幸運の子   作:水上竜華

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ちょいとばかし遅れました。すみませぬ

何とか書き終えたダス………
かなり急ピッチで書いたので、誤字や言い回しに違和感がある所がありましたら報告してもらえると嬉しいです





第十六話 異邦の力

 

□〈大貫平原〉【空蹴兎 ピータン】

 

 数分前に自分よりも格下が相手だったとはいえ、かなり多くのモンスターを倒した者たちが比較的近くにいることに気が付いた

 そこで約5キロメテル程の距離を跳んで(・・・)きてみたのだが、一番危険な感じがしたモノに攻撃したとはいえ、まさか着地しただけで半壊するような軟弱なモノだったことに拍子抜けしてしまった

 然し、其れ以上にこんなモノに期待を抱いてしまった自分自身に煮え滾る様な怒りを感じていた

 此の様なモノに一瞬でも脅威を感じた自分自身が本当に馬鹿馬鹿しく思える

 

 だが、いかに相手が弱者であろうとも油断はしない

 

 其の一瞬の油断をついて二週間ほど前に格下のモノに自分は殺されかけたのだから

 

 心に宿る怒りの炎は常に燃え滾るように熱く保ちながらも、唯、其の激情に流されるのではなく冷静に物事を考え、行動する

 

 此れこそが真に最強へと至るモノに必要なことだと私は信じ、行動している

 

 今は此の場において最大の脅威と思われるモノを速やかに排除できたと考え、次の行動を取るとしよう

 

 私の異常なまでに発達した耳を用いて、周囲に存在するモノを把握する

 

 半壊したモノの中に一匹、周囲には鉄の刃を持つ獲物が一匹と獣が四匹。全て私よりも格下だ

 

 先ず、半壊したモノの中にいる何者かを殺した後に此方を見つめている獲物に間合いを詰めて蹴り殺し、他の格下の獣たちを蹂躙して終わり

 

 

 

 たった其れだけだ

 

 

 

 この辺りには此奴等以外に強者と思われる生命体の気配はまるで感じられない。これではまるで話にならん

 此の様な弱者など早々に片づけて、真なる強者を探すとしよう

 そうと決まれば直ぐに行動へと移す

 

 

 先ず、私は直ぐ傍にいる者を殺すために体を起こそうとする

 

 

 

 だがその時、運悪く(・・・)足元の瓦礫で足を滑らせ、体勢を崩してしまった

 

 

 

 転びはしなかったものの、普段なら絶対にしない己の恥ずべき失敗に自分自身により一層怒りを覚えた

 

 

 何だ、此の不甲斐ない有様は、と

 

 

 其の怒り発散すべく、目の前にいる攻撃対象に全身全霊の一撃を加えるために右足を浮かせたその時、其の相手が居る方から叫ぶ様な声が聞こえた

 

 

 

 

 

「《式神召喚》!!【鵺】ぇぇえええええッ!!!」

 

 

 

 

 

 其の言葉と共に現れた複数の蛇の尾を持つ獣の体当たりを正面から受けた私は、蹴りを入れるために右足を浮かしてしまったためもう片方の足で踏ん張る事も出来ず、20メテル程吹き飛ばされてしまった

 私の周囲にいる獣たちの一撃なら耐えられた筈だが、目の前に現れた此の獣は私に劣るとはいえ周囲にいる其れとは格が段違いだ

 己の邪魔をしたことへの怒り、そして先程感じた自分への怒りを纏めて目の前にいる獣にぶつける為に戦闘を再開する

 

 

 

 しかし、戦闘を続けていくうちに不可解なことに気が付く

 

 

 

 私の攻撃がまるで相手に当たらないのだ。相手の速さが特段速いわけでもないのにも関わらず、此方の攻撃が全く当たることがなく、逆に相手の攻撃は此方の痛いところによく当たるという異常な事態が起きている

 

 

 脳天を叩き潰すために放たれた一撃は直撃する直前で空を切り、相手の全身を粉砕するほどの威力を持った連撃はその多くが外れてしまい当たっても有効打にはならない力が抜けてしまった数撃のみ

 そして形勢を立て直すために放たれた足を薙ぎ払うようにして繰り出された強烈な一撃は、出すタイミングが遅れてしまい相手の不可視の攻撃によって吹き飛ばされてしまう始末

 

 

 何かが、おかしい

 

 

 私が攻撃をすることに失敗することなど1万回に一度あるかないかだ

 

 そんなミスが異常なほど起きている。先程までは問題なく動けていたのに、だ

 今だって体自体には何ら問題はない。だが、どのような動きをしようとしても何かしらの不調が起きてしまうののだ

 足を前に出そうとすれば何もないところで転びそうになり、蹴りを繰り出そうとすれば体幹がブレてしまい明後日の方向に蹴りを繰り出したり、それか力がまるで籠っていない蹴りを放ってしまったり、空中移動や攻撃、防御に用いている《風圧操作》を思い通りに使うことが出来なかったりと、普段では考え付かないようなミスを連発している

