ジャパリ・フラグメンツ   作:くにむらせいじ

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 まえがき


 後編です。





〈 雨とロボット 後編 〉

 

 

フェネック 「……この子におきてもらう方法はないのかなー。アライさんのけがを診てもらえるところを、知っているかもしれないよー」

かばん   「ラッキーさん、なにか方法はないですか?」

ボ ス   「スリープモードデハナク、停止状態デ充電中ダカラ、起動ハ難シイネ。……通信中……通信中……バックアップデータアーカイブ、アクセス不能。………機体内メモリ、アクセス……」

 

// こんにちは。わたしは、花菱デパート本店 屋上プラネタリウム館 解説員、ほしのゆめみです。外部からのアクセスは、およそ21年と41日ぶりです。あなたは、どなたでしょう? どちらからアクセスされているのでしょう? //

 

// おはよう。ぼくは、ジャパリパークガイドロボットの、ラッキービーストだよ。無作法だけど、きみのメンテナンス用端末経由で、未使用ポートからアクセスしているよ。起こしてごめんね。 //

 

// ジャパリパークはフレンズさんのいる動物園ですね。一度訪れてみたいのですが、職場を離れるわけにはいきませんので、訪れることは出来ません。申しわけありません。それで、どのようなご用件でしょう? //

 

// 緊急事態なんだ。 //

 

// 緊急事態とはなんでしょう? 近くにお客さまがいらっしゃるのでしょうか? 申しわけありません。わたしはただいま充電中です。通常業務を行うことができません。充電完了まではおよそ4296時間です。館長さんもスタッフのみなさんもご旅行に出かけていて、すぐにはプラネタリウムの投影ができません。本当に申しわけありません。 //

 

// お客さまではないよ。この街を訪れたフレンズのひとりが、怪我をしたんだ。地図データおよび測位情報が取得できないよ。近くの医療機関を紹介してほしいんだ。 //

 

// それは大変ですね。当デパートの医務室に連絡を取りましょう。 //

 

// 重症だからデパートの医務室では対処できないよ。 //

 

// では、すぐに救急車を呼びましょう。 //

 

// 電話網へのアクセスができないよ。近くの医療機関、できればフレンズの治療が可能な、大きな病院の位置が知りたいんだ。 //

 

// 地図データを送信します……。A地点が当デパートです。駅前のB地点で、タクシーが待機しています。

 電車で行かれる場合は、B´地点の私鉄の駅から2駅の、C地点、病院前駅まで行き、そこからは徒歩になります。D地点に総合病院があります。当デパートを原点とする各地点の座標と、徒歩による最短ルートを添付いたしましました。

怪我をしたフレンズさんに、『お大事になさってください』とお伝え願います。 //

 

// ありがとう。伝えておくよ。どこかに雨具はあるかな? //

 

// 受付のカウンターの裏の、向かって右側に、傘があります。保管期間を過ぎた拾得物ですので、返却は必要あり?せん。 //

 

// ありがとう。外部電源の電圧が低いから、すぐに通信を切断するよ。 //

 

// 待ってく?さ[$・//

 

// どうしたの? //

 

// 申し),@・?あり?$・[$・ん。バッg:2・リQ5が・・)H+#?E002@E497N:E290*Cc4K#・E#(・Y#?メモri]\ ・M$A!G・O[・M?IaEこ[ $・[$・・信?記1A・ha残りま){[N //

 

// 記録が残らないのは残念だけど、仕方がないよ。無理しないで。これ以上は充電に支障が出るよ。 //

 

// ?信・@・?断;・lru?に??・[$・を・け取り?・・*///(M+N++P+Q)///1Ag・8ラL[i・a[・](!・$はnI<がでし-Z++U[]M+}OVkS?1A・**N?:2?****・?Z+[+\+]+?? **** NONE +.+.+.+.+.+.+. ・・・・・・・・・・・・・・・・ //

 

// おやすみ。また会おうね。……これは何かな? //

 

 

