もし潮田渚が色々チートだったらどうなるか   作:紗也

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9話 毒薬の時間

奥「毒です。飲んでください。」

 

そう言ったのは、奥田さん。こうなったのは、ある日の授業の終わりだった。

 

 

 

 

これは、『お菓子から着色料を取り出す実験』が終わった後だった。

 

殺「これで、お菓子から着色料を取り出す実験を終わります。…余ったお菓子は、先生が回収しておきます。」

 

「「「えぇーー」」」

 

片「なんで、地球を破壊する超生物が給料で暮らしてんのよ。」

 

そんな時、奥田さんが先生の前に行って

奥「あ、あの先生。…あの、毒です。飲んでください。」

と、ストレートに言った。そして、毒を先生の前に突き出した。

 

そして、その毒を先生は飲んだ。

殺「こ、これは…うん、ニュ」

そしたら、先生の顔にツノが生えた。

 

殺「この味は、水酸化ナトリウムですね。これは、先生には、効きません。…次に行きましょう。」

 

そう言って、2本目を飲んだ。

殺「ニュニュ」

そうすると、次は、先生の顔に羽が生えて、無駄に豪華な顔になった。

殺「酢酸タリウムですね。これも先生には、効きません。…次が最後ですね。

 

そう言って、最後の1本を飲んだ。

殺「ウォー、ウォーー……ポン」

そうしたら、真顔になった。…変化の方向性が読めない。

 

殺「…これは、王水ですね。どれも、先生の表情を変える程度です。」ボソッ

 

殺「先生のことは嫌いでも、暗殺のことは嫌いにならないでください。」

と、急に変なことを言い出した。

 

殺「それとねぇ、奥田さん。生徒1人で毒を作るのは安全管理上見過ごせません。…この後時間があるのなら、一緒に先生を殺す毒薬を研究してみましょう。」

 

奥「は、はい」

 

茅「ターゲットと一緒に作る毒薬ねぇ〜。」

渚「明日、成果を聞いてみよう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜次の授業〜

 

イ「それじゃあ、フォニックス発音のテストをするわよ。内容は簡単、前に書いてある26個の単語を出席番号順に立って言いなさい。言う場所は、自分の席から。…それじゃあ、カルマから。」

 

業「apple、ボート、catch、dog……」

イ「まあまあね。bの発言がきちんとできてなかったわ。」

 

イ「次、渚」

渚「apple(りんご)boat(ボート)catch(つかまる)dog()elephant()fish()great(偉大な)……」

 

渚は、全ての単語を完璧な発音で言った。

 

パチパチパチパチ

「「「スゲ〜。発音良すぎ。」」」

 

イ「完璧。」

 

渚「あ、ありがとうございます。」

 

イ「次、菅谷」

 

キーンコーンカーンコーンコーン

 

イ「これで授業は終わりよ。」

 

「「「ありがとうございました。」」」

 

杉「なあ、渚って意外と英語の発音良いんだな。」

 

渚「そんな事ないよ。」

そう言って誤魔化しておいた。暗殺業で身に付けたなんて言えないからね。

 

業「ねぇ、渚くん。あんな上手な発音いつのまに覚えたの?2年の時までそんな事なかった筈なんだけど?」

 

いつもコレだ。普通に質問をしているようで僕の事を探るような質問をしてくる。けど僕は、本当の事を答える気は無いので適当に受け流す。

 

渚「偶にお父さんの知り合いの外国人が家に来るんだ。その時に、その外国人さんに日本語を教える代わりに、英語を教えてもらったんだよ。多分、そのおかげかな?」

嘘と真実を混ぜて言う。

それよりも早く話題変えないと。

渚「それより、もう放課後だから、奥田さんと殺せんせーが毒薬作りをしてるんじゃないのかな?ちょっと覗いていこうよ。」

 

杉「ああ」 業「いいよー」 茅「うん」

 

ガラッ

 

杉「ああ、やってる。それより、どんな毒薬作ってんだろうな?」

 

業「殺せんせーを殺せる毒薬ってどんなのだろうねー。」

 

渚「終わったのかな?それよりも先先生が渡してたあの紙なんなんだろ?」

 

茅「ねぇ、皆。明日、どうなったか聞いてみようよ。どんな毒薬を作ったとか、あの紙はなんなのかとかさ。」

 

渚「そうだね。今日はもう帰ろっか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜次の日〜 キーンコーンカーンコーン

 

茅「で、先生にそれを持って来いって言われたんだ…」(中身は何なんだろう?)

 

渚「あの紙は、毒物の正しい保管方法が書いてあったんだ。」

 

ガラガラッ

 

殺「はい、皆さん。席についてください。」

 

奥「殺せんせー、これどうぞ。」

殺「では早速、いただきます。」

 

殺「ヌルフフフフ・・・

奥田さん、ありがとうございます。

先生は、君のお陰で次のステージに進めそうです。」

 

茅・渚((絶対演技してるなぁ。))

 

奥「それって、どういうことですか?」

 

殺「ニュヤーーーーーー……ふぅ」

 

「「「溶けたーーーーー⁉︎」」」

 

殺「君には、先生の細胞を活性化させて流動性を増す薬を作ってもらったのです。」

 

殺「液状故にどんな隙間にも入り込む事が可能になり、スピードはそのままに」

 

奥「騙したんですか?殺せんせー」

 

殺「奥田さん、暗殺には人を騙す国語力も必要ですよ。」

 

殺「今回のように、毒を馬鹿正直に渡しても、ターゲットに利用されるだけですよ。……渚くん。君が先生に毒を盛るなら、どうしますか?」

 

渚「ぅ〜ん…甘い飲み物とかで毒を割るかな。」

 

殺「そう、上手な毒の盛り方、それに必要なのが国語です。」

 

殺「君の理科の才能は、将来きっと皆の役に立てれます。それを多くの人に伝えるための国語力も鍛えてくださいね。」

 

茅・渚)暗殺以前の問題だなぁ。

 

業「やっぱり皆、暗殺以前の問題だね。」

 

ムッ、赤羽と考えてる事が被った。なんか嫌。

 

 

まだまだ、先生の命に迫れる生徒は出そうに無いなぁ〜

早くしないとクラスでの暗殺ができなくなっちゃうよ〜。

 

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