この素晴らしい?不死身の全身爆弾に祝福を!! 作:モルゲッソヨの人
ありがとうございます!!
~アクセルの街in正門前~
[お!あれが街の入り口か?]
草原から20分ほど歩いて街の正門にたどり着いた、正門には鎧を着ている門番のような男が二人ほど立っている、欠伸をしているのでよほど暇らしい。
[すみませーん、この街に入りたいんですが良いですか?]
「ん?入るのは良いが身分を証明できるものはあるか?」
[あー無いんですけど…無いと駄目ですか?]
「ダメって訳じゃないけど…流石に上半身裸の男を入れるわけにはいかなくてだなぁ。」
当たり前だ前世の日本でも上半身裸でいたら即職務質問をくらう。それに身分を証明するものが無いと来た、これは怪しまれるに決まっている。
[(ここは少しだけ上手く話すか)実は少し田舎の所から来たんですが、来る途中にモンスターに襲われて服やその他もろもろを捨てて、命からがら逃げてきたんですよ。]
そんな作り話を話すと…門番の二人は何故か目尻に涙を溜めながら俺の肩を叩いてくる。
「そうか、そうか!苦労したんだなぁ!入って良いぞ!!そうだ街に入ったらギルドに行けそこで冒険者カードを作ってもらえる、後これは登録料だ!!」
そう言うと、門番からお金とギルドまでの地図をもらった。
[えっ!?いいんすか?!初めてなのにこんなにもらって。]
「あぁ!俺たちも昔はモンスターに襲われて身ぐるみを落としながらここに辿り着いて、ここの門番のおっちゃんに助けてもらったんだ。お前の姿が俺らに似てたんだよ。」
後でもう一人の門番が涙を流しながらウンウンと首を縦に振っている。
「ようこそ!冒険者の街アクセルへ!!」
男は大声で紹介してくれるが、俺は内心それどころではない。
[(あーー!!ごめんなさい!違うんです!)あ、ありがとうございます!!]
そう言いながギルドの方へ走っていく、堪えきれない罪悪感を抱えて。
~アクセルの街in町中~
アクセルの街は今日も賑わっている、人々が行き交い笑い声と楽しそうな声が飛び交っている。
そのなか一人上半身裸の涙で濡れた180㎝越えの男が走っていく。街の人々は話をやめその男が通るための道を開けていく。
~ギルド前~
[(ここか…正門から近くて助かった)よし!入るか!]
途中で「ひっ!!」とか「きゃっ!!」とかは聞かないことにする。
~ギルド~
「いらっしゃいませーお食事なら…え?」
ウエイトレスは俺の格好を見るなり、固まってしまう。
[すみません、冒険者登録をしたいのですが何処に向かえばいいんですか?]
「はっはい!あそこの受付に向かってください!」
ウエイトレスはそのまま走り去っていく。
[(やはりまずは服か)でもさぁ]
回りには殆ど上半身裸のようなモヒカンの男や厳つい男たちが飲めや歌えやのドンチャン騒ぎをしている。
[あれと俺はどう違うんだ?]
[(俺は元々家の手伝いとかで筋肉はあるはずなんだけどなぁ?)]
~ギルドin受付~
[すみませーん、冒険者の登録をしたいんですけど。]
「はー、い!?」
受付のお姉さんは俺の姿を見るなり、驚いた表情を見せる。
[あー実はモンスターに襲われてお金以外の身ぐるみを全部無くしたんですよ、なので上の服も無くなってしまって。]
説明すると受付のお姉さんは納得の表情をする。
「成る程、解りましたでは此方の水晶に手をかざしてください。」
➰なんか色々カチャカチャしています➰
なんかカチャカチャした後お姉さんはカードを持ち驚いた顔をする。
「こっこれは!!」
はい!
今回はバトルは無しです、あっやめて石を投げないで!!
次回は主人公のステータスが解ります!!
※しつこいようですが主人公の見た目は七つの大罪のバンを黒髪にした感じです。