グレイトジェネレーション ゼロフォウルの野望   作:匠 良心

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今の僕は柔道をやっています!中学の時はやってた柔道、そして今、柔道をやっています。


15話 第2の戦士

ひかり「これが学校なんですか?」

 

 

 

直枝「デッケエーな!!」

 

 

 

 

今、ひかりと直枝後お目付け役としてヒロンがいるのは世界で超有名とされているお嬢様学校、国立 ヴァルキリー学園である。

 

 

 

なぜ彼女達がその学校の前に立っているのか、それは30分位前に遡る。

 

 

 

 

 

 

 

ひかりと直枝は愛子と一緒に常和荘の掃除をしていた。

 

 

 

 

愛子「ひかりちゃん!直ちゃん!ゴミをちり取りにとったら休憩にしましょう♪」

 

 

 

ひかり「はーい!」

 

 

 

直枝「おう!」

 

 

 

 

ひかりと直枝は箒と塵取で最後のゴミを回収してゴミ箱の方に捨てた。

 

 

 

 

愛子「お疲れ様♪今日はとーってもおいしい和菓子屋の饅頭買ってきたから私達で食べましょう」

 

 

 

ひかりと直枝は愛子と一緒に饅頭を食べようとしたその時、

 

 

 

ヒロン「総弩さまあああああーーーーーー!!!!!」

 

 

 

バタンッ!

 

 

 

突然、ヒロンが現れた。

 

 

 

愛子「あら?総ちゃん?総ちゃんなら留守だけど」

 

 

 

ヒロン「ええええーーー!!!!!」

 

 

 

ひかり「あの・・・・何かあったんですか?」

 

 

 

ヒロン「赤の本に新しいページが出来たヒロ!」

 

 

 

「「えええーーーー!!!?」」

 

 

 

ひかりと直枝は驚き、愛子は赤の本を借りそのページを見た。

 

 

 

愛子「2の戦士、その剣さばきは蝶のように舞い、蜂のように刺す悪しき者を吹雪のようにすばやい剣舞で切り裂く ブリザードヴァルキリー・・・・ねえ」

 

 

 

 

愛子はそれを見ていつもの穏やかな顔から真剣な顔にかわった。

 

 

 

ヒロン「早く総弩様に知らせるヒロ!」

 

 

 

ひかり「はい!「まって!」え?」

 

 

 

ひかりは総弩の所に行こうとしたが愛子に止められた。

 

 

 

愛子「今回は・・・・あなた達二人に行ってもらうわ」

 

 

 

 

ひかり「え!」

 

 

直枝「ええ!?」

 

 

 

ヒロン「ええええーーー!!!!」

 

 

 

 

ひかり達は愛子の発せられた言葉に思わず声を上げた。

 

 

 

ヒロン「ど・・・・どういうことヒロ!?」

 

 

 

あまりの言葉に信じられないと感じたヒロンは愛子に質問した。

 

 

 

 

愛子「恐らく次の世界の戦士は女性・・・・私の予想だと舞台は女子高だと思うわね・・・・」

 

 

 

 

ひかり「女子高ですか?」

 

 

 

愛子「このまま総ちゃんが行けばあっちの世界では変態扱いされると思うわ・・・・そこでよ!」

 

 

 

愛子は視線をひかりと直枝に向けた。

 

 

 

直枝「俺も?」

 

 

ひかり「えっ・・・・」

 

 

 

愛子「貴方達二人で次の世界に行くのよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛子はジゲンマジーンで次の世界に飛ばした。

 

 

 

 

 

そして愛子はひかり達を次の世界に到達した後、ジゲンマジーンを起動させた。

 

 

 

 

愛子「それじゃ私は総ちゃんが帰ってくるまで戻るわねだから貴方達二人で頑張ってね♪バイバーイ♪」

 

 

 

 

直枝「お・・・・おい!」

 

 

 

愛子は手を振りながらジゲンマジーンを起動させて常和荘の方に戻っていった。

 

 

 

 

 

ひかり「いっちゃった・・・・」

 

