Fate/crescent 蒼月の少女【完結】   作:モモのすけ

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第九話 「雷霆」、真名解放

「……っ⁉︎」

 

 遠方で発せられた莫大な「何か」の威圧感に叩き伏せられるようにして、何処かの路地裏に立つ繭村倫太郎は言葉を詰まらせていた。

 距離にしておよそ三、四キロメートル西方で、莫大な魔力波が渦巻いている。遥か天まで立ち上った光の柱は、大塚市の闇夜を明るく照らし出していた。

 この魔力密度は正しく神代のものだ。現代の魔術師が扱える次元をとうに超越している上に、この存在を受け入れる「世界そのもの」が悲鳴を上げているのが分かる。

 

「あれ、何だろーね?」

 

「わからない……けど、まずい。あの一撃が全力で解き放たれたら取り返しのつかない事になる‼︎ 信じられないけど、大塚市くらいなら軽々消し飛ばすぞ、あの輝き……⁉︎」

 

「確かに凄く強いし、それに嫌な感覚。まるで頭を掴まれて、無理矢理地面に押し付けられてるみたいな……きらい」

 

 抽象的な意見だったが、倫太郎も心から同意する。不思議なことに、身体中から沸き起こるのは恐怖よりも畏怖に似た感情だった。

 あれで命を奪われようとも仕方ない。

 それは、人智及ばぬ神の裁きなのだから──。

 無意識にそう思わせてしまうような神圧が、今も全身を貫いている魔力波には含まれている。

 

「予定変更だ。あそこに急ぐぞ、アサシン」

 

「うん、いこう」

 

 額の汗を拭って、倫太郎は夜の街を駆け出した。

 怖い。すごく怖い。逃げ出したいくらいに怖いけれど、それを管理者として「この街を守る」という責務感で誤魔化して走る。

 目指す先は西。想像すらつかない何かに自分は立ち向かおうとしている、という愚かさを彼は感じていたが、そもそも自分が止めても傍の暗殺者は嬉々として台風の目へと向かうのだろう。

 諦念は理不尽を飲み込むいい材料になってくれる、という事を、彼は若いながらも理解し始めてしまっていた。

 

 ──とにかく、今すべきことは明白だ。

 あの暴威の解放を防ぐ為、彼は全力で地面を蹴る。

 

 

 

 

「む。なぁんや、派手にやっとんなあ」

 

 水晶玉と睨めっこしていたキャスターは、思わず顔を上げていた。

 彼の目の前の水晶玉はサーヴァント二騎が向かい合う姿が不鮮明ながらも映し出されていたが、この魔力の波動だけは映像越しには感じられない。

 彼が居るのは地下だったが、そんな事は関係ないとばかりにその魔力の暴風は彼の全身をも貫いていた。

 神の力を振るうという点で彼は一家言持っていたが、この魔力の持ち主──バラ撒いた記録人形の映像から判断するに、恐らくはライダーと思われる──は、相当な能力を保有している。恐らく引き出せる出力の限界はあるだろうが、それに目を瞑れば、その輝きはまさに神話の再現だ。原典(オリジナル)と比べようと遜色無い。

 

(こりゃあ下手に全部引き出してもうたら、日の国どころか宇宙がまるごと吹っ飛ぶ次元の力やな……いくらサーヴァントゆうても、限度があるやろっちゅうに)

 

「うっ、なに……これ……?」

 

 彼から少し離れたところで床に座り込み、一般人なら思わず目を疑うような品々──具体的には古風な手裏剣や小刀といった、時代劇の忍者が使うような武器を入念に手入れしていた忍者じみた少女は、僅かに怯えたように顔をきょろきょろと動かしていた。膨大な魔力波を受けて魔術回路が酔っているのか、少し顔色が悪い。

 

「……ま、まさか、これがサーヴァント一騎の魔力?」

 

 少女は微かに震えた声で呟く。

 神そのものの力を感じ取って畏怖しない魔術師の方が異常なので、多少なりとも怖がってしまうのは致し方あるまい。そんなことを考えつつ、護るべき自らの彼女(マスター)を安心させようと、キャスターは敢えてのんびりした声で返答した。

