Fate/crescent 蒼月の少女【完結】   作:モモのすけ

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十五話 喫茶店で/Other side

「……ふぅ、なんとか落ち着いたかな」

 

 夕焼けが美しく空を染め上げる頃。喫茶店「薫風」の店主である槙野和也は、額の汗を拭って一息ついていた。

 さっきまで結構な数の客がいた店内も、今はしんと静まり返っている。新しく雇ったバイト……アナスタシアという少女のお陰で、閑古鳥が鳴きまくりのこの店もにわかに賑わい始めていた。娯楽の少ない平凡なこの街では、「美人の外国人が喫茶店にいる」という情報だけでも十分に人々を惹きつけるに足る。

 

「お疲れ。閉めるにはまだ早いけど、ひとまず一息だ」

 

「槙野さんもお疲れ様です。……改めて、手際よく注文をこなすその手腕に感服しました」

 

「い、いやいや。客が来なくて練習する時間だけは豊富だったからね、そりゃあ少しは珈琲の扱いにも慣れるさ」

 

「とはいえ、鍛錬とは辛く、厳しいものです。その過程を踏まえて研鑽された技術ならば、賞賛されるべきだと思います」

 

「んー……まあ、そう言われると悪い気はしない」

 

 笑顔を浮かべてアナスタシアを見るも、彼女は真顔でじっと槙野を見つめているだけである。一人でニコニコしているのも気持ち悪いので、咳払いを一つして槙野は空いた時間をどう使おうか考えた。

 

「皿洗い……も、後で纏めてやればいいしなあ。昔は暇だったのに、忙しくなったらなったでいざ時間ができたときの潰し方が分からない。これから練習って気分でもないしね」

 

「………………」

 

 会話が続かな──い‼︎ と槙野は心の中で叫んだ。

 アナスタシアは客がいない時は基本的に雑務をこなすか、それも無ければ無言のままカウンター横に姿勢良く立っているだけだ。

 

「────」

 

 なんだかやりにくいなあ、と槙野は視線だけ横に向け、道路に面したピカピカの窓ガラスを見つめるアナスタシアの横顔を盗み見た。

 綿雪のような白い肌に紅い頰、日本人では得られない独特の美しさがそこには秘められている。

 ただ──どうも、槙野にはひっかかることがあった。

 そもそも彼女は「留学生」だというのに、昼間は基本的にこの喫茶店で働いている。夜は夜でこの店の二階に下宿しているのだが、その姿をほとんど見た事がない。

 だが、それは些細な事だ。

 槙野が彼女を雇って以来最も気になっているのが、彼女はどうも人間味が薄いように……時には感情のないロボットのようにさえ感じられるという事だった。

 そもそも、彼女は喜怒哀楽を滅多に表現しない。この数日で彼女から人間味を感じたのは、昨晩雷がひどく鳴っていて、彼女がそれに敏感に反応していた時くらいのものだ。本心ではアナスタシアの顔は女優なみに綺麗だと槙野は思っているが、ずっと真顔のままじゃあその魅力も半減してしまうというもの。

 

「……アナは、家族とかは向こうにいるのかい?」

 

 殆ど無意識に口から出た質問。

 暇つぶしに会話したかった訳ではない。恐らく、本当に彼女は感情に乏しいのかを確かめるため、そしてできればそれを否定したかったために自然と漏れた言葉だった。

 

「家族……は、いません。私は孤児で、物心ついた頃には孤児院に引き取られていました」

 

「そ、そうだったのか。悪い事を聞いちゃったな」

 

「いえ──確かに悲しい事ですが、私は満足しています」

 

「……じゃあ、孤児院の友達は? 今も連絡を?」

 

「残念ながら、それもいません。孤児院に預けられてしばらくすると、私は別の場所に引き取られましたから。友人……も居たと記憶していますが、その記憶はほとんどありません。その後は同年代の人物も周囲におらず、今に至るまで世間一般が指す友人に相当するような人はいません」

