グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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クリスマス回出来ました。



クリスマス回に出てきたルパパトの敵とガオレンジャーの敵、寒さ系超獣、そしてアナザーヒーローが出ます。


クリスマス回 ブラックサンタの野望を打ち砕け!

この異世界都市アルカはありとあらゆる種族が滞在し暮らしている。

 

 

そしてこの世界にも冬の有名なシーズンがあるそれは

 

 

 

 

「「メリークリスマス!!」」」」

 

 

 

直枝「盛り上がってんな!」

 

 

 

青木、木村はクリスマスのサンタやトナカイの格好を着ていてテンションあげまくりだった。

 

 

オッサン二人のテンションを見た直枝はドン引きする。

 

 

一歩「今日はクリスマスだからね、テンション上がるよ」

 

 

 

総弩「それにクリスマスはイエス・キリストの誕生日、神の誕生を祝う日でもあるんだ」

 

 

 

ひかり「外の人たちもみんなクリスマスで盛り上がってますね」

 

 

ひかりは外から映る窓の外側から子供達がケーキやプレゼントなどを大喜びで駆け回りするところを見つめた。

 

 

 

ひかり(お姉ちゃんと一緒だともっと楽しいな・・・・)

 

 

 

 

愛子「さあ!飾り付けも済んだことだし、後は空ちゃん達がチキンを買ってくればクリスマスパーティー開始よ!!」

 

 

 

愛子達はテンションあげながら待っているとき、空達が戻ってきた。

 

 

 

総弩「帰ってきたか?」

 

 

 

愛子「空ちゃん!」

 

 

 

愛子は帰ってきた空達を待ちわびて急いで駆けつけてきた。

 

 

 

愛子「お帰りなさい!ありがとね!こんな寒い中でチキンを買って来てくれて」

 

 

 

空「・・・・」

 

 

美羽「あの・・・・実は」

 

 

愛子「いいの!いいの!終わりよければ全てよしよ!さあ!チキンちゃん!ごたいめーん♪」

 

 

 

 

愛子が空の持ってきた箱を取上げテーブルの上に置き箱を開けチキンが出てきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・とそう思っていた。

 

 

 

 

愛子「・・・・・・・・へ?」

 

 

 

総弩「どうした?愛さ・・・・げっ!」

 

 

 

 

一歩「あ」

 

 

 

ひかり「チキンじゃなくて・・・・」

 

 

 

 

空達が買ってきたのは・・・・

 

 

 

直枝「鮭?」

 

 

 

空「はい・・・・」

 

 

 

 

ひな「ひな達、店の人達はみーんなチキンはぜーんぶないって言われたお」

 

 

 

青木「まじ?」

 

 

 

美羽「うん、まじ・・・・」

 

 

 

 

「「「えええええええーーーーーー!!!!??」」」

 

 

 

 

あまりの大ショックに愛子、青木、木村はテンション下げまくった。

 

 

 

 

総弩「どうしてチキンじゃなくて鮭が・・・・」

 

 

 

空「それがチキンが全部鮭になってしまったていう噂が・・・・」

 

 

 

 

総弩「噂?」ブー!ブー!ブー!

 

 

 

突然、ワールドフォンから着信音がなり着信先は

 

 

 

総弩「師匠から・・・・」

 

 

 

総弩はさっそく星奈に電話した。

 

 

 

 

総弩「もしもし」

 

 

 

星奈『総弩!今アルカ全地区のチキンそして子供が行方不明になったそうよ!』

 

 

 

総弩「え!チキンが無くなった上に子供もいなくなったんすか!?」

 

 

星奈『今からあんたも子供がいなくなった現場まで急行して!』

 

 

 

総弩「了解!」

 

 

総弩はワールドフォンを切って一気に現場まで行こうとした。

 

 

 

ひかり「勇光さん!どうしたんですか?」

 

 

 

総弩「雁淵!どうやらチキンだけじゃなく子供までいなくなったらしい・・・・」

 

 

 

ひかり「子供が!?」

 

 

ひかりは子供がいなくなったことに動揺した。

 

 

総弩「チキンだけじゃなく子供までいなくなるなんて・・・・どうもおかしいぜ」

 

 

 

総弩は外出してトルネードに乗ろうとした時、ひかりがついてきた。

 

 

 

ひかり「勇光さん!私も連れていってください!」

 

 

 

直枝「ひかり・・・・」

 

 

 

ひかりは真っ直ぐな表情で総弩を見た。

 

 

総弩「何を言ってる?相手はお前が戦ってるネウロイとは未知の敵かも知れないぞ?いいのか?」

 

 

 

ひかり「それでも・・・・困っている人がいるのなら助けてあげたいです!」

 

 

 

総弩「だがもし「やってみなくちゃわかりません!」!?」

 

 

 

愛子「あらあら・・・・」

 

 

 

ひかりの真剣な返答に総弩はため息を吐いた。

 

 

 

総弩「はあ、しょうがない・・・・だったら来い」

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

愛子「直ちゃんも行きなさい♪」

 

 

 

直枝「はあ!なんで俺が・・・・別にあいつのことなんて」

 

 

 

愛子「強がっちゃって」

 

 

 

直枝「強がってねーよ!!」

 

 

 

 

愛子「じゃあ行きなさい!」

 

 

 

愛子の言葉に従って直枝も総弩達のいる方に走っていった。

 

 

 

直枝「おい!お前ら!俺も行くぞ!」

 

 

ひかり「菅野さん!」

 

 

 

総弩「やれやれ・・・・」

 

 

 

総弩、ひかり、直枝は一緒に現場地区まで向かった。

 

 

 

 

愛子「行ってらっしゃい・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー現場地区ー

 

 

 

子供がいなったことで涙を流す親がたくさんおり、総弩と同じくDWD隊員達も急行していた。

 

 

 

 

 

ひかり「・・・・」

 

 

 