 

「まあまあ、日本列島が藻屑になろうと君は絶対大丈夫やって。僕がついてんのにビビってんの?」

 

「ビビってないわよ‼︎ はあ……そもそもなんでアンタはそう自信満々なのかしら」

 

「そりゃ、僕ぁ天才やし? どうせ勝手にセイバーとライダーが潰しあっとるだけや。直に見れれば色々分かるんやけど……ま、対魔力とか諸々厄介なセイバーが退場してくれる事を祈っとこうか」

 

「ふぅん。ま、アンタの力はけっこう信頼してるから。それだけ自信があるならしっかり私を守ってよね、キャスター」

 

 

 

 暗がりの中で、男は茶色の顎髭を撫でていた。

 凄まじい魔力の波動が今も全身を貫いているが、彼がそれに怯むような様子は無い。なぜなら彼のすぐ背後に、彼が自信を持って「最強」と断言できるサーヴァントが控えているからだ。

 

「Rrrr………………‼︎」

 

「今はお前は出さんよ、バーサーカー。勝手に潰しあってくれるならば幸いな事だ。しかし……」

 

 微かに唇を噛み、今からでも蝙蝠型の使い魔を送り込むか迷う。

 西部に散っていた使い魔は既に例外なく全滅していた。近距離であの魔力の蠢きを受け、例外なく活動に支障をきたしたのだ。

 魔術師ならば多少酔う程度で済むだろうが、貧弱な使い魔はそうはいかない。許容範囲外の電力を注ぎ込まれた家電が使い物にならなくなるように、彼らもまた機能を停止してしまう。例えるなら一種のショック死だ。

 

「しかし……まさか、セイバーが?」

 

 最後に使い魔が彼に伝えた映像には、ほんの一瞬だが、馬鹿げた規模の魔力放出を行なっている英霊に向かい合うサーヴァントを映し出していた。

 そこに見えたのは、蒼色の髪、漆黒の鎧。

 奴は消えたはずだが、もし逃したとすれば──、

 

「再契約……失態だな」

 

 ぎり、と男は奥歯を噛み締める。あれほど瀕死の状態に追い詰めてなお、マスターとするに足る人間を探し出して契約を交わす程の余力を残していたとは。

 しっかりと仕留めておかなかった事への後悔は湧いてきたが、潔く思考を切り替える。過ぎた事への反省は残し、今後の糧に変えるために。

 

「この特有の感覚、普通の魔力ではない。神代のものか……やけに魔力の密度が濃い。お前とも相性が悪そうだ」

 

「Graaa──……‼︎」

 

「ああ、お前ならば殆どの英霊を真正面から軽々叩き潰すだろうが、万が一を想定しよう……今晩は出るのを控えるぞ」

 

 言葉の意味を理解しているのかいないのか、バーサーカーは微かに唸るのみ。それでも構わない、とその男は軽く呟いてから、薄暗い魔術工房への奥へと姿を消していった。

 

 

 

 

 荒れ狂う雷、それを一つに束ねた不定形の槍。雷光の先は三叉に分かれて獰猛に閃光を撒き散らしている。

 そう言い表すこともできるが、それは違う。

 目の前で雷槍と化して荒れ狂っているのは、人間が用いる言語程度では表現し得ない次元の力だ。あの槍が纏う力を十全に言い表わせる程の語彙力を、きっと人間は持ち合わせていない。

 

(……駄目だ、アレは、駄目だ。勝てるビジョンが浮かばない)

 

 さっきはまだなんとかなったけれど、あれを前にして戦える気概がさっぱり湧いてこない。絶望感しか感じ取れないような、絶対の力。

 自然と膝が震えてくる。動悸が激しくなり、全身を寒気が襲う。

 

「……フン。まさか、『神の武器』そのものを引っ張り出してくるとは。その手に余る不遜な行いだが、それでは私に傷一つ付けられない。貴様も知っている筈だが」

 

「ああ、テメェの加護については嫌という程知ってるとも。だがな。お前はともあれ、まともに受ければ後ろの貧弱な人間が無事で済むとは思えねえぜ? 肉片すら残らねえだろうなぁ」

 

 ──あれが。神の、武器?