 

 うぐ、と言葉に詰まる槙野。

 このまま会話を続けても彼女のことを知るどころか、ますます彼女が感情に乏しいことを証明してしまいそうだった。生まれた時から両親も友人もいないのでは、そもそも会話をするどころか、当人の人格形成にさえ影響を及ぼす可能性すらあるのだから。

 もしかすると。本当に彼女は、感情というものがほとんど──、

 

「……その、申し訳ありません」

 

「え、な、何を謝ることがあるんだい? 今のは僕が──」

 

「い、いえ……そうではなく、この喫茶店の営業において、です」

 

 珍しく会話を始めたどころか、言葉を探すようにたじろぐアナスタシアを見て、槙野は優しい目線を向けたままその続きを待つ。

 

「……私は、よく無愛想と言われます。しかしその通り、私は……その、感情を表に出すことに慣れていません。孤児院から移った場所では人付き合いも限られ、こうして人と沢山話す経験にも乏しいです」

 

 「孤児院から移った場所」というのがさっきから何処なのかよく槙野には分からなかったが、とにかく人が少ない、もしくは友人のような人間関係を築きにくい場所だった事は理解できる。

 若い頃からそんな場所に送られるなど、ありふれた地元の高校育ちの槙野には考えられない。彼女自身が自覚していなくとも、きっとそれは残酷なことだ。

 

「だからこそ、私は──私は、接客という職務に、向いていないんではないかと思うんです。ときたま私を見て、少し不機嫌そうにするお客様もおられました。恐らく、私が愛想よく対応できないせいで……」

 

 心なしかしゅんとして話すアナスタシア。言葉は尻すぼみになり、噛み締めた唇の向こうに消えてしまう。

 彼女が下宿付きのバイトに入って数日になるが、恐らく今までずっとその不安を心のうちに抱えてきたのだろう。それを気に病むあまり余計に応対が機械的になっていたのかもしれない。

 ……確かに接客において、何より大切なのはお客様への誠意だ。

 アナスタシアがそれに欠けるような性格ではないという事は重々承知しているが、それでも形に表さなければ不愉快に思う客は多い。確かに誠意があろうと表に出さなければ意味はない、という考えも理解できるし、そう考えると、アナスタシアの接客は満点とは言い難いのだが──、

 

「ぷ、ははは……」

 

「な、どうして笑うのですか、槙野さん! 私は真剣に……」

 

「いや、ごめん。君の気持ちはよく伝わった」

 

 槙野は真面目な表情に戻って、いらぬ心配をしていた自分を深く反省した。彼女を誤解するどころか、失礼な思い込みまでやらかしたのだ。

 アナスタシアは確かに感情の発露が乏しく、どこか機械的な少女であることは確かだ。話していてもほとんど真顔で、喜んでいるのか怒っているのか判別がつかない。

 

 ……それでも、彼女は普通の女の子だ。

 

 内心では経験のない接客に緊張していたり、その事を相談しようか迷ったり、変わらない美貌の奥に確かな感情を内包している。

 それを数日かけて理解できた槙野は嬉しくて、自然と笑いが溢れてしまったのだった。

 

「経験がない、と言ったけど……そんなものはここで経験すればいい、いくらでもね。その過程のミスは仕方のない事だし、全くの許容範囲。それに多少愛想がないくらい、君のとびきりの可愛さを考えれば全然チャラだ。実際お客さんだって、君が入って以来うなぎ登りの上昇率で──」

 

 真顔に戻ったアナスタシアの口の端がひくひく震えているので、槙野はふと珍しい事だと思って言葉を中断した。

 口元が震える……つまり殆ど表情を変えない彼女が、思わず顔に出してしまうほどに感情を露わにしている。口元が震えるってどんな感情だ、そもそもそんなキッカケいつあったんだ? とぼんやり自分の言葉を反芻して、槙野は秘めていた本音をさらりと漏らしていたことを理解した。

 

