東北きりたんが、結月ゆかりを大好きな短編小説集   作:甘味処

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ポケモンGOのイベントが後10分くらいであるので、見直ししないで投稿します。

近況ですが、ニコニコ動画で、最近見つけた『結月純の受難』って動画に最近はまりました。それと仕事忙しいです。


㉖ゆかりさんと、お腹が大きくなったきりちゃん

「ゆかりさん......その、できちゃいました。」

 

何がとは聞かない。愛おしげに撫でている、ぽっこり膨らんだお腹。きりちゃんの幼い姿と相まって背徳的な姿。

 

 

 

 

 

 

 

...ああ、昨日の夜のやつかな。

 

 

 

「は、はい。昨日の夜のやつです。」

 

 

 

恥ずかしそうに告げるきりちゃん。...うーん、見ていたら使いたくなってしまった。

 

 

 

できたばっかりで悪いけど、使わせて欲しいと、きりちゃんに頼んでみる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もちろん。ゆかりさんが望むのならばいつでも使ってください。...どうぞ。」

 

きりちゃんは嬉しそうに頷き、トコトコと私の近くに来て、少し恥ずかしそうに服をめくり...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

服の内側からボールを出した。昨晩のゲーム時に話題にあがったバランスボールだ。一回使って見たかったんだよね。ありがとう、きりちゃん。

 

 

 

 

 「いえいえ、魔法少女きりたんにかかれば、バランスボールなんて魔法でチョチョイのチョイと作れちゃうんです。」

 

 

 

 

 

きりちゃんに感謝を告げつつボールを受け取る。

 

...でもなんで服の中に入れてたの?

 

 

 

 

 

 

 

「...ちょっと恥ずかしいんですが、イメージするために目を瞑りながら作ったんですが、気づいたら服の内側に作ってました。」

 

 

 

 

 

 

 

なるほど。後、服から出した前後でボールのサイズ変わってない?

 

 

 

 

 

「魔法少女の作り出したボールなので、服を破らない程度に大きくなり過ぎない...ご都合主義が働いてたみたいです。」

 

 

 

 

 

 

 

そっか、そういう理由だったんだ。

 

たいしたことはして無いと言いつつも、誇らしげな様子なきりちゃんに、きちんと頭を撫でてお礼を返す。

 

 

 

 

 

...昨日きりちゃんから事前に求められていたお礼の形だが、こんなんで良いのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んー、ゆかりさんは分かってませんね。普段恥ずかしがって私にラブラブできない奥手なゆかりさんからしてくれるナデナデ...プライスレスです!」

 

 

 

奥手。確かにそうなのかも知れない。

 

 

 

この娘から送られる恋慕は同じ形で返すことはできていない。だから別の形になってしまうが、こういう時に少しでも返したい。

 

...なんて考えていたら、

 

 

 

 

 

 

 

「ゆかりさん、真剣に撫でてくれてるのは嬉しいですけど、もう少しにっこり笑ってくれるともっと嬉しいです。」

 

 

 

きりちゃんに指摘をされつつ私の頬をモニュモニュされた。メッとか言われた後に、二へへと笑うきりちゃんに釣られ、クスクス笑ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じでじゃれついた後、一瞬忘れかけたバランスボールに乗ってみた。

 

 

 

 

 

最初は足を着けないと倒れそうになっていたが、何回か試す内に足を空中に浮かせながら座ることができてきた。

 

 

 

 

 

「相変わらず、何でもコツをつかむのが早いというか何と言うか...私も乗ってみてもよいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

そしてきりちゃんの言葉に、一通りボールに満足してきた私は、もちろんと返す。

 

 

 

元々きりちゃんのものだしね。

 

 

 

 

 

「...うへへ、そうですよね。私の物ですもんね。じゃあ、失礼します!」

 

 

 

そして、きりちゃんはバランスボールの上に乗った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その間に私を挟んで。つまりは私がどく前に膝上に座られた。

 

 

 

「ゆかりさんのお膝は、私の物ですから遠慮なんかいらなかったですよね!」

 

 

 

正面から腕を背中に回され、しっかり抱きつかれてるので後頭部しか見えないが嬉しそうなきりちゃん。

 

抱きしめられたのは取りあえず良いとして、二人乗りは流石にバランスが......あれ、なんか安定してる?

 

 

 

 

 

 

 

「このボールは私が魔法で作り出したものですから、多少は私の意志で動かせるんです。あれです、アニメの魔法少女が出す誘導弾的な感じです。」

 

 

 

ああ、なるほど。つまりは、きりちゃんも一緒にバランスをとってくれてるのか。

 

 

 

...うん。むしろさっきより安定してるかも。

 

 

 

 

 

 

 

「毎日協力プレイで鍛えていますからね!私とゆかりさんは息ぴったりです!!」

 

 

 

ぎゅーぎゅー抱きついていた体を少し離し、顔を合わせるきりちゃん。目がキラキラ輝いている。

 

何だかそう言われると、日ごろの努力が実ったような達成感を感じ...いやいや。

 

 

 

 

 

 

 

「しかもこれは魔法の特訓にもなる...らしいので定期的にやらないといけない......らしいんです!」

 

 

 

最近分かって来た事の一つに、きりちゃんの《伝聞形式》かつ《自信ありげな発言》は、大体ずん子さんが暗躍しているという事だ。

 

 

 

 

 

 

 

「えーと、確かにずん姉さまから教えてもらったんですが...魔法の特訓にはきちんとなるみたいなので、協力してくれませんか?」

 

 

 

うん?...まあ別に良いけど。きりちゃんってそんなに魔法少女として頑張ってたっけ?

 

 

 

 

 

 

 

「えっと確かに魔法、当初は持て余してたんですが...魔法は何かを攻撃するだけじゃなくて守ることもできるって言われて、だから、その、ゆかりさんを守りたいなぁ...と」

 

 

 

 

 

...き、きりちゃん。

 

真摯な言葉に、照れながらもキチンと目を合わせる様子に、目から鱗的なものがポロポロ出た気がした。

 

 

 

そうなんだ。

 

魔法とかに関しては、きりちゃん経由のずん子さんの言葉を鵜呑みにするしかないが...ずん子さんも嘘は言わないと言い切れるくらいには信頼している。なので。そう言うことなら喜んで協力するよと告げる。

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうございます!...ところで不安定な場所で恋が芽生えるって言う、つり橋効果って知ってますか?これもずん姉さまが言ってたんですが...」

 

 

 

 

 

 ずん子さん、色々台無しだよ。

苦笑しつつも、その日は不安定...と言うには安定した体勢で、たまにびょんびょん跳ねつつ、のんびりゲームや漫画をいつも通り楽しむこととなった。

 

 

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