直枝「・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝は涙を流す親達を見て拳を握りしめた。

 

 

 

 

総弩「すいません・・・・どうして子供達がいなくなったんですか?」

 

 

 

父親「それが・・・・昨日のことなんですが」

 

 

 

総弩「昨日?」

 

 

母親「はい、私たちは今日のクリスマスのためにいろいろと準備をしていました・・・・」

 

 

 

父親「その時、トナカイに似た怪人さんが息子にブレゼントを渡してくれたんです」

 

 

 

総弩「トナカイに似た怪人?」

 

 

 

父親「私、その怪人と一緒に写真を撮ってあるんですが・・・・これで・・・・」

 

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

 

父親のスマートフォンから写し出された写真を見て総弩は驚いた。

 

 

 

 

総弩「その時、どうなったんですか?」

 

 

 

母親「そしたら今日になってあの子がプレゼントを開けようとしたら・・・・ああ・・・・」

 

 

 

母親はあの時見た経験を思い出して思わず泣いてしまった。

 

 

 

代わって父親が話した。

 

 

 

 

父親「その時、息子がプレゼントを開けようとしたらプレゼントの箱が息子を吸い上げてしまったんです!」

 

 

 

総弩「吸い込まれた!!」

 

 

 

父親「そしたら息子を吸い込んだ箱が謎の空間の穴が出現しそれに吸い込むように入って行っちゃったんです。」

 

 

 

総弩「謎の空間・・・・」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

総弩「雁淵!菅野ちゃん!」

 

 

 

 

ひかりと直枝は走りながら総弩のほうに詰め寄った。

 

 

 

 

直枝「お前の言う通り肉屋とかいろいろ調べたが全部鮭だらけだったぜ・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝はチキンを盗られた肉屋とか調べたがどこもかしこもみんな鮭だらけだった。

 

 

 

直枝「まったく肉屋を全部魚屋にする気かよ」

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

「「「!!?」」」

 

 

その時、現場地区の近くのデパートが爆発した。

 

 

 

 

 

総弩「まさか・・・・」

 

 

総弩はトルネードに乗りハンドルを握りしめて一直線に走った。

 

 

 

 

直枝「ひかり!俺たちも行くぞ!!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

直枝達もデパートまで突っ走った。

 

 

 

 

 

デパートの一回の食品センターでチキンを大量に盗んだトナカイの怪人と鮭の骨とイクラが合わさった怪人が高笑いした。

 

 

 

?「はっはっは!アルカで集めに集めたチキンを集めたゾー!!全く日本人もこの世界の奴等もチキン!!みんな鮭を食えーー!!」

 

 

 

?「まあ、俺もバカなガキどもをプレゼントをもらっただけであんなにはしゃぎやがってよ。はっはっはっ!」

 

 

 

二体は高笑いした。

 

 

その時

 

 

 

総弩「ゴムゴムのかめはめ波ピストル!!」

 

 

 

バシュウウウウーーーーー!!!!

 

 

 

 

「「うわああああああ!!!!??」」

 

 

 

 

二体が高笑いした所に巨大な光弾が二体を襲った。

 

 

 

 

?「だ・・・・誰だ!?」

 

 

 

 

総弩「クリスマスの為のチキンを楽しみにしてた男だよ!バカヤロー!!」

 

 

 

 

そこにはジェットサイヤフォームになった総弩が必殺技を咬ました状態で言った。

 

 

 

?「何だとーー!!!チキンなど邪道だ!!鮭を食え!!」

 

 

 

総弩「お前がチキンを大量に奪った泥棒野郎ってのは」

 

 

 

?「俺様の名はサモーン シャケキスタンチン!全てのチキンを根絶やしにするのが俺の野望だ!!」

 

 

 

総弩「それと・・・・」

 

 

 

総弩はシャケスタンチンの隣のトナカイの怪人に目をつけた。

 

 

総弩「お前か・・・・子供を欺けて閉じ込めたトナカイ怪人ってのは・・・・」

 

 

 

?「はっはっはっ!俺様の名はクリスマスオルグ・・・・でも本当はクルシメマスオルグだ!!!」

 

 

 

クリスマスオルグの体は徐々におぞましい姿になり、武器のツリー剣を装備している。

 

 

 

総弩「成る程、クリスマスオルグは子供を近づくための借りの姿ってことか・・・・」

 

 

 

クルシメマスオルグ「その通りだ!!全てはブラックサンタ様の計画のためにな」

 

 

 

総弩「ブラックサンタ?」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「今ここでブラックサンタ様の計画を台無しにするわけにはいかないのだ!!」

 

 

 

クルシメマスオルグはツリー剣でくし刺しにしようとするが総弩はそれを避けて裏拳をかました。

 

 

 

クルシメマスオルグ「ぐおっ!」

 

 

 

総弩「成る程・・・・そいつがこの事件の首謀者なら一気にぶっ潰す!!」

 

 

 

総弩はワールドフォンで仮面ライダー電王のスピリットフィギュアを装着した。

 

 

 

《トランスチェンジ!仮面ライダー電王!》

 

 

総弩「さらに・・・・」

 

 

電王はデンオウベルトの黄色のボタンを押した

 

 

《アックスフォーム》

 

 

電王の基本形態であるソードフォームから頭にまさかりを模したマスクと金色のアーマーにチェンジした姿、仮面ライダー電王アックスフォームである。

 

 

 

 

 

シャケスタンチン「えええ!!」

 

 

 

総弩「お前が鮭ならこっちは熊ってことで・・・・」

 

 

 

総弩はシャケスタンチンに得意気に言った。

 

 

 

シャケスタンチン「ばかにしやがって!!」

 

 

 

クルシメマスオルグ「おい待て!スタンチン!?」

 

 

 

 

シャケスタンチンの武器である竿で電王アックスフォームを縛り上げた。

 

 

 

 

シャケスタンチン「熊は黙って冬眠でもしてろ!」

 