 

 

 

 

 まるで世界にでも呪われて(・・・・・・・・・)しまった(・・・・)様な気分だ

 

 

 

 

 私が此の様な不可解な状態になっている原因。考えられるのは最初に攻撃したあの構造物に何か仕掛けが施されていたということだろう

 其れが何なのかは分からないが、今の状況が不味いという事だけは良く判った

 

 

 

 だが、まだ勝機はある

 

 

 それすらも使えなかった時は、自分は其れ迄の存在だったと絶望すれば良いのだ

 今は未だ絶望する時ではない

 

 自分でも気が付か無い内に慢心していた自分自身に燃え狂うような怒りを抱きながらも表には出さず、ただ眼前で立ちはだかる獣とその横に並んだ獲物を見据え(なが)ら、静かにその時が来るのを待つのであった

 

 

 

 

 

 

                       ◇

 

 

 

 

 

 

 

□【妖魔師】夜ト神寝子

 

 

「ハァッ、ハァッ、んっく。はぁ」

『マスター。落ち着いて深呼吸をするのデス』

 

 

 ザシキワラシに声を投げかけられつつも、敵襲によって荒くなった息を整えた私はようやく今の状況を確認するだけの余裕が出来た

 混乱してから約一分ほどで落ち着きを取り戻したところで、今起きたことを振り返る

 

 空中から攻撃されることは今までにも何回か経験していたが、あれほどの勢いで襲撃されたのは初めてだ

 反射的に【鵺】を召喚することが出来たから何とかできたものの、かなり際どいタイミングだった

 

 あらかじめ狩りによるレベルアップで取得した《妖気定着》がなければ切り札を出す前にやられていただろう

 《妖気定着》は私のMPの上限値まで【式神】の媒体に込めたMPをとどめることが出来るスキルで、ようやく自前のMPが【鵺】を召喚するために必要な分まで上がったこともあり、習得した瞬間から常に出せるように準備をしていたのだ

 

 ただ即座に対応ができたと言っても、私がモンスターに対して常人よりも恐怖を抱いてしまうこと自体は変わらないため、遅れてやってきた死への恐怖に少し冷静さを欠いていたのである

 

 おかげさまでザシキワラシを含む皆にここまで戦闘をまかせっきりにしてしまった

 このまま寝ているわけにはいかない

 

 

「ありがとう、ザシキワラシ。で、今の状況はどんな感じ?」

『はい、現在は不落丸さんと【鵺】に襲撃してきた敵を抑えてもらっているのデス。僕と他の【式神】達は周辺の警戒とのその対処をしていて、僕の方はそれに加えて敵に牽制を何回か入れているのデス』

 

 

 それから、私が暫く使い物にならなかった間の戦況を掻い摘んで聞かせてもらったが、今のところ不自然なまでに相手がミスを連発してくれたおかげでかなりこちら側が優勢の状態を維持できているらしい

 周囲には他のモンスターや人間も見当たらないので、特に何者かに妨害されることもなく戦闘を続けることが出来ている

 

 

「………うん、大体分かった。それで、さっきのでどのくらい減らせたの(・・・・・・・・・・)?」

『スキルの発動が確認できたのは1451ダメージ中の957ダメージ分なのデス。他の部分は自壊した衝撃で連鎖的に壊れてしまったので発動できなかったのデス………』

「ううん。気にしなくても大丈夫だよ。それよりもまだ《去運》が出せる瓦が残っていたのが不幸中の幸いってところだね」

 

 

 《去運不返球》は分類的に生産系のスキルでザシキワラシの屋根に付いている瓦から生成されるため、すべての瓦が壊された時点でスキルが使えなくなってしまうのだ

 そして私たちの最大の攻撃手段であるこのスキルが使えるのかどうかで自分たちが生き残れるのか否か、決定づけられることも容易に考えられる

 予想外の奇襲を受けてなお、私とザシキワラシが完全にやられなかったことや、図らずも先手を打てたことも含めて考えるとかなり運のいい結果だったと言えるだろう

 

 

 よし、大体の状況把握はできた。

 

 

 思考の海に浸かるのもここまでにして、私は私がなすべきことをするとしよう

 

 

 

 

 

                  ◇◇

 

 

 

 

 

 

□【大刀武者】不落丸

 

 突如として現れたUBM、【空蹴兎 ピータン】との戦闘が始まってからそれなりに多くの時間が経過した

 

 【ピータン】の相手をする役目を担っている拙者は、相手の猛攻をしのぎつつ共に肩を並べて戦っている夜ト神殿が召喚した【鵺】が何かをするような気配を感じる

 

