もし潮田渚が色々チートだったらどうなるか   作:紗也

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5話目でーす。今回もよろしくね。


5話 ハンディキャップの時間

いつもの休み時間。

殺せんせーは裏庭でかき氷を作っていた。

氷は、北極から仕入れて来たらしい。

そこを狙う磯貝くん、前原くん、三村くん、岡野さん、片岡さんは、忍ばせたナイフを確認した後目で合図を送りあった。

 

「「「「「「殺せんせー!俺ら(私たち)にもそのカキ氷、食わせて(食べさせて)くれよ〜(よ〜)」」」」」」

 

殺せんせーは、生徒たちが心を開いてくれたことを嬉しく思い、涙ぐんでいる。

だが、その瞬間彼らは殺気立って、ナイフを取り出し一斉に飛びかかった。

殺せんせーは、それをわかっていたかの様に派手に風を巻き上げて移動した。

 

殺「笑顔が少々ワザとらしい。こんな危ないものは置いといて、花でも愛でて、いい笑顔から学んで下さい。」

 

そして、ナイフを持っていた手には、綺麗なチューリップの花があった。

その花を見た片岡さんは声を荒げて、

 

片「⁈っていうか、殺せんせー‼︎この花クラスの皆で育てた花じゃないですか❗️❗️❗️」

 

花壇を見ると、そこには無数のクレーターがあり、綺麗に咲いていたはずのチューリップはなくなっていた。

殺せんせーは、案の定、クラスの女子たちから非難を受けていた。

お詫びにとマッハで新しい球根を植えていた。

 

 

僕は、『先生は、格好つけるとボロが出る』とメモをした。

 

 

茅「渚!どうしたの?」

 

渚「先生の弱点とか、癖とかを書き留めてたんだ。家に帰ってから見直そうと思ってね〜。」

 

茅「家で詳しく教えてね。」ボソッ

 

そんなことを話していると、杉野がメモを取った。

 

ページを捲っていく程、杉野の顔が苦くなっていく。そりゃそうだろう、コッチには、大まかな事しか書いてないからね。大事な情報をまとめてある方を、クラスメイトであっても簡単に見せるわけないじゃないか。茅野は別だけどね。だって家族だし。

 

 

そんなことをしていると、とても嬉しそうな顔をした磯貝くんがこちらに駆け寄ってきた。

 

磯「殺せんせーが、チューリップのお詫びにハンディキャップ暗殺大会させてくれるんだってさ!おまえらも校舎から武器持ってこいよー。」

 

そう言って、磯貝くんは走って行ってしまった。杉野は、それを聞いた途端に、校舎の中に、武器を取りに行った。

茅野は、本性を見せない程度に殺ってくる、と行って杉野と一緒に武器を取りに行った。

僕は、殺せんせーを観察するべく、殺せんせーのもとへ向かった。

 

 

正直に言おう。木に吊るされていても、殺せんせーのスピードは余り落ちなかった。

下から攻撃されるのを難なく避けていた。

それを詳しく観察するために見ていると、茅野が自家製の槍を持ってコッチに来て、師匠(烏間さん)が後ろにいた。

 

茅「どう?渚…」

 

渚「う、うん。皆は完全に舐められてる。…あかり、本気は出したらダメだよ。(ボソッ)」

 

茅「…うん、わかってる。」ボソッ

 

烏「クッ、これは最早、暗殺と呼べるのか…?」

 

だが、殺せんせーを弱点からすると、

 

渚「…格好つけるとボロが出る」

 

その瞬間、先生の吊るされていた木の枝が重さに耐えきれなくなり折れた。

 

一瞬沈黙した後、一気に慌て出した先生に生徒が次々に襲いかかる。

 

その時に、疑問になっていたことを烏間さんに問いかけた。

 

渚「そういえば、何故師匠はここに来たんですか?」

 

烏「ああ、俺も今日からここで教師をする事になった。よろしくな、2人とも。」

 

渚「これからもよろしくお願いします。…師匠、放課後に話したい事があるんだけど、少しいい?」

 

烏「?…ああ、いいだろう。それではまた放課後に。」

 

 

茅「ナギ、話すの?」

 

渚「…うん 、師匠だけにはね。」

 

茅「烏間先生は、絶対気づいてるよね。」

 

渚「…だよね〜。絶対私たちが言うの待ってるよ。だから言う」

 

茅「わかった。私も一緒にいく。」

 

渚「…ありがとう」

 

 

 

 

 

 

 

 

〜放課後〜

 

茅「渚〜、いこ。」

 

渚「うん。」

 

〜職員室前〜

 

今日は丁度殺せんせーが早く帰って行ったため、職員室には烏間先生(師匠)と私たちだけだった。その上、クラスメイトも今日は早めに帰って行ったので、校舎にいるのも私たち3人だけだった。

 

渚「…単刀直入だけど本題に入るね。…師匠は『ナギ』、『レッド』という2人の殺し屋を知ってるでしょ?」

 

烏「ああ、渚たちだろう。前々から感づいてはいたが、言うのは気が引けたからな。それに、こう言うことは本人から聞いた方がいいと思ったからな」

 

渚「…ありがとう。師匠、私とあかりの関係のことと、私が女ってこと、過去のこと、頭が良いってことはクラスメイトには言わないで欲しいんだけどいいかな?私たちが出来る範囲でだったら、仕事とか手伝うからさ。」

 

烏「いいだろう。それとクラスでは、俺のことを『師匠』と呼ぶのはやめてくれるか?」

 

渚「…わかった。これで大体はOKだね。あかりからは何かある?」

 

茅「2つだけ。『烏間さん』って呼ぶのと、いつも通り『烏間先生』って呼ぶのとどっちにすれば良いのかな?」

 

烏「俺は、今日からここで教師をする事になったから、先生でいいんじゃないのか?」

 

茅「わかった。後もう1つ、また今まで通り稽古をつけてくれませんか?そうじゃないと、体が鈍っちゃうんで。」

 

烏「ああ、いいだろう。君たちは、教え甲斐があるからな。」

 

茅「ありがとう、烏間先生。」

 

烏「それより渚、君はいつまで演技を続ける気なんだ?」

 

渚「…わからない。多分、人を信じれる様になるまでだと思う。どうせ、私を裏切るんだから、最初から私も信じないし、騙し続ける。そして、裏切られた時に私も皆を裏切る。」

 

烏「そうか。何かあったら、俺にでも言ってくれ。無理はするなよ。それと俺のことは信じてくれているか?」

 

渚「…うん。師匠は、家族以外で心を開けれる人のうちの1人だから。」

 

烏「そうか、よかった。いつでも俺は渚の味方だからな。」

 

渚「…ありがとう」ニコッ

 

渚は、本物の笑顔で言った。

 

烏(か、可愛い。)

 

烏「ハッ、もうこんな時間だ。送っていくから、少し待っててくれ。」

 

茅・渚「はーい。」

 

茅(私、空気だった。ほとんど烏間さんと渚が喋ってるだけで、全然話してない!)

 

渚「…あかり、早く行こう。」

 

茅「うん。」

 

そのあと、烏間さんに家まで送ってもらった。

 




どうだったでしょうか?ノリで書いてたら、こんな感じになってしまいました。

次回もよろしくねー

See you next time
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