異世界はシーカーストーンとともに。   作:愚の骨頂だよねぇ?

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とある方がゲストとしてハイラルから来てくれました!!


#11 英傑は婚約寸前まで持っていかれ、最凶と対峙する

 リンクの生涯は、人のそれ以上に長く、そして激しいものだと、感じている。近衛を務めている家に生まれ、幼少期から大人の騎士に打ち勝ち、成長して姫の護衛を任され、その後命を賭してガーディアンと戦った。そして100年が経ち、記憶を失いながらもハイラルを駆け巡り、数々の記憶を取り戻していった。

 100年後の借りを返すべくハイラル城へと乗り込んでいこうとしたところを、余計な横やりのお陰で異世界に飛ばされた。そこで数々の出来事が起こり、力と経験と勇気で乗り越えていった。

 今までもそうだった。己の力でどうにか乗り越えてきた。

 だが――今回、リンクの目の前に突きつけられた問題は、それで解決できるのか、100年近く生きている――もっとも100年間は眠っていたのだが――リンクにはわからなかった。

 何の脈絡もなくリンクよりも遥かに年下の少女に、婚約宣言をされたことなど、一度もなかったからである。

「……王女様。失礼ながら、私には、私と結婚をなさりたいというお言葉が聞こえてきたのですが、お間違いではないでしょうか?」

 リンクは震えを抑えつつ問う。しかしリンクの前に立ち上がっている少女は表情を変えることはなかった。

「真でございます! 私、ユミナは貴方様の生涯の伴侶となりたいと思っております!」

 リンクはがくりと崩れそうになるのを堪える。本気なのか? 何で出会ったばかりの人間と結婚しようとするんだこの王女は?

 ーー冗談じゃない。今は結婚なんて考えている場合じゃないんだ。

「ユミナよ、理由はなにかね?」

「はい、お父様を救っていただいた、というのもそうですが、とても聡明でお強く、そして端正な顔立ちをしております。人柄も寡黙ではありますが優しさを感じさせ、きっとこの方なら共に幸せに人生を歩めるという気がしたからです」

 いくらなんでも買い被りすぎだ。というかほとんど接触がなかったのにどうしてそこまでずらずらと言葉を並べられるのだ?

「ふむ……お前がそういうのならば反対はしない。では――」

「お、お待ちください!」

「何かね?」

 王は至極疑問そうにリンクを見る。

「私もユミナ王女も今日お会いしたばかりでございます!」

「それがなにか?」

 これだから貴族は……!

 貴族は見合い結婚とかが常道らしいが、そこまで恋愛に関する常識が欠けているとは思わなかった。――それとも100年眠っている間に変わってしまったのか?

「それがなにか? ……ではございません! 第一私のことを信用しすぎかと思われます! 私はただの旅人であり、悪行を犯さないとも――」

「その点に関しては心配要らない。今回の件で信頼できる人物に値している。それに、ユミナには人の"質"がわかるのだよ」

 質? どういうことだろうか。

「ユミナはね、"魔眼"持ちなのだ。見たものを善か悪かを判別できるそうだ。といっても直感らしいが、ユミナは外したことはない」

 なるほど、だから初対面でもここまで分析できていたのか。そういえば、ユミナの瞳をよくは見ていなかったが左右の瞳の色が違う。右が碧、左が翠であり、こんな瞳をしている人はハイラルにはいなかった。恐らくこの瞳の色が能力と関連しているのだろうが、それは素直に便利な効果だ。道中のイーガ団の奇襲にもあらかじめ対応できる。