 拙者の左側も後方に位置する【鵺】の方を横目に見ると拙者と対峙している【ピータン】に対して、【陰陽師】が使う雷系統の【陰陽術】の中でも上位の攻撃力を持つ魔法スキルと同等の雷撃を放つために必要な動作をしている【鵺】の姿が見えた

 それに気が付いた【ピータン】は、この戦闘中に幾度となく己に放たれてきたそれを躱すために大地を蹴りつけて距離を取ろうとするが、運悪く(・・・)体のバランスが少しずれてしまったせいか、これから放たれる雷撃が通る直線上に自分から身を投げ出しまう

 そして、目論見と異なり距離が縮まってしまったため余計に与えられるダメージが増えてしまい、少し堪えた様子を見せる

 

 そこに拙者がすかさず追撃を加えるために、持っている大刀の刀身を後ろにした状態で射に構えるようにして駆け出す

 敵の体表が固すぎたがために、無防備な相手に対して自分のAGIの10パーセント×スキルレベル分のENDを減算する剣士系統スキルである《剣速徹し》を使ってなお、この手のうちにあるこれまで振り続けてきたミスリルレベルの強度を持つ大刀は既に刀身がボロボロになり使い物にならなくなっている

 現在の拙者のAGIは装備補正と既にカンストしている東方剣士系上級ジョブ、【小刀武者】のステータスがAGIが上がりやすくなっているおかげで約千二百程度

 《剣速徹し》のスキルレベルは4であるため〈UBM〉相手に目に見えるほどの効果があるとは思わなかったが予想以上に相手のENDが高かった

 他に所有している刀剣類では同じように十数回振るったところで折れてしまうだろう

 

 

 

 そこで拙者は""切り札""の一つを切ることを迅速に決断した

 

 

 

 拙者の右腕の上腕を覆い隠すように装着されている手の甲の部分に六角形の黒い模様が蜂の巣のように並んでいる木製の篭手に込められたスキル、《鬼蜜操作(きみつそうさ)》を発動する

 

 すると、篭手の六角形の模様の部分がスライドして開いたかと思えば、その開いた穴からキラキラと輝く蜂蜜のようなに粘度の高い液体が流れ出てそのまま地面に滴ることなく、まるで意思があるかのように拙者が持つ大刀の刀身へと移動していく

 そして、【鵺】の雷撃をモロに食らいふらつく【ピータン】との距離まであと数歩という所で【蜜】を完全に刀身を覆い切った

 光り輝く【蜜】で覆われたおかげか、本来のモノよりも鋭く、眩しい光を放つ刀身

 

 それをこれまでの戦いで傷ついた刀身が折れることなど考えるようなそぶりも見せずに、下段からの袈裟切りを放つ

 

 

 

 その胴体を狙った一撃は、咄嗟に躱そうとした【ピータン】の右腕を二腕から先を切り払い、完全に(・・・)切断した

 

 

 

 先程まで浅い切り傷しかつけられなかったことが嘘であったかのような切れ味に驚き、【ピータン】はその眼を見開く

 もともと【鍛冶師】系統の上級職によって作られたその刀は、まるで超級職の職人によって作られた名刀の様な切れ味を持つ刀へと変貌していた

 

 

 

 この刀の変貌のカラクリは拙者が右腕に装着している篭手にある

 

 

 

 この篭手の名は【鬼蜜篭手 ホウホウジュ】

 

 

 

 過去に拙者が超級職を含んだ総合レベルをカンストし終えたティアンの冒険者たちとパーティーを組んでいた時に突然上空から出現した(・・・・・・・・・・)伝説級の〈UBM〉、【生蜜鬼怪 ホウホウジュ】のUBM特典である

 【ホウホウジュ】は【化け木】の突然変異種と固まれば鋼鉄のように固くなる蜜を生産する【鋼蜂】が融合した〈UBM〉で、生きていた頃は自身が生産した【蜜】を主用武器にして戦っていた

 その【蜜】の強度は濃度を上げれば上げるほど固くなり、知りうる限りでは【ヒヒイロカネ】で出来た武器に傷を付けることが出来るレベルまで固くすることが出来る

 

 この能力に加えて、もう一つ存在する厄介な能力の所為でベテランの冒険者のパーティーは苦しめられ、死闘の末にリーダーの【抜刀神】が相打ちになる形で倒すことが出来た強力なUBMだった

 その能力の全てを引き継いだこの篭手にはその【蜜】を生成する《生蜜》とそれを操る《鬼蜜操作》、そして拙者たちを苦しめたもう一つのスキルが宿っている

 