 

 

総弩「どうかな?」

 

 

 

シャケスタンチン「え?」

 

 

 

電王アックスフォームは腕力と防御力に特化した形態つまりこの中でパワーは電王アックスフォームだけなのだ。

 

 

 

 

総弩「そらよっ!!」

 

 

 

シャケスタンチン「うおおおっ!!?」

 

 

 

 

電王アックスフォームは自慢の腕力で竿の糸をまとめあげて引っ張りあげた。そのあまりのパワーにシャケスタンチンも引っ張りあげた。

 

 

 

 

《フルチャージ!》

 

 

 

総弩「チキンを根絶やしにした分・・・・たっぷりお返しするぜ!!」

 

 

 

シャケスタンチン「うわああああああ!!!!??」

 

 

 

 

総弩「はあああ・・・・おりゃああああああ!!!!」

 

 

 

 

ザシュッ!!!!

 

 

 

シャケスタンチン「ぎゃあああ!!チキンに勝っても熊には勝てないのか・・・・」

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

総弩「ダイナミックチョップ・・・・」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「スタンチン!!!?」

 

 

 

シャケスタンチンは電王アックスフォームの必殺技、ダイナミックチョップ縦切りバージョンで爆散した。

 

 

 

クルシメマスオルグ「くうううう・・・・敵を打ちたいが・・・・ここは撤退だ!」

 

 

 

 

クルシメマスオルグは次元ホールを出現し逃げようとしたが

 

 

 

 

総弩「待て!!」

 

 

 

電王アックスフォームはクルシメマスオルグの背中をつかみあげた。

 

 

 

クルシメマスオルグ「何しやがる!話せ!!」

 

 

 

総弩「へへ・・・・」カチッ

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「このおお!!」

 

 

 

バキン!!

 

 

 

総弩「うわあ!!」

 

 

 

クルシメマスオルグはツリー剣で電王アックスフォームを弾き出し次元ホールの中へと入っていった。

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「次来たときはスタンチンの敵を取ってやる!!首を洗って待っていろ!!」

 

 

 

それだけ言い残し次元ホールは消えた。

 

 

 

 

総弩「ふう・・・・」

 

 

 

総弩は一息ついて変身を解いた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

直枝「勇光!」

 

 

 

その時、駆けつけてきたひかりと直枝が現れた。

 

 

 

 

総弩「よっ!たった今チキン泥棒をぶっ倒したところだ」

 

 

 

 

ひかり「え?そんなんですか」

 

 

 

直枝「んじゃ解決だな!」

 

 

 

 

総弩「いやところがそうじゃないそうだ・・・・」

 

 

 

ワールドフォンで星奈に報告した。

 

 

 

 

星奈『総弩?』

 

 

 

総弩「師匠、たった今チキン泥棒を倒したんだが、さらわれた子供達の件についてはどうやら黒幕がいるらしいんだ。」

 

 

 

星奈『黒幕?』

 

 

 

総弩「ああ、そいつの名はブラックサンタって奴だ」

 

 

 

星奈『でもそのブラックサンタが一体どこにいるのかまだわかってないんでしょ?』

 

 

 

 

総弩「ふっでも子供を連れ去った怪人が次元ホールに入る前に奴の背中に発振器を着けておいたんだ」

 

 

 

星奈『えっ!?』

 

 

 

総弩「今そっちに転送するから場所の特定をよろしくお願いします。それじゃ」

 

 

 

ピッ

 

 

 

星奈『ちょっと総弩』

 

 

 

 

ひかり「どうしたんですか?勇光さん」

 

 

 

総弩「敵の居場所がわかる前に準備するぞ。急げ!」

 

 

 

ひかり「え?勇光さん!?」

 

 

 

直枝「お・・・・おい」

 

 

 

総弩はデパートの外に向かってダッシュしそれを追うように二人も走った。

 

 

 

 

 

 

 

?「・・・・」

 

 

 

 

そこに総弩の戦う姿を一部始終見ていた者がいた。

 

 

それは赤の姿で顔にはらいだーと書かれたマスクを持つ者が・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは異世界のサンタ達が集う場所、その名も“スノークロースランド”

 

ここでサンタクロース達はおもちゃやお菓子などを作り子供達や貧しい人たちに配られるのだ。

 

 

 

だがそのスノークロースランドは吹雪という物がないのに猛吹雪が荒々しく吹いているのだ。

 

 

 

そして氷付けにされたお菓子やオモチャの工場、トナカイ小屋、そしてサンタクロース達が氷付けにされたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「ブラックサンタ様、報告がございます!」

 

 

 

 

ブラックサンタ「なんだ?」

 

 

 

クルシメマスオルグ「シャケスタンチンが勇者に破られました」

 

 

 

ブラックサンタ「なんだと!?」

 

 

 

クルシメマスオルグ「バッドクリスマス計画にとって計画の狭間であるチキンを全て奴等に回収されました。このままだと奴等はこの世界にも・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「来るかもしれんな・・・・」

 

 

 

クルシメマスオルグ「え?」

 

 

 

突然の問にクルシメマスオルグは唖然とした。

 

 

 

ブラックサンタ「お前の背中の懐に何かが付いてるのかが気がつかなかったのか?」

 

 

 

クルシメマスオルグ「え?」

 

 

クルシメマスオルグは手で背中に付いてる物を外した。

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「こ・・・・これは!?」

 

 

 

ブラックサンタ「発信器だな・・・・」

 

 

クルシメマスオルグ「ということは・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「だが・・・・ワシにはこれがある。」

 

 

 

 

ブラックサンタの手に持っているのは・・・・ウルトラマンエースに酷似した怪物のライドウォッチであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩side

 

 

 

ースノークロースランドー

 

 

 

ジゲンマジーンで次元ホールに突入した総弩、ひかり、直枝、あの時、総弩がクルシメマスオルグの背中に発信器をつけたお陰で星奈はDWDの科学班の力でで敵の居場所が分かりこの世界に来た。