「……………………えー、その、ね。お客さんも、全然それくらいじゃ気にしないと思うというかね、なんというかね、うん、とりあえずやる事もないし掃除しようか」

 

 強引すぎる流れで会話を断ち切り、アナスタシアとは対照的に顔を真っ赤にした槙野は早足で店の奥へ掃除用具を取りに向かった。

 しばらく無言で照れていたと思われるアナスタシアも、慌てて彼の後を追う──が、そのタイミングで扉の鈴が爽やかな音を立てた。

 ぐるりと180度回転する槙野、反射的に頭を下げるアナスタシア。

 槙野が顔を上げて見たのは、まずさらりと長い黒髪。理由も分からずゾッとさせるような妖艶な顔、奥が見えないような瞳。人とは思えないような端正さの男が、扉を開けて物珍しそうに店内を眺め回していた──。

 

 

 

 

「いらっしゃいませ」

 

 アナスタシアは背筋が凍り付いたような悪寒を感じながら、それでも一店員としての役目を果たすために頭を下げた。

 流行のガーディガンを羽織り、下にはジーパンを履いている。今の若者が好みそうな服装だった。雑誌のモデルになってもおかしくない端正さの男にその服装はしっくりと似合っていたが、あの顔ならば何を着ても映えるのだろう。

 

「へぇ。こんな風になっとるんやなあ」

 

 だが、服装はこの際どうでもいい。

 重要なのは──この男の肉体は仮初めのものであり、つまりは目の前の男は間違いなくサーヴァントであるという事だ。

 

「ちょっと‼︎ 私を無視して勝手に行かないでよ、キャ……おほん、アンタ‼︎」

 

 男に続いて、小柄な少女が現れる。

 一目で活発そうな印象を受ける少女だった。フード付きのパーカーにミニスカートを着て、髪留めのリボンが動くたびに揺れる。可愛らしい瞳の上の眉毛はぐぃんと吊り上がって、先導する男を不満げに睨んでいる。

 

(…………この、男)

 

 男は店内を見渡していた瞳を、アナスタシアの方に向けていた。

 目と目が合う、その瞬間に察する。

 この男は間違いなく気付いている(・・・・・・)。令呪同士の共鳴を抑える術式によってマスターの方には知覚されていないようだが、この男の瞳は欺けていない。この前遭遇したセイバーが気付いていなかった事を考えるに、隠蔽は完璧だと思っていたのだが──、

 

(アーチャー、聞こえますか)

 

(何だマスター、こちらは定点ポイントから駅前付近を監視しているが)

 

(いえ、信じられませんが……またもサーヴァントが店に現れました。それに、恐らくこちらに気付いている──今すぐ、全速力でこちらへ移動して下さい)

 

(チッ。お前さんの店、サーヴァントを惹きつける香か何か焚いてるんじゃないだろうな……‼︎)

 

 数キロ先で、狙撃銃を抱え上げたアーチャーは勢い良くビルの屋上から飛び降りた。

 信号機の上に降り立つと同時、大跳躍を繰り返して夕焼けのオレンジに染まるビル街を跳ぶ弓兵。道路、壁面、時には自動車の上すら踏み台にして、目にも留まらぬ速度で彼はマスターの元へと疾走する。

 

「はぁ……んで、ここ来てどうすんの? コーヒーに興味でも湧いたわけ?」

 

「まぁそんなとこなんやけど。んー、なかなか面白い奴を見つけたっぽいなあ」

 

 にやり、と男は口の端を吊り上げる。その視線は明確にアナスタシアを捉えていたが、すぐにメニュー表の方へと視線を移した。

 目を細めてメニューの長いカタカナを読んでいたり、向かいに座った少女の方を見たり、敵ではあるだろうがその真意が掴めない。

 

「???」

 

 キャスターの言葉に頭から疑問符を飛ばしているマスターらしき少女は恐らく無害だろうが、サーヴァントの方はそうもいかない。今のところ襲い掛かってくる様子は無いが、いつ豹変するかも分からない。