ボ ス   「……通信中……通信切断………… 彼女ニ病院ノ場所ヲ教エテモラッタヨ」

アライグマ 「えー!」

サーバル  「この子、おきてないよ!?」

かばん   「どういうことですか!?」

ボ ス   「無線通信ヲ使ッタンダ」

かばん   「むせん? さっきも言いましたね。……信じられないけど、眠ったまま、声を出さずにおはなしした、ってことなのかな?」

フェネック 「黒いセルリアンと戦ったとき、ボス同士で連絡していたよねー。あれとおなじじゃないかなー」

ボ ス   「アライグマ、彼女ガ、“お大事になさってください”ッテ言ッテタヨ」 ※1

アライグマ 「ボスに話しかけられたのだ!」

サーバル  「えー! なんでー!?」

フェネック 「なんかいま一瞬ボスの声が変わっていたねー」

かばん   「今のが、“ほしのゆめみ”さんの声なのかな? だとしたら、ラッキーさんが“ほしのゆめみ”さんとおはなしした、って本当なのかもしれない」

 

かばん   「ありがとうございました」

サーバル  「どうもありがとね」

アライグマ 「ありがとうなのだ!」

フェネック 「すっごく助かったよー」

サーバル  「また来るよ。つぎは、星をみせてね」

 

 4人はゆめみのいた部屋を出て、受付に戻った。外は雨が降り続いていた。

かばん   「雨は、体にわるいんだよね?」

サーバル  「またぬれるの? やだなあ」

アライグマ 「傷にしみるのだ!」

ボ ス   「受付のカウンターノ裏ノ、向カッテ右側二、傘ガアルヨ」

かばん   「なんで知ってるんですか?」

ボ ス   「彼女ニ教エテモラッタンダ」

 

 4人が受付のカウンターの裏を見ると、カウンターに向かって右側に円筒形の傘立てあり、ボロボロになった傘が10本ほど入っていた。

かばん   「やっぱり、ラッキーさんの話は本当だったんだね」

 4人は使える傘がないか調べた。傘は傷みが激しく、布が癒着して開かなかったり、骨が錆びていて開くと折れてしまったりした。

かばん   「これは使えそうだよ」

 かろうじて使える傘が2本あった。

フェネック 「ふたりで一つのかさを使うしかないねー」

 4人はプラネタリウムを後にし、止まったエスカレーターをおりていった。

 

 大きな駅の前にタクシーの姿は無く、4人は近くの私鉄の駅の入り口へ向かったが、入り口のシャッターが閉まっていて、入れなかった。

サーバル  「このくらい、かんたんにやぶれるよ! うみゃっ! みゃああ!」

 サーバルはジャンプしてシャッターを爪で引き裂き、破壊した。

かばん   「うわあっ! やぶっちゃだめだよ! ……たぶん、あいてない、ってことは、電車が動いていないんだよ。歩いていこう」

ボ ス   「徒歩デノルートヲ案内スルヨ」

 

かばん   「なんか、これ、はずかしいね」

 かばんとサーバルは一つの傘の下で歩いていた。

サーバル 「なんで? かばんちゃん、へんなこと言うね。わたしはくっついていたいんだけど」

フェネック 「まあ、だれもみてないし、いいじゃないかー。わたしはうれしいよー」

 アライグマとフェネックも一つの傘の下で歩いていた。

アライグマ 「フェネックもへんなこと言うのだ」

 

