異世界はシーカーストーンとともに。   作:愚の骨頂だよねぇ?

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またランキングに乗ってしまったぜ……やったぜ。


#13 英傑は守護者だったものと戦い、絶望する

 襲われている村へと駆けつけると、そこには凄惨な光景が繰り広げられていた。家屋はすべて破壊され、人々の焼死体がそこら中に転がっている。戦ったあとも残されており、剣を握りしめながら逝った人もいる。村中を業火が包み込み、その場にいるリンクたちも汗を掻くほどに熱い。そして崩壊寸前のこの村を闊歩しているのは、機械兵《ガーディアン》。もはや破壊すべきものなど残されていないはずなのに、あらゆるものを赤いレーザーで索敵し、すぐさま白い閃光を放ち、焼き払った。

「何なのあの化け物……」

 エルゼが顔を青ざめていた。こんな光景は、彼女が生まれてから一度も見ていない。全てが破壊され、まさに地獄と化したこの状況は、彼女の心を痛ませるには十分すぎた。

 そんなエルゼにリンクはポツリと答える。

「アイツは元々、俺の国を守るはずだった兵士なんだ。だが、色々あって今はああなっている……」

 リンクの語る通り、ガーディアンは元々、100年前に現れた厄災ガノンに備えるためのものだった。封印の力に目覚められなかったゼルダ姫が、せめて出来ることをと思い、古代の異物を研究し、実用の段階にまで持っていった。しかし、復活した厄災ガノンはその力でガーディアンを乗っとり、逆にこちらに襲いかかった。裏切りのような形で形成を逆転され、数多くのガーディアンにより、国を、街を、人を壊された。そしてリンクもまた、ガーディアンの大群で命を落としかけたのだった。

 一つの国を滅ぼす直接の原因を作った存在が、本来いるはずのない異世界で、蹂躙し破壊している。リンクはいよいよ体を震わせ、混乱し始めてくる。

 ライネルといい、ガーディアンといい、どうしてこの世界に現れた? 何故だ? ゲートが原因なのか?

 ――だとしたら、俺が行くしかない。

「――ッッ!!」

 リンクは地を蹴り出し、マスターソードを背から抜き払う。マスターソードは爛々と青く燃える光に包まれ、力が引き出されていく。

 いきなりリンクが飛び出して行ったことに仲間たちは困惑し、リンゼが呼び止めた。

「リンクさん、いったい何を――」

「――そこで待っていろ、ガーディアンは俺が倒す!!」

 皆にそう叫ぶと、リンクは近くにいるガーディアンの目前に躍り出た。ガーディアンは、《標的》を見つけるや、すぐに機械の目をこちらに向け、目標を捉えるレーザーを放つ。そのたびにリンクは、ハイラルにおける奴の脅威が呼び起こされる。奴は、ハイラル平原を闊歩し、容赦なく他の生命を奪っていく。リンクもまた、目覚めた直後に追い回され、死にかけたことがあった。奴は、まず狙った獲物を執拗に追い回し、破壊的な威力を秘めた光線を放つ。しかも奴は並大抵の武器では太刀打ちができないほどに強固であり、攻守において隙が無い。リンクの持つ、マスターソードかそれに相当するほどの剣でなければ、攻撃すら通らないのだ。故にガーディアンを倒せるのは自分だけ。そう思ったリンクは剣を振り上げ、奴の機械でできた足を斬り付けた。すると足が千切れ、血が吹き出すように火花が切断面から放たれた。ガーディアンを支える機関が壊れ、とたんにバランスを崩す。しかしリンクは猛攻をやめない。続く隣の足も切り裂き、さらに隣と、ガーディアンの動きを止めていく。

「でやぁっ!!」

 すべての足を斬り落とし、とどめの一撃を放つと、ガーディアンは上半身をぐるぐると回し、全身から青い光を放った。そしてそれが奴の全身を満たし、爆発を起こした。爆煙からリンクは身を守るように腕でかばい、視界がクリアになると、ガーディアンの部品がパラパラと残る。リンクはそれを拾い、シーカーストーンに仕舞い込んだ。そしてリンクは静かに皆の方を振り向く。