 ここが店内で無ければ、アナスタシアも堂々と敵対者に立ち向かったのに。こんな場所で殺されれば、口封じに無関係の槙野まで殺される可能性がある。……それは、それだけは、アナスタシアにとって最も恐れる結末だ。

 

「……アナ? どうしたんだい、固まって」

 

「いえ。職務を遂行します──」

 

 「店員」である以上、客である彼らを放っておく訳にもいかない。この辺りはアナスタシアの超がつく真面目さの発露と言えるだろうが、ともあれ彼女は毅然として敵サーヴァントとマスターの前に立った。

 

「ご注文は」

 

 普通に接客しても不機嫌そうに見える彼女だが、今回ばかりは緊張と敵意でますます不機嫌そうな声が出た。

 サーヴァントの方は面白そうに目を細めるが、気付いていない少女の方は何で私は怒られているのかと不可解な面持ちである。

 

「え、えと……とりあえずアイスコーヒー2つ貰えますか」

 

 無言でアナスタシアは踵を返し、カウンター奥で準備を始めていた槙野にその旨を伝えた。彼が軽く頷くのを見て、アナスタシアはカウンター横の定位置に戻る。

 

「……あの人になんかやったの? アンタ」

 

「え、何や? あの店員のことか?」

 

「そうよ。なんでか私、怒られてるみたいだったんだけど。滅茶苦茶怖かったんだけど」

 

 少女の言葉に対し、楽しそうに笑う男。

 一見すれば落ち着いた雰囲気の店内で1組の男女が楽しげに話している、という平和な光景だが、アナスタシアの心中はそれどころではない。アーチャーが駆け付けたとして、この場所で戦闘になるのだけは避けなければならない。けれど、それを一体どうやって──、

 

「…………?」

 

 そこまで考えて、アナスタシアは自身の違和感に気づいた。

 己の職務は代行者であり、それが全てだ。

 幼少の頃に才覚を見出されて以来、代行者として生きるためだけの教育のみを施された。この身は神に捧げたものであり、この身の全ては主の威光が為に使われなくてはならない。

 アナスタシアの職務は明白である。聖杯の真贋を獲得する為の「保険」。本隊の代行者たちが聖杯の強奪に失敗した際、正規の参加者として聖杯を手にするのが彼女の役割だ。

 つまり──任務を遂行する上で、この店主の安全を守るという優先目標は極めて低い。

 そもそもここで働いているのは、民衆に溶け込むのと同時に活動拠点を立てる上で最適な場所にこの店があったからだ。

 要は、任務のために利用した(・・・・)だけ。

 だというのに任務の遂行を押しのけ、任務遂行の手段に過ぎないこの場所の安全を優先するのは間違っている。

 

(……そう。私は代行者。ここがどうなろうと、私が生き延びさえすれば、新たな拠点を見つけるだけで任務は続行できる)

 

 そう考えた瞬間、アナスタシアは右の袖口から三つの長細い柄を取り出していた。

 黒鍵……代行者に支給される専用武装。

 魔力を通して刃を精製すれば、即座に使える投擲剣として機能する。未熟とはいえアナスタシアの技量であれば、瞬きの間にあの少女の急所三点を同時に貫くことも可能だ。

 それに左手には、もう一つの概念礼装──彼女が独力で作り上げた対「不浄」の切り札もある。

 相手はサーヴァントだ。いくら代行者(かのじょ)の身体能力があろうと先手を取られれば勝ち目はない。アーチャーの到着まで残り数分、その程度の僅かな時間であればアナスタシアでも耐えられる。ならば──、

 

「………………っ」

 

 そう理解していながら、アナスタシアは一歩たりとも動けなかった。

 ふわっ、と漂ってくる珈琲の芳香が鼻腔を刺激し、戦いに向かって奮い立とうとしていた心を諌めていく。

 

「──アイス二つ、お待たせしました」

 

 溶ける速さまで考慮して珈琲を固めて作られた氷が、グラスの中でぶつかり合って爽やかな音を立てる。

 