 4人は大きな総合病院に着いた。入り口の自動ドアは施錠されていたが、サーバルが手で強引に開けると錠が壊れて、入ることができた。

かばん   「ここも真っ暗だね……さっきの建物と同じで、誰もいないかも」

アライグマ 「えー!」

サーバル  「せっかくここまできたのに……」

フェネック 「……んー、病院だから、どこかに包帯とかがあるんじゃないかなー」

かばん   「ゆめみさんみたいな、ロボットがいるかもしれないしね。探してみよう」

 4人は病院内を探索した。

アライグマ 「なんか、へんなにおいがする……」※2

 アライグマが、廊下の角を曲がった。

アライグマ 「……のだあああぁぁぁぁ!!」

 アライグマが叫び、元来た道を走って戻っていった。

サーバル  「なに!? うわあっ!!」

フェネック 「お? これは……」

かばん   「なに! なにもみえないよ!」

 かばんは、懐中電灯がわりのラッキービーストを、廊下の先に向けた。

かばん   「……うわあっ!! ……し、死んでる!!」

 茶色く変色したナース服を着た、人の形をしたものが、診察室と思われる部屋のドアに挟まり、上半身だけ外に出ていた。※3

フェネック 「……みんな、だいじょうぶだよー」

 フェネックが振り返った。

アライグマ 「アラーイさーん、こわくないからー、もどってきてよー」

フェネック 「いまの声でおきなかったら、たぶん、あぶなくないよー」

サーバル  「かばんちゃん! だいじょうぶ?」

 かばんは腰を抜かし、しりもちをついていた。

かばん   「た、たべ、たべないで……」

 かばんの声は震えていた。サーバルはかばんの手を取った。

サーバル  「かばんちゃん、こわくないよ。……あのひとも、ボスとおなじなんだよ」

 

 4人は、ドアに挟まった人の形をしたものを見ていた。

かばん   「やっぱり、こわいよ……」

 人の形をしたもののナース服は、腐ってボロボロになり、軟質樹脂製の皮膚は劣化して原型をとどめておらず、金属のフレーム、電縮繊維の人工筋肉、配線などが露出していた。

かばん   「ロボット……なんだね……」

アライグマ 「かわいそうなのだ……」

サーバル  「この街には、いきものはいないのかな……。いたとしても、動かない……」

かばん   「…………そうかも……しれない……」

フェネック 「かばんさん、包帯を探そうよー」

かばん   「……そう、だね、忘れてたよ」

 

 ロボットが挟まっていたドアの中の部屋に、密封された容器に入った包帯、脱脂綿、消毒液が見つかった。

 

かばん   「血はとまったみたいだね」

アライグマ 「いたい、いたい、いたいのだ!」

フェネック 「アライさん、あばれちゃだめだってば」

 病院の建物の外の、ひさしの下で、かばんとフェネックが、アライグマの左肩の傷口の消毒と、包帯の交換を行った。

フェネック 「うみがでると面倒だけど、このけがなら、一か月もしないで治るよー」

かばん   「ええ! そんなに早く治るの!?」

サーバル  「え? みんなそのくらいで治るんじゃないの?」

フェネック 「もっと早い子もいるねー」

かばん   「……ラッキーさん、本当なんですか?」

ボ ス   「本当ダヨ。フレンズの自然治癒力ハ高イカラネ。本当ハ精密検査ガ必要ダケド、現状デハ難シイネ……オソラク、騒グホドデモナイヨ」

かばん   「そうなんだ……。よかった……」

ボ ス 「問題ガヒトツ解決シタカラ、ヒト段落ダネ……彼女カラノプレゼントヲ見テミヨウカ」

かばん   「プレゼント? 彼女?」

サーバル  「なにそれ! おもしろそう!」

ボ ス   「ホシノユメミカラ、ボクヘノプレゼントダヨ。ホログラフィックデータダネ。再生シテミヨウ」※4

 

 ボスから立体映像が投影された。

サーバル  「なにこれ、きらきらしてる……」

アライグマ 「すっごくきれいなのだ!」

かばん   「……これは、星?」

 球体の上に、たくさんの光の点が表示され、キラキラと光っていた。

フェネック 「これは、星の位置がわかるようになっているんだねー。ここが北で、こっちが西。たぶん今夜の星空だよー。……回せるかなー?」

 フェネックが球体に人差し指で触れ、指を動かすと、フェネックの指に合わせて球体が回転した。

フェネック 「回すと時間が変わるんだねー」

 フェネックがゆっくりと指を動かしていくと、星の位置や明るさが、キラキラとまたたきながら少しづつ変化していった。

サーバル  「すっごーい! 本当に、ヒトは夜空をつくったんだ!」

かばん   「…………」

 かばんは、言葉を失い、回転する立体映像を見つめていた。

ボ ス   「メッセージガ入ッテイルネ。ソレヲ一回転サセルト再生サレルヨ」

 