 そう言われれば自然と納得がいった。

 あんなもの。人間如きが振るうには、あまりにも荷が重すぎる。

 

「貴様……」

 

「おっとそれどころじゃ済まねえか。余波でどんくらいの範囲が吹っ飛ぶだろうなァ? 何人死ぬ? 千か、万か。少なくともテメエの背後の街は一瞬で蒸発するぞ。ンー、この街の人口はざっと10万ちょいだったか」

 

 くそ野郎ですね、とセイバーは呟いて、剣を強く握り直す。

 

「まあ、所詮は贋作に過ぎませんが……その槍、偽物であれ真に迫る程の輝きという事は認めてあげましょう」

 

 ゆらり、と少女の背中が揺れる。

 あの輝きを前にして、臆さずにセイバーは一歩踏み出した。左足は前に、右足は後ろに。深く腰を落とし、曲刀を腰だめに構える。まるで日本剣術の居合斬りを思わせるような不思議な構え。

 

「──ケント。私の背後から決して出ないで下さい」

 

 冷や汗を流しながら頷いて、セイバーの背後へ。

 魔術に疎い俺でも、双方から莫大な魔力が放出されているのが判る。魔術回路とやらがその余波に至近距離で晒されているせいか、全身が針に突かれたかのように痛む。周囲の空気は吹き荒れる暴風と化し、魔力の高まりに耐えられぬかのように軋んでいた。

 

「まずいことに、少し侮っていたようです。主神ゼウスの雷槍……まさか、ライダーがあれ程の宝具を隠しているとは思いませんでした」

 

「尋常じゃないってことくらいは判る……気を抜いたら気を失いそうだ。受けれるのかよ、あんなの」

 

「今宵は満月ではありませんから、加護による後押しを含めても完全に相殺できるかは精々五分。押し負けても私は無傷で済みますが(・・・・・・・・)、ケントは跡形もなく消滅します」

 

「…………死ぬよな、さすがに」

 

「アレは正真正銘、神話の頂点に立つ武器ですから。……まさしく権能の域に片足を踏み入れた破壊の塊、威力の格付けなんて意味を成さない。問答無用のEXランク……ってとこですかね」

 

 『宝具』。彼らが築き上げた伝説が物質化したモノ。サーヴァントが持ち得る最大の奇跡であり、切り札だ。

 いたずらな宝具の使用は真名の露見に繋がるため、基本的には出し惜しみするモノ──というのはセイバーの言だ。

 だがその本人が、「宝具を使う」事を視野に入れている。それだけで、この状況がいかに緊迫したものであるかは理解できた。

 数時間前に丸暗記しただけの頼りない知識を洗い直し、状況の切迫さを把握する。とはいえあれ程のモノを目の前にして、さっきから心臓が緊張と恐怖でバクバク鳴りっぱなしなのだが。

 

「──相手がどうあれ、俺はお前を信じる。せいぜい死なないように背中に隠れておくから、やってやれ」

 

 数時間前は丸きり信用していなかった俺の台詞としては可笑しいような気もしたが、構わない。

 先程も感じたように、俺はこの剣士に絶対の信頼を置いている。

 ワガママでバカで迷惑で面倒な奴だけれど、それでもきっと、彼女は最後まで俺の味方でいようとしてくれる。初めて言葉を交わしたとき、彼女が自分で言ったように。

 

 ──だから俺も、彼女に対する信頼を声に込めた。

 

「ふふ、了解です。……魔力をかなり使わせて貰いますが、やってくれって言ったのはケントですからね」

 

「……それ後で言うか? 普通」

 

 少しだけ楽しそうに笑ったセイバーの曲刀が、軋む。刀身の内側に蓄えられた莫大な力が、今か今かとその出番を待ち望んでいるのだ。

 セイバーが何かを呟くと、蒼色の刀身が眩い銀光に包まれた。局地的に光の台風を巻き起こしたかのような猛烈な輝きが、セイバーの携える剣から放たれる。

 