 

 

直枝「てかひかり!俺達の服装が変わってるぞ!」

 

 

 

ひかり「あっ!そういえば!」

 

 

 

ヒロン「この世界の戦士を見つけるためその世界にあった服装に変えることが出来るヒロ!」

 

 

 

 

ひかりと直枝の服装は白が中心でリボンがついており水色のラインがある上着、そしてスカートは紺色、足は黒ソックスという女子学生らしい服装である。

 

 

 

そして二人には学生用の鞄も用意してあった。

 

 

 

ヒロン「生徒手帳があったヒロ!これで自分達が行くクラスがどこかわかるヒロ!」

 

 

 

 

直枝「えっと・・・・何々」

 

 

 

直枝の持っていた生徒手帳を見ると

 

 

 

国立ヴァルキリー女学園 ブロンズクラス

 

 

中等部 2年生 管野直枝

 

 

写真つき

 

 

 

ひかり「私のは・・・・」

 

 

 

国立ヴァルキリー女学園 ブロンズクラス

 

 

中等部2年生 雁淵ひかり

 

 

写真つき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生「みなさーん、今日はこのクラスに新しい子が二人入りまーす!出てきてくださーい」

 

 

 

ガララ

 

 

教室のドアから一番目にひかり、そして後から直枝が出てきた。

 

 

 

ひかり「雁淵ひかりです。みなさんと仲良くなれるよう頑張ります」

 

 

 

直枝「お・・・・おれじゃなかった私は管野直枝です・・・・・・・・よろしく・・・・」

 

 

 

ひかりはハキハキと答え直枝は男口調で自己紹介するときは女口調で言うのに必死だった。

 

 

 

 

 

先生「それでは、雁淵さんは一番右側の後ろの席に、管野さんはその隣の席に座ってください」

 

 

 

ひかり「はい」

 

 

直枝「おうじゃなかった。はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして1時間目の授業が終わり休み時間に入った。

 

 

 

 

 

 

ひかり「はあ、やっと1時間目が終わったあー」

 

 

 

直枝「ひかり、まだ3限目まで残ってんだ。気を抜くんじゃねーぞ!」

 

 

 

ひかり「はーい」

 

 

 

 

 

?「あの・・・・」

 

 

 

 

ひかり「え?」

 

 

 

直枝「あっ?」

 

 

 

ひかりと直枝に近づいてきたのは3人の少女達であった。

 

 

 

ひかり「えっと・・・・なんですか?」

 

 

 

?「いや!ごめんなさい話しかけちゃ駄目でしたか?」

 

 

 

ひかり「え?そんなことないですよ?」

 

 

 

?「ごめんな。この娘ちょっと人見知りなところがあるから・・・・あっアタシは水木晶(みずき あきら)晶でいいよ」

 

 

 

赤いボーイッシュな髪の少女が自己紹介をした。

 

 

 

ひかり「よろしくお願いします 晶さん」

 

 

晶「いや、その敬語はちょっと、アタシ友達に敬語使われるとなんかちょっとぎこちないって言うか・・・・」

 

 

 

 

ひかり「それじゃ宜しくね晶さん!」

 

 

 

晶「ああ、それならいいか!」

 

 

 

 

?「私・・・・鏡 美香・・・・で・・・・す。よろ・・・・しくお願いします///」

 

 

 

直枝「もっとハキハキ答えろよ!」

 

 

 

美香「ひっ!」

 

 

 

直枝の怒りの籠った口調が美香に響きたまらず晶の背中に隠れた。

 

 

 

直枝「あっ」

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

 

 

直枝「う・・・・」

 

 

 

 

直枝はひかりのジト目を見て、直枝はすこし怖じ気づいた。直枝の信頼する孝美にもこういうジト目をして怖じ気づませたとか・・・・

 

 

 

 

?「私は橋本夕子です。どうぞよろしく雁淵さん、管野さん」

 

 

 

 

ひかり「うん!よろしく」

 

 

 

 

ひかりは晶、美香、夕子を初めて出来た異世界の友達に大喜びした。

 