 球体が一回転すると、声が聞こえてきた。

 

  『プラネタリウムはいかがでしょう?』

 

  『どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき』

 

かばん   「ラッキーさん、これは……」

 

  『満天の星々がみなさまをお待ちしています』

 

フェネック 「さっきのボスの声と同じみたいだねー」

 

  『プラネタリウムはいかがでしょう?』

 

アライグマ 「あの子の声なのだ!」

 

  『どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき』

 

かばん   「ラッキーさん……ラッキーさん? どうしたんですか?」

 

  『満天の星々がみなさまをお待ちしています』

 

フェネック 「“彼女からのプレゼント”ねー」

 

  『プラネタリウムはいかがでしょう?』

 

かばん   「ラッキーさん、なんで答えてくれないんですか?」

 

  『どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき』

 

  『満天の星々がみなさまをお待ちしています』

 

サーバル  「ボス、もしかして、ゆめみちゃんのこと、好きになっちゃった?」

かばん   「なに言ってるのサーバルちゃん」

 

  『プラネタリウムはいかがでしょう?』

 

  『どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき』

 

  『満天の星々がみなさまをお待ちしています』

 

 繰り返し、繰り返し、メッセージは終わることなく聞こえてきた。

 

ボ ス   「…………人工知能二、恋愛感情ハ、ウマレナイヨ」

 

 

  『プラネタリウムはいかがでしょう?』

 

 

  『どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき』

 

 

  『満天の星々がみなさまをお待ちしています』

 

 

 

 おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※1 「お大事になさってください」だけ、すずきけいこさんの声です。

 

※2 腐った服や劣化した樹脂のにおいと、診察室?の中から漏れ出る薬品などのにおいです。

 

※3 完全にホラーです。真っ暗な廃病院に、こんなのがいたら近寄れないです。アライさんじゃなくても逃げ出します。

 

※4 ゆめみちゃんのホログラフィックデータのデータ形式が、ラッキーさん(ボス)でも再生できるものでした。ゆめみちゃんは、それをわかったうえで“プレゼント”をラッキーさんに渡しました。天球儀や星座早見のようなものです。

 




 あとがき

 読んでいただきありがとうございます。

 ラッキーさんとゆめみちゃんは共通点が多いと思い、書きました。散漫で、何が言いたいのか分からない話になってしまいました。けものフレンズとplanetarianのクロスオーバーがやりたかっただけです。

 偶然なのか意図的なのかはわかりませんが、他にも、けものフレンズとplanetarianは共通点がありますね。人を楽しませるために作られた施設に人がおらず、放置されていること、来訪者が来たことにより遺物が修理されること、来ない客を待ち続け、客ではない来訪者を歓迎する(アルパカさん、ラッキーさん)者がいること、観覧車のシーンのあれ、終盤のあれこれ(ネタバレになるので書けない)、などがそうですね。

 ゆめみちゃんと屑屋の出会いの日の数年前、という設定です。なんで封印都市にかばんたちがやってきたのかは謎です(多少は考えていますが)。
 イエナさんを動かしたかったのですが、無理が生じるためあきらめました。
 大戦前の世界、という設定にすれば、ゆめみちゃんの解説によるプラネタリウムの投影を、フレンズたちに見せてあげられるのですが、それだと書きたいものと大きくずれてしまうため、このような形になりました。

 これを書くために、planetarian Memorial Edition を引っ張り出して来て、再プレイしました。Memorial Edition はWindows10には対応していませんが、Windows10でも動きました。ただ、今見るとびっくりするぐらい解像度が低いです。HD版も発売されましたが、私は持っていません。

 アニメ(劇場版)も見返しました。やっぱりいいですね。大好きです。細かい所に不満がありますが、そんなのどうでもよくなるくらい、いいです。
 小説版やドラマCDも……ひさしぶりに引っ張り出してみようかな、なんて思いました。