「――ガーディアンは俺が倒す。その間に住人や兵士の避難誘導を――」

 頼む。そう言おうとした。

 だが、それは最後まで言い終わらなかった。突如、リンクの背を尋常ではない熱と衝撃が襲いかかったのだ。

「リンク様!」

 ユミナの悲鳴など聞こえない。感じるのは、痛みと熱。ただそれだけ。吹き飛ばされ地面を転がされたと知覚したのは、地面に伏し、赤く染めあがる視界がわずかに正常さを取り戻してからだった。

 リンクは首を回し、後ろを振り返る。すると背後には――いつの間にか3体のガーディアンが赤い光を放っていた。その光は、リンク一点に集約している。

 立ち上がらなくてはいけない。このままではお陀仏になってしまう。だが、背中を焼かれてしまい、立つことがままならない。何とか剣を支えにして、地面から離れようと尽力する。

 だが、リンクの横から一人の叫び声が聞こえた。

「――こっちでござるよ!!」

 独特の口調と、はっきりとした滑舌で叫ぶ少女、八重がガーディアンのレーザーの前へと躍り出る。そしてリンクから離れ、自身へと注意を向けさせた。エルゼも八重の意図を理解し、各々に指示を出す。

「リンゼはリンクの回復を! ユミナは奴を攻撃して!!」

「わかったよ!」

「分かりました!」

 エルゼに従い、ユミナはその場を離れ、リンゼはリンクの傍に寄り添い、背に手をかざして魔力を引き出す。

「光よ来たれ、穏やかなる癒し、ヒール!」

 リンゼの両手から淡い光が放出され、激しく傷んだリンクの肌が徐々に元に戻っていく。リンクも痛みが引いてきたことに驚き、すくっと起き上がった。

「……ありがとう。俺はもう大丈夫――リンゼ!!」

 リンクはリンゼを見ると、彼女の側部にレーザーが当たっていることに気づき、叫ぶ。リンゼもまたそれに気づき、口元を手で覆う。どうやら新手がまた現れたようでリンクは睨み付ける。

 その途端、ガーディアンは目を光らせてビームを放った。リンクはリンゼの前に立ちふさがり、シーカーストーンから盾を取り出した。そして、ビームの先端を注視しながら、体の内側へと盾を引く。ビームが与える熱を感知した、瞬間を狙うまで。

 そして――リンクの肌がそれを察知した瞬間、勢いよく体の外へと盾を振った。すると、盾がビームの先端へとあたり、それを弾き返した。ビームは放たれた軌道をそのまま逆へと辿り、まっすぐガーディアンへと直撃した。爆発が起こり、ガーディアンは余りの衝撃に身動きを止め、駆動する足がへなっと地へ着いた。

「――すごいですリンクさん……」

「リンゼ、俺はもう大丈夫だ。他の皆と、村人たちを頼む」

「分かりました、無茶はしないでください」

 リンクはああと呟くと、動けなくなったガーディアンのとどめを刺した。

 一方、八重はというと、逃げ回るので精いっぱいだった。3体のガーディアンを相手にしているため、迂闊に攻撃に出られない。

 だが――攻撃するのは八重の役割ではなかった。

「雷よ来たれ、白蓮の雷槍、サンダースピア!!」

 遥か後方でユミナの魔法が詠唱され、その後無数の、電気を纏った槍が飛来した。それはたちまちガーディアンへと突き刺さり、電気を帯びた爆発がガーディアンの動きを止めていく。

「今でござるな――やぁっ!!」

 八重はだっと地面を蹴り、ガーディアンへと攻め込む。そしてガーディアンの足へと太刀を入れ込んだ。そこが弱点ならば、この攻撃は効くはずだ。現にリンクが実践してくれた。