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー

 

 

 

ひかり「ここって・・・・」

 

 

 

総弩「ここは異世界のサンタクロースが集う世界、スノークロースランド、この世界はありとあらゆるおもちゃやお菓子など生産し異世界の子供達や貧しい人間達のために働く奇跡の場所だと言われている。」

 

 

 

直枝「でも・・・・この猛吹雪で流石に奇跡って考えられねーぞ・・・・」

 

 

総弩「おかしい・・・・本当ならこの世界に吹雪なんてないはずなのに・・・・」

 

 

 

 

ひかり「とにかく行ってみましょう!」

 

 

 

 

総弩達は猛吹雪の中に町に向かって行くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー

 

 

 

 

総弩「町が・・・・氷付けになってやがる・・・・」

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!菅野さん!これを!!」

 

 

 

 

総弩「!!」

 

 

直枝「!!」

 

 

 

総弩達が眼にしたのはそれは全てのサンタクロースが氷付けにされてしまった氷の塔であった。

 

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

 

?「どうかね気に入ってくれたかな・・・・」

 

 

 

 

直枝「お前は!!」

 

 

総弩達が振り向くとそこには取り逃がしたクルシメマスオルグとその首謀者であるブラックサンタであった。

 

 

 

 

総弩「ブラックサンタ・・・・確かお前は悪い子供のほうにしか来ないっていう奴だな・・・・なんで子供やチキンを奪おうとするんだ。」

 

 

 

総弩はブラックサンタを睨み付けながら質問した。

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・くく」

 

 

 

総弩「何が可笑しい?」

 

 

 

ブラックサンタ「お前はそのいい子のガキがどんな未来を待ってるかわかるか?どんないいガキでもいずれは悪い人間へと変えられてしまうという末路がな・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「いいガキでもみんなと合わせなければ仲間外れ、苛められるという恐れを持ってしまう。例えそれが悪い方向になったとしても・・・・成長とともにどんどん悪の心になり、人はいずれ殺意、暴力、略奪、虐待、戦争、貧困、災害、そいつらは永遠に幸せさえも忘れ、それに酔いつぶれ死に至る。そんなガキどもにプレゼントを渡してなんになる?結局は只の憂さ晴らしではないか!!」

 

 

 

ひかり「だから貴方はそんな理由でここの人達を氷付けにしたんですか?」

 

 

 

ブラックサンタ「そうだ!だから教えてやるのさクリスマスなど只のまやかしの存在だとな・・・・」

 

 

ブラックサンタの袖の中からウルトラマンエースに酷似したライドウォッチを出した。

 

 

 

総弩「それは!!」

 

 

 

 

ブラックサンタ「ふん!」

 

 

 

ブラックサンタはそのライドウォッチを胸に突き刺した時、強い光が総弩達を覆った。

 

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

 

 

 

アナザーエース「この力があるかぎりバッドクリスマス計画を実行する!うわーはっはっはっ!」

 

 

ブラックサンタが変身したのはかつて異次元人ヤプールの超獣と死闘を繰り広げたウルトラ兄弟5番目の弟、ウルトラマンエースに酷似した怪物、アナザーエースが出現した。

 

 

 

 

アナザーエースは光線のカッターが肩に装備されており背中には刀まで装備されている。

 

 

 

 

 

アナザーエース「うおおおおらああああああ!!!」

 

 

 

 

 

ドオオオオオオーーーーーーン!!!

 

 

 

 

総弩「うおっ!」

 

 

ひかり「きゃあ!」

 

 

直枝「うげええっ!」

 

 

 

 

アナザーエースの刀の振りで大地をも切り裂いた。

 

 

アナザーエース「はははは!隠れても無駄だここに来た以上、貴様らもサンタクロースどもと同じ氷付けにしてやる!!」

 

 

 

 

アナザーエースが総弩達を探しているなかで総弩達はこのままどうするか作戦をたてた。

 

 

 

 

直枝「畜生!ストライカーユニットさえありゃあんな奴・・・・」

 

 

 

ひかり「でもこんな吹雪のなかじゃ私たちのほうが振りになると思いますよ・・・・」

 

 

 

直枝「くそったれ!!」

 

 

 

直枝が悔しがってる時、

 

 

 

総弩は何かを待つかのように座っていた。

 

 

 

ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 

 

総弩「よっしゃ来た!!」

 

 

 

ひかり「?」

 

 

直枝「?」

 

 

 

総弩はワールドフォンのマナーモードからアラーム音がなり、それを耳に宛てた。

 

 

 

 

総弩「どうだった師匠!」

 

 

 

 

電話に出てきたのは星奈だったのだ。総弩はこの吹雪の状況を星奈に知らせ、DWDの科学班からその分析を執り行われた。

 

 

 

 

星奈『総弩!あんたの読み通りだったわ!この猛吹雪が吹雪く原因は・・・・あの町の外れにあるスノータワーの頂上の中心よ!』

 

 

 

総弩「スノータワーの頂上の中心」

 

 

 

総弩はスノークロースランドのシンボルともいわれるスノータワーのほうだけ他の吹雪とは違って見えないくらいに吹いている。

 

 

 

 

星奈『恐らくそこにブラックサンタが設置されたコアがあるはず!探してみて!』

 

 

 

 

総弩「オッケー!分かった!」

 

 

 

総弩は電話を切りワールドフォンを入れてひかりと直枝に近づいた

 

 

 

総弩「雁淵!菅野ちゃん!今から俺の言うことをよく聞いてくれ」

 

 

ひかり「勇光さん?」

 

 

直枝「なんだ?」

 

 

 

 

総弩はひかりと直枝にこの猛吹雪の発生されている場所はスノータワーと呼ばれる塔にあり、そのてっぺんにそれを発生されているコアがあると説明した。

 

 

 

 

