獣魔Side
俺達は天照の交渉を終えて部屋でゆっくり休んでいた。
しかし、外が徐々に騒がしくなっていったので近くにいた従者に聞いてみた。
獣魔「すいません。今何がおきているんですか?」
従者「八坂様が誘拐されてしまったのです。」
獣魔「探そうか?」
従者「いえ。結構です。」
獣魔「そうか。」
黒歌「どうしたんだにゃ?」
獣魔「誰かが誘拐されたらしい。」
黒歌「そうなのかにゃ。」
獣魔「あぁ。確かに神社から一人気配が消えている。」
オーフィス「獣魔。どうする?」
獣魔「さっき手伝うなって言われたからどうしよう。」
??「失礼します。」
獣魔「どちら様ですか?」
??「我は九重と申します。」
獣魔「それで、なにか様か?」
九重「八坂様を、お母様を助けてください。」
獣魔「八坂はお前の母なのか?」
九重「はい。母は私の代わりに連れ去られてしまったのです。」
獣魔「そうなのか。辛かっただろう。分かった。」
九重「本当ですか。ありがとうございます。」
獣魔「その前に九重。お前は泣いていいぞ。今まで我慢してたんだろ。」
九重「うっ・・・うぇぇぇぇん。」
獣魔「よしよし。」
黒歌「獣魔これからどうするかにゃ?」
獣魔「まず黒歌は九重と一緒に神社に残って襲撃に備えておいてくれ。次にオーフィスは京都全体に結界を張ってくれ。」
黒歌「分かったにゃ。」
オーフィス「分かった。」
獣魔「俺は今から助けに行ってくるから。」
ドライバー「ドライバー オン。 シャバドゥビタッチ変身」
獣魔「変身。」
ドライバー「フレイム!プリーズ!ヒー・ヒー・ヒーヒーヒー!」
獣魔「さぁ。ショータイムだ。」
オーフィス「獣魔。ウィザード?」
獣魔「そうだよ。今回攫った種族は悪魔だから。交渉するなら天照に言っておいて。」
ドライバー「テレポート! プリーズ!」
そうして俺は八坂のいる場所に転移した。
八坂Side
八坂「ここは・・・」
??「ここはヤマタノオロチを封印している場所だ。」
八坂「おまえは・・・」
??「俺の名前はアルデール・マモンだ。」
八坂「なぜ私を誘拐した。」
マモン「そんなの決まっているだろう。オロチを眷属にするためだ。そのための鍵であるお前をさらった。」
八坂「そんなことしたら、京都の町が壊れてしまう。」
マモン「そんなの知ったことではない。」
八坂「そんな・・・。」
??「それは困るな。」
マモン「誰だ?」
獣魔「まさか、俺のこと忘れたとは言わせないぞ。」
マモン「お前はウィザード!!」
獣魔「そうだ。」
マモン「なぜ、貴様がここに?」
獣魔「八坂を助けに来たに決まってるだろう。」
マモン「いくら英雄だろうが俺の邪魔をするものはなんであろうと許さない。」
獣魔「なら力ずくでも返してもらおう。」
マモン「やれるもんならやってみろ。」
獣魔「ならすぐに決めさせてもらうよ。」
ドライバー「チョウイイネ! キックストライク! サイコー!」
獣魔「はー、やぁ。」
マモン「何!?ぐぁぁぁぁぁぁ。」
獣魔「フィー。大丈夫か。八坂?」
八坂「あなたは?」
獣魔「話は後ね。さーて、まずはその鎖を解こうか。」
八坂「ありがとうございます。」
マモン「ハハハハハ。」
獣魔「何がおかしい。」
マモン「いや。そろそろ、あいつが暴れだす頃だと思ってな。」
獣魔「あいつ?」
マモン「ああ。オロチだ。」
獣魔「なんだと!?」
マモン「もうこの町も終わりだな。」
獣魔「そんなことは俺がさせない。絶対俺が止めてやる。」