 燦然と煌めくその輝きは──。

 かの剣が邪悪な魔剣と成り果てても残った、かつて聖剣であったことを示す最後の残滓。

 

 数瞬後の前哨戦とばかりに両者の獲物から溢れ出る閃光が食い合い、互いに互いを潰し合う。ライダーの槍が放つ輝きはこの世のものではないとまで言える代物だったが、その点で言えばセイバーの剣も同じだった。

 両者の輝きは丁度拮抗。

 闇を敷き詰めたような夜空が真っ白に染め上げられる。周囲の空間の明度は今や日中のソレを遥かに上回っていて、俺は細めた視界の中で、辛うじて二つの影を捉えた。

 

「「……………………」」

 

 およそ十メートルの距離を開け、相対する英霊が二騎。

 合図は無かった。

 

 

 

 ──同時。互いの魔力が(こえ)を上げた。

 

 

 

「ぎ────、が──ぁ……⁉︎」

 

 震える。

 全身の筋肉が硬直し。

 全身の血流が膨れ上がる。

 

「はっ──か、ぐっ……‼︎」

 

 「魔力」とやらが急速に抜け落ちていく感覚。

 先程までとは比べ物にならない。この消費量は俺が安定して供給できる量を遥かに上回っているらしい。

 少しでも気を抜けば膝をつきそうになる。だがそれでも、俺は歯を食い縛ってセイバーの背中を捉え続ける。

 

 ──大地は揺るぎ、空は震え、大気が痙攣して悲鳴を上げていた。

 

 大自然すらも畏怖させる激突が始まる。目の前の光景に流石に色々な感覚が麻痺してきた頃合いだが、それでも全身の震えは止まらない。その震えは畏怖によるものか、恐怖によるものか、他の何かに起因しているのか。

 ともあれ──、

 

「行くぞセイバー。神の(いかずち)、止めてみせろ」

 

「ほざけ不敬者が。正面から圧し潰す」

 

 交わす言葉は短く。

 次の刹那、両者が動く。

 

 

三界滅す(ケラウノス)神話の終局(ティーターノマキア)──‼︎」

 

 

「煌々たる、────‼︎」

 

 

 雷槍は膨張し、剣は震えた。

 両者の口から軽やかに真名が謳われる。全てを蹂躙する奇跡と奇跡の衝突。その寸前の一瞬。一秒も満たさぬ間隙。

 その瞬間を狙い澄ますように──その声は、高らかに響き渡った。

 

『令呪を以って命ず』

 

「「⁉︎」」

 

 俺とセイバーが揃って空を仰ぐ。だがそこに人影は無い。幾つか光る星々が、激闘の決着を今か今かと傍観しているのみだ。

 

『今すぐ帰還せよ、ライダー』

 

「なッ⁉︎」

 

(…………ここで、帰還命令⁉︎)

 

 その命令が予想外だったのはセイバーも、そして驚きの呻きを上げたライダーも同じだったらしい。ライダーは歯噛みしながらこちらに今一度視線を投げ、凄まじく濃い魔力の暴風は敢えなく霧散した。心底嫌そうな顔のライダーの小さな体が瞬く間に淡い光に包まれていく。

 

「待て、ライ……」

 

 セイバーの制止も虚しく、次の刹那、其処に立っていた存在は跡形も無く消え去っていた。

 

「あれ……これ、終わったの……か?」

 

 戦いの終わりは、実に呆気ないものだった。

 どうも信じられず、恐る恐るセイバーに尋ねる。

 

「……やれやれ、そうみたいです。よりによってあそこで水を差すとは、相手方のマスターも風情がありません。私がだーい嫌いなタイプです」

 

「はぁっ、そうか、終わりか──」

 

 今更麻痺していた恐怖が一気に襲ってきたか、動悸が急に乱れ始める。歯が上手く噛み合わない。肩にのしかかる得体の知れない感覚に震えながら足元を睨み付けていると、

 

