この素晴らしい?不死身の全身爆弾に祝福を!! 作:モルゲッソヨの人
あっ今回オリジナル有りますから
~取り調べ室~
「全く!理由は聞きましたけど、替えの服を持っていくとか!少し離れた場所に置いとくとか!色々有るでしょう!!」ガミガミガミ
[いやぁ確かにそうなんだけどね?今回はさ【魔法のスプレー】を使ったから大丈夫だと…]
「なんですか?その【魔法のスプレー】って」
質問してくるセナに爆破は【魔法のスプレー】の説明をする。
「それって本当ですか?本当だとしても防御力を0にしてクエストに向かうとかバカじゃないですか!?」
[ごもっともでございます!!]
「本当に…もう。」
セナは少しため息をつくと
「理由はわかりました、次は無いですからね?」
[もし…もう一度した場合は?]
「牢屋に2日ほど入ってもらいます♪」
セナはニッコリと笑うが目は笑っていない。
[心に刻みます!!]ビシ!
爆破は背筋に寒気が走り、敬礼をしてしまう。
「それでは…尋問はこれで終わりますね。お疲れ様でした。」
セナは荷物を片付け部屋を出ようとする。
[あっ…あの!]
「…なんですか?」
[この前の話…その…返事を!]
爆破の言葉を聞くと、セナは少しため息を吐き少し怒ったように話す。
「ふぅ…貴方いきなり告白して、再会した場所は取り調べ室…ムードもへったくれも有りませんね。」
[うっ…すいません]
「私…四日後は4時に仕事終るんで。」
[……へ?]
「まずは…お友だちからです。」
セナはバタンと扉を閉める。
[…いっ…いっ!]
[イヨッシャァァァ!!!]ガッ
爆破は喜びの余り大声を出し、勿論怒られた。
~アクセルin宿~
[♪~~♪~~♪]
爆破は鼻歌を歌いながら宿の前を通る。
「おっ兄ちゃん、やけに機嫌が良いな。」
[ああ!そうなんだよ!!解っちゃうか~~]テレテレ
「(まぁそんな鼻歌歌ってたらな)にしても…何で出掛けたときと服が違うんだ?」
[いっ…色々有ってな。]
「まぁ、そろそろ飯の時間だろ?早く食ってこい。」
[言われなくても食ってくるよ、腹へったし。]
「あんまり遅くなんなよー」
[あーい]
宿のおっちゃんに手を振りギルドに向かう
~ギルドin受付~
[クエストクリアの報酬くださーい。]
「爆破さん!!貴方また何かしたでしょう!」
爆破がルナに話しかけると、ルナは鬼の形相で身を乗り出してくる。
[いやいや…これにはちょいと理由が有りましてね?]
「もうっ!3回目は無いですからね?!気をつけて下さい!…ではギルドカードを提示してください。」
[善処します…どうぞ。]
ルナは爆破からギルドカードを受けとり、確認すると何か驚いた顔をする。
「!?…爆破さん?この【ジャイアント・タイパン】は何ですか?!」
ルナが叫んだ瞬間…ギルドにざわめきが起こる。
[あぁそれはついでに討伐にした奴だから…]
「倒したって…一人でしかも素手で倒したんですか?!」
ギルドがいっそうざわめき出す。
「おいおい…【ジャイアント・タイパン】を一人で、しかも素手で倒したのかよ!!」
「あぁ、アイツ人間じゃねぇよ。」
「頭可笑しいんじゃねぇの?」
「ちくわ大明神」
「「「誰だ今の」」」
「ゴホン…失礼しました、色々貴方には聞きたいことが有りますが先に報酬をお渡しします。」
「ワーウルフの報酬50万エリスです確かめてください」
「それと【ジャイアント・タイパン】の報酬80万エリスです。」
[は?80万?マジで?]
「80万でも少ない方ですよ?素材が有ればもっと良かったんですけど。」
[マジで?あの蛇そんなにヤバイの?]
「【ジャイアント・タイパン】は【ジャイアント・バイパー】と違い希少で比べ物に成らないほどに強いんですよ。毒も天と地の差です、普通の解毒剤なら死ぬまでの時間を伸ばすだけでしょうね。」
[その毒は解毒出来るのか?]
「出来ますよ?それ専用の解毒剤が要りますけど。」
[そうか…なら良かった。]
「何かあったんですか?」
[いやぁ…実はその蛇に襲われてる三人組を助けてね。]
「そうですが…その子達はよほど運が良かったんですねぇ。」
[きっと女神様に愛されてんだよ(笑)]
爆破はキメ顔でそう言った
「なーに言ってるんですか。ほら!用事済んだら退いてください、私にも仕事が有りますから。」
ルナは呆れた顔をして爆破を退かす。
[はいはい…]
~ギルドinテーブル~
[さて…すいませーん!セット1つで!]