 だが、八重の刃は足を切り裂くことができなかった。それどころか、あまりの硬度に弾かれるほどであった。

「――これは……!?」

 八重は驚愕のあまりその場で硬直してしまう。リンクにはいとも簡単に切り裂けたのに、どうして自分は――

 そうしているうちにガーディアンは立ち直り、ぎろっと目下にいる八重を睨み付け、3本の赤いレーザーを照射する。八重は何とか逃げようとするも、慌ててしまったせいでその場で転んでしまう。ここで転んでしまうとは。自身の情けなさを悔いたその瞬間だった。

「ハァッ!!」

 突如八重の目の前に、エルゼが飛び込んだ。透明な膜を纏った拳は、ガーディアンに向け――られず、そのまま奴らの目下の地面へと突き刺さる。すさまじい衝撃を叩きこまれ、奴等は揺らされた。当然ビームなど撃てるはずもなく、そのまま鈍い音を立てて地面へと倒れ込んだ。するとガーディアンの底の部分にある核がむき出しになり、そこをエルゼが睨み付ける。そして再び拳に膜を張り、力強く踏み込んで一突きした。

「せやぁっ!!」

 そこに一撃を加え、悲鳴をあげるようにその部分がきしんでいく。立ち直った八重もまたほかの固体の核を斬り付けていた。

 だが、ガーディアンもまた体勢を整え、倒れ込んだ体をどうにか元に戻した。そして、再び八重とリンゼを赤いレーザーで睨みつけた。

「こいつら、そう簡単にはやられてくれないわね……」

 エルゼが舌打ちをするように呟いた。

「今はとにかく逃げるでござるよ!」

 八重とリンゼはそれぞれ散って、レーザーから逃れるべく駆けた。2体はエルゼを、1体は八重を追い始めた。

 一方リンクは片っ端から見つけ次第ガーディアンを葬っていた。マスターソードさえ無事ならば何体でもガーディアンは倒せる。

 問題は何体いるかだ。救援に言った兵士はまだ生きているのだろうか。リンクは住民たちを安全な場所に避難させながら探し続ける。

「――そなたは!」

 突如横から声を掛けられ、リンクはばっと距離をとった。だが、それが獣人の、剣を持っている女性の兵士だと知るや、すぐに警戒を解いた。

「一体ガーディアンは何体いるんだ?」

「――あれはガーディアンというのか……正直わからない。逃げ回るのに精一杯だったんだ」

「……ということはまだいるのか。3体で終わりかと思っていたが」

「あ、あれを3体も倒せたのか!? 一体たりとも倒せなかったぞ……」

 兵士は大声をあげて驚いた。

「アイツは生半可な武器では倒せないです。ガーディアン専用の武器であるこいつだからこそできたことです。それはそうと、貴方は随分消耗が激しい。ここから引いて、王の護衛に回ってはもらえないか?」

 リンクが諭すと女性兵士は残念そうに頭を俯かせると、了解したと返事した。

「悲しいことだが、私では足手まといのようだ。必ずあの化け物をたおし、ミスミド王国の国民の仇を取ってくれ」

 そう力強く頼み込み、ぺこりと頭を下げると、足を引きずりながらもリンクのもとを去った。

 もとはといえば、ハイラルで生きていた兵器。にもかかわらず、奴はこの地を蹂躙し、多くの命を奪っている。この世界の人々は、何ら罪はないというのに。

 ならば――せめて奴の世界の住民である、リンクが終わらせるのが筋だ。リンクは一層剣を握る力を強めて、だっと駆け出していった。

 すると、逃げるように走るエルゼが確認できた。その後ろにはガーディアンが二体。リンクは地を蹴る力を強め、エルゼを追うガーディアン二体の前へと立ちふさがった。

「リンク!!」

「こいつらは俺に任せてくれ! 八重を頼む!!」

 リンクはそう叫ぶと、奴らの足を速攻切断した。エルゼがだっと八重の元へと駆けだすと、リンクは動きを止め、上半身のみとなったガーディアンへと追撃する。奴等は突如の反撃とピンチにパニック状態になり、ギョロギョロと目をしきりに動かしながらも悶える。