直枝「でもよ・・・・例え行ったとしてもあんな猛吹雪じゃ凍え死んじまうぞ!」

 

 

 

総弩「だからこそだ・・・・」

 

 

 

総弩はファイヤーマン、ビルドバーニングガンダムのスピリットフィギュアをワールドフォンに装着した。

 

 

 

総弩「このワールドフォンには変身以外にもその力を注入することも可能なんだ」

 

 

 

《スピリットパワー!ファイヤーマン!》

 

 

 

ひかり「わああ!?」

 

 

 

《スピリットパワー!ビルドバーニングガンダム!》

 

 

 

直枝「うおおっ!」

 

 

総弩「よし!」

 

 

 

直枝「何しやがった!?」

 

 

 

総弩「今、お前らは俺がやったスピリットフィギュアの力で炎の力を宿したんだ。これであの猛吹雪に耐え抜いてコアまで行けるはずだ。」

 

 

 

直枝「お前・・・・まさか俺たちのために」

 

 

 

ひかり「勇光さん・・・・」

 

 

 

総弩「だが制限時間は30分だ!早く行け!!」

 

 

 

総弩の真剣な眼差しを見て直枝は決意しストライカーのほうに走り出す。

 

 

 

 

直枝「ひかり!行くぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

クルシメマスオルグ「させるか!」

 

 

 

ひかり「あっ!」

 

 

 

総弩「とうっ!」

 

 

 

バキッ!

 

 

 

クルシメマスオルグ「グエッ!」

 

 

 

クルシメマスオルグが待ちぶせされてツリー剣でひかりを襲うとしたが総弩の飛び蹴りで回避された。

 

 

 

総弩「行け!!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

ひかりはストライカーユニットが収納されているジゲンマジーンの方まで走っていった。

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「てめー・・・・スタンチンの敵、今ここで取ってやる!」

 

 

 

総弩「ちくしょう・・・・このままじゃ「ブオーーン!!」ん?」

 

 

 

 

総弩とクルシメマスオルグの間からバイクの音が聞こえ見上げると

 

 

 

ドンッ!!

 

 

 

?「・・・・・・・・」

 

 

 

総弩「赤い・・・・仮面ライダー?」

 

 

 

だが目にはらいだーって平仮名で書かれているが・・・・

 

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「なんだ?誰だテメー!」

 

 

 

?「俺の名は・・・・仮面ライダーゲイツ」

 

 

 

 

総弩「ゲイツ・・・・」

 

 

 

総弩はゲイツの腰に装着しているベルトを見るとジオウと同じジクウドライバーを装着していた。

 

 

 

 

ゲイツ「行け・・・・」

 

 

 

 

総弩「何?」

 

 

 

ゲイツ「お前がいると邪魔だ・・・・ここは俺が引き入れてやる・・・・お前はあのでかいのと戯れてろ」

 

 

 

 

総弩「なっ!テメー!!」

 

 

総弩はゲイツの態度に怒りを露にするがそれどころではないので総弩はウルトラマンタロウのスピリットフィギュアをワールドフォンに装着した。

 

 

 

 

《トランスチェンジ!ウルトラマンタロウ!》

 

 

 

 

総弩「タロウーーーーー!!!」

 

 

 

 

アナザーエース「うおっ!」

 

 

あまりのフラッシュにアナザーエースは手で光を冴えきるが、次の瞬間、突然上空から何かに衝突したように吹っ飛んでしまった。

 

 

 

 

総弩「エヤアアアア!!」

 

 

 

ドガッ!

 

 

 

 

アナザーエース「うおおおおっ!!」

 

 

 

ウルトラマンタロウのスワローキックがアナザーエースに炸裂させた。

 

 

 

 

アナザーエース「うう・・・・貴様・・・・」

 

 

 

総弩「巨大化対決なら負けないぜ!」

 

 

 

先鋒に出たアナザーエースはエースブレードでタロウに切りつけようとするがタロウはそれを交わしてアナザーエースの腹に渾身のパンチのラッシュをかました。

 

 

 

総弩「イヤアアアアア!!」

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!

 

 

 

 

アナザーエース「ぐぐ・・・・」

 

 

 

総弩「テヤアアア!!」

 

 

 

アナザーエース「ぐおおお!!」

 

 

 

ドスゥゥーーーーーーン!!

 

 

 

タロウのアッパーがアナザーエースの顎に命中し、アナザーエースはぶっとんだ。

 

 

 

 

総弩「一気に行くぜ」

 

 

 

 

アナザーエース「それはどうかな?」パチン!

 

 

 

?「グオオオオオ・・・・」

 

 

 

?「キイイイイイイ!」

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

ブオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

総弩「アアア!!?」

 

 

 

突然タロウの背中に冷たい感触が感じ腰に手をついた。

 

 

総弩「!?」

 

 

?「キイイイイイイ!」

 

 

バチーーーン!

 

 

 

総弩「ウワアアアアア!!」

 

 

 

その時、タロウの目の前に強烈な光が襲った。

 

 

総弩「あ・・・・なんだ?・・・・目が見えない・・・・」

 

 

 

 

アナザーエース「はははは!!こんなこともあろうかと超獣も用意していたのだ。」

 

 

 

総弩「超獣・・・・だと」

 

 

 

 

アナザーエース「そう!氷超獣アイスロン!」

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!」

 

 

 

アナザーエース「雪超獣スノーギラン!」

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!」

 

 

アナザーエース「やれ!」

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!」

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!」

 

 

 

ドガッ!バキッ!ドガッ!

 

 

 

総弩「アアア!!?」

 

 

 

アナザーエース「ふん!」

 

 

 

ドガッ!

 

 

 

総弩「アアア!!?」

 

 

 

タロウは2体の超獣とアナザーエースに袋叩きされこの吹雪の状況だと戦えにくい状況でもあった。

 

 

 

 

 

ーひかり・直枝sideー

 

 

 

 

ひかりと直枝はストライカーユニットの収納されているジゲンマジーンへと向かい、急いでストライカーユニットを履いてこの猛吹雪の空へと飛び上がった。

 

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー!!!