「はーい!」
[(まぁ…物の見事に避けられてるなぁ)]はぁ
爆破がため息を吐くと周りの冒険者達の肩がビクッ!と震える。
少し静かに成ったらギルドにガチャリと扉が開く音がする、何時もなら気にも止めないが今回に限っては全員扉に目を向ける…そこからは三人の男女が入ってくる。
「ねぇキョウヤ、本当に大丈夫なの?」
「あぁ…もう平気だよ解毒もしたしね。」
ミツルギはそう言ってはいるが顔色は少し悪そうだ。
「無理だけはしないで下さいね?」
「あぁ…解ったよ。」
「ミツルギさん!お帰りなさい…何かあったんですか?」
奥からルナが少し慌てて駆けてくる
「ルナさん…実は【ジャイアント・タイパン】が出たんです。」
「僕は毒にやられてしまったんですが、ある男の人に救われて。」
「えっ?【ジャイアント・タイパン】ですか?」
その時…ルナの脳内に先程の会話が走る。
「(もしかして)その男の人はどのように倒したんですか?」
「すっごかったんですよ!いきなり出てきて顔を一蹴りで倒したんです!」
「(あっこれは)もしかしてそこでご飯食べてる人ですか?」
ルナは爆破のいるテーブルを指差す。
「「あ、あぁぁぁぁ!!いたー!!」」
「え!?」
二人は驚いて爆破に向かって叫ぶ、キョウヤも驚いて爆破に目を向ける。
[ふぇ?!]モグモグ
[おぉ!あの時の三人か!もう体は良いのか?]
爆破は自分に対して大声を出された事に少し驚くが、三人の顔をみて声をかける。
「はい!ありがとうございます!もし…あの時の貴方が居なかったら私たちはもう…」
そう緑の髪の少女は爆破にお礼を言うと少し泣きそうな顔をしている。
「本当にありがとうございました、もし…あと少しでも遅かったらキョウヤは死んでいました。」
ピンクの髪の少女も、泣きそうな顔でお礼をしてくる。
[おいおい…人に礼をするときは泣くものじゃないだろ。助かったんだから笑ってくれ。お前も…そんなに申し訳なさそうな顔をするんじゃねぇよ。]トントンピッサッ
爆破は三人に見えないようにウエイトレスに向かってハンドサインを送る。[「この三人に俺と同じやつ」]
ウエイトレスは爆破の気持が解ったのか(^^)dとサインして奥に走っていく。
[気を取り直して…俺の名前は飯田爆破だ職業はファイターだよろしく。]
爆破は三人の前に手を差し出す。
「(?もしかして)俺の名前は 御剣響夜、職業はソードマスターです。 」
ミツルギは爆破に少し疑問を持ちながら爆破の手を握り返す。
「私の名前はベルデです職業はウィザードです。」
緑の髪の少女ベルデは爆破の手を握る。
「私の名前はロゼオ職業は盗賊よ。」
ピンクの髪の少女ロゼオも爆破の手を握る。
[さて…自己紹介も済んだし!ほら!腹減ったろ飯食え!飯!おねぇちゃーんセット三人分追加ね!]
「そう来ると思って準備しときました!」
「いつの間に!?」
ロゼオはいきなりの事に驚いている。
「自己紹介している時にてす!」
ウェイトレスの女性は三人分の料理を机に並べる。
「へ?いや…でも」クーキュルルル
だが…ベルデからは空腹の叫びが聞こえる。
「そうね…私もお腹減ったし。さぁ食べるわよー!ほら!あんたも食べるわよ!」
ロゼオは勢いよく椅子に座る。
「うっ…うん!」
ベルデもロゼオに手を引かれ椅子に座る。
[ほら!ミツルギお前も食え!]
「はっはい!!」
三人はテーブルに並べられた料理に手をつけ口に運ぶ。
瞬間…三人は目を開き…ガッと口に料理を掻き込む。
周りの目を気にせず口にパンパンになるまで含んで、今…自分達が生きていることを噛み締めながら…涙で顔を濡らしながら目の前の幸福を噛み締めている。
その日のギルドは…少し静かだった。
はい!色々ごめんなさい!
この小説の三人はまだ何とかドラゴンは倒していません。
ミツルギの所の二人の名前は髪の色から取ったオリジナルです。
感想・指摘・その他もろもろ待ってます。