「へぇー……最近話題みたいだけど、ほんとにおいしいんだ」

 

「これが西洋の飲み物かいな。またけったいな味やなあ」

 

「こら、失礼でしょ。それにね、これはまずこうやって砂糖とかを……」

 

 珈琲の飲み方を教わり始めたサーヴァントに、何故か戦おうとする様子は見られない。

 アナスタシアは拍子抜けしつつも警戒は保ったまま、念話を繋いでアーチャーに連絡を飛ばした。

 

(アーチャー、聞こえますか)

 

(なんだ、お前の店内が見えるポイントまで移動したが)

 

(まだ良識のあるサーヴァントのようです、気付いてはいますがこの場で争う気は無いかと)

 

(そうか……全く、焦らせてくれる。こちらで警戒は続けておく、念のためいつでもサーヴァントの方を撃ち抜けるように構えておくぞ)

 

(いえ──狙うのはマスターにしておいて下さい。万一サーヴァントが動いた時、確実に仕留められるのはマスターの少女ですから。私ならば、サーヴァント相手でも狙撃の時間は稼げるでしょう)

 

(おっと、確かにアンタは代行者だったな。了解、マスターの方に照準を──)

 

 そこでアーチャーの言葉が途切れる。代わりに聞こえてきたのは、まるで何かを賞賛するかのような口笛だった。

 アナスタシアが怪訝な顔で何事かと尋ねると──、

 

(奴め、どうやらこの距離でも気付ているらしいな。窓からこちらを見ている)

 

 アナスタシアが視線を窓際席に座るサーヴァントに向けると、確かに彼は窓の外を眺めている。一見すれば外の風景を眺めているだけのようだが、外から向けられる殺気を敏感に感じ取ったのだろう。

 アーチャー、もとい狙撃手の信条として、「こちらから撃つ前に位置を判別させない」という事が挙げられる。狙撃は常に先手必勝、一撃必殺を満たすべきだ。当然狙撃手として英霊に昇華した彼自身がその事をよく理解しているし、そうする為の方法も身につけている。

 だと言うのに、あのサーヴァントは狙撃手の気配を看破した。それは即ち、あの男が並大抵の英霊ではないということに他ならない。

 

(マスターを撃とうとしようものなら、即座にお前のマスターブチ殺す……とでも言いたげだな。大まかとはいえこちらの位置を判別されるとは参ったね、これは狙撃手失格だ。少し焦りすぎたか)

 

(……お互い手は出せませんね。こちらから仕掛けてもサーヴァントに近い分私が不利ですから、今は睨み合いに収めます)

 

(了解した)

 

 この場に満ちる一触即発の緊張感にも気付かず、なぜか得意げにコーヒーの飲み方をレクチャーする少女を眺めながら、アナスタシアは少しだけ胸を撫で下ろしていた。

 これは敵対者をみすみす見逃すどころか潜伏先まで把握されるという、大きな痛手だ。

 だがそれでも、この場所を血で汚すような事がなくて良かったと思える。この店で働き始めた頃はただの活動拠点としか考えていなかった事を考えると、相当に大きな変化だと言えるのだろう。

 だが、結局アナスタシアはその変化に少しも気づかないまま、サーヴァントと少女が退店するのを無言で見送ったのだった。




【アナスタシア=グレチニシコワ=イリイーニチナ】
第八秘蹟会所属、代行者(見習い)の少女。18歳、ロシア生まれ。
「代行者4人からなる部隊が聖杯の強奪、調査に失敗した際に、聖杯戦争の参加者として正規の手段で聖杯を手に入れる」という任務を受けている。

【槙野和也】
喫茶店「薫風」の店主。最近売り上げが上がって喜んでいる。

【アーチャー】
狙撃銃を愛用する精悍な男性。歳は三十前後のイメージ。近距離戦は不得手だが、遠距離からの狙撃においては比類なき力を発揮する。
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