 

 

 

 

直枝「すげえ!こんな吹雪でも楽々に飛んでいけるぜ!」

 

 

 

ひかり「はい!勇光さんのお陰で寒さは感じられません!」

 

 

 

ひかりと直枝は勇光の寒さ防衛対策に感謝し、その期待を裏切らないため急いでスノータワーまでひとっ飛びした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直枝「これか・・・・」

 

 

 

ひかりと直枝は目的地のスノータワーに到着し、その天辺のところに青いクリスタル系のコアが回転しながら吹雪をコントロールしていた。

 

 

 

 

 

直枝「ひかり!畳み掛けるぞ!」

 

 

 

ひかり「はい!」

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

 

 

 

 

機関銃でコアに炸裂しようとしたがコアはびくともしない

 

 

 

 

ひかり「そんな・・・・」

 

 

 

直枝「畜生!もう1回だ!」

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダ!!!!

 

 

 

だがどれほど機関銃で撃ちあげてもびくともしない。

 

 

 

ビュオオオオオオーーーーーーー!!!

 

 

 

ひかり「ひゃあ!」

 

 

 

突然ひかりの体に冷たさを感じてしまった。どうやら制限時間の30分がもうすぐ迫ってきているのだ。

 

 

 

 

直枝「糞・・・・銃は底をついちまった・・・・あるとしたら・・・・」

 

 

直枝は右手を握りしめながらコアの方を睨んだ。

 

 

 

 

ひかり「私がなんとかします!」

 

 

 

直枝「はあ!?何言ってんだ?お前の弾ももう切れてんじゃねーのか?」

 

 

 

ひかり「大丈夫です!私にはまだこれがあります!」

 

 

 

ひかりは首に吊るされていた銃FP-45を手に取り、それをコアのほうに向けた。

 

 

 

直枝「バカか!?そんな豆鉄砲じゃあんなデケーのにあてるどころかびくとも「諦めたくないんです!」!?」

 

 

 

直枝がひかりを止めようとするがひかりは怒声で振り切った。

 

 

 

ひかり「勇光さんがあんなに頑張ってるのに・・・・私達が頑張らなかったら・・・・クリスマスが・・・・みんなが悲しんじゃう・・・・」

 

 

 

直枝「・・・・ひかり」

 

 

 

ひかりは涙をぬぐい去り、切り替えてFP-45をコアに向けた、

 

 

 

 

ドクン・・・・ドクン・・・・ドクン

 

 

 

 

ひかり(お姉ちゃん・・・・・・・・みんな・・・・私に力を・・・・)

 

 

 

ひかりは心の中で姉の雁淵孝美やブレイブウィッチーズの仲間のことを考えた。その時、

 

 

 

 

『諦めるな!』

 

 

 

ひかり「!?」パン!

 

 

 

直枝「!?」

 

 

 

その時、直枝は信じられないものを見たひかりが撃ったFP-45の弾が徐々に威力を増していきその弾は光弾の如くすさまじいものとなった。

 

ピシピシピシ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

それが命中したのかコアはガラスのようにヒビが入った。

 

 

 

 

ひかり「菅野さん!」

 

 

 

直枝「おう!」

 

 

 

直枝は一直線にコアに突撃し、魔法力を右手集中しそれを握りしめた時、その拳が真っ赤な炎へと変わった。

 

 

 

 

直枝「行くぜ!剣!いっせえええええええええええええええええん!!!!!!」

 

 

 

 

 

バリィィィィーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

 

 

 

直枝の炎の拳がコアに炸裂しコアは破壊された。

 

 

 

 

ひかり「やった・・・・」ヒュウーー

 

 

 

ひかり、直枝も魔法力を使い果たし下までまっ逆さまに落ちていく。

 

 

 

 

その時、壊れたコアから緑色の光が現れ、落ちていくひかりと直枝を救った。

 

 

 

ひかり「え?・・・・あれは・・・・」

 

 

 

 

 

緑色の光はウルトラマンタロウの方へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー総弩sideー

 

 

 

 

一方、ウルトラマンタロウはアナザーエースとアイスロンとスノーギランに袋叩きされ、カラータイマーの点滅が始まった。

 

 

 

 

総弩「ううう・・・・」ピコン!ピコン!ピコン!

 

 

 

アナザーエース「そろそろとどめだな・・・・」

 

 

 

アナザーエースはエースブレードを上に上げてタロウの首をはねようとする。

 

 

 

 

その時!

 

 

 

アナザーエース「ん?・・・・ウワアアアアア!!?」

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!?」

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!?」

 

 

 

緑色の光がアナザーエース、アイスロン、スノーギランの目を眩ました。

 

 

 

そしてその光から現れたのは。

 

 

 

ウルトラの父「・・・・・・・・」

 

 

 

宇宙警備隊大隊長ウルトラマンケンことウルトラの父であった。

 

 

 

ウルトラの父「むん!」

 

 

 

ウルトラの父は自分のカラータイマーからタロウのカラータイマーに注入され、スノーギランの光にやられたタロウの目も回復した。

 

 

 

総弩「え?ウルトラの父」

 

 

 

突然の出来事に驚いた総弩、今目の前にいるのはウルトラマンタロウの実父であるウルトラの父が今目の前にいるのだ。

 

 

ウルトラの父「ブラックサンタが私の力をスノータワーの力に利用されてしまったせいで身動きがとれなかったのだ。だが、」

 

 

 

ウルトラの父はひかりと直枝の方を見下ろす。

 

 

 

ウルトラの父「彼女達の頑張りが私を救ってくれた」

 

 

 

総弩「雁淵・・・・菅野ちゃん・・・・」

 

 

 

総弩はあの猛吹雪の中でスノータワーのコアを破壊してくれたことに感謝した。

 

 

 

 

ウルトラの父「次は君が頑張る番だ!我が息子の力を思う存分ふるいたまえ」

 

 

 

総弩「はい!」

 

 

 

 

 

アナザーエース「何事だ!」

 

 

 

総弩「はっ!」

 

 

 

ウルトラマンタロウは戦闘の構えをし、アナザーエースとスノーギラン、アイスロンと対峙した。

 

 

 

アナザーエース「ふん!吹雪を止めてもお前には勝ち目はない!行け!!」

 

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!」

 

 

 

最初にアイスロンが迫ってきたがタロウは一気にパンチのラッシュをかました。

 

 

 

総弩「うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!うおら!」バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!バキッ!ドガッ!