「これでとどめだ!」

 リンクは、回転斬りを放ち彼らを斬り付けた。これで残すはあと一匹。それを仕留めれば終わりだ。

 だが、ガーディアンが機能停止し、青い光を放ったその直後だった。

 剣から、ぱっと青い火花が飛び散り、マスターソードの光が消滅してしまった。剣自体は砕けてはいない。だが、マスターソードに甚大な力を与えていた者が、休息を求めている。

「くそっ……こんなときに!」

 リンクは舌を打つ。聖なる力を失ったマスターソードを武器にしたところで、なまくらにも劣るだろう。リンクはとりあえず鞘にマスターソードを仕舞い、シーカーストーンから《獣神の大剣》を手に取った。威力はかなり高いが、なんせ重くマスターソードとは使い勝手が違う。だが、これくらいしか使えそうなものは、ないだろう。それにもう、悠長としている暇は残されていない。逃げ回っている八重が転んでしまったのだ。まだエルゼもたどり着いていない。リンクは駆けつけるべく、前傾姿勢になる。

 だが、直後リンクの頭上を熱光線が過っていった。リンクの目の前で爆発した。炎が舞い上がり、とっさに振り向くと、そこには歩行型ガーディアンがこちらを睨み付けていた。

「ちぃっ……!!」

 リンクは苛立ちを隠さずに大剣を握りしめてガーディアンの足を切り落とそうと振る。だが、ガーディアンがかさかさと後ろへと下がるせいでなかなか当たらない。

 これが重量武器の弱点だ。一発当てればかなりの威力が期待できるが、重すぎるゆえに、攻撃に移るまでの時間が長いのだ。故に隙も多く、躱されやすい。ゴロン族の英傑のように、片手で振り回せるわけでもない。リンクは限りなく近づこうとするも、足も遅くなってしまい、距離は離されるばかり。そして、奴の瞳は赤く光り始めていた。

「くっ……!!」

 リンクは追うのを止め、剣を背にしまって盾を構える。こうなったら盾で跳ね返してダウンさせてからの方がよい。リンクは奴のレーザーに集中し、目を細めた。

 ――だからかもしれない。リンクは気が付かなかった、空からも狙われていることに。

 リンクが盾の取っ手に力を込めようとした、その寸前、空から白い閃光が降り注ぎ、盾目がけて直撃した。脱力していた故に盾は、手から離れずとも大きく弾かれ、リンクもまた後ろへとよろめいてしまった。

「なっ――!?」

 リンクは後ろへと引っ張られながらも上空を見る。するとそこには――3つのプロペラを付けた飛行型のガーディアンがこちらを睨み付けていた。いつからそこにいたのだ……!? 

 だが、そうも考えられるほどの時間はない。地上の悪魔もまた、攻撃準備を終え、白い光を放った。リンクは必死に体勢を整えようともがく。だが、隙を見せた獲物を見過ごすなどしない。奴らは非情にもリンクの胸を焦がしたのだった。

「がっ……!?」

 胸が熱い。苦しい。固い地面にリンクの体は放り投げ出され、暫く転がり続ける。この熱はリンクの力を根こそぎ奪い取るほどに熱く痛い。きっと肺も焼き焦げてしまい、もう息などできる状態じゃないだろう。リンクはもう立ち上がる気力すら、残っていなかった。

 ――だが、声だけは聞こえた。

 死にかけている自分に対し、大丈夫と語り掛けてくれる、優しい少女の声だ。

 その声が響いた瞬間、リンクは痛みが引いていくのを感じた。息ができない苦しみも、肌が焼け焦げていく熱ももう感じない。それどころか、懐かしい安らぎの感覚が体中を満たしていく。100年前、怪我するたびに与えてくれた、癒しの力がリンクを黄泉の国から呼び覚ましてくれる。

