全員性的に食われてるタイプのブラックだったら。ギャグ
前任死亡確認済み 前主総攻め、乱交ありびぃえる空間
「…審神者やめてぇ」
「何故ですか、主、何か俺たちに至らぬところが?」
「近い」
引き継ぎでもちゃんと俺を主として扱ってくれるのはいいんだが…なんか、全員距離が近いんだよな。人見知り激しい俺としてはちょっときついっていうか。
「新しい
「照れているのであろう。俺たちは皆美しいからな」
「…っていうか主…」
「そこのジジイトリオは働け」
初対面で
「そうですよ、今日の主の近侍は俺です」
今のところ、この本丸で鍛刀を行う必要性は薄いため、俺の仕事は、手入れと書類仕事が中心である。部隊の出陣や遠征の指示なんかも仕事だと言われた気がするのだが、よくわからないので丸投げしている。いや、覚えた方がいいのはわかってるんだけど、そもそもまだ刀剣全員の名前も覚えられていない。一気に四十…二、人?とか覚えろとか言われても僕には無理だから。あだ名で誤魔化すしかない。
「いやいや、非力な主を刀剣と二人きりにしておくわけにはいかんだろう?」
二人きりつっても本丸内には常に10人以上いるっぽいがな。6人×4隊の24人までしか同時に派遣できないらしいから。というか、このじじいは何の心配をしているんだ。
「昼日中だからと、油断するのはよくないぞ、主よ」
「油断もなにも、何を警戒しろっていうんだ。刀剣によって
というか、前任は病死…みたいなもの、らしいし。…みたいなものって何なんだ、呪いか何かが原因なんだろうか。聞いた限りこの本丸が直接攻撃を受けたことはないはずだ。他所ではあるらしいが。
「そういう話ではないのだがなぁ」
じゃあどんな話だ。
「つうか、そうやって見守ってられると落ち着かないんだが、お前らどれだけ暇なの?」
俺のことは放っておいて欲しい。割とガチで。
「主様の身を常に傍で守るのも私たちの役目と承知致しておりますれば」
「んな大袈裟な」
というか、それは俺の精神的ストレスがやばいのでやめてほしい。
「おはようからおやすみまで、というやつだな」
「新手のセクハラか?」
「俺たちは主が本気で嫌がることならしないぞ」
「俺は着ぐるみが脱がされるのは本気で嫌がったつもりなんだが」
結局今は素顔を晒すことになっているが。そして、目は合わせられない。いや、イケメンだからとかじゃなくて、俺人見知りの対人恐怖症だからな。こうしてマントのフード被って眼鏡してって不審者スタイルで、かつ視線は合わせないって挙動不審状態でも実はきつい。プリーズ癒し。具体的にはリアルにゃんことかわんことか何か獣属性。リアルアニマル。獣属性(人型)じゃなくて。千歩譲ってぬいぐるみとかでもいい。
「顔も見せぬ主など、不審にも程があるだろう」
「ちゃんと目を合わせられないのもどっちもどっちだろうけどな…」
俺なりに必然性とか利便性とか無害アピールとかを含めての着ぐるみだったんだが。
「主ときちんと顔を合わせて話すことができるのが一番ではありますのが、主の思うままになされるのが一番かと」
じゃあ放っといてくれないかな、ガチで。
「そろそろ俺仕事に集中させて欲しいんだけど。邪魔するだけなら他所に行ってくれ、全員」
できることならヘッドホンして外部情報シャットアウトしたいのを我慢して骨伝導で音楽聴くだけにしてるんだが、進まねぇのなんのって。俺タスク積むの嫌いなんだけどな。
「…ふむ、仕方ないな、今は引くか。…ほれ、長谷部、"全員"と言われたのだからお前もだぞ」
「えっ」
えっ、じゃねぇよ。一人にしろ、一人に。
何とか全員退室させた後、俺は小さく溜息をつく。
感動もへったくれもない状態ではあったが、俺は俺が審神者になった目的を果たしている。故に、審神者であることに対して執着はないし、特に興味のあることもない。まあ、どうしても辞めたいレベルにはなってないし、引き継いだと思ったら即他のやつに交代とかどういうことだって話だからそれなりに続けるつもりはあるが…。
「…もしかして、これは遠回しの嫌がらせなんだろうか…」
刀剣からの嫌がらせなのか、軍部からの嫌がらせなのかは難しいところだが。
その内ストレスで倒れるんじゃないか、俺。
「俺何か悪いことしたかな…」
俺自身の認識では問題なくとも、あっちにとってはそうじゃないかもしれないしなあ。俺のこと主って呼ぶのも、実はなんかこう…油断させておいて寝首をかく感じのアレを狙ってのことって可能性もあるのかもしれないし。
「まあ、殺されるのでも苦しまないで死ねるなら別にいいか。よく切れる刀は死んだことに気付かないレベルのもあるらしいし」