥ただ時を待っているだけですよ」
覇龍哉「待ってるだと?」
ジョーカー「そうです熟成した果実を取るためには待つことが先決ですからね」
ジョーカーは不適な笑いをとり覇龍哉はジョーカーの行動に疑問を抱く。
覇龍哉(ジョーカー‥‥この男はピエロのように踊ったり他人をおちょくるような不気味な奴だ。目的のためなら平気で仲間を利用する‥‥‥そんな奴が‥‥‥なぜ?)
ジョーカー「それで本題ですリュウドラさん」
覇龍哉「本題?」
ジョーカー‥「リュウドラさん‥‥‥私の所属するゼロフォウルに‥‥‥」
「加入しませんか?」
覇龍哉「は?」
覇龍哉は唖然とする。普通だったらそんな要求はお断りだと思ったが
ジョーカー「仮に断ればこれがどうなるかわかってますね?」
覇龍哉「!!」
覇龍哉がジョーカーに見せたのはそれはメルヘンランドの妖精だけではなくこれまでのプリキュア達が活躍した妖精達がとある地下室が強制的に働かせているのであった。
ジョーカー「別にいいんですよ。断れれば妖精達は死ぬまで働かせることになります。しかしあなたが私たちのほうに加われば妖精達は自由の身にしてあげるとアブゾルド様に報告してあげますよ♪」
覇龍哉「アブゾルド?」
ジョーカー「私が所属する組織の首領です。あの方を怒らせればこの世界を紙くずのように崩せることだって出来ますよ?」
覇龍哉「‥‥‥‥‥‥」
ジョーカー「さあ、どうします?」
あの言葉に唆され、覇龍哉は悩んだ。
総弩達がクリスタルに選ばれた仲間を探すたびにプリキュア帝国あるいはゼロフォウルに邪魔すればどうなるか、やっと見つけた仲間を敵するか殺されるか、だが妖精達もゼロフォウルで強制的に働かせていることを見過ごすわけにはいかない。
答えは決まっている
総弩「出て行った?」
総弩は朝食をとってる中、愛子の発言で目を開いた。
愛子「ええ、星奈ちゃんから言うとこれから長期間、単独行動するってさ、」
総弩「覇龍哉兄貴が‥‥‥」
総弩は修行内で訓練を多く積んでくれたのはほかでもない覇龍哉である。
そんな覇龍哉がどうして‥‥‥
ジョーカー「お待ちしてましたよ♪リュウドラさん」
リュウドラ「ああ、」
ここはゼロフォウルの城、ゼロフォウル城 その城の入り口前に立っているのは、かつてスマイルプリキュアと対峙したバッドエンド王国の住人で後に仲間となった金田覇龍哉ことリュウドラであった。
ジョーカー「来てくれないかと思ってましたけど‥‥来てくれるとはね‥‥‥」
悪い笑顔でリュウドラに微笑むジョーカー、だがそれを無視して用件を言うリュウドラ
リュウドラ「そんなことはどうでもいい‥‥とっととお前と一緒にいるボスの所へ案内しろ!」
ジョーカー「ええ望み通り♪」
そう言いながら2人は真っ暗な暗闇の向こうへ進んでいった。
まて次回!
次回予告
総弩は買い物を終えて食事をしてる途中出会ったのは、
なんと総弩の同級生と担任の先生!?
次回
「先生と同級生」