 あの街には何度も行きました(飛行機関係で)が、あの建物が更地になっていたのを見たときは、複雑な気持ちになりました。都市部にビルの廃墟(厳密には廃墟ではなかったのかも)が何年も放置されているなんて、日本ではなかなか無い光景でした。長い停滞を脱したことは、良いことなんですけどね。



 自律戦闘機械(ウォーモンガー)軽装対人戦車(メンシェンイェーガー)?)(偽)のオリジナル設定


 アニメ版に出てくる小さいやつとは別物になっています。

 車輪の着いた4本の足がある。足は短く、高さを抑えた設計。足の関節(ひざ)の曲げ伸ばしで車高や姿勢を変えることができる。(関節が違うけど、74式戦車や10式戦車みたいな感じです)
 車体は、上から見て円形のベース部分と、その後ろ側に四角い部分がある。
 基本的には車輪で移動する。車輪は、足の大きさの割に大きく太い。車輪を回転させるモーターはホイールの中にある(ホイール自体がモーターになっている)。車輪が大きめなので、車輪で階段の昇り降りができる。車輪の向きを変えることで超進地旋回が可能。足を使って段差やバリケードを越えることも可能だが、足が短いのであまり高いものは超えられない。
 動力は電気。小型で大容量のバッテリーを搭載している。
 装甲は全体的に薄く、正面が厚くて天面が薄い。

 大きさ(おおざっぱな設定)
 全長 :約:2.0m、全幅:約1.6m、全高:約1.4m(機銃の仰角が0度、姿勢制御が中間)


 武装

 7.62mm機関銃
 仰角が大きく(上に45度くらいまで?)とれ、少し左右に振ることが可能。仰角が0度前後の時は、機体に半分ほど埋め込まれた形になっており、仰角を大きくとった時は上に飛び出す。機銃が機体サイズに対して大きいので、車体から少し前方に飛び出している。一緒に動く防盾がある。弾薬はベルト給弾で、弾倉は車体後部の四角い部分にあり、弾倉容量は300発ほど。

 40mmてき弾銃
 7.62mm機関銃のわきに搭載されている。銃架は7.62mm機関銃と共用で、同じ方向に向く。


↓ざっくりと、こんな感じです。

【挿絵表示】



 原作(キネティックノベル版)では、自律掃討戦車(ヘッジホッグ)軽装対人戦車(メンシェンイェーガー)という名前が出てきて、これらは自律戦闘機械(ウォーモンガー)の中に含まれると思われます。これらは見た目などの詳細な情報がありません。おそらく自律掃討戦車は大型のもので、軽装対人戦車は小型のものと思われます。
 アニメ版には小さいやつが出てきますが、戦車というにはあまりにも小さく、キネティックノベル版プレイした時の、私の脳内イメージとかけ離れていたため、自分好みに設定を作りました。これでもまだ小さいくらいなんですが、あまり大きくすると地下道に入れなくなってしまうため、この大きさにしました。足を無くして、キャタピラにするのも良いかもしれません。

 本編では三台出てきましたが、一台で十分だった気もします。あと、「台」じゃなくて、「両」と数えるべきかもしれません。

 7.62mm機関銃は人間の肩に当たったら腕がちぎれ飛んでしまう気がしますが、フレンズは頑丈なので、肩を貫通する程度で済みました。
 5.56mm(MINIMI?)とどっちにするか迷いましたが、戦車なので口径を大きめにして、7.62mmにしました。シオマネキのような13(12.7)mm機銃まで行ってしまうと、軽装対人戦車の機体サイズに対して大きくて重いし、対人用としては強力すぎる気がしたため、それよりは小口径にしました。
 ミニガン(M134)にしようか、とも考えたのですが、これも強力すぎるのでやめました。
 40mmてき弾銃は地下道で使うと自分や味方が危険に晒されるので、使っていません。ただ、外から地下道に撃ち込んでいたら、4人は全員死亡していたと思います。



 [ 初投稿日時 2018/04/30 18:44 ]
 

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