 ――大丈夫。私が傷を治してあげるから……行って、リンク。

 かすかに聞こえたその声に起こされた。瞳を開け、リンクは立ち上がる。焦がされた胸はすっかり元に戻っており、痛みなどみじんも感じない。それどころか、体中から力が沸き上がる。

(――ありがとう、ミファー)

 リンクは一瞬、彼女の《祈り》に感謝すべく瞳を閉じると、ぱっと瞳を開けてガーディアンを睨み付ける。そして、リンクは瞳を閉じてゴロン族の英傑を呼び出す。すると、赤い鉱石のようなバリアがリンクを覆った。ガーディアンは、リンクが行き返ったことを知るや、再び目を発光させ、熱を放つ。だが、リンクを再び焼き殺すことは叶わなかった。固すぎるバリアの前に跳ね返され、槍のごとく歩行用ガーディアンに刺さった。突如のショックを与えられて動けなくなったガーディアンにリンクは飛び上がった。そして剣を抜き払ってぐるりと回転して奴の上部を斬り付けた。

 その時、ちらりとリンクは飛行型のガーディアンを見る。すると赤いレーザーがこちらを照射している。そして今にも、光は放たれようとしていた。攻撃後の隙を狙っているのだろう。

 だが、そうはいかない。リンクは素早くガーディアンから飛び降り、レーザーから逃れた。時はすでに遅し、ガーディアンのレーザーは天から放たれ、先ほどまでリンクが載っていた、歩行型ガーディアンへと直撃した。

 強烈なレーザーを喰らった歩行型ガーディアンは内部を貫かれ、間もなく爆発した。あとは飛んでいる奴さえ倒せば問題ない。リンクはぐっとしゃがみ込み、瞳を閉じる。するとリト族の英傑が暗闇の中に現れ、身体全体を揺さぶる上昇気流が舞い起こる。リンクは迷い無く地を蹴り、パラセールで飛び上がると、飛行型ガーディアンに向けて弓をつがえた。そして矢筒からバクダンが仕込まれている矢を取り出して振り絞り、プロペラ部分に命中させた。するとすさまじい爆発を起こしてガーディアンはよろよろと地面へ墜落した。

 そのままリンクはパラセールを閉じ、剣をぐっと下へ突き立てた。自身に逆らう風が鼓膜を激しく揺らし、景色ももはや霞んでくる。その速度で剣はガーディアンへと、突き刺さった。足に尋常ではない衝撃が襲い掛かるが歯をくいしばって耐えながら剣に力を籠める。火花が著しく飛び散り、ギシャッと不快な音を立てながらガーディアンは光り始めた。

 リンクは剣を抜き払い、その場から飛び降りると、ガーディアンはばっと弾けて消滅した。そして同時に、《獣神の大剣》もぱっとヒビが割れて砕け散ってしまった。とんでもなく高いところから振り下ろしたせいだろう。リンクはちっとわずかに舌を打つが、心に余裕はあった。とりあえずガーディアンはほぼ全滅したからである。

「……なんとかカタはついたようだな」

 リンクは一息つき、体中の力を抜く。あとは八重を追い回すガーディアンさえ倒せば、終わるだろう。

 しかし、リンクのその考えはすぐに改まることになる。

(――ッ!!)

 リンクの背中に、突如すさまじい悪寒が走った。何かに、見られている――

 リンクは恐る恐る振り返り、ぐっと巨岩砕きを握りしめる。ジワリと滲む汗がやけにべたついてくる。そして、その視線とリンクのそれが交差した。

「――くそっ……」

 焦げた空気の中に爛々と光る双眸が、身体を凍てつかせる。そして、炎に照らされた冷徹な刃が、リンクを嘲笑う。《白銀色の体色をした獣(ライネル)》が今、リンクを殺す。

 

 

 

 




マスターソードなし、獣神装備壊れた。さあどうするんだろうね?
(壊れやすくね?っていうのはなしでオナシャス!!)
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