刀剣たちと過ごす日々   作:ペンギン隊長

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神隠し後if 皆カンストしてるしもしかしたら天下五剣とか揃ってるかもしれない 好感度もカンストしてる 審神者歴:ベテラン 
まあ、やれるならやりたいよねくらいのノリ 
実質箱庭√の本丸が刀剣の神域になっただけみたいなもん 
こんのすけ他式神も政府とのパスを切ってついてきてる 多少身長とか体型とか変化してても…うーん
反応が面白そうなのだけピックアップ ガチ勢とか


ぼくらのあるじさま

 

 

 

 

「というわけで、主の名を聞きたいのだけど」

「僕自分の名前嫌いだからそれで呼ばれたくないんだけど」

「主を神隠しするためには真名か、それに類するものが必要なのだが…今の人間たちにとっては、本名が真名のようなものだというだろう?多分代わりになると思ったんだが」

「では、やはり俺たちで名付けを行うか。…そうだな、白兎などどうだ?」

「俺は小鳥が良いと思うんだが」

「女性なのですから、花の名前から取ってはどうでしょう。桜花などどうですか?」

「俺は百合の花の方が好きかなー」

「白梅もいいと思うが」

刀剣たちが好き勝手言って騒がしくなる中、蛍丸が彼女にそっと歩み寄る。

「ちなみに、何て名前なの?」

「…それ、言わないと駄目か?」

「元の名前と全くかけ離れた名前じゃ、かえってしっくりこないんじゃないかと思って。何か皆審神者の号みたいな名前ばかり上げてるし」

「………亜衣だ」

「じゃあ…愛歌でどうかな。主、歌好きでしょ?」

「…まあ、下手に可愛らしすぎる名前付けられるよりはしっくりくるかな…」

「じゃあ、決まりだね。でもって俺の勝ち!」

「…うん?」

蛍丸は彼女をぎゅうと抱きしめる。刀剣たちの視線が勝ち名乗りに反応して集まる。

「俺の付けた名前を選んでくれるなら、主の"初めて"、俺に頂戴?」

「………初めての、何?」

「ナニ」

「…俺別に特殊な性癖はな…い、はず、なんだけど。少なくとも、子供とヤる趣味はないというか。いや、そもそも実際に自分がヤることに興味ないというか、他人事として見てるのが一番楽しい類っていう認識というか」

ちなみに結婚出産恋愛も同枠である。

「…やっぱりそうかぁ。じゃあ、仕方ないね。俺たちは"大人"になってくるから、初めては…どうする?やっぱり歌仙とかがいい?」

「…どういうことかな?」

「俺たちと来るってことは、主が俺たち皆のお嫁さんになることなんだよ?って言ったらわかる?」

「あー…そうなる?」

「そうなる」

「実際いたすかはともかく、皆同衾はするぞ」

「年下がそういう対象として見れないって事なら、俺たちも大人になった方がいいですかね?」

「……まあ、あんまり年下過ぎる相手をそういう対象として見るのに抵抗があるのは否定しないけどねぇ」

「脇差組も"大人"になりまーす」

「・・・」

 

 

 

なんだかんだ歌仙が最初ということでまとまった。

「それで、二日目以降の順番はどうします?来た順ですと、短刀は準備ができているかわかりませんからね」

躯を大人サイズに作り直して、安定させるのに最低でも一日かかるらしい。一度一時的に大きくなった面々なら、という話なので、その経験のないものはもっとかかるかもしれない。

「早いところ、主の躯も作り変えちまいたいけど、急ぐと拙いかな?」

「主は神気に弱いようだからなあ」

「でもそれは主が無意識に神気を取り込むことを嫌がった結果というのもありそうだし、受け入れてもらえば大丈夫なんじゃないかな」

「…というか、何でそんな事を君が知っているんだ」

平安組がわいわいやっているのを横目で見て、宗三が言う。

「あなたとしては、思う所はありますか?」

「え、う、ううん…やっぱり、そういうの経験ないし、大きい人だとちょっと怖いかなって、思わなくもない、かな?」

「でしたら、やはり、刀種順ですかね?打刀、太刀、長物や大太刀の順で、短刀と脇差は準備でき次第適宜ということで」

「…(誰が本気でヤる気なのかわからないしなあ)」

 

 

 

「…怖いかい?」

「…怖くないと言ったら、嘘になる。知らない事をするのは、怖い」

知らない事を知るのは、楽しいけれど。

知識としては、一応知っている。書物の知識に過ぎないのだが。刀剣たちに、実地経験があるかはわからない。横町の方には色街もあるので、あってもおかしくはない。

「大丈夫だよ、主。僕は気が長いし、用意周到だからね」

行燈の暗い光の中で衣擦れの音がする。緩められた衣の袷から白い肌が覗く。

「任せてくれ、主。…僕の愛しい人。僕を選んだ事はけして後悔させないから」

「…寧ろ、君たちが僕を選んだことを後悔するんじゃないかという方が心配だよ」

彼女は歌仙の首元に頬をすりよせる。

「僕も、君たちのことが大好きだよ。…こういう意味での好きでは、なかったのだけれどね」

「皆が皆、そう(・・)というわけでもないよ。僕も…一般的に言う恋情などを持っているわけではないし」

 