「お疲れ様でした、ケント。今夜の戦いは終わりですよ」

 

 武装を解いてサイズの合わないだぼだほの黒ジャージ姿に戻ったセイバーが、その若干袖余りの小さな手で、まるで労わるように俺に触れた。

 ──違う。労わるべきは、俺だ。

 ここで戦ったのも、百を超える死線を潜り抜けたのも、全て彼女なのだから。俺は所詮、彼女の力を少しばかり借りたに過ぎない。

 

「自分を卑下する事はありませんよ」

 

「なんだよ。……お前の直感は、何を考えてるかも分かんのか」

 

「いえ。顔を見てれば分かります」

 

 悪戯っぽく笑うセイバーに毒気を抜かれ、思わず言葉に詰まる。

 

「サーヴァントの重圧に屈さず戦ったことだけでも、十分に誇るべき事なんですよ。気絶しなかったのがおかしいくらいです。それに、ケントが後ろに居てくれれば私もやる気が出ます」

 

「…………やる気、ねぇ」

 

 自由気まま、気分屋なセイバーらしい話だ。

 けれど俺も同じ。彼女が後ろにいるから、あの時は頑張れた。

 思わず苦笑しつつ、胸の中の(もや)が多少和らいだ事に気が付く。少し遅れて、今のが彼女なりのフォローだったんだと理解した。

 ほんと、常に我が物顔で俺を振り回す癖にこういう時には気が効く奴。

 

「変なヤツだな、お前……」

 

「んなぁっ⁉︎」

 

「けどまあ、ありがとう。……正直、助かったよ」

 

「……‼︎ ……むぅ」

 

 口を開けたまま次の言葉を探すその姿に、先程ちらりと見せた「魔王」としての面影は欠片も無い。そんな姿を見て、俺は改めて「よくわかんない変な奴」という評価を内心で下したのだった。

 

「さて、ここから離れるか。戦いの匂いを嗅ぎ取ったヤツが近づいてくるかもしれないし、これ以上戦うのは俺がキツイ。……なんだろうなこれ、魔力不足ってやつ? 身体がだるくて仕方ない」

 

「まあ、正直なのはいい事です。宝具解放直前まで行きましたから魔力もかなり消費させてしまいましたし、ケントが無理しては意味がありませんしね」

 

 そんな事を言い合いながら、すっかり萎んでしまった自転車の荷台に腰を下ろす。

 

「またお尻を触ったら、今度はグーで殴りますよ」

 

「言われなくても触らねえっての……」

 

「手は胸じゃなくて肩か腰に置いて下さい」

 

「しつこいなお前‼︎ そんなとこ触らねえっつってんだろ‼︎」

 

 一つの戦いが終わった。

 恐らく何十も積み重ねなくてはならない内の、最初の一つが。生き残るにはその全てに勝利を収め、生存しなくてはならない──。

 『聖杯戦争』という戦いの苛烈さを初めて実感して、俺は覚悟と共に唇を軽く噛んだ。




【ライダー】
騎の英霊。小さな体に金髪の髪、白い肌の少年。
一人称は「僕/俺」。体は子供、頭脳はバーサーカーなタイプ。
主武装は雷を纏わせた拳、及び両手から発する雷撃。
平常時は落ち着いた口調で話すが、戦闘時になると急変。残忍かつ残虐な性格へと変化する。これは二重人格などではなく、彼の精神構造が歪んでいる事に起因している。
彼が幼い容姿で召喚される理由は、一定の年齢を超えると精神が破綻し、バーサーカーのクラスに適応してしまうから。
とあるマスターに霊基を調整された事で、本来持ち得ない筈の「宝具」を保有している。

三界滅す神話の終局(ケラウノス・ディーターノマキア)
ランク:EX
種類:対界宝具
主神ゼウスが持つ「雷霆」を疑似的に再現して放つ、必殺の一撃。
格落ちに格落ちを重ねてなお、その威力は恐るべきもの。

【煌々たる■■■■■】
ランク:A
種類:対軍宝具
■■■■■■■■。彼女の代名詞とも言える蒼色の剣。
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