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ・・・・」

 

 

 

総弩「はああ・・・・うおりゃあああああ!!!」

 

 

 

ドオオオオーーーーーン!!

 

 

 

アイスロン「グオオオオオ!!!!!」

 

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!

 

 

パンチのラッシュでふらふら状態となったアイスロンは炎の拳、アトミックパンチで腹を突き破りアイスロンは爆発した。

 

 

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!」バチーーーン!

 

 

 

総弩「同じ手は二度も食らうかよ!!」

 

 

 

スノーギランはもう一度タロウの目を見えなくしようとするがタロウは右腕につけられたアイテム、キングブレスレットで巨大な盾、ウルトラディフェンダーでスノーギランの光攻撃を跳ね返した。

 

 

 

 

バチーーーン!

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!!!??」

 

 

 

跳ね返った光攻撃がスノーギランの目を見えなくしスノーギランは慌ててタロウはどこにいるのか探した。

 

 

 

総弩「終わりだ!ダイナマイトスパーク!」

 

 

 

タロウはキングブレスレットをウルトラダイナマイト分のエネルギーをキングブレスレットに集中させ、貯まったキングブレスレットをスノーギランに投げた。

 

 

 

 

スノーギラン「キイイイイイイ!!!!??」

 

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!!

 

 

 

投げたキングブレスレットはスノーギランとともに爆発した。

 

 

 

 

 

アナザーエース「バカな!?」

 

 

 

総弩「もう終わりだ!ブラックサンタ!ここでお縄を頂戴してもらうぜ!」

 

 

 

 

アナザーエース「小癪な!食らえ!アナザーメタリウム光線!!」

 

 

 

アナザーエースは両腕を右に飛ばすようにした後にL字の黒い光線を発射した。

 

 

 

 

総弩「見せてやるよ!ウルトラマンの光線って奴がどんなものか!!」

 

 

 

タロウは両腕を上に上げ掌を合わせた時、全身が一瞬だけ虹色に輝き、右腕を拳、左腕を平手打ちの体制で右腕の拳につけた。

 

 

これがウルトラマンタロウの必殺技!

 

 

 

総弩「ストリウム光線!!」

 

 

 

ビィィィーーーーーーーー!!!!!!

 

 

 

 

アナザーエース「こんなことが・・・・」

 

 

 

圧倒的な虹色のストリウム光線に対しアナザーエースのメタリウム光線は押されつつあった。そして、

 

 

 

アナザーエース「そんなああ!!!??」

 

 

 

 

総弩「はあああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

アナザーエース「ぎゃあああああ!!!!」

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!!

 

 

 

アナザーエースは爆発した。

 

 

 

 

 

総弩「ん?」

 

 

 

その時、アナザーエースが爆発した後から一つの光がタロウのカラータイマーに入っていった。

 

 

 

 

 

総弩「これは・・・・」

 

 

 

光が総弩の手元に落とされ、その正体はウルトラマンエースのライドウォッチだった。

 

 

 

 

そして

 

 

ウルトラの父「ふん!」

 

 

 

 

総弩「うわっ!!」

 

 

 

ウルトラの父が輝きだし、ウルトラの父はライドウォッチとなって総弩の手元に落とされた。

 

 

 

 

 

ウルトラの父(勇者よ・・・・私も戦おう・・・・)

 

 

 

 

総弩「ウルトラの父・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーゲイツsideー

 

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「ああ!ブラックサンタ様が!?」

 

 

 

クルシメマスオルグはアナザーエースがウルトラマンタロウに破れてしまったことに気づきゲイツとライドウォッチを出して一気に止めを誘うと仕掛ける。

 

 

 

 

ゲイツ「一気に終わらせる・・・・」

 

 

 

 

 

≪アーマーターーイム!シャイニーングガンダム!≫

 

 

 

ゲイツ「ふっ!」

 

 

 

ガチン!ガチン!ガチン!ガチン!

 

 

 

クルシメマスオルグ「げっなんだそれは・・・・」

 

 

 

ゲイツ「仮面ライダーゲイツ・・・・シャイニングガンダムアーマーといったところだな・・・・」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「そんな虚仮威しが通用するか!!」

 

 

 

クルシメマスオルグはツリー剣でゲイツを一刺しにしようとするがゲイツはそれをかわし、右手をクルシメマスオルグの顔をつかみ上げた。

 

 

 

クルシメマスオルグ「グ・・・・ウオ・・・・」

 

 

 

 

ゲイツ「終わりだ・・・・」

 

 

 

≪フィニッシュターイム!≫

 

 

 

ゲイツ「シャイニング!フィンガーーー!!!!」

 

 

 

 

クルシメマスオルグ「ウワアアアアア!!?!」

 

 

ドガアアーーーーーーーン!!