 

 

「…やっぱ、あんまり肉ついてねーよな」

「うるせえ」

「別にわりいとは言ってねーだろ。…そそらねぇとは言ってない」

「すなおによろこべない」

刀剣の中では小柄ながら筋肉質な同田貫の躯を目にするのは、彼女にとって初めての事ではない。色気のある状況ではなかったが。

「なんでだよ」

「そういう目で見られたいと思ってないもん」

「知ってるよ」

同田貫は彼女を抱きよせる。

「だからこれまではそういうことをしようとは思わなかった。まあ、やっていいならやるけどな」

「…今更嫌だなんて言わないけどね」

 

 

 

「…兼さん?」

「…いや、俺もちゃんと覚悟決めてきたはずなんだけどな」

そう言って和泉守は目を泳がせてあーとかうーとか言っている。

「別に、必ずしもヤらなくてもいいんだろう。同衾するだけにしておくか?」

「…あんたは吹っ切れてるんだな」

「君たちに失礼だろう、あまり嫌がったりすると。別に生理的に受け付けないとかではないんだし」

「…。…その、なんだ。ヤりたくないとかじゃ、ないんだ」

「うん?」

「…好いた女とヤるとあっちゃ、色々思う所があってだな…」

「…。…あー?(それ本人に言えるけどそうなるんだ?)」

「………あ、いや、その…なんつーか…」

ばつの悪そうな顔をした後、和泉守は彼女を抱きよせる。

「順番滅茶苦茶になっちまったが…俺はあんたが好きだ。主とかじゃなく、そういう意味で」

「…ありがとう」

 

 

 

「主さまは僕の事が好きですか?」

「…友愛、親愛の意味では、好きだよ」

「…そう仰ると思っていました。でも、僕はそんな主さまのことも好きです」

今剣は彼女を抱き寄せ、耳元で囁く。

「僕はずっと昔から、あなたに恋しています」

「…何かの、勘違いとか混同とかではなく?」

「何かの間違いだとして、問題がありますか?…それに、主さまも何となく、感じ取っていたのでしょう?僕が主さまに邪な思いを持っていることを。だから、添い寝もちゅーもしてくれなかったんでしょう?」

「……まあ、その辺の判断は、そういう危険察知的なのは否めないかな」

今剣は彼女の頬、喉、胸元と口付けを落とす。

「こうなったからには、もう皆に平等に接しようとしなくても良いのですよ、主さま。時間は幾らでもあるんですから」

 

 

 

「・・・」

「・・・」

布団を挟んで正座し、目を逸らす膝丸に、彼女は小首を傾げている。

「…無理はしなくていいんだぞ?」

「無理をしているわけではないぞ。…嘘じゃないからな」

「・・・」

「……そのだな、主を抱くことに抵抗があるとかではないんだ。その…こういうことには、疎くてな。作法など、わからないし、どうするのが正しいのかがだな…」

「――ちょっといいかい?主、吼丸」

「あ、兄者?!」

「髭君」

「弟がウジウジしてるんじゃないかと思って様子を見に来たよ。…予想通りだったね」

「余計な御世話だぞ、兄者」

「ところで主、3Pって知ってる?」

 

 

 

「主は、私を受け入れられると思われますか?」

「わからないな。…まあ、なんとかなる…んじゃ、ないか?多分」

 

 

 

「私は、主に無体を強いるのは本意ではないのですが…」

「なんか丈夫になってるみたいだし、気に病まなくても大丈夫だよ。…あんまり、気を使わせるのも、という感じするし」

「…主に、このような感情を持ってしまったことをお許しください」

「感情は儘ならないものだから仕方ないよ。…何でかなー、とは思うけど」

 

 

 

 

「主が、可愛い…」

「ダイキリの旦那がついにこっち側に来たのか」

「仕方ないよね、やっちゃったから仕方ないよね」

「抱いたくらいで変わるようなタマですか、あの人が」

「変わったのは旦那の方ってことだろ。…いや、俺も新たな面を見て更に可愛らしいと思うところが増えたしな」

酒飲みながら管を巻いている織田組に長谷部が不機嫌そうな視線を向ける。

「…お前達には恥じらいというものがないのか」

「恥じらいもなにも、主は皆の主なんですから問題ないでしょう。余所でまで口にしていたら別ですが」

「三日月さんと小狐さんが張り合ってるのに比べたら穏便だと思うよ?」

「あいつらは問題外だ」

 

 

 

「…みんなおっとこまえだよねえ、知ってたけど」

「惚れちゃいます?」

「いや、別に。見た目が変わったからって何が違うわけでもあるまいし」

「何言ってるんですか、色々違いますよ。具体的に言うと前より性欲が強くなりました」

「なにそれこわい」

「って言っても、前は特に処理の必要性を感じたりしなかったのが、今は時々抜いた方がいいかなーって感じがするくらいですけど」

「ごめんいってるいみがわからない。…えっと、つまりやる気満々ってことかな」

「ヤる気満々ですね!」

鯰尾は良い笑顔を浮かべた。

 

 

 

 

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