 ……いや、余計なことを考えている場合じゃない。逃げ道が狭められているのだ。

「だ、第一ユミナ王女様はおいくつなのでございますか?」

「12です」

 幼い……あまりに幼すぎる。幼くしてゲルドの町の長を務めるルージュですらもう少し年を取っているはずだ。

「少々幼すぎるのでは……?」

「いや、問題ない。王族というのは15になるまでに婚姻相手を決めるものだ。私も王妃と結ばれたのが15の時で、王妃は14だった」

 ……おかしいぞ。ゼルダ姫は17才のとき結婚なんていう話は出ていなかったはずだ。もっとも姫は力を得るための修行と、厄災に対抗するための研究に明け暮れていたので、そんな浮いたことはしなかったのだろうが。やはりハイラルと異世界では常識が違うのだろうか。

 いや、そんなことをいっている場合じゃない。逃げ道をまたも塞がれたのだ。どうすればいい? 自分は異世界人なので貴方と結婚できません、と言ってみればどうなるのだ。ややこしくなるに決まっている。

 リンクが必死に策を練っていると、王女は不安そうに問う。

「もしかしてリンク様……私のことがお嫌いなのですか?」

「と、とんでもございません! お嫌いなはずが……」

「なら問題ないですね! 私と婚姻を結びましょう!」

 ユミナ王女はぱっと笑顔を輝かせた。

 いや、一言も好きとはいっていないのだが。こんなに押しが強い人間は、これまでの人生を振り返っても早々いない。

 ……仕方ない。こうなったらーー

「申し訳ありませんユミナ王女様。王女様からの告白は、大変喜ばしい限りなのですが、私には使命がございます。それをやりとげてから、ではだめでしょうか?」

「……それは、婚姻よりも大切なことかね?」

 父親である国王がじっとリンクを見つめる。相当なプレッシャーだ。だが、これは嘘偽りもない。

「はい。使命を果たさない限り、婚姻など考えることができません」

 リンクは言い切ると、王の顔を見た。王はふうと息を吐くと、わかったというように頷いた。

「……よかろう。我が娘との婚姻は現時点では破棄とする。しかし、ひとつ条件がある」

「何でございましょうか?」

 国王はにっと笑いながらユミナとリンク双方を見るといい放った。

「ユミナよ、リンク殿の使命を果たすまで共に行動をしなさい」

「……なるほど。分かりましたわお父様」

「ーーいや待ってください!」

 リンクは思わず立ち上がり叫んでしまう。しかし無礼を詫びる余裕もなくそのまま捲し立てた。

「王女様を旅につれていけとおっしゃるのですか!? いくらなんでも危険過ぎます!!」

「その点は心配要りませんわ。こう見えても私、風・土・闇属性の適正を持ち、弓を扱えます。足手まといにはならないと自負していますわ」

 意外と戦闘能力はあるようだ……じゃない。だからなんだっていうんだ。

「外は本当に危険なんです王女様! 本当に命を奪いに襲いかかる魔物だっています! いくら王女様がそれなりに戦闘をこなせるといっても、経験がなくては――」

「――国王は先方の出来事で、ミスミド王国との同盟を結びたいと考えております。そのためには国王様同士互いに顔を合わせるべきなのです」

 突如王妃がこんなことを言い始めた。リンクは顔をしかめつつ、続きを聞く。

「ですが、両国との間は遠いです。故に、危険も多いと思います。そこで――リンク様たちとユミナを護衛として雇いたいのです」

 なるほど、実に変な言い回しだ。だが、言いたいことは解る。

「つまり、国王様の護衛の任務をユミナ王女様とともに行え、ということで相違ありませんでしょうか?」

「はい、そうです」

「なるほど、それはいい。無論、こちらはギルドの依頼としての扱いにするので、報酬はもちろん、ギルドランクも上げられる。そう悪い話ではあるまい」

 どうなのだろうか。報酬でつられている気がする。それに別にリンクにとってはそこまで魅力的な話では――

 ……そうとも限らない。

 他国に王がおり、しかも両者が同盟を結ぶのであれば、ハイラルの魔物に対してより強固な対策が可能になる。発生源の捜索も格段に速くなるし、これを利用する手もなくはない。ユミナ王女との妙な関係は続きそうだが、それも仕方のない自己犠牲だ。それに、この方たちに、嫌ですといっても納得してもらえなさそうだ。