 

 

 

晶「なあ、二人とも転校する前って一体どういう所にいたんだ?」

 

ひかり「!」

 

 

直枝「!」

 

 

 

晶の言葉に最も言いたくない質問を聞かされどうしようか迷った。

 

 

 

もし二人が軍人になるため軍事学校、あるいは航空予備学校と答えたらなんかヤバい状況になってしまうと愛子にきつく言われ、軍関連の言葉はNGとされている。

 

 

 

 

ひかり「えっと・・・・わ「俺達は佐世保の学校で一緒だったんだ!」え?」

 

 

 

 

「「「佐世保?」」」

 

 

 

 

ひかりが答えようとした矢先に直枝が変わって答えた。

 

 

 

 

 

晶「佐世保?」

 

 

 

美香「佐世保って確か・・・・」

 

 

 

 

夕子「長崎の方ですね・・・・」

 

 

 

 

直枝「そーそーそー!」

 

 

 

 

夕子「ここまで来るのに大変でしたね」

 

 

 

 

直枝「いやーあん時は道が険しくて苦労したぜ」

 

 

直枝は作り笑いでごまかし、三人は納得したようだった。

 

 

 

 

キーンコーン カーンコーン

 

 

 

 

晶「おっチャイムか!じゃまた・・・・」

 

 

 

学校のチャイムが鳴り三人はもとの席の方まで戻っていった。

 

 

 

 

直枝「ふー」

 

 

 

ひかり「管野さん・・・・」

 

 

 

直枝「なんだよ・・・・」

 

 

 

ひかり「管野さんって佐世保の出身なんですか?」

 

 

 

直枝「な訳ねーだろ!!」ゴツン!

 

 

ひかり「痛い!」

 

 

 

 

直枝はひかりに拳骨を食らわせ、ひかりは殴られた頭を抑えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2限、3限、4限の授業が終わり、いよいよ昼食の時間になった。

 

 

 

 

直枝「よっしゃ昼飯だ!」

 

 

 

ひかり「やっと午前の授業が終わりましたね」

 

 

 

2限目は現国、3限目は物理、4限目は数学で、ひかりに関してはちんぷんかんぷんで居眠りばっかしていた。

 

 

 

ひかり「それじゃ食堂に行きましょう!」

 

 

 

直枝「おう!」

 

 

 

ひかりと直枝は張り切って教室を出ようと一番先に直枝は教室から出ていった。

 

 

だが他の娘達はなぜか休み時間と違って暗くなった。

 

 

 

 

美香「ね・・・・ねえ・・・・ひかりちゃん」

 

 

 

ひかり「ん?どうしたの?美香ちゃん」

 

 

 

美香の表情は何故か暗かった。いや美香だけじゃない晶も夕子もひかりや直枝以外のクラスのみんなは何故か暗い状態だった。

 

 

 

晶「あのさ・・・・ひかり、食堂に行くときは・・・・あまり先輩達の機嫌を・・・・悪くするようなことするなよ」

 

 

 

 

ひかり「どういうこと?・・・・」

 

 

 

 

夕子「ひかりさんは転校したばかりですが・・・・この学校は・・・・「おい!ひかり!置いていくぞ!」」

 

 

 

ひかり「あっはい!ごめん!話は後で、それじゃ!」

 

 

 

晶「あっひかり!」

 

 

 

ひかりは急いで直枝のいるところまで行った。

 

 

 

 

 

二人だけ行ってしまった教室は戸惑ってしまった。

 

 

 

 

晶「おい!どうすんだよ!このままじゃあの二人が」

 

 

 

夕子「怪我人が出る前に行くべきです!」

 

 

美香「・・・・うん!行こう!」

 

 

 

晶達は急いでひかり達のいる食堂に向かう。

 

そして思い知らされるこのヴァルキリー女学園にはある校則があることを・・・・

 

 

 

to be continued




今、新しい小説を作ろうか考えています。コミックボンボン関連の奴を




次回、学園の校則


ぶっちぎるぜ!!

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