東北きりたんが、結月ゆかりを大好きな短編小説集   作:甘味処

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めっちゃ久しぶりの投稿です。
つい先日エロい方は2話目投稿しましたが。

私の書く結月ゆかりは全ボイロ中、一番ヒョロイです。
モデル体型と言えば聞こえは良いのですが、
ただでさえ痩せ気味なのに、ゲームに夢中で食事とるの忘れた前科があって、
心配した他ボイロが食事中、ゆかりの口にポイポイ食べ物詰め込んだりします。


㊽染まるゆかりさんと、潰れるきりたん

「そう言えばゆかりさん...最近太りましたね!」

今日も今日とて二人でゲームをしていると、お膝に乗ったきりちゃんから失礼な言葉が飛び出した。

やけにドヤ顔だが...この子確か、私に好意を持ってくれているはずだったが、私の記憶違いだったのだろうか?  

 

 

 

「あっ、そうでしたね。すいません...んぅ」

とりあえず、人に、特に女性に対してそう言う事を言ってはダメだよと伝えると、ションボリして謝るきりちゃん...の頭を撫でる私の手が視界に映る。

きりちゃんと、きりちゃんの感情に反応してほぼオートで動く様になってしまった私の手をぼんやり見ていると、きりちゃんは気持ちよさそうに声を漏らし、頬を緩めてくれた。

 

んー...。

ちょっと調子に乗りやすくて色々残念だけど、素直な良い子で懐いてくれてて...総じて、きりちゃん可愛すぎる。これは親バカになっても仕方がないかもしれない。

 

 

 

「でもですね...ゆかりさんが太ってくれて私、嬉しかったんです!」

母性の熱に浮かされていた私の気持ちを、突き落とすきりちゃん。

東北家にほぼ居候になっている我が身。これまでの一人暮らしでは疎かにしがちだった食事が健康的に、そして毎食摂るようになっている。だからまあ、多少肥えるのは仕方ないとは思ってはいるのだが、面と向かって二回も繰り返されると体形にそこまで頓着無い私でも頬がひきつるのを自覚してしまう。

...と言うか、何で私が太ると嬉しいのだろうか。

 

 

「ほら、ゆかりさんのスレンダーな太もも...数%ですがムチムチ度が上がってます!」

そんな私の疑問を即応で答えてくれるきりちゃん。私の太ももをスリスリと触りつつ、瞳には星が瞬いていた。なるほど【太ももマイスター】とやらを日頃から自称しているきりちゃん的には、私の足回りが増えることは喜ばしい事のようだ。お腹がポヨポヨしてますとか言われるよりマシなのかもしれないが。

 

 

「むっ、ゆかりさん。私をタダの太もも狂いだと思ってませんか?...まあ、否定はできませんが...それだけじゃあありません。大体、ゆかりさん痩せ気味だし...」

真剣な口調に目元をキリっとしているが、口元が緩んでる。とりあえず太ももを撫でる手を止めて欲しい。

 

 

「イタ姉様にずん姉様って、2人ともムッチムチな太ももじゃないですか。つまりゆかりさんはだんだんと東北家な体形に...つまり私の家族に染まってきているんです!だから、これからは東北ゆかりで行きましょう!!」

行きません...まあ、言いたい事は分かった。何かと東北家に私を取り込もうとしているきりちゃんらしいと言えば、らしい言動だったようだ。

そういえば、マキさん達をはじめとする友人達からも、痩せ気味な私はもっと太るべきだと主張されていた。スキを見せると背中を取られて身体を持ち上げられた挙句、軽すぎるからもっと食べないと...と説教されてしまうのだ。

...ん?今思い出したが、昨日も同様に友人達に抱き上げられたのだが何故だか説教されずにおろされた。説教されなくてラッキー程度しか感じなかったが...そうか、あれは私が順調に肥えていて安心していたのか。あの後、何故だか代わる代わる抱き上げられた挙句、友人達が満足気に嬉しそうにしていた理由が分かってしまった。

 

 

「ふふふ...口でいくら否定しようと、身体は正直ですよ...!ゆかりさんの太もも、【東北4姉妹になりたいよー】って言ってます!...ぐへへ」

友人たちに体重管理されている事実に遠い目をしていたが、ふと意識を現実に戻すと18禁じみた発言をする小学生女子がいた。目を離すと道を踏み外しそうでオチオチ回想もできない。

とりあえず正気に戻す必要があるが...重くなってるらしい我が身を使ってみるか。

 

 

「わっ!?ゆ、ゆかりしゃ...んぅ!?」

お膝に乗っているきりちゃんに腕を回してしっかり捕獲。そのままゆっくりと身体を傾け、ベッドと私の身体できりちゃんをプレスしていく。慌てたきりちゃんが身体を持ち上げて抵抗しようとするが、所詮は小学生の力。上手く体重移動して簡単に抑え込むことができた。飛んでいた意識は戻ってきているようだが、散々太った太った言われた仕返しに、しばらく抑え込んでおく。パタパタと抵抗になってない抵抗がちょっと楽しい。

 

 

「...ゆかりさんはエッチです」

その後、程々で身体を離して解放して上げた私に、言われのない文句を投げかけるきりちゃん。まあ、いつも通り身に覚えは全く無いので軽くあしらい...その日も一緒にゲームして、一緒にご飯食べて、一緒に就寝したのだった。

 

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