「……分かりました。この任務、引き受けさせていただきます。仲間にも伝えておきます」

「うむ、そしてユミナよ。リンク殿の助けとなるよう、励むのだぞ?」

「はい、頑張ります。お父様! 必ずリンク様の心を射止めて見せます!」

「とはいえ、私たちはユミナとご一緒するのですがね」

 この方たちは遠足か何かと勘違いしているんじゃないのか。リンクは頭が痛くなるのを堪えていた。

 

 

 

 

 その後リンクは一度仲間たちの元に戻り、王からの依頼を伝えた。ギルドランクの事を口にすると、3人は特に拒絶もせず、引き受けることにした。しかし――リンクに異様に体を寄せるユミナ王女に関しては許容できなかった。

「――これはどういうことなのリンク」

「どういうことですか、リンクさん」

 エルゼとリンゼが問い詰めていく。特にリンゼの目が、怖かった。

「無理矢理婚約を結ばされたんだ。いや、正確には、結び切っていないのだが」

「私はリンク様のフィアンセとなる予定の、ユミナ・エルネア・ベルファストと申します。お父上から、リンク殿と共に行動することを命じられました」

「こんな幼子と、婚約を結ぶとは――」

「ヤエ、彼女は王女様だ。言葉使いに気をつけろ」

 リンクがたしなめると八重ははっと見開いてすぐに頭を下げた。

「気にしないでください。私はこれから皆様とともに、お父様たちの護衛任務に携わるわけですから、無理に敬語を使わなくても結構です。ユミナと呼んでいただいても結構です」

 ……ここの高貴な方は敬語を使わせる意味を理解していないらしい。敬語を使う意味は、主に主従関係の理解、そして再確認のためだ。敬語を使わせることによって、自身の部下、配下であることを認識させていく。それにより忠誠心を植え付けるひとつのステップになる。

 まあただ確かにリンク達は直接の配下でもなく、ただの平民だ。しかもリンクに至っては国民ですらなく、異世界人だ。敬語を使わせる意味は、濃くはないだろう。リンクは何も言わず、王女から目を背けた。

「で、ではーーいや、ねぇユミナ。あなたは戦えるのかしら?」

「はい。私は風と土と闇の適正がありますし、弓もそれなりに扱えます。足手まといにはならないと思います」

「後方支援でござるな、それは頼もしい限りでござる!」

「でもユミナさん。弓は持っているんですか?」

 リンゼが聞くと、ユミナは首を振った。

「そうなのですか……私達は弓は使えないので持ってないので、どこかでーー」

「ユミナ。これを」

 やけくそで敬語を使わなかった。だが、ユミナは何も言わずに振り向いた。そしてリンクの手元には一本の弓、そして木の矢10本があった。

「リンク様、これは……?」

「《王家の弓》だ。威力も高く扱いやすい類いのものだ。それを使ってくれ」

 リンクの持つ王家の弓は、ハイラルの貴族にしか使えなかったとされる上質な弓であり、王家の証である三角形の模様が刻まれている。滅んでしまった100年後のハイラルでは割りと落ちているので簡単に手にはいるが、当時はリンクは握ったことがなく、せいぜいその一つ下の《騎士の弓》だけだ。

 ユミナはリンクからその弓を受けとると、顔をわずかに赤く染め、ありがとうございますと呟いた。

「ではリンク様。お父様の元へ行きましょう」

 ユミナはリンクからもらった弓を背負って若干もじもじとしながらも歩を進めていった。

「ーーあんたやるわね」

「はぁ?」

 エルゼが呆れたような目で見つめてきたが、リンクにはその真意がわからなかった。

 