 《生蜜》を発動するためにはMP消費しなければならないので常日頃にできた時間で【蜜】を生成し、篭手の中に収納する

 それを《鬼蜜操作》で操るのだが操作は全てマニュアル式であるため、【ホウホウジュ】が〈UBM〉だった時のように複雑な動きをさせることは人の身で実行するにはかなり困難な技術であった

 

 そこで、拙者は操作可能な最大濃度の【蜜】を武器に纏わせて強化する使い方を主流にして使用することにしたのだ

 

 どのような形状にさせるのかイメージする修行を毎日反復し、4カ月間続けた末に複数の形状にそうすることを可能とする技術を体得するに至った

 

 今ではヒヒイロカネ級の強度を持つ【蜜】を刃の表面に0.1ミリほどの厚さで展開し、正常な状態を正確に記憶しているため刃こぼれした部分もこれで修正することも可能である

 こうして努力の末に作られた現在拙者が振るっている大刀の装備補正は構成する素材の追加によって大幅に上がり、名刀クラスの刀へと昇華したのだ

 

 

 

 戦闘が始まってからずっと動きが完全に鈍っている【ピータン】を早急に倒さんとするために、流れるような連撃を繰り出す

 片腕を落とされてなお、その瞳の奥で燃え続けるその闘志に言もしれぬ恐怖を抱いたがそれで勢いが止めるようなことはせずにひたすら攻撃を続けた

 

 そして、こちらの連撃にたまらず距離を取った瞬間に拙者の斜め右側の前方で待機していた【鵺】が溜めに溜めていた衝撃波を【ピータン】に放ち、その白銀の毛皮を持つその身を宙に吹き飛ばす

 

 

 戦況は相手からの奇襲を受けたことを除けば、終始こちらが優勢だ

 

 

 いや、むしろ奇襲を仕掛けてくれた(・・・・・・・・・・)おかげで(・・・・)こちらが優勢になった、とも言えるだろう

 

 

 なにせ、先程拙者が《看破》で確認した【ピータン】のステータスはLUCがマイナス914(・・・・・・・)になっていたのだから

 

 

 

 この状況を作り出したのはザシキワラシ殿の《我称えぬ者に不幸あれ》というパッシブスキルだ

 

 

 

 その能力は「【ザシキワラシ】を攻撃したものにその攻撃によって減少した【ザシキワラシ】のHPの数値だけ、相手のLUCを減少させる」という、いついかなる時も攻撃を加えた相手にカウンターを食らわせることができるスキルである

 相手の攻撃を食らうことが前提のスキルであるため、本来なら弱点であるザシキワラシ殿の防御力が低さがこのスキルのおかげでむしろ強みになっている

 

 さらに言えばLUCを鍛える者自体が人とモンスターで共通して少ないこともあり、余程の物好きか普通ではない例外を除けば高確率で相手のLUCをマイナスにすることが出来るというわけだ

 

 

 

 そして肝心のLUCがマイナスになるとどうなるのか

 

 

 

 その答えは今現在拙者たちが繰り広げている戦闘の中で現れた

 

 

 

 【ピータン】の攻撃のほとんどは拙者たちに当たらず、拙者たちの攻撃は確実に【ピータン】が合わせづらいタイミングで相手が嫌がる場所に攻撃が通るという、この一年間数多のモンスターと戦ってきた拙者でも体験したことがない摩訶不思議な事象として

 

 

 

 どんなに足掻こうとも世界がその生存を許さない

 

 

 

 

 

 これがLUCがマイナスになった者の末路

 

 

 

 

 

 だが、ここまで徹底的に世界に拒絶されてもなお、敵は生き残っている

 

 それは一概に相手の5000を超える程のENDによって攻撃が効きずらいこともあるが、その最大の理由は異常なまでの生存欲求にあるだろう

 何かのために生き、それを果たすまで死ねないという狂気的なまでに膨れ上がった思いがヒシヒシと肌に伝わってくる

 以前どこかで似たような感覚を味わった気がするのだが、今はそれに気を取られている場合ではない

 

 

 相手は既に片腕を失い、全身には切り傷や殴打によるあざで満身創痍

 

 

 それなのに全く堪えた様子を見せもしない

 この手のタイプの敵に対して油断をすることは死を意味する

 

 それに【ピータン】には拙者の《看破》で暴くことが出来なかった""最後のスキル""もある

 

 

 

 敵が既に運命に見放された相手だとしても、拙者は決して油断はしない

 

 

 この身に真の勝利をつかむために

 

 

 彼女たちとまた街に戻るために

 

 

 拙者は全力で敵を倒す!

 

 

 

 

 たとえこの身を削ろうともッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






LUCがマイナスになった時の状態は作者の独自解釈です
ネタとしてはとある作品の能力者の能力を参考にしています


今更だけど不落丸が特典武具をもってる伏線みたいな描写が少なかったな……



来週も投稿できるようになるべく頑張るです(小並感)

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