 

 

≪ターーイム!ブレーーーイク!!≫

 

 

 

 

仮面ライダーゲイツはクルシメマスオルグを一瞬の内に倒した。

 

 

 

 

 

ゲイツ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

そしてゲイツはその白い大地から姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「どうしてあんなことをやった・・・・」

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

アナザーエースや超獣、コアを破壊してくれたお陰で凍っていた氷も溶け始め、固まったサンタクロース達も無事だった。

 

 

 

そして見つけたブラックサンタを見つけ縄で縛り付けて雪の大地で取り調べをした。

 

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・・・・・俺は・・・・」

 

 

 

総弩「?」

 

 

 

ブラックサンタ「俺は子供の頃から12月にサンタが来るのを楽しみにしていた・・・・だが俺の家族・・・・父親、母親の再婚相手であり俺のことをバカにし続け、タバコを突きつけたりして火傷を負わせられた。そして12月の日、クリスマスの時、俺はその男に虐待で命を落とした。そして一瞬だった・・・・あの男が最後に俺が言った言葉が・・・・」

 

 

 

 

サンタ?んなもんいるわけねーよ!子供の夢なんざ只のインチキ話だよ!はははは!!

 

 

 

ブラックサンタ「俺は・・・・みんなが楽しくクリスマスを楽しむ姿を・・・・妬ましかった・・・・だから俺は力が欲しかった!俺と同じ目に合わせるための力を・・・・」

 

 

 

 

総弩「だからアナザーヒーローになる力を手に入れたのか」

 

 

 

ブラックサンタ「そうさ・・・・そこから今までバッドクリスマス計画のために力をつけていたって訳さ・・・・なさけねーよな・・・・」

 

 

 

 

総弩「・・・・」

 

 

 

 

サンタ「君は・・・・」

 

 

 

 

総弩「!?」

 

 

 

ブラックサンタ「あん?」

 

 

 

突然!現れたサンタはブラックサンタの方に寄り添った。

 

 

 

 

ブラックサンタ「な・・・・なんだよ!?」

 

 

 

サンタ「君は・・・・そうか・・・・あの時の子か」

 

 

 

 

 

ブラックサンタ「え?」

 

 

 

ブラックサンタはサンタの言うことにキョトンとした。

 

 

 

 

サンタ「かつてワシは君がまだ子供の頃に君の町にプレゼントを配っていた者じゃ・・・・あの時、ワシは君のかすかな声が聞こえ、死にかけている君に近づいたんじゃ!」

 

 

 

 

 

 

ーあの時ー

 

 

 

 

サンタ「これは・・・・なんてことを・・・・」

 

 

 

 

 

 

「た・・・・・・・・すけ・・・・て・・・・」

 

 

 

 

サンタは父親となった男にひどく虐待された後を見て悲しみと怒りを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンタ「ワシは君に届けるはずだったプレゼントを渡されず・・・・君は息絶えてしまった・・・・」

 

 

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・・・・・」

 

 

 

 

サンタ「これをいつか君に届けようと思って持っていた君のプレゼントじゃ」

 

 

 

サンタはブラックサンタにプレゼントを渡された。

 

 

 

 

ブラックサンタ「あ・・・・・・・・ああ・・・・」

 

 

 

総弩「開けてみろよ・・・・」

 

 

 

 

ブラックサンタは箱を開けるとそこにあったのは自分が大好きなヒーローの人形だった。

 

 

 

 

ブラックサンタ「ううう・・・・ううあ・・・・うあああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

初めてのプレゼントにブラックサンタは大泣きした。そしてブラックサンタの周りから光があふれでてブラックサンタを包み込んだ。

 

 

 

 

 

ブラックサンタ「・・・・サンタさん・・・・ありがとう」パアアア・・・・

 

 

 

 

ブラックサンタは光に包まれて消えていった。

 

 

 

 

 

総弩「成仏・・・・したんだな・・・・」

 

 

 

 

サンタ「ワシらは考え直さなければいかんの・・・・あの児のような酷い仕打ちを受けてる子供達のために・・・・ワシらが出来ることを・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして総弩とひかり直枝はサンタ達にプレゼントとお菓子を御礼に貰い、アルカはチキンが戻ってきたことで平和なクリスマスになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『メリークリスマス!!』

 

 

 

 

総弩の家でチキンは取り戻し、帰ってきた千冬と一緒にクリスマスパーティーをやった。

 

 

 

一歩と空、美羽、ひな、ひかり、直枝はクリスマスケーキを食べ

 

 

 

愛子、青木、木村は酒の飲みくらべをしたり

 

 

千冬と一夏は残すともったいないと思った鮭料理を食べた。

 

 

 

そして星奈と岬は夜空を見ながらケーキを食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

総弩「もぐもぐ・・・・」

 

 

 

総弩はチキンを頬張り満足していた。

 

 

 

 

ひかり「勇光さん!」

 

 

 

総弩「雁淵?」

 

 

 

ひかり「勇光さん!あの時、勇光さんがいなかったら私達はコアを破壊することは出来ませんでした。本当にありがとうございます。」

 

 

 

総弩「何言ってんだ?」

 

 

 

ひかり「お前は俺が戦っていても最後まで諦めず俺を助けてくれたじゃん!それに今こうしていられるのもお前らのお陰でもあるんだぞ」

 

 

 

ひかり「勇光さん///・・・・」

 

 

 

総弩「胸張れよ!」

 

 

 

 

直枝「おーい!勇光!ひかり!ケーキなくなっちまうぞーー!!」

 

 

 

ひかり「はあーーーい!!勇光さんも早く!」

 

 

 

総弩「ああ!」

 

 

 

 

総弩はひかりと一緒にクリスマスケーキを食べようと走る。

 

 

 

 

 

総弩(それにあの赤いライダー・・・・ゲイツ・・・・何もんなんだ?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファレントタワーのてっぺんに佇む男性・・・・それにはチーターの耳が生えており、その男の手にはジオウと同じジクウドライバーを持っていた。

 

 

 

 

 

?「ゼロフォウルもプリキュア帝国も俺が潰す。」

 

 

 

to be continued




次は正月回というよりあけましておめでとうと今後についてです。




手に入れたライドウォッチ


ウルトラマンエースライドウォッチ


ウルトラの父ライドウォッチ



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