 リンク達が王宮につくと、召使いから待つように言われた。そして王達の支度も無事整い、王自ら現れると、早速馬車にのって出発した。そしてその場には、ミスミド王国の兵士も共にいた。なんでもミスミド国王の命で、王を護衛するように頼まれたらしい。正直リンクとしては、それを受諾するのは両刃の剣とも言えなくもない。護衛と称して本当は暗殺者ならいつでも首を狙える。その保険としてリンク達を雇ってはいるが、守りきれるかどうかは、怪しいところだ。

 ーーいや、ユミナの能力があれば大丈夫だろう。彼女は人の善悪を見定めることができる。故にミスミド王国兵士達が暗殺の任を任されているかどうか見抜くことができる。彼女を見るに、何もアクションを起こさないことから、暗殺の可能性は皆無だろう。

 兵士達が王に誠心誠意お守りいたしますと誓うと、満足げに王は頷き、馬車はゆっくりと進み始めた。

 ミスミド王国へといくには、ガウの大河と呼ばれる大きな川を渡っていかなければならない。しかも10日もかかるという長旅だ。ただ帰りはリンクが設置したワープメーカーで帰るこりができるし、片道だけ頑張れば問題ない。

 とにかくこの10日間の消費に見合う分だけの成果を、手に入れなくてはならない。そうリンクは、王の馬車に続く自分達の馬車の荷台乗りながら思った。

 

 

 その道中にはいろんなことがあった。

 初日の夜には、盗賊が潜んでいるとミスミド王国の獣人兵から伝えられ、リンクは限界まで力を振り絞り、ウルボザの怒りで潜んでいる盗賊全員に雷を落とした。

 その後は何もなかったが、リンクが神様のもとに行き、この世界に起きている謎を解き明かしにいこうとしたが、如何せん人数がざっと20人はいるので、なかなかいくタイミングが見つからなかった。

 そして旅立ってから6日がたつと、ガウの大河についた。ここからは船に乗り換えて渡るらしい。新しい馬車は用意されているとのことだ。

 そういえばリンクは船に乗ったことはなかった。せいぜい筏であり、コログのうちわで自分で風を起こして進んでいた。故に、木でできた長い棒みたいなもので濃いで進むタイプのものははじめてだった。

 2時間ほどたって向こう岸につくとリンゼが船酔いしてしまった。そこでリンクはシーカーストーンにある、がんばり薬を与えて回復させた。これはスタミナを回復させるものであり一種の気づけ薬みたいなものだ。酔いが治るかは分からないが、元気にはなると思う。

 果たしてリンゼは無事に回復し、リンクにペコペコと頭を下げ、目を輝かせていた。

 その後はミスミド王国へと向かうべく再び馬車に乗り、森林地帯へと進んだ。ここには獰猛な獣達が多いとのことで、皆警戒しながら進む。とりあえずこの森を抜ければ村があると兵士から聞き、そこまで目指すことにした。

 だが――

「……これは?」

 兵士たちはくんくんと鼻を動かした。

「どうしたんだ?」

 リンクが尋ねると、顔をしかめながら答えた。

「何か奇妙な匂いがします。あちらの方角から煙臭いのが漂ってくるのです」

「あっちって――村の方角だぞ? 火の手が上がっているのか?」

 別の兵士が言うと、皆察し始めた。村が何かに襲われているということを。

「だが王がいる以上あまり下手に手は出せない……」

 リンクが言い放つと、兵士たちは一斉に非難の視線を浴びせた。

「あちらの村、エルドの村は我が国の領土です。見過ごすわけにはいきません」

「だが王はどうするんだ? 一緒に連れて行っても危険なだけだ」

「――だったらあたし達が王様を守るわよ。そこらの魔物とか獣には負けはしないわ。それで兵士さんたちは村を救いに行くってのはどう?」

 エルゼが口を出してきた。たしかに悪くない案だ。戦力を二分させるのには賛成はしないが、妥協するならこれ以上のものはない。

「分かりました。確かにあなた達ベルファスト王国の問題ではなく、我々ミスミド王国の問題です。我々は村の救援へと向かいます。貴方たちは護衛をお願いします」

 そういうと兵士たちはだっと駆け出していった。そしてリンク達は王の乗る馬車を守るように取り囲んだ。

「しかし火の手が上がるって何が起きているのでござろうか?」

「恐らく野党の襲撃だろうな。まあ彼らだけでも十分だろう」

「そうですね。皆さんお強そうですし」

「とりあえず、ミスミド王国の皆さんのお帰りを待ちましょう、リンク様」

 そうだなとリンクは答え、瞳を閉じて腕を組んで待つことにした。

 だが――ひそかに、リンクの鼓膜を揺らす音が聞こえた。

 それは蹄がゆっくりと地を踏む音だった。しかし馬のように軽やかではない。

 リンクは瞳をわずかに開け腕を解く。そうしている間にも、どんどんと近づいてくる。

 重い。あの足音はとてつもなく重い。リンクはつばを飲み込んで、シーカーストーンの望遠機能を使い、覗き込んだ。

 拡大された視界には、森林しか映らない。獣もいない。だが――木々の隙間に、白い影が映った。

「――!」

 そんなはずはない。奴までもが流れ込むはずがない。リンクは白い影にフォーカスしてさらに拡大する。だが、眺めるたびにリンクの予想は、確信に変わっていく。

 炎のように逆立つ白い影はのそのそと森を歩いていく。爛々と輝く瞳が背筋を凍らせるほどに冷たく、わずかに見える剛腕が見る者を固まらせる。そして足元は――馬のそれによく似ていた。

「くっ――!!」

「リンク殿、どうしたのでござるか?」

 突如抜剣したリンクに八重をはじめとした人間が驚く。

「――奴が来るんだよ」

 リンクはたらりと顔に汗を流しながら答える。

「奴とは何者ですか、リンク様?」

「――ユミナ。君は隠れていろ。これから来る奴は相当危険だ」

「えっ? で、ですか私は――」

「隠れろって言っているんだ!!」

 リンクは振り返って叫ぶと、ユミナは震えだしてしまった。

 しかしユミナに対して誰も擁護の意見を言わない。あのリンクがこうも警戒の色をむき出しにしている。よほど危険な奴なのだろう。

「リンゼ、ユミナを乗せて馬車を安全な場所へと避難させてくれ」

「……分かりました」

 リンゼは手を引いて、今にも泣きそうなユミナを馬車の中に乗せ、馬車を動かした。

「――ヤエもエルゼも注意しろ。こいつは――相当ヤバイ」 

 リンクは低い声で注意を促した。八重もリンゼも構えを取り、臨戦態勢をとった。

「どのくらいヤバいのでござるか、リンク殿」

「――俺の国では最も凶暴にして、最も強かった魔物だ。俺も一時期、殺されかけたことがある」

 いや、実際は殺された。ミファーの祈りで蘇生を果たしたが、その後は命からがら逃げまわった。今では何とか戦えるほどに実力をあげたが、それでも勝てるという保証は、ない。

 リンクの一言で、エルゼも八重もぞくっと背筋を凍らせる。

「いいか。奴の一撃は絶対受けるな。何が何でも絶対に避けろ」

「……わかったわ」

 会話を終えると、奴はちょうど良いタイミングで、森林の影から姿を現した。夜の月明りに照らされ、形相が見える。冷徹な死神のような目、燃え上がるように逆立つ白い髪、白銀の体色、矮小な獲物を見下ろす雄大で屈強な体、そして自身の身長と同じくらいの大剣と弓。全てが見るものに絶望を与える。奴こそ、ハイラルの絶望の化身――ライネルだ。

 ライネルはリンク達を視認すると、剣を抜き払い、腰をかがめた。そして、殺意を込めた瞳で、睨み付けてきた。

「――来るぞっ!!」

 




ライネル先生と